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自分のトピックを作る
21:
[×]
2014-07-30 19:03:45
P-5
とにかく新谷さんに会うことができなかったので、僕は1日を無駄にしてしまったことになる。
しかし、今からならまだ間に合うかもしれないと考え、僕は起き上がって階段を降りた。そして、また最下段で新谷さんを待った。
22:
[×]
2014-07-30 19:28:28
P-6
今日は晴れで、朝の光は気持ちよかった。朝焼けと夕焼けの時刻にはよく、このままの状態で風景がとまってしまえば良いと思う。でも、陰欝な気持ちは晴れない。
本当は新谷さんでなくても良いのだけど、新谷さんが最も確実なので、僕はその場に居続けた。
23:
[×]
2014-07-31 18:27:27
ウ-3
水曜日のことでした。私が仕事に出掛けようとアパートを出ると、ドルドル君に会いました。
24:
[×]
2014-07-31 18:43:03
P-7
僕は新谷さんに挨拶をした。新谷さんは車に乗り込む。僕は新谷さんの姿が視界から消えないようにさりげなく注意しつつ、駅に向かって歩きはじめた。
アパートの駐車場から公道に出たあたりで、新谷さんの車が僕を追い抜いていった。それでも僕は、なるべく新谷さんの車を視界の中に留めようと、その姿を目で追うように努めた。しかし、やがて車は見えなくなる。
僕は駅に向かって歩きつづけた。
25:
[×]
2014-07-31 19:04:57
P-8
駅に着いた。
26:
メッセージボード [×]
2014-07-31 19:17:32
《駅の中はどうなっていたか》
「記憶が断片的で思い出せない。この前の水曜日、朝7時半くらいの大久保駅だ」
「次のうち、どれかであった気がするのだが、覚えている人は教えてほしい」
1)平常通りであった
2)いつもより空いていた
3)猫がいた
4)誰もいなかった
5)いいや、どれも違う
27:
新谷 [×]
2014-07-31 19:20:43
大まかなことについては最初の頁参照です.あと,補足事項を>12に掲載しました.
引き続き,ボードの後に協力者が現れなかった場合は更新しません.
28:
名無し [×]
2014-07-31 23:08:24
(3)猫がいた、と記憶しています。
29:
連絡ボード [×]
2014-07-31 23:40:20
《レスポンス アリガトウ》>28
そうですね.確かに当日の大久保駅には猫がいました.
30:
[×]
2014-08-02 21:15:09
P-9
駅には猫がいた。駅の近くに病院があるのだが、そこの患者が餌をやっているらしい。駐輪場のあたりでは、度々野良猫を見掛ける。
はっきり言って、僕は猫が好きだ。でも、ここにいる猫は餌をくれない人には近付かない。僕は、猫は好きだけど、彼等が寿命を迎えるまで世話を焼いてやるつもりもないのに、気まぐれで見掛けたときに餌だけやるのは無責任に思えて好きではない。そのため、餌をやったことも一度もない。だから、ここにいる猫たちが僕に寄ってきてくれたことも身体を触らせてくれたこともない。
仕方がないから、いつも距離を置いた場所を歩きながら、横目でその様子を眺めるだけだ。
31:
[×]
2014-08-02 21:32:28
P-10
そうして通り過ぎようとしたら、不可解なことが起こった。一匹の猫が真っ直ぐこちらに向かってくるのだ。
予期せぬ事態と思わぬ期待に、僕は立ち止まった。しかし、1分と経たないうちに急ぎ足で駆け出した。むしろ、逃げ出した。寄ってきた猫は明らかにおかしかったからだ。というよりも、近付くにつれておかしくなっていっていた。
歩くごとに足が増えていっていた。
32:
[×]
2014-08-02 21:39:18
ウ-4
水曜日のことでした。私は仕事の合間に、最近よくドルドル君に会うなぁ、とぼんやり思いました。
33:
[×]
2014-08-02 21:49:39
P-11
幸い駅の中はまだまともだったので、僕は背景が溶けださないうちに券売機で乗車券を買った。そして、すぐに改札を通過し、たまたま来た電車に乗り込んだ。行き先は確認しなかった。方向さえ間違わなければ、大抵の電車は停まる街に行くつもりだったからだ。
車内で僕は扉に寄り掛かり、俯き加減になっていた。なるべく、何も見ないようにしたかったので、目のあたりに軽く手も当てておいた。早く目的地に着いてほしいと願っていたが、ダイヤはいつも正確で、早いも遅いもないのだった。
その一方で、不正確な僕の耳は、祭り囃子を捉えてしまった。笛の音が聞こえ、次第に大きくなっていく。嫌だと思ったが、橙色の明かりが近くにあることが分かってしまう。人々の喧騒をすぐ隣に感じる。ここは電車の中のはずなのに。
34:
[×]
2014-08-02 21:59:57
P-12
子供たちがはしゃいでいる。盆踊りの会場のようだ。いや、違う。ここは電車の中だ。大人たちの話し声も聞こえる。上機嫌だ。酒臭い気配を感じる。でも、違う。ここは昼間の電車の中だ。
幻想を断ち切るように、駅名のアナウンスが流れた。扉に寄り掛かっていた僕は、扉が動いたことでバランスを崩しかけた。降車しようとする人と目が合う。不機嫌そうな瞳だった。邪魔になっていたのかもしれない。
よろめきつつも僕は降車した。降りた駅は実に普通だったが、窓から見える景色を除いてだった。
窓ごとに映し出された景色は全て違っていた。隣り合った窓が、全く別々の「外」を映し出している。美術館に飾られた複数の絵画のようだった。それなのに、他の人は何も気にしていない。
あるいは、そのように見えただけかもしれない。とにかく、僕はぞっとして階段を降り、改札をくぐって外に出た。
35:
[×]
2014-08-02 22:02:28
P-13
今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。今日こそは「探し物」を見つけたいんだ。
36:
[×]
2014-08-02 22:04:55
ウ-5
私は急に、今、ドルドル君が困っているような気がしました。近くの保育園から、元気な子供たちの声が聞こえてくる、穏やかな昼のことでした。
37:
[×]
2014-08-02 22:11:47
P-14
そう思っていたはずなのに、駅を出たら僕は赤いレンガの建物の上にいた。
確かに街並みは目的地のそれだったが、ここは駅の出口ではないはずだ。だって、一歩踏み出したら落ちる場所だもの。建物の上というよりは、建物の壁のふちと言った方が正しかったかもしれない。下をみると、街の中を歩いている人たちが見える。
38:
[×]
2014-08-10 20:40:24
P-15
急に僕は、飛び降りても地面に激突しなくて済むような気がした。
39:
ファン [×]
2014-08-20 15:56:05
支援上げ!
40:
新谷 [×]
2014-08-20 21:55:02
ファンがいたとかw
え?いやいやいや…?ええ!?
HNは..ジョークでしょ..
言い訳しておくと,この先に記憶が曖昧な箇所がぼちぼちあったので,件の知人に確認をしてから,続きを更新しようと思っているうちに..こんなに日が開いてしまいました!;
明日か明後日あたりにはまた更新をしたいです;
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