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質問・相談
自分のトピックを作る
81:
スレ主 [×]
2014-08-10 00:48:51
俺「ン~ゴ~。セイバーたそかっわええ~♪アーチャーもかっこっええー♪」
Fate(ゲーム)をやりこみ、DDDを読んだ俺は奈須きのこの文章を手にすることができた
なんのことはなし
俺は――自分をさらけ出したかっただけ
コンビニのバイトが――始まったんです
楽だと、思っていた。そう――思って、家で歓喜のンゴンゴダンスを繰り出した
82:
スレ主 [×]
2014-08-10 00:50:03
でも、実際は違っていたんです
俺の精神はオンボロ
DQNの恐ろしさ、おっさんの恐ろしさ、そして――可愛いJKが、睨みをきかせてくるのだから
レジができない
品出しも――できない
手が――――増える――
バイト1日目にして、俺は1000日分の疲れを感じた
死にたい、初めて、思った
83:
スレ主 [×]
2014-08-10 00:52:33
2日目
さらに、怖かった。
それでも、俺はJKと話すために――がんばった
可愛い。ものすごく可愛いんだ。芸能人でいうと、志田未来にそっくりの彼女は、胸も大きかった。
名前は――三浦、とでも呼ぼうか
三浦さんの可愛さは、あまりにも異常で――あまりにも位上だった。
三浦「ねえ、君」
話かけてきた
84:
愛 [×]
2014-08-10 00:53:48
大変だねー!
85:
スレ主 [×]
2014-08-10 00:56:12
何故、俺に話しかけてくるのかがわからなかったんです
俺は、なにかミスをしてしまったのだろうか
カルピスを、飲みながら、俺は返事をした
俺「―――――――――――――――――――――なにか?」
三浦「品出し、手伝ってくれない?」
敬語を使わないとは失礼だ、そう思ったが、三浦は俺よりも2つ年上だった
俺は中卒ニート1年目、彼女は高3なのだから
86:
愛 [×]
2014-08-10 00:58:06
なるほどー!
87:
スレ主 [×]
2014-08-10 00:58:31
三浦の可愛さは、金本さんに匹敵する
金本さんは堀北真希似だが、三浦は年上でありながら、少し幼い顔をしていた
そそる
ヤリたい
そして――――結婚したい
そう思って、俺はコンビニのバイトを始めたんだ
それはまるで、吉野家でコンビニ弁当を食べるようなものだったんだ
コンビニ、だけにね(うまい!)
88:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:01:32
品出しは、難しい
商品を落としてはならない
商品を盗んでもならない
中学時代から、なんJの王として、周りからは破綻者、異端者、破界者、とゆわれていた
そんな俺に――精密な動きは難しい
俺は、破壊することでしか存在できないモノになってしまったのだから
――あの日。311の、あのときから――俺は――!
そんなことを考えていると、三浦は俺の下半身を見てきた
89:
愛 [×]
2014-08-10 01:01:55
わらわら
90:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:04:16
俺「――――――――――?」
なにか、と思った
下半身に、なにかあるのだろうか
もしかして、ズボンを履き忘れてきたのだろうか
刹那――否。刹那は俺のもう一つの人格だ。ここは一瞬、とでも言っておこうか
三浦「もしかして、中谷くん。童貞?」
客のいない店内
そこで、俺はそんなことを聞かれたんです
91:
愛 [×]
2014-08-10 01:05:12
で、どーなった?!
92:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:06:46
――刹那、一瞬の瞬きとともに、俺は振り返る――――!
俺「何故、そう思ったきね・・・」
三浦「さあ。なんでだと思う?」
俺「・・・」
ぐうの音もでなかった
俺は、確かに童貞だ
311以前に、彼女こそいた。だが、俺はその子で童貞を捨てることはできなかったんです
なぜなら、俺は――あの娘と延々の別れを――していたのだから――
93:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:08:46
だが
俺は
それでも
彼女を――愛している
だから、こんなビッチに――構っている場合ではない――――――!(俺、脳内でエミヤが流れる)
94:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:10:16
三浦「ねえ、中谷くん?」
俺「――れ」
三浦「え?」
俺「ビークワイエット!もはやお前から、カタルシスに至る逸話が出てくるとは思えない!ただただ臭いだけだ!出て
いけぇ!」
俺は、懇親のちからを込めて叫んだ
店内が静まり返る、誰もいなかったはず店内に、客がいることに、今、気がついた
――俺は、気がつけば彼女を、睨みつけていた!
95:
匿名さん [×]
2014-08-10 01:15:29
え!?
それで?
96:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:20:19
マーダーフェイス、とでも呼ぼうか
俺の睨みは、かつて栗原と聖戦を繰り広げていたものだ。
そう、俺の睨みは、ンゴりにも似ている
俺「くどい!」
三浦「――」
三浦は、黙ってしまった。
それから、俺たちは静かに仕事に戻った
――俺は、こいつは明日からもう来ないだろう、と思ったんです
97:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:21:17
被災者としての精神力が、俺の中で炸裂していた
彼女は、俺が被災者であることを知らないのだろうか、そう思った
だから、俺は聞いた
俺「被災者だぞ、俺わ――!」
三浦「・・・・」
三浦は押し黙った。
そして、口を開いた――!
98:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:23:22
三浦「おまえ誰だよ・・・きったな・・・・唾とんでんだけど・・・・ドピュドピュしちゃったの・・・・?きもいんだが・・・・」
そう、言った
そう――――――――――言ったのだ
被災者を、馬鹿にした
刹那、俺の拳が――岩よりも硬くなり、三浦を――殴ろうと、思った。
99:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:24:20
――思っただけだ
殴れない。
殴れば、俺はこの女と同じ所えオチル
それは、駄目だ
両親と妹に誓ったんです
俺は――破界者としてしか、生きられないかもしれない
でも、それでも――人間のクズにだけはなりたくない。
そう、誓ったのだから――!
100:
スレ主 [×]
2014-08-10 01:25:44
――それから、俺はバイトには行っていない
たまに、電話がかかってくる
それも――当然、無視した
クビだろうか
クビだろうな
そう思いながら、俺はこのスレで、武勇伝を語る
――ああ。こんなことなら、一発ヤッておけば、よかったかな
そう思いながら、俺は今日も、被災者として、ニート生活を送っているんです
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