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笹原小説倉庫[二次創作]/30


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自分のトピックを作る
21: 笹原 [×]
2014-09-10 20:57:48

(続きです・・・!)





 自分は、真っ白な世界に立っていた。何も無い、ただただ白い世界。
あぁ、自分は夢を見ているんだなと思った。

その時、

「草薙さん。」

後ろから、誰かに呼ばれた。
振り返らなくても分かる。

この声の主は、

「十束・・・。」


死んだはずの、十束多々良が居た。

22: 笹原 [×]
2014-09-10 21:08:44

「やぁ、元気?」
 なんて気の抜けたことを言ってはへらりと笑った。
「元気な訳、あらへんやろっ!」
絞り出すような声で草薙は言った。
「お前ら2人が居のうなって!元気でいられる訳あらへんやろ!」
「ごめんね。」
「何がごめんや!絶対に許さへん!」
「うん、でもごめん。」
「許さへん、許さへん!」
草薙はその場に泣き崩れる。
大の大人が声を上げて泣くのは恥ずかしいものだが夢の中である。笑うものなど居ない。
十束は草薙の頭を撫でた。
慰めるように、謝罪のように。
「草薙さん、俺ね・・・幸せだったんだよ?」
十束は草薙の頭を撫で続け、話をした。

今まで伝えられなかったことの全てを・・・。

23: 笹原 [×]
2014-09-10 21:14:32

「俺ね、それなりに波乱な人生だったんだけど、かなり幸せだったんだ。たくさんの仲間が出来たり、こんなに可愛い恋人まで手には入ったんだよ?」
そう言って草薙を抱きしめる。
「可愛いは余計や。」
「えー?そんなこと無いと思うけどなぁ?」

生きていた頃もこんなやり取りをしたのを覚えている。

懐かしい、と思えば涙は溢れるぐらい流れる。

2人が生きてたら、何度考えたことだろうか。

24: 笹原 [×]
2014-09-16 21:04:06

「ね、草薙さん。」
 優しかった十束はどこへやら。
少し低い、厳しさを含んだ声になった。
「何で俺が夢に出てきたか、解る?」
「解っとるよ。」
「なら、話しは早いや。」
ふわりと笑う。
もう二度と見ることが出来ない笑顔だ。
「くどいようだけど、俺は幸せだったの!確かに、こんな年で死んじゃって、置いてきたものもたくさんあるけどさ、」
一呼吸置いてから、十束は言った。
「何もかも消えた訳じゃない、そうでしょ?皆の記憶の中で生き続ける。ふふっ何だかカッコいいなぁ。」
「カッコよくなんか、あらへん。」
「そんな俺を好きなのは誰だっけ?まぁ、またいつか巡り会えるからさ、ね、キング?」
えっ?
草薙は顔を上げる。
「みこ・・・と?」
「お前・・・泣きすぎ。」
「ええやん!夢の中やろ!」
「違ぇよ、お前が家とか、バーで一人の時の話しだ。」
「見てたんかっ!!?」
「うん、ばっちし。」
恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆う。
死んでしまいたい・・・。
「あんまり泣かれると成仏できないよ、草薙さん。」
「暇だからお前にイタズラしてた。」
「なぁ!?はよ成仏しいや!悪霊!!」
「失礼だな。泣き虫が。」
「うっさいわ!!」

25: 笹原 [×]
2014-09-16 21:12:45

「お前はせいぜい怒っとけ。」
そう言い、周防は草薙の頭をぽんと叩き、
「じゃあな、また会おうぜ。」
背を向けて歩きだした。
「俺もそろそろ行かなきゃ。じゃあ、またね、草薙さん。愛してるよ。」
抱きしめては耳元で囁いた。
「っ、俺も、ああっ愛してる・・・。」
「顔赤くしちゃってー、可愛いなぁもう。それじゃあ。」
十束の体温が離れていく。
寂しい。
今、手を伸ばしたら引き留められるだろうか。

いや、
止めよう。

自分史上、最高の笑顔で友を見送った。

「それじゃあ、またな・・・!」


26: 匿名 [×]
2014-09-16 21:16:23



 目を覚ますといつものバーだった。
さっきのは・・・夢か。
しかし、悪い夢ではなかった。

おおきに、尊、十束。

草薙は立ち上がると、バーの掃除を始めた。




end.

27: 笹原 [×]
2014-09-16 21:20:00

<後書きと言うなの反省>
はい!強制終了です((

ネタが切れるというまさかの事態でした!

あ、誤字脱字は気にしないでください。
さっそく見つけたというね!



シリアスでしたけど、つまんないっすよねー解ってますww
うーん、才能欲しい

28: 笹原 [×]
2014-09-18 22:00:13

こんばんは、笹原です。眠いです。

はい、今日も書きましょう!
誰か見てなくても書く!これモットーです。てゆうか自己満足?というモアちゃんの声が聞こえた気がする((

誰か見てんのかな…見てたらコメください。

今日はカゲプロのセト夢です!

29: 笹原 [×]
2014-09-18 22:11:24

<夢主ちゃん 設定>

デフォルト名:羽田來(はねたらい)ライ、ハネタ
年齢:16
性格:明るく活発。女の子らしい。料理裁縫は得意。
容姿:肩まである黒髪。目は茶色で大きい方。色白な方でイメージカラーは黄色
能力:目を引く能力
驚く様な幻想を見せる能力。

30: 笹原 [×]
2014-09-18 22:31:58

<雨の日は> セト夢


 最近、雨の降る日が続いている。雨が降っていたら外に遊びに行けず、メカクシ団全員でゲームをする羽目になっていた。
ハネタは、ゲームが嫌いだった。
何故かって、カノの考えるゲームはリスクが高いからである。

「今日も雨だね、王様ゲームしよう?」
窓から外を眺めていたカノがそう言った。
ハネタの肩がビクンと跳ねる。
「いいですねそれ!」
「いや、エネは出来ねぇだろ。」
「そんなことないです!ご主人が私の分も取ってくれればいいんですよ!」
「はぁ?面倒くさっ。」
「何か言いましたかご主人?」
凄みのある声でエネがシンタローを脅すと、シンタローは「ヒィィ!!?」と情けない声を出した。
「はいはーいストップ、落ち着いて?で…やるよね?」
ここぞとばかりに割って入った。がやはりゲームの賛否の方が目的みたいだ。
「私は良いですよ!」



眠気が…

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