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色彩物語。 /1


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■: 、  [×]
2014-09-21 03:47:41 

小説用トピ!!
→閲覧、 コメ自由!
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→ コメ自由ですので自由に見ていって下さいね ^^


1: 、  [×]
2014-09-21 04:08:46

__ col , 1 ハジマリ。
偏頭痛になったかもしれない、 と最近思うようになった。
今この頭の痛みは今置かれているこの状況からしてなのか、それとも本当に偏頭痛になったのか。
多分、私的には後者だと思うけれどこの状況はもうどうにもならないだろう。
「 ほんと不細工な女よねえ、こいつ!!」
「 ほんとほんと!! なのになんで楸様と一緒にいれるんだろお~、もうまじ意味わかんない!! 」
嫌、 意味分からないのは私です。
元お姫様高校の桜庭東学園に入学していた私はまあ良くある展開で転校した..までは良いんだけど、知ってか知らぬか、お父さんがうっかりそりゃあもううっかりで不良高に転校を志願しちゃって..まあそこからは試験も(どきどきしながら受けたけど意味なかった)受かってそしていよいよ入学!と浮かれていた私の気分はスポンジのようにそゃあ沈んだ沈んだ。
不良だらけでも怖いのにまだ入学して三年間ぼっちになれたなら救われかもしれないけど急にこんな変なひとらに呼び出されるわ、生徒会に誘われるわ。
__ ほんと意味わかんないのは私だから!!
天ぷらを食べた後みたいな脂っこい唇、
えびの尻尾みたいにかさかさなまつ毛。
「 .. 早く帰りたいなあ。」
それだけが切実でした、 (これまじ)
「 ああ!!? あたしらの話聞いてんの!?」
「 ほんっとあんたの頭蛆虫湧いてんじゃねえの!? 」
「 蛆虫って!! ハナコウケる -!! 」
切実に、 笑いのツボが浅いなあと思いました。
うじむしで笑うか、ていうかまず私の頭に蛆虫湧いてないよこのやろう!!
「 黙ってないでさっさと喋れや!!」
「 ... っ!?」
からーん、と響いたバケツの音と共に腹部にバケツを投げられた。
.. 嫌、
「 しゃべるも何も、 何も喋る事無いんですけども 」
そう続けた途端、皆さんお怒りになられてしまった。
眉毛を釣り上げて(ぴくぴくしてる)目を見開いて(細いですねえ)おまけに手が震えてる(恐怖心?)。
これはさっさと逃げた方が良い、 っぽいような気がする。
「 なんて-.. 失礼しました- .. 」
よし! 私偉い!!
ドヤ顔をしつつ女子トイレの扉を開こうと持ち手を握る。
よしもうこれは逃げたもん勝ち!
「私の勝利だ-!!っいだ!! 」
不思議不思議、 扉を開こうとしたら扉が私の顔面にダイブしてきた。
ふぁ-すときすが扉とか悲し過ぎるって私!!
「 もう何.. ! 」
「 きゃああああああっ!! 」
痛みで無防備に閉じて行く瞳を見開かせてみると耳に入ったのは今日の朝に聞いた叫び声と、 目に入ったのは。
「 しししし、 白髪ああああ!? 」
「 ごめん-、はに-ちゃん! この不細工ちゃんは貰ってくね! 」
「 誰が不細工だ.. ってうわああ!? 」
確かに顔は普通だと思うけど不細工は無い!
そう議論しようとしたら何時の間にか体が浮いて床が凄く近くに見える。
そして瞬く間に扉を閉める音と走るたんびに押されるお腹。
「 って吐くわ!! 」
「 我慢しろぶさいく 」
...。


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