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21:
匿名 [×]
2014-10-20 03:25:58
と思ったが 809号室だった。
だが鍵がなくなったことに気づいた
22:
匿さん [×]
2014-10-20 04:42:14
ドアノブに手をやると鍵(゜m゜;)かかっていない状態だった
23:
お節介な匿名 [×]
2014-10-20 16:09:41
~ いままでのまとめ ~
置き手紙にはこんな事が記されていた。
《実家に帰る(-_-#)》
昨日、お父さんと喧嘩をしたのだ。
他には恐らくは私や弟に向けて書いたのだろう、細かな家事の仕方がまとめてあった。
「お母さんが家出しちゃったよぉ。」
私は学校で友達の朱音(あかね)、結紀(ゆうき)に愚痴をこぼした。
朝ごはんはトースターで焼いたパンにマーガリンを塗っただけ・・・。
お父さんに文句を言いつつ、
弟と一緒に食べて出てきた。
「おはよー」
寝癖がついたままの幼馴染の優也が登校してきた
優也が私の方をジッと見て、何やら考え事をしているようだ。
そして、カバンを席に置くと、私の方に近付いて来て話しかけて来た。
「ヒカリんちのおばさん、風邪でも引いたか?」
「・・・なんで?」
「お前んちのおばさん、毎朝玄関の掃除してるだろ?今日は見かけなかったし・・・。
それに、ヒカリも何だか元気なくね?」
普段は能天気で煩い奴だけど、人の事を良く見ていて、何も言わなくても、その人の気持ちを察し気を使う事が出来るやつだ。
こういう所は優也の長所だろう。
私は思わず本当のことを言ってしまった。
「・・・母さんが・・・家でしたんだ・・・」
微かに触れた優也の温かさに、ヒカリの目が霞む。
優也が何やら少し考えると、先ほどまで深刻な顔をして、ヒカリの話を聞いていた優也はとてもにこにこしていた。そして、私の方に来て言った。
「バイト代が貯まって、、やっと買えたんだ。昨夜は緊張して眠れなくて、、今日は朝バタバタだったよ 笑」
そして、鞄から小箱を取り出して言う。
「好きです。ヒカリ、結婚しよう。」
その小箱は、どう見ても百均で売ってるようなカラフルな小箱だった。
結婚しよう、と言うからには、中には指輪でも入っているのだろう。
しかし、母が家出をしたと言った直後にこの行動は、どうもふにおちない。
せっかく、優也の優しさにホロッときたのに、これなら本当の感情を出すんじゃなかったと、思うヒカリだった。
父さんには、これから自分で家事をしないといけない事に対し腹が立ち、家出の原因を作った父さんに当たり散らした。
朱音と結紀には、『可愛そうな子』と言う目で見られ、同情をされたくなかったので、わざと愚痴を言い、何でもない振りをして見せた。
こんな事なら優也にも、悪態の一つでもついて、平気な振りを続けてればよかったと後悔する。
「なにコレ?」ヒカリは小箱を手に取り開けてみた。
すると、
--パァン--という破裂音がして、中からカラフルな紙吹雪が舞った。
「ひゃあっ!」
紙吹雪が出終わった箱の中では、バネのついた間抜けな顔の丸い頭が、舌を出しながら揺れている。小箱はビックリ箱だったのだ。
優也は爆笑している。
(…コイツっ######)
「なにすんのよっ!!」
怒鳴って小箱を投げつけると、優也は片手でそれを--パシッ--とキャッチし、言った。
「そうそう、その方がヒカリらしいよw今晩は遼介(りょうすけ)と一緒に俺ん家に飯食いに来いよwそこでまた話聞くわーw」
(誰が行くかっ!)
私は思った。さっきの告白は一体何だったのだろう。
※遼介は弟の名前
夜
結局ご飯を食べにきてしまった。
『なんで来ちゃったのかな?』
首を傾げ上記の事を思う。そしてインターホンを押して。
「はーい。」
インターホンから声が聞こえる。
「た…食べに…来たわよ。」
優也の家は駅の近くのマンションだ。しかも1人で住んでいた。
「いま開ける~」
自動ドアが開き中に入る…。
エレベーターを待つ。
待っている間に母の書いた置き手紙を思い出す。
『なんで……出て行ったんだろ…。』
エレベーターが一階に来た。
中に入り8階のボタンを押す。
「なぁ、姉ちゃん。さっきから何考えてんだ?」
遼介に話しかけられ「え?あっ。いや…何でもない!!」と答えた。
8階についた。
優也の部屋は807号室だ。
と思ったが 809号室だった。
だが鍵がなくなったことに気づいた
ドアノブに手をやると鍵(゜m゜;)かかっていない状態だった
24:
匿名 [×]
2014-10-25 01:31:25
扉を開けて、中に入る。
「お…お邪魔しまーす」
小声で挨拶して靴を脱ぎ、そろえて。
「いらっしゃ~い。適当に座ってな。」
キッチンから顔を出して、ニコニコ笑っていて。
「な…なんか、気持ち悪いよ。頭でも打ったの?」
いつもはあまりこんなニコニコ笑っていないが、笑っていたので思った事を率直に述べて。
25:
匿名 [×]
2014-10-25 01:39:26
「何を作ってんの?」
気になって、キッチンを覗き。
「ふふっ…秘密。」
26:
匿名 [×]
2014-10-25 04:22:37
指を立てて、口にあて。
「教えてよ~」
27:
八代目やしろ [×]
2014-11-01 13:55:17
「いいから、黙って待っとけよ~。もうすぐできるから」
優也は、私の立っている位置から調理台が見えないように、どこか自分の身体で隠すようにしつつ、言った。
(できてからのお楽しみってことか…)
これ以上の詮索も野暮かと思い、私は「分かったよ。期待してるからね」とだけ声をかけ、キッチンから引っ込んだ。
(/支援も兼ねて投稿w
続きが来るといいなぁ´`*)
28:
匿名 [×]
2014-11-02 00:41:47
何分か経った。
「出来たぞ。俺が作るのが得意なオムライスだぞー!確かヒカリも好きだったよな?」
いきなり話しかけられ、驚いたが答えた。
「うん!」
29:
匿名 [×]
2014-11-09 04:42:34
食べ終わり、食器の片付けもして本題に入った。
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