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(アニメ/マンガ)BL・GL・NL(オリジナル) 小説集/131


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35: ブラック [×]
2015-02-27 05:16:05

「ひねくれ者と大泥棒」

元にした作品「ルパン三世2nd」
CP「無」
趣向「日常」
恋愛要素「無」

今回は恋也が小さくなる話です。
なんと言うか色々話が変わっていった結果、こうなりました。

初めはルパンと恋也の2人だけの話にしようかなとか考えて、でもそろそろ次元も出してあげないとな、と思い今の様にルパン、次元、五右ェ門、恋也の4人になりました。

ストーリーは特に無いのですが、1番初めの「**」までが起で、次の「**」までが承、三つ目の「**」が転、最後が結という風に分かれています。

特に場面描写はしていないのでお好きなように想像してください。

今回は恋也について語りますね。

恋也は幼い頃喋るのを嫌っていました。
小学校1年の頃から人の変化に敏感だったので、些細な事にも気が付いてしまう。
小学生なのだから先生に「○○ちゃんが38度4分の熱がある」と言ってしまいます。
言う事は間違っていないけれど、『38度4分』というのが計ってもいないのに分かっていて、周りからは奇妙に思われて、友達がいない状態。

そういった事が何度か続き、それで気が付いたのが「自分は喋らない」という事。

小学生なんだから元気に喋ればいいのに、恋也だけは口を開くことは滅多になかった。
だから小さくなった時も喋らなかったのです。

ルパンにワルサー向けられてやっと喋ったのですが(笑)

覚悟を決めたはずなのに、やっぱり拳銃は恐いのか震えています。
途中恋也の様子が可笑しいのはただ、拳銃を向けられているというのが恐いからです。
半分元のままで半分は子供なので、高校生の時には食べれたバナナも子供の姿の時は食べれない、という訳です。

では、裏話。

最後に次元がドアから出てきて銃口を向けたのは、『喋らす為』です。
五右ェ門と2人で考えた挙句、意味が無かったというオチです。

何故恋也が小さくなったのかは次元が恋也のコップに「小さくなる薬」を入れたからです。
つまり次元は知っていて知らない振りをしていました(笑)
そのせいでルパンに叱られるわけですが。

なぜそんなことをしたのかは、またの機会に書いてみようと思います。

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