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自分のトピックを作る
3: ヌシ [×]
2014-11-27 02:00:13





■ story3 ■

黒子テツヤと名乗る青年と兄妹は仲良くなった。
兄は互いに勉強を教え合い、長女は共に都の方迄買い出しに、次女は街外れの公園やセントラルタウンの中で遊び…。面倒見の良いテツヤは次女の我儘にも、兄や長女のお願いにも優しく頷く。
兄妹は優しく、但し自分をしっかり持っているテツヤが大好きだった。

そんなある日…。
兄妹が買い出しから帰宅すると虹彩を赤く染め、苦しそうに蹲るテツヤが居た。長女がテツヤに近付いた瞬間___朱が舞った。
肩口に三本の線を作った長女は倒れ、呆然とする兄と妹の姿を尻目にテツヤは口を開く。

「御免…なさい……。」

赤く染まった瞳に涙を浮かばせ、苦しげに呟いたテツヤは黒い霧となって姿を消してしまう。


幸いにも傷は浅かった長女。都の医者のお陰で一命を取り留めたが長女は感情、そして一部の記憶…テツヤに関する記憶を失ってしまった。
次女は心からの笑みを浮かべなくなり、兄は長女を守りきれなかった事を心から後悔し、テツヤを恨んだ。

そんな時、セントラルタウンの森の奥に大きな城の様な洋館があると耳に挟んだ長女は一足先に洋館へと近付いた。何故かわからないが、呼ばれた気がして…。
それに気付いた兄と次女も洋館へと急ぎ…戸を叩いた。

中から出てきたのは赤髪にオッドアイの青年と紫色の大きな青年。
にんまり、そんな赤髪の青年の笑顔を見た二人は_______




気づいたら、天蓋付きのベッドに寝転んでいた…。







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