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【主(あるじ)と従者、騎士の日々】/2994


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2726: 匿名さん [×]
2015-07-21 23:22:26


「なぁに、私が楽しけりゃあそれで良いの」

名前/ベリエル・シーヴェン
国籍/鬼目族
年齢/18歳
学年/3年
階級/ パラディン
性別/ 女
身長/ 168
体重/ 53
容姿/ 首元程度しか伸ばさない短髪、明るい茶髪の髪に、開いた目は赤色の瞳を持つ。パラディンの制服はズダボロになるまで着込んでいる上に、それも予備も全て同じ様に薄汚れている。動かしやすさ、機敏性の為に、ダボッとしたゆとりのあるズボンを履き、更に下は褌らしい。これもまた予備が十数着存在するらしいが、全て同じボロボロの状態である。
首元は骨を使ったネックレス。サラシを好み、鍛え上げられた身体付きは、うっすらと腹筋が割れており、傷一つ無いように見える。更に実際触れれば鉄板だと喩えられるほど、見かけ以上の筋肉質である
鋼の様に光沢のある首輪が首元に付いている。どうやら蒸れて痒くなる時があるらしく、偶に気にしている様子

性格/ マイペースながらも、裏表の無いさっぱりとした性格を持ち、その場をどう楽しむかに拘りを見せている様子。去る者は追わずらしく、よっぽどの事でなければ他人に干渉したりはしないつもりなのだが、反面世話好きで、最終的にはお節介で他人に接してしまう。民族の影響で、可能な限りは喜んで力になろうとはするものの、その反面、裏切り等には厳しく、その場合は他者を殺める事にも躊躇いを見せない。
金属アレルギーの克服を試みていた様子だが、民族特有の特性には勝てないらしく全く成果は出ていない。本人曰く「触るとぞわぞわする。力が入らない」との事で、更に魔法器の様な特殊な金属にはより強い不快感を何となく感じるらしい。しかし、何の変哲の無い鉄の棒や鉄剣程度は、力が入らないとは言えど小枝を折る様に容易くへし折ってしまう

武器/ 素手や回復力を利用して闘う。武術等の経験は皆無だが、まるで代々から受け継いだ様な我流体術を身に付けている。関節が外れようが自力で戻し、骨折や斬り傷は暫くすれば回復する上に。部位が切断されたところで、時間は掛かるも接合すれば元どおりになるらしい
それに加えて大胆な直感力、有り余るパワーとスピードで敵を圧倒する。引き際を覚えていたり、受け流す様なディフェンス法を用いる。更に気配や足音を消しての、不意打ちすらも得意とする辺り、只の脳筋でも無い様子
指一本で魔物の群れを殲滅したり、たった拳一発で、大地諸共魔物を消し飛ばすといった滅茶苦茶な事を平然とやってみせている

部活/ 無し
備考/ 鬼目族の娘で産まれて物心が着く頃に、母は亡くなり、父は離れた戦地で大勢の手により処刑されたらしい。
奴隷生活には特に抵抗が無かったらしく、始めのうちは拷問を受けながらも、自分の立場をあまり理解していないのか、仕返しと言わんばかりに影で反撃したり、更に飼い主が貴族の中でも下だと感じ取った瞬間に、それを逆手に取って、やりたい放題する事でストレスを発散、決して良い関係では無いが兵士と交流を保つ事になる。
そんなある日、殺人鬼率いる賊によりその城が焼き払われた際には、脱走を兼ねて、兵士達の救出や手助けを行い。更に、自身がその頭となって賊を追い払った功績を持ち、これを機に表面上は奴隷でありながらも立場が逆転、数年後には兵士達の勧めで学園に流れ着き、それがこの騎士養成学園である
好奇心故、破天荒な言動が目立つ上に、旅ついでに任務をこなす事で、頻繁にぱったりと姿を消し、忘れ去られた頃にふらりと戻って来る。気付けばパラディンまで上り詰める実力者になる。
彼女率いるベリエル騎士団は、騎士団というより、民族と言った方が正しい集まりで、絆を重きとして置いており、魔物の討伐や街の治安維持が主な活動内容である。比較的入団や退団がほぼ自由で、その自由度の高さと引き換えに、彼女が加わった訓練は地獄であったり、裏切り者には厳しい罰則が待っており、今までに数人、粛清により退学まで行った生徒も居るのだと言う。

(/一部訂正と追加です!)

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