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四大魔術狂騒劇【ファンタジー】/273


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自分のトピックを作る
181: Amadeus・Von・Schwarzwald [×]
2014-08-14 20:17:46

((申し訳ありません>180は私です

182: ルウェイン•アールガッド [×]
2014-08-14 22:13:08

>ヴァハムート

そう決めつけるのは早いんじゃないか?俺とお前がこうして…まあ表面上とはいえ平穏に喋っているように、俺たちには利口な頭と口があるんだ。和解だってあり得ない話じゃない。
(相手の言葉に含まれた意味を汲み取ると、その上で今時子供でも口にしない類の綺麗ごとを語り。ゆっくり一歩踏み出すごとに、和解を詠いながら力に縋る己の矛盾を責めるように腰の剣がかしゃり、と音を立てる。鼻先を押し付けてくる使い魔をがしがし撫でると「それにしても、肆極師が2人も揃ってるわりに平和だな」刺客の1人や2人いてもおかしくないのだが。言いながら周囲を見回して)


>ピスティア

まさか!呑気に街をうろつく馬鹿肆極師なんて俺しかいないさ。
(面倒くさそうな様子も気にせず、曇天をはね除けるように快活に笑い。その馴れ馴れしさが逆に警戒心を煽ると理解しているわけもなく、相手の涙黒子を眺めつつ「生憎手ぶらだ。しかしまあ、議事堂から出る頃には止んでるだろ」今夜の議論も牽制と腹の探り合いだけで終わるくせに、時間だけは食うに違いない。暗にそう言って溜め息を吐く姿はどこにでもいるような青年のそれで、公園にいるうちは手の内を探る気などないらしい)


>アマデウス

…驚いた。黒がこの国を統べるのだ、くらい言うかと思ったんだが。
(相手の主張を聞き終え、咀嚼するように間を置くとふいにふぬけた笑みを止め。相変わらず軽口だけは叩きながらも瞳は真摯な光を帯び、突き抜けるような青空を仰ぐと「いずれ廃れていくっていうのか。それでも…魔術の終焉は諍いの終焉じゃない。結局、魔術がなくたって俺たちのやるべきことは同じじゃないのか?」途中まで何かを語ろうとしたものの面倒になったのか、最後は適当にまとめ首を傾げて相手に話の流れを任せ)

183: ピスティア•エラーミド [×]
2014-08-14 22:39:53


>ルウェイン

めでたい人ね、貴方とは全然調子が合わないわ
(浮かない空模様にふさわしくない笑顔を浮かべる彼を見ると、毒気が抜かれていくような錯覚に陥りそうになる。そんな今現在の腑抜けた状況に心中で呆れのため息を漏らしつつ、冗談なのか本気なのかわからないような口調で上記の台詞を述べ。)
まあ、お持ちじゃないのね。強い雨でも降り始めたらお体に触るわ、お貸ししますよ
(己の目ではない顔のどこかに視線が降り注がれていることに違和感を覚えるも、尋ねるほど気になるわけでもない為その事には触れず、にこやかな笑みを作り直し何処か演技がかったような口調で上記を述べ。当たり障りのない世間話ばかりを繰り広げる彼の真意がわからない今、此方から相手の出方を見るのが己の役目―――。そんなことを思いながらベンチに両手をつき、やはりにこやかな顔のままで高い位置にある彼の顔をまっすぐと見つめて。)


184: ヴァハムート [×]
2014-08-14 23:27:01

>アマデウス

はぁ…俺は知らないぞ…連中の怒りを買うのは黒のみだ…
(相手が殴りつけた様子を見て呆れた様に額に手を当てて吹き飛ばされた貴族主義者を見ながら、一領域の統治者がこんなことで一勢力の反感を買う情景を見る限り状況進展への道はまだまだ遠そうだと考えて、相手の停戦の拒否を見る限りでは和解なんて以ての外なのは手に取るように解るが著しい発展を遂げている彼らが仮に領域内に侵攻してきた場合、自分たちはどういった対処をすればいいのだろうかと考えつつ、貴族主義者の反感を買ったとして幾分の勢力が抗ってくるのかも今回の際の事例で頭に入れておこうと考察し

>ルウェイン

…そうだな…
(流石に相手も見当たらないということを強調して煽っているだけで気付いているとは思うが、周囲に散開している幾人かの人間と隠れているであろう数人は殺気を帯びた眼差しでこちらを監視している者、或いは不審な動きを取った際に早急に戦闘に入れるように隠蔽武装している者が大多数であって、それらは旧王党派だろうか定かではないが彼らの監視下の中で、この様な会話をしている最中に旧帝国を侮辱しようものなら早急に暗殺に出ようとしているのか双方へ向けられた殺気を感じて暫し沈黙し

>ピスティア

…嫌な湿気だな…
(旧王党派の貴族主義者の反乱も鑑みてことを進めなければいけない時期に今回のような肆極師が全員集まる会議などで手に入る情報で、双方間に一体何の利益があって如何なる進展があるのかということを考えたときに何の意味もないような探り合いをして、何処かの国が貴族主義者たちに反乱を受けたときに同盟も何もない4つの国は唯指を咥えて見ているのか、或いは便乗して進行するのかと考えながら市街の湿気を感じてポツリと呟いて、相手の席の隣にどっかりと座って周囲の目を引かないようにして相手の方を見ないままローブで口元を、フードで顔を隠して「…追加の情報か…こちらは兵器開発もなく…知っていると思うが作戦なども一切ない…完全なゲリラ戦闘でのみ能力を発揮する…」と詰まるところ、自分達からの追加情報はないと言い切った上で構わないと言うならば情報を耳に入れるだけ入れておこうと切り出し

185: Amadeus・Von・Schwarzwald [×]
2014-08-15 00:08:57

>ピスティア

「相も変わらずにお転婆なフロイラインだ、社交辞令には社交辞令で返すのが礼儀というもの、さすがの青といっても田舎ではないでしょう?」

体面を気にするこの男にとって別の派閥のトップの顔を見れば一応形式のみの挨拶をせねばならないと考えている、たとえそれが嫌な相手でも、

「失礼」

一言詫びを入れると懐から取り出した煙草を咥え、ライターで火をつける。ライターは黒の独自技術であり魔力を使わず、マッチのように使いきりでもない。いわば全く新しい火種とも言える「機械」である

>ルウェイン

「依然魔法使いが力を持っているのは事実、世代が2つほど変わらなければ元来簡易的な魔法しか使えない我々の時代は来ないでしょう、ま、その時が来たらわかりますよ」

ただ、技術的侵略は進めますが、と、心のなかで言葉を続ける。人というものは欲に弱い、より小さな労力で、より小さな消費で同じことを行えるならだれだってそっちを選ぶ。現在開発中の「鉄道」や、「印刷」、「外輪船」などを使い、高い移動能力を持つ使い魔、複製魔術、帆船を動かす風魔法のなどの優位性をなくしていく、逆に言えば、黒の技術で他の優位性を書き換える。それこそが現在の企みである

>ヴァハムート

「コレは見せしめですよ、こいつは元とつきますが貴族、見えを貼りたいのでしょう。恐らく仲間がこの惨状を覗いているでしょう。我々に逆らえばこうなると教えてやるのですよ」

これ以上の恨みを買うなどとの考えははじめから頭になかった。既に恨まれているのだからこれ以上恨まれても問題はないと考えているのだろう。今回腕をふるった目的は2つ、先ほど言った通りの見せしめ。もう一つは魔術を使わずとも魔術師を倒せるという、魔術師の優位性という先入観を破壊することにある。

186: ピスティア•エラーミド [×]
2014-08-15 00:11:46


>ヴァハムート

――月が見えない、私の夜よ
(彼の口から発せられた小さな呟きを聞きのがさずキチンと耳に入れると、不敵な笑みを浮かべ上記を呟いて。本当に調子の上がるこんな日。己は高揚した気持ちを隠しきれず、幼い子供の様に足を前後にばたつかせては遠い空を眺める。事実、問題を先送りにし続けていては何も解決しないなんて、馬鹿でもわかる当たり前の話だ。それでも皆自分が一番可愛いが故に話し合いが一向に進まないのも当たり前の話で。そんな現状を打破することを望んではいるが、そんな切り札など持っていないし誰も手の内をさらすつもりもない。―――このままで、何が変わるのだろう。そんな事を考え、無遠慮に隣に腰を下ろした彼にちらりと視線を投げる。)
どうして?まさか、ずっとこのままで何とかなるとでも思ってるの?
(彼の言葉を耳にすると余裕そうな表情を崩し眉を顰め、変わり映えのない戦法をとるという彼の言葉を取りあえずは信じ、真っ向から質問をぶつける。主観でものを語るなと言われてしまえば返す言葉など一つもない。しかし今のままでは平行線の一途をたどるばかりで、特に目覚ましい発展を遂げ続けている黒に脅かされる日はそう遠くはないだろう。いつか己の使い魔に言われた「黒ばかりが敵ではない」という言葉が頭の中を反響するも、このままではいけないと、自分の心を支配するのはその思いだけであった。だんだんと落ち着きを取り戻した頭の中でぐるぐるとそんな事を考える。隣に腰を下ろす彼だって、私に言われずともそんなことわかっているのだろう。しかし、口を挟まなくては気が済まなかった己はふくれっ面を浮かべ下を向いた。)


187: ピスティア•エラーミド [×]
2014-08-15 00:27:13


>アマデウス

勿論私もそう思うわ。会いたかった、と言ったのが聞こえなかったの?
(己の領分を小馬鹿にしたような相手の発言を耳にすると、眉根を寄せ優雅に口元に軽く手を添えるとじろりと睨み付けながら上記を述べ。やはりこの男とは一生分かり合えない。そんな至極どうでもいいことを、再確認しながら。)
いいお天気だけど、湿気は大丈夫?
(己に一応断りを入れ懐から小さなケースの様なものを取出し、いとも容易く煙草に火をともした相手。その様子をじっと見つめながら、生憎の空模様を背に立つ彼に向かい、嫌悪むき出しの笑みを浮かべながら上記を述べて。次いで、「それから私、煙草の煙が嫌いなの。嫌なにおいが、こびり付いて離れないでしょう?」なんて付け足して。)


188: ヴァハムート [×]
2014-08-15 00:52:16

>ピスティア

俺達には黒の様な技術がない…資源も…赤の様な複雑な陣形を考える頭すらをも…
(上記の様に自分たちにないものを連ねて上げて付け加えるように「…そして…お前達のような複雑な陣を用いた魔法をも持っていない…故に…我々白は治しているだけでは勝てない…相手が策略を組むなら…それを覆す奇襲で対処するしかない…」と相手の気持ちも解らなくはないし、自分だって現状維持のままでいけば孰れ痺れを切らした全ての領域が衝突し合った後に崩壊する。そうは解っていても自分たちには抗うので精一杯で、とても他のことを考えて手を出している余裕はないと思い直して相手に前記を伝えると、貴族主義者であろう外見をした市民が視界の端に入って顔を見せては拙いだろうと、不意に咄嗟に相手を抱き寄せつつ顔を近付けて完全に直接つかない程度の距離で気まずそうに通り過ぎていく背面の市民の気配を背中で追いながら「…行ったか…」と一言だけ言って離して、先程の状態に戻って相手方から言ってきた追加情報をまだ聞けていない為に先程の会話に戻すようにしてズレたフードの位置を戻し

>アマデウス

…俺たちに不易はない…勝手にしろ…
(相手の行動を見ていたとして行ったのが相手であり居合わせた格好も目立たない為、彼らの反感を平等に買っていた四つの領域でどこを優先的に置くものかと見ていたが、感情的になりやすい貴族主義者たちのことであるから今回の一件で主要な標的をある程度絞っただろうと思い、相手の行動に対して自分の個人的な意見は持っていないことを表明すると、先程の貴族主義者の一人であろう魔術師は突然自分達への攻撃的な行動に出たのかと考察し始めつつ、先程の一件で若干騒がしくなっている周囲の市民の状態を目視しないまま体の状態や感情の状態を把握して一人ずつ解析していき

189: ピスティア•エラーミド [×]
2014-08-15 11:54:47


>ヴァハムート

――それは酷い勘違いですわ
(まるで自分たちがたに対抗できる術を持ち合わせていない劣った集団だとでも言いたげな彼。それを聞けば己は呆れの溜息を吐くでも小ばかにするでもなくただすっと目を細め上記を述べ。だって彼は、今まで四つの領分の力が均衡していたのを忘れてはないだろうか?こんなにも大きな組織同士が対立しているのに、毎度毎度奇襲だけでその場をしのげるはずはない。そう、いささか彼は自己評価が低いようだ。それに関して己から何か助言をしてやる筋合はない。しかし、もっと視野を広く持てばいいのにとは思うのだ。)
ッ……ヴァハムート!
(追加情報、とは言ったものの、相手からろくな情報を聞けなかったのにもかかわらず此方の軍事的な作戦などを明かすつもりは毛頭ない。では何を語ろうか…なんて目線を下に落としながら考えていた矢先、突如強い力で引き寄せられた己の体。油断していたつもりはないが相手の真意を窺えず、小声だがはっきりとした口調で彼の名を呼び。すると、ちいさくひとりでに呟き己の体を離した彼。疑問は残るが、その呟きから察するに己が俯いていた間に姿を見られると都合のよくない人物でも通りかかったのだろう。そう一人で解決すると、気を取り直し彼の顔を見、「……あなた、最近身近であるはずの部下や仕事仲間のうち何人かの顔や名前を覚えられないなんてことはない?」と尋ね。この言葉の裏には己が確かめたい事があり、彼の返答次第では話す内容を大きく変えようと考えている。さて、彼はどうこたえるのだろう。そんな事を考えながら、まっすぐと彼を見つめて。)


190: ヴァハムート [×]
2014-08-15 12:22:23

>ピスティア

そんなはずがないっ!!…同胞は全員覚えている…!!…殺された奴らまでな!!…
(相手が部下や仕事仲間といった言葉を言った瞬間に声を荒げて目の形状が所謂"竜の目"に変わって、怒鳴りながら相手の方を見て憤り任せの衝撃波の影響で揺れたフードの間から独特の形状の眼がチラチラと覗くも、早急に現状を思い出して我に返ったような表情を下を向いて目を逸らしてフードの下に隠すと咳払いをして騒がしくなった周囲から、目立たないように再び気配を消して暫くの間沈黙を保った後に目の形状を戻し終えると立っていた鱗肌も自然に戻っていって、戻りきって暫くしてから先程の相手とのやり取りを思い出して一応は悪いと判断したのかは定かではないが「…先程は済まなかった…お前と俺にとっての不利益を避けるべくの行動だった…」と謝罪紛れに現状のままでは拙いと、話題を変える様にして相手の方から目を逸らしたまま別の話題で会話の続行を試み

191: ピスティア•エラーミド [×]
2014-08-15 12:42:48


>ヴァハムート

…あら、びっくりした。そんなに言われたくないことだった?
(突如声を荒げた相手の様子に驚き、一瞬目を見開いて言葉を紡げずにいるも、目の形状を変えたと思ったら今度は気まずそうに顔を隠してしまった彼。それを見ると己は驚愕の表情から一変、にこやかな笑みに切り替え上記を述べ。そして心の中で「その答えは大外しよ」なんて付け加え。実際、己が求めていた答えは彼の口から聞けなかったし、このままこの話題を続けてもいかがなものかと思い、フードに隠れた彼の表情を窺うようにしてジトリと見つめ続け。)
謝罪はいらないわ
(しどろもどろに謝罪を述べる彼を見つめると、はっきりとした口調で上記を述べ。そしてどうにか話題を変えようとしている空気を察すれば、「ちょっと…寒くなってきましたね」なんて、当たり障りのない世間話を提供してみて。)


192: ルウェイン•アールガッド [×]
2014-08-15 13:06:42

>ヴァハムート

…しかしなあ、俺はてっきり…旧王党派の暇人どもがわんさか襲ってくるかと思ったんだが!
(口を閉ざす相手にちらりと視線を寄越し、またすぐに別の方向へ向けて。待てども途切れない沈黙に突然深く息を吸い込むと隣国まで届かんばかりに声を張り上げ、はっきりと上記を口にし。無自覚か挑発か、”腹の内では何を考えているかわかったものじゃない"そう揶揄される真っ直ぐな笑みを再び相手へ掲げれば、見ずともわかる、四方から膨れ上がる殺気に剣の柄を握り締め「奴ら俺たちを恨むしか仕事がないのさ!」わざと哀れむような調子で言葉を続ける。その声は正面、背後、はては物陰まで全ての者の耳に届くだろう)

>ピスティア

そうか?俺は案外気が合うんじゃないかと睨んでるんだが…少なくとも黒よりは。
(あえて不仲の黒を引き合いに出す声は冗談か本心か、その意図が掴めないのはいつものことで。もとより自分たちの会話はいつもこう、あるかどうかもわからない真意の読み合いだ。己のことも含めうんざりしたように伸びをすると「貴女様に傘を借りたとあっては赤の連中に何を言われるか…ああ、やっぱり降ってきたか」ぽつり、頬に当たった雨粒に相手から視線を逸らしてまた空を仰ぎ。何がとは言わないが縁起が悪いな。自嘲気味に口角をつり上げ、手の甲で雫を拭えば無駄な社交辞令は終わりだと口を閉ざし。辺りにはさらさらと細い雨音だけが響いて)

>アマデウス

…遅かれ早かれ時代は変わる。だからこそ、国をひとつにまとめられるのは魔術という概念がある今この時代だけだ…
(唇に指を添え、目を伏せながら半ば独り言のように呟いて。先程自分が警戒したように、武力でなくとも技術や物資で水面下の支配は容易に行えるだろう。いや、目に見える支配でない分余程タチが悪い。争いも魔力や腕力に訴えないよう複雑化していくのが明白。ぎり、と爪を噛んでしまい、悪い癖だと慌てて手を離せば「まあ、どれほど優れた技術者も生きている以上剣の一撃で地に伏せる…事もある。それをゆめゆめお忘れなきよう」挑発、あるいは警告とも取れる言葉を相手の頭上に落とし)

193: ピスティア•エラーミド [×]
2014-08-15 13:30:40


>ルウェイン

…よくも私の前で黒の話題を出せたものね
(黒、彼の口から吐き出されたその単語を耳にした途端、己は高圧的な態度を取り棘棘しい口調で上記を述べ。冗談にしたってたちが悪い。しかしいつものことと言えばそれまでだが悪びれのなさそうな態度の彼を一瞥すれば、「アレに比べれば、いくら面倒でも貴方の方がいいってのは確かね」と付け加え、フン、と鼻を鳴らし。)
いいえ、使ってください。私は予備を持っているので大丈夫
(途端、ぽつりぽつりと静かに降り出した雨。こんな日は何故だか調子があがる己としてはやはり気分が良く、先ほどまでの嫌悪に満ちた表情を一変させると嬉々とした表情を浮かべ、すっと立ち上がるとやはりまだ高い位置にある彼の顔を見つめ、上記を述べ。そして、何処からともなく取り出した折り畳み傘と人間用にあつらえられた、己からすれば少し大きな傘をそれぞれ手に持ち、胸の前でその二つを掲げて見せて。次いで、視線を己ではなく空へと向けている彼と同じように遠くを見やれば、「今夜は月が出ない、私が最強よ」なんて、相手に聞こえるか聞こえないかくらいの声量で小さく呟いて。―――果たして、止みそうにないこの雨は、一体いつまで降り注ぐんだろうか。なんてことを、考えながら。)


194: ヴァハムート [×]
2014-08-15 13:46:46

>ピスティア

…俺達は本当に策略など持っていない…
(相手の求めている答えは与えられないと言い切るように小声になって上記を述べて自分たちに策略等ないことを伝えて、相手の徐ろな発言を切るようにして上記に続けて「…俺達に上下関係はない…多くの民衆の中の俺の役割が…偶々指揮官で…偶々首領だっただけだ…」と自分が決して偉い立場ではないことを強調して言ってみて、自分の同胞が争っている様を思い出しつつ策略などを立てる余裕がなかったことや、そんな知識や技術も必要なく持ち合わせていなかったことの他に自分達は策略通りに防衛するよりも、その場その場で臨機応変に奇襲や強襲を行なった方が効率よく能力を発揮出来たことを考えた上で相手に伝えることはないと改めて考えて、考察を終えた末に相手の先程の気温の変化を思わせる発言に対して「…寒くなんてない…お前も魔法でどうにかしたらどうだ…」と自身の体表面の羽毛を際立たせて寒気を防ぎながら、自分も自分の能力でどうにかしているのだから相手も自分の魔法でどうにか出来るだろうと思ってそう言い

>ルウェイン

…ルウェイン!!…
(相手の度が過ぎる行動と発言に少しやりすぎだと言おうとするも周囲から膨れ上がって来る殺気と狂気を感じ取って名前を呼んだところで沈黙し、奇襲であろうことから何の反応も取らずに殺気と狂気だけを延々と膨らませて行動に出ない周囲の連中を警戒しながら、体表面の羽と鱗を波打たせて何時でも戦闘態勢に入れる状態に入りながらも動かずに待機し続けて、相手が剣の柄を握り締めた瞬間にいつも通りの鷹の様な眼差しから全く違う形状の"竜の目"に切り替えて、周囲の人間の心境や精神の状態を環境と肉体の情報から推測して読み取って、周囲の民衆の幾分が貴族主義者なのかを奇襲と同時に対応出来るように、割合としても人数としても解るような状態にしておこうと自己の中で全く動かないまま解析を始め

195: ピスティア•エラーミド [×]
2014-08-15 14:27:20


>ヴァハムート

そう……いい場所ね。それはこちらもそうだけど
(上下関係、いわゆる民衆の階級区分がないということは、デメリットもあるが理想の形だと己は考えている。その考え方はどうやら彼も同じだったようで、考え込むようにしてたっぷりと間を使いながら上記を述べて。次いで、「信頼は命令より有効よ。それに一人じゃないって重要よ、絶対にね」と、意味ありげに付け加え。
……「雨が上がってきたわ」「夜が近づいている」「輝く一等星はそこにあるのに、月はどこに行ったのかしら?」「あら、雨が上がったからかあの星のおかげか、暖かくなってきたわ」「残念、雨の日は調子がいいのに」
(魔法をつかえ。――彼に寒さに関して同意を求めた己が愚かだった。そうとなれば、追加の情報を何も与えなかった代わりに己の魔法でも見せてやろうと考え付く。己の使い魔がそばにいたなら、きっと軽率な真似はするなと止めるのだろうが、横に並ぶ彼が己の魔法を目にしたところでその道理を理解できるとは到底思えない。人には適材適所というものがある。まあ、正確にはただの人ではないのだが。――そんな事を考えて空を見上げ立ち上がると、己は少し間をおいて一文一文力を籠め区切るようにして上記の台詞を並べ立てて。すると、その言葉通り雨が引き、曇り空ではあるものの肌を突き刺すような寒さは消えうせて。その様子に満足げに微笑めば、自慢げに振り返り彼の顔を見て微笑み、またベンチに腰を下ろして。――今己が行ったのはただの「天候を操る魔法」であり、その数は少ないが魔術を極めた者なら極めて特別なことでもない。その魔法の詠唱部分を、己はただの独り言のように砕けた表現で言い連ねただけであり、実際は何も変わったことをしているわけでは無いのだ。)


196: 名無しさん [×]
2014-08-15 17:35:38

名前:キョウカ=クランベル(Kyouka = Cranbell)
年齢:18歳
性別:女
所属:【白】
職業:飛脚屋
種族: 獣人族(ウサギ)
容姿:身長154cm。童顔で小柄な体格なせいか、一見子供。ウサギだが黒兎の種族のため、髪色は黒く耳も黒い。髪は前髪が目にかかる程度、横髪は顎下程度で切りそろえ、後ろ髪は腰よりも長く伸ばし二つに結っている。目は赤色でどこか丸っぽい印象。ウサギの耳は垂れ気味。
服装:膝より短い丈の着物のような衣装を着用。色は墨色、帯は黄色に赤い色の結び紐をしている。その上にはマント代わりに白い和風コートを着用。その他、黒のニーソックスに同じ色のショートブーツをはいている。
武器: 鍔のない小太刀。着物袖に携帯している。
魔法:肉体の代謝をよくする魔法に長け、自身の種族の特徴である瞬発力を高めたり、触れた相手の代謝を上げて傷の治りを早くするなどの効果を齎すことが出来る。
備考:ウサギという種族上足の速さと瞬発力は高い。医療面よりは体術面に作用させる魔法が得意で、医療系魔法はあまり使えない。また魔力も平均より少しあるかないかくらい。

使い魔
名前:ユエ
種族:トキ
外見:体長66cm、翼開長120センチメートル。トキにしては小柄で小さい。
特殊:主人を脚で掴んで運んだり、地名を覚えるなど記憶力が高い。
備考:能力もあり主人の仕事を手伝ったり出来る。物の運搬にも長ける。

((参加希望です。不備等あればご指摘お願いします。))

197: ルウェイン•アールガッド [×]
2014-08-15 21:17:33

>ピスティア

ピスティアは相変わらずだな。俺たち4人、派閥の頭者同士仲良くしようじゃないか。
(異端中の異端。日々目覚ましい成長を遂げる技術。黒を脅威と見ているのは自身も同じだが、敵意をむき出しにしても仕方がないと刺のある口調に肩を竦めて。冗談でもありえない軽口を叩けば自然と表情も翳り。
「さすが女性だけあって用意がいい。ありがとうよ」無下にするのも失礼かと、なぜか嬉しそうな姿の彼女には大ぶりであろう傘を受け取って。犬のようにぶんぶん頭を降って雨粒を散らし、ふと耳に留まった呟きに聡明な印象の瞳を見つめ「…そうか。まあ俺はいつでも最強だぜ、剣には雨も月も関係ない」なぜか得意げに腕を組み。おそらく彼女が得意とする魔術故の言葉なのだろう、漠然と察するもどう答えればいいか分からずそんな対応をして。厚く垂れ込める暗雲は、確かに月も星もたやすく覆ってしまうだろう。「いつ止むんだろうな、この雨は…」勢いを増す雨に別の何かを重ねたのか、珍しく憂いを帯びた調子で零し)


>ヴァハムート

しょうがないだろ。いつ殺されるか分からないんじゃあゆっくり雑談もできないぜ?
(こちらに向けられる肌を刺すような憎悪。どうやらうまくあぶり出せたらしい。破顔しながらも瞳は狩りをする獣のそれで、空いた方の手で留め具を外し、鞘に収めたままの剣を構えて。
「行ったぞヴァハムート!」相手の方へ躍り出る人影。無論自分が言わずともとっくに気付いているだろう。わかっていても全く動かない立ち姿に思わず声を上げ。己といる時に怪我をされては後々厄介だ。自身はというと「水よ、我が剣となれ」低く命じれば空気中の水、はては噴水の水が立ち上がり剣を覆って。そのままどこからか放たれた炎の渦を切り伏せ、方向から魔術師の位置を把握すると使い魔が猛々しい咆哮をあげる)

198: Amadeus・Von・Schwarzwald [×]
2014-08-15 21:42:49

>196

((そうですね、武器はもっと刃渡りの短いものの方がいいですね
((他は問題ありませんよ

199: ピスティア•エラーミド [×]
2014-08-15 21:46:15


>ルウェイン

フン……余計なこと言ってないでちゃんとして
(彼の口から滑り出た達の悪い冗談を耳にすると、ピクリと眉を震わせ上記を述べて。「ちゃんとして」という言葉の真意はいろいろあるのだが、それをわざわざ説明するのもおっくうだ。そう思った己は、上目使い、なんて可愛いものではなく、下から睨みつけるようにして彼の目を見つめ。)
いいえ、大丈夫。こんなこともあろうかと
(感謝の言葉を耳にすると、無理やり押し付けて傘を貸したにもかかわらず、いいことをして気分がいいとでも言いたげな笑みを浮かべ上記の台詞を述べて。そして彼の美しい金髪から雨の滴が垂れるのを眺めていると、己の小さな呟きがそのエルフ特有の耳に届いたのか、言葉を返してきた彼にわずかに驚きの色を示して。すると己はニヤリと微笑み、自分よりも大きなその手を取ると、「じゃあ、アレを倒して?私のために」と囁き優しく指をからませ。そう、あくまで自分の為であり、その行為や言葉に個人的な黒への敵意以外に他意はない。そうして囁いた後も笑みを崩さず、かつ無理やり繋いだ手を離すこともなく、目の前に立つ彼ではない「他の誰か」に対する殺気を露わにして。次いで、珍しく愁いを帯びたような表情で雨に思いをはせる彼を見上げると、「移動しましょうか」と声を掛け。さて、この誘いに彼が乗るかそるか、出方を見定めるようにじっと見つめて。)


200: 名無しさん [×]
2014-08-15 21:48:39

名前:キョウカ=クランベル(Kyouka = Cranbell)
年齢:18歳
性別:女
所属:【白】
職業:飛脚屋
種族: 獣人族(ウサギ)
容姿:身長154cm。童顔で小柄な体格なせいか、一見子供。ウサギだが黒兎の種族のため、髪色は黒く耳も黒い。髪は前髪が目にかかる程度、横髪は顎下程度で切りそろえ、後ろ髪は腰よりも長く伸ばし二つに結っている。目は赤色でどこか丸っぽい印象。ウサギの耳は垂れ気味。
服装:膝より短い丈の着物のような衣装を着用。色は墨色、帯は黄色に赤い色の結び紐をしている。その上にはマント代わりに白い和風コートを着用。その他、黒のニーソックスに同じ色のショートブーツをはいている。
武器: 鍔のない40cmほどの小刀。着物袖に携帯している。
魔法:肉体の代謝をよくする魔法に長け、自身の種族の特徴である瞬発力を高めたり、触れた相手の代謝を上げて傷の治りを早くするなどの効果を齎すことが出来る。
備考:ウサギという種族上足の速さと瞬発力は高い。医療面よりは体術面に作用させる魔法が得意で、医療系魔法はあまり使えない。また魔力も平均より少しあるかないかくらい。

使い魔
名前:ユエ
種族:トキ
外見:体長66cm、翼開長120センチメートル。トキにしては小柄で小さい。
特殊:主人を脚で掴んで運んだり、地名を覚えるなど記憶力が高い。
備考:能力もあり主人の仕事を手伝ったり出来る。物の運搬にも長ける。

((訂正いたしましたっ!))

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