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1385:
パトリシア・マニュエル [×]
2014-10-04 04:44:46
「大公令嬢らしくない? 褒め言葉よ、それ。守られるだけのお嬢様なんて性に合わないもの」
名前/パトリシア・マニュエル(愛称はパティ)
国籍/ガルバディア
年齢/18歳
学年/3年
階級/パラディン 大公令嬢
性別/女
身長/165㎝
体重/47㎏
容姿/腰のあたりまで伸びた髪は透き通るような銀髪で、光の加減によって微妙に色味を変える。前髪は斜めに流しており、黒いリボンのカチューシャを付けている。瞳はアメジストを思わせる紫色でやや切れ長。服装は白のシャツに膝丈のマーメイドスカートと指定のネクタイ、黒の厚手のタイツを履き、靴は白のショートブーツ。その上からパラディンのコートを羽織る。
性格/温厚で人当たりが良く、いつもにこにこと微笑んでいるために他人には上品で可憐な印象を与える…というのが大公令嬢としての彼女。しかし実際はかなり気が強く、自分の意思をしっかり持っているため箱入りのお嬢様だと思っていると痛い目を見る。真面目さが災いして何かと面倒見が良く、困っている人や起こった問題を放っておけない苦労性。しかし無駄な殺生は好まない一方で必要とあらば躊躇しないなど、ガルバディアの貴族らしい一面もある。一部生徒からは魔王と呼ばれて恐れられているとかいないとか←。本人は二面性を隠している訳ではなく、むしろ積極的に使い分けていくのでよく見るか一度しっかり話せば分かる事だが、彼女の地位しか見ていない人間ほど本質に気付きにくい。地位や人種の違いには無頓着で現在の状況をあまりよくは思っていないが、自身の立場は弁えているためどうしたものかと考えた結果、最近は貴族制廃止しないかな、などと考えている。皇帝派でもなく反皇帝派でもなく中立を公言しており、理由は両者の衝突を極力避けられるよう、他貴族への牽制と皇族からの防波堤になるため。
武器/
魔宝器『テッラ』
ペンサイズまで縮小可能な、結界を張る能力のある黒い柄のハルバート。結界の強度は範囲と精神力に比例し、広ければ広いほど弱くなり、攻撃を受けるたびに疲労度が増す。例外としては大規模な結界を複数人で維持することができ、その際は負担が分散するが魔宝器を扱う素質と息を合わせるための訓練が必要なため、現在は騎士団幹部としか行えない。結界の形状は自由で物理攻撃や魔宝器による攻撃以外にも音や光、風など任意のものを遮断できるが、作ろうとする形状や対象を遮るというイメージをし辛くなればなるほど消耗が激しい。
魔宝器『カエルム』
触れる事無く物体を動かす能力を宿した白銀色の鉄扇。それ自体が15の刃に分離し武器となる。同時に操れるものは20個程度だが、対象の重さなどによって変わってくる。重ければ重いほど負担も大きい。動かせるのは自分と意思のないもののみだが、生物でも全く抵抗されなければ動かすことは可能。他人の所持しているものも効果の範囲外。目視できないものについては、近距離かつはっきりと想像できるものならば動かせる。(例:自宅の鍵を扉の外から開けることは出来るが、他人の家や学園からでは無理など)
負担が大きいため二つの魔宝器の同時使用はできず、どちらも使い続ければ眩暈や頭痛、疲労感などに苛まれて最終的には倒れる。また、魔宝器に直接触れていなくてもポケットや鞄に入っていて「所持している」という自覚があれば発動は可能。ただし出力は少し落ちる。
槍術の使い手で、入学当初は嗜み程度だったが今ではその域を完全に超えているとか。
部活/なし
備考/一人称は大公令嬢やパラディンとしては「わたくし」、自分自身は「わたし」と二つを使い分ける。基本的に丁寧な言葉遣いを心掛けているがその必要を感じない相手や、うっかりした時は大分砕ける。
大公令嬢でありながら入学時に騎士候補生たることを希望した理由は「自立できるだけの力を示すことができたら政略結婚をせず自由にしても良い」と言う父親の言葉に「ならパラディンになるわ」と啖呵を切った結果だが、「専属騎士を探すため」や「権力に胡坐をかかずに実力を手に入れるため」などと周りが良いように勘違いしてくれているので、本人もしょうもないと自覚しているためか信頼できる人物以外には黙っている。しかし最近では別の目標もでき、勘違いもあながち間違いではなくなってきているとか。一方、一人娘がそんな無茶を実現させるとは思っていなかった父親は頭を抱え、それを心配した皇帝に相談した結果、二十歳までに結婚しないと適当に皇族をあてがうと言われてしまって今度は彼女が頭を抱えている。
彼女が団長を務めるマニュエル騎士団は人数こそ多いものの、彼女の持つ権力に惹かれた人間が大半なので、副団長をはじめとする幹部数人しか信頼していない。
学園に通う皇族とは爵位も歳も近いため比較的親しく話せるが、バランサーであろうとしているため皇位継承や協力関係の話題には慎重。基本的には大公令嬢として振舞うが、最近はだんだんと適当になってきている様子。
チェスの副団長ルナマリアとは爵位も近く旧知の仲で、幼い頃は遊んでもらったり稽古をつけてもらったりしていたので「ルナお姉様」と呼んで慕っている。パラディンになると言い出したのも恐らくはこの影響。
(/色々と追加や修正をしました。自分で書いておいてあれですが、長い…← そして約半月でいろいろあったなぁと既に感慨深いです←)
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