TOP >
個人用・練習用
自分のトピックを作る
21:
笹原 [×]
2014-09-10 20:57:48
(続きです・・・!)
自分は、真っ白な世界に立っていた。何も無い、ただただ白い世界。
あぁ、自分は夢を見ているんだなと思った。
その時、
「草薙さん。」
後ろから、誰かに呼ばれた。
振り返らなくても分かる。
この声の主は、
「十束・・・。」
死んだはずの、十束多々良が居た。
22:
笹原 [×]
2014-09-10 21:08:44
「やぁ、元気?」
なんて気の抜けたことを言ってはへらりと笑った。
「元気な訳、あらへんやろっ!」
絞り出すような声で草薙は言った。
「お前ら2人が居のうなって!元気でいられる訳あらへんやろ!」
「ごめんね。」
「何がごめんや!絶対に許さへん!」
「うん、でもごめん。」
「許さへん、許さへん!」
草薙はその場に泣き崩れる。
大の大人が声を上げて泣くのは恥ずかしいものだが夢の中である。笑うものなど居ない。
十束は草薙の頭を撫でた。
慰めるように、謝罪のように。
「草薙さん、俺ね・・・幸せだったんだよ?」
十束は草薙の頭を撫で続け、話をした。
今まで伝えられなかったことの全てを・・・。
23:
笹原 [×]
2014-09-10 21:14:32
「俺ね、それなりに波乱な人生だったんだけど、かなり幸せだったんだ。たくさんの仲間が出来たり、こんなに可愛い恋人まで手には入ったんだよ?」
そう言って草薙を抱きしめる。
「可愛いは余計や。」
「えー?そんなこと無いと思うけどなぁ?」
生きていた頃もこんなやり取りをしたのを覚えている。
懐かしい、と思えば涙は溢れるぐらい流れる。
2人が生きてたら、何度考えたことだろうか。
24:
笹原 [×]
2014-09-16 21:04:06
「ね、草薙さん。」
優しかった十束はどこへやら。
少し低い、厳しさを含んだ声になった。
「何で俺が夢に出てきたか、解る?」
「解っとるよ。」
「なら、話しは早いや。」
ふわりと笑う。
もう二度と見ることが出来ない笑顔だ。
「くどいようだけど、俺は幸せだったの!確かに、こんな年で死んじゃって、置いてきたものもたくさんあるけどさ、」
一呼吸置いてから、十束は言った。
「何もかも消えた訳じゃない、そうでしょ?皆の記憶の中で生き続ける。ふふっ何だかカッコいいなぁ。」
「カッコよくなんか、あらへん。」
「そんな俺を好きなのは誰だっけ?まぁ、またいつか巡り会えるからさ、ね、キング?」
えっ?
草薙は顔を上げる。
「みこ・・・と?」
「お前・・・泣きすぎ。」
「ええやん!夢の中やろ!」
「違ぇよ、お前が家とか、バーで一人の時の話しだ。」
「見てたんかっ!!?」
「うん、ばっちし。」
恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆う。
死んでしまいたい・・・。
「あんまり泣かれると成仏できないよ、草薙さん。」
「暇だからお前にイタズラしてた。」
「なぁ!?はよ成仏しいや!悪霊!!」
「失礼だな。泣き虫が。」
「うっさいわ!!」
25:
笹原 [×]
2014-09-16 21:12:45
「お前はせいぜい怒っとけ。」
そう言い、周防は草薙の頭をぽんと叩き、
「じゃあな、また会おうぜ。」
背を向けて歩きだした。
「俺もそろそろ行かなきゃ。じゃあ、またね、草薙さん。愛してるよ。」
抱きしめては耳元で囁いた。
「っ、俺も、ああっ愛してる・・・。」
「顔赤くしちゃってー、可愛いなぁもう。それじゃあ。」
十束の体温が離れていく。
寂しい。
今、手を伸ばしたら引き留められるだろうか。
いや、
止めよう。
自分史上、最高の笑顔で友を見送った。
「それじゃあ、またな・・・!」
26:
匿名 [×]
2014-09-16 21:16:23
目を覚ますといつものバーだった。
さっきのは・・・夢か。
しかし、悪い夢ではなかった。
おおきに、尊、十束。
草薙は立ち上がると、バーの掃除を始めた。
end.
27:
笹原 [×]
2014-09-16 21:20:00
<後書きと言うなの反省>
はい!強制終了です((
ネタが切れるというまさかの事態でした!
あ、誤字脱字は気にしないでください。
さっそく見つけたというね!
シリアスでしたけど、つまんないっすよねー解ってますww
うーん、才能欲しい
28:
笹原 [×]
2014-09-18 22:00:13
こんばんは、笹原です。眠いです。
はい、今日も書きましょう!
誰か見てなくても書く!これモットーです。てゆうか自己満足?というモアちゃんの声が聞こえた気がする((
誰か見てんのかな…見てたらコメください。
今日はカゲプロのセト夢です!
29:
笹原 [×]
2014-09-18 22:11:24
<夢主ちゃん 設定>
デフォルト名:羽田來(はねたらい)ライ、ハネタ
年齢:16
性格:明るく活発。女の子らしい。料理裁縫は得意。
容姿:肩まである黒髪。目は茶色で大きい方。色白な方でイメージカラーは黄色
能力:目を引く能力
驚く様な幻想を見せる能力。
30:
笹原 [×]
2014-09-18 22:31:58
<雨の日は> セト夢
最近、雨の降る日が続いている。雨が降っていたら外に遊びに行けず、メカクシ団全員でゲームをする羽目になっていた。
ハネタは、ゲームが嫌いだった。
何故かって、カノの考えるゲームはリスクが高いからである。
「今日も雨だね、王様ゲームしよう?」
窓から外を眺めていたカノがそう言った。
ハネタの肩がビクンと跳ねる。
「いいですねそれ!」
「いや、エネは出来ねぇだろ。」
「そんなことないです!ご主人が私の分も取ってくれればいいんですよ!」
「はぁ?面倒くさっ。」
「何か言いましたかご主人?」
凄みのある声でエネがシンタローを脅すと、シンタローは「ヒィィ!!?」と情けない声を出した。
「はいはーいストップ、落ち着いて?で…やるよね?」
ここぞとばかりに割って入った。がやはりゲームの賛否の方が目的みたいだ。
「私は良いですよ!」
眠気が…
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]個人用・練習用
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle