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1対1のなりきりチャット
自分のトピックを作る
441:
久城 快 [×]
2016-08-05 16:25:10
はー....あちぃ....。(あの後は普通にいつも通り過ごして朝を迎えた。夏の日差しに眉間に皺を寄せつつ前髪を掻き上げる。ミーンミーンと耳につく鳴き声を鬱陶しく思いながらもだらだらと歩みを進めていれば漸く学校。すると掲示板に人が集まっておりざわざわしている。何事かとふと思ったがすぐにクラス替えの発表だと気付いた。歩みより遠目に見据えているとどうやらA組。己のつるんでいた友人達はいるのだろうかと目を通していると後ろからばんと肩を叩かれる)ってぇ...誰だよ。(思わず肩が跳ねては振り返る『俺ら違うクラスだぜ~、サイアクだよなー。っつーか、お前くるのおせーよー!全くー。もうそろそろ教室に入る時間だぜー??』なんて能天気な雰囲気を出す男。「まじかよ、ラッキー。なんつって。一緒が良かったよなあ」なんて二言交わしつつ教室へ脚を歩め己の札が置かれている席へと向かうとどさりと腰を下ろしだらしなく凭れて)あっちい....
442:
鮫島 直 [×]
2016-08-05 17:12:32
(翌日。いつもの通り、通学ラッシュを避けて少し早めに登校すると、廊下で担任に呼び止められた。職員室に置いてあるプリントを配ってほしい、と頼み事だけすると何やら他の用事があるとかで足早に去っていく背中。一体、何のプリントなんだか、あまりに情報が少なく、職員室で他の先生に尋ね回ったりしていたら、結局ホームルーム手前の時刻になってしまった。まあ、頼まれたのだから仕方がない……。掲示板で確認した自分のクラスは――『A組』。教室に足を踏み入れ、プリントを教卓の上へ置くと、新学期に沸くクラスメイトに聞こえるよう、通った声で呼びかけた)――このプリント、一人一枚取ってって。(わらわらと教卓に集まる彼等とすれ違うように自分の席へ向かうと、そこには――)……お前、昨日の……?(隣の席に居たのは、昨日、バイト先で痴話喧嘩をしていたあの男。まさか同じクラスだったとは……。つい瞠目の眼差しを向けてしまうのだった)
443:
久城 快 [×]
2016-08-05 17:39:15
(暑さに遣られ完全に項垂れ。周りは新しいクラスによりざわぞわと騒ぎ立てている。友達作りって奴だろう。己もどっかしらに声掛けるべきなんだろうが生憎今はそんな気分ではない模様。茫然と遠くを眺めていれば不意に声を掛けられる。顔を上げるなり挨拶を幾度か交わし、終えるとその背中を見送る。そんな中一際耳につく声に自然と視線を向ける。背が高い奴だななんて朦朧とした頭で茫然と思っていると不意に隣にくる彼。その言葉に数秒間硬直).....は?え.........あ。(朦朧としていた頭が急に覚め、間抜けた声を漏らすと見開いた目を数回瞬き「あんた、あのお人好し野郎じゃねーかっ、じゃなくてあの店のバイト人じゃんか、まさかの同じクラスかよ。...」しかも隣。)...ついてねー日なのかなんなのか...。
444:
鮫島 直 [×]
2016-08-05 18:07:52
…………。(『お人好し野郎』と、不躾なネーミングに閉口する。まあ、こっちが勝手にお節介を焼いたのは事実で。相手から視線を外すと、鞄を机に置き)悪かったな、同じクラスで。つーか、プリント取りに行けよ。聞こえなかったのか?(そう告げながら、自分の席に腰を下ろした。プリントを取りに行くクラスメイトの女子が数人、『鮫島くん、おはよー』『また同じクラスだね』『よろしくー』と声を掛けるのを「ああ」等と適当に返事しながら、鞄から出した教科書類を机の中に仕舞って)
445:
久城 快 [×]
2016-08-05 18:31:52
聞こえてたっての。(彼の言葉に眉がぴくり、気だるそうにゆっくりと立ち上がれば教卓へ。プリントを一枚とり再び席に戻ろうとすると女子と会話する彼。そういえば彼とすれ違う度まわりの女子生徒がざわざわしていたっけか、なんて思いつつ席へ腰をガタンと下ろせば机にプリント突っ込み頬杖つきながら彼を横目でちらり)あわたってモテんのか?....なんか一年の頃かいつだか女子がざわざわうるさかった記憶があるんだけど。(何て何気ない質問を飛ばす。こんなにモテるくらいなら女はたくさんいるんだろうな、いや彼のあの言葉からしてまずあり得ないか。なんてそんな事を思いつつ見据えて)そーいや、名前は?俺はヒサキ カイ。
446:
鮫島 直 [×]
2016-08-05 19:07:50
(席を立ち、気怠げに教卓へ向かう彼の背を一瞥すれば、鞄を机の横に掛ける。暑さに小さく溜め息を吐くと、程なく彼は戻って来て。もうすぐホームルームが始まるだろうか、なんて思っていれば、また隣から不躾な質問が飛んで来た。視線を向けると、今日もまた鮮やかな髪色が眩しくて)……別に。お前だろ、モテるのは。(自分のことは謙遜でも何でもない。寧ろ、始業式をサボってまで女性二人に囲まれて(睨まれて)いた相手の方が、よっぽど『モテる』のではないか。そんなことを思っていると、今度は名を尋ねられる。互いに第一印象はあまり良くないだろうが、これから一年間クラスメイトだ。はじめの挨拶くらい、ちゃんとしておこう)――サメジマ ナオ。まあ、同じクラスだし。これからよろしく。
447:
久城 快 [×]
2016-08-05 19:39:39
はぁ?とかなんとか言っちゃって、モテてんじゃねーか。変なトコで謙虚してんなよな。....おー、こっちよろしく。(彼の言葉に肩を竦めながらも述べては、男性教師がやってくる。『はーい、お喋りはそこまでだ、みんな席につけー。』響き渡る声に全員が席につくと早速ホームルームの時間。教師の自己紹介やら何やら淡々と続く。こうして午前中は委員会決めや自己紹介に終わり、早くも昼食時間。ちなみに己は本が好きな訳でも何でもなかったが一番楽そうだった為に図書委員を選んだ。鳴り響くチャイムにくーっと両腕を伸ばせば「っはあー....やっと飯の時間か、あー、腹減った腹減った。」と呟きながら鞄を机に置き中身を見るとそこにはあるはずの弁当が入っていない)っ....げ。.......まじかよ。(心の奥底の声が低く漏れつつ頭を抱えると思い出すように思考巡らせる。そういえば今日は姉が作っただとかで玄関で渡された後靴履くために一旦置いていた。購買に行くのもありだと思ったがこういう日に限って財布も家においてきたという失態に更に絶望。静かに鞄を横に掛けて寝て空腹を誤魔化そうと項垂れ)
448:
鮫島 直 [×]
2016-08-05 20:14:27
…………。(謙虚に言ったつもりではないのだが……と心の中で一人ゴチていると、ちょうど担任がやって来て、ホームルームの始まりを告げる。新学期はいろいろと決めることが多く、あっという間に正午を過ぎ、昼食の時間となった。育ち盛りの高校生達。自分も鞄から弁当を取り出す。しかし、わいわいと喧騒に包まれる教室で、不意に隣から絶望感漂う声が聞こえてくる)……どうした? 久城。飯食わないのか?(周りは机に弁当を広げたり、購買に出かけたりと賑わっているのに、項垂れたまま動こうとしない相手を不思議に思い、声を掛けて)
449:
久城 快 [×]
2016-08-05 22:01:58
......弁当、忘れた。金も.....。(机上に額をコツンと当てて絶望に暮れている所、不意に隣からの声。特に彼を見る事も無く静かに上記を告げる。空腹によりぐうっと腹の音が鳴り響く中、かぎたくもない美味しそうな香りが鼻孔につき眉間に皺を寄せる。ふいと彼に後頭部向けるよう顔を横に向けては窓の外を茫然と眺めつつ頬にひんやりとした机の冷たさが染み渡り)姉が弁当作ったって玄関で渡してきたんだけど、そのまんまおいてきちまったんだわ。ほんと俺って馬鹿.....。
450:
鮫島 直 [×]
2016-08-05 22:30:42
マジかよ……。(昼食をとる手段をどちらも忘れたとは……。確かに、それじゃあ項垂れたまま動けなくなる訳だ。彼の腹から空腹を嘆く音が悲しく響く。力無く事の成り行きを話す久城が可哀想でありながら、どこかちょっと滑稽で。申し訳ないが、少し笑ってしまった)――じゃあ、俺ので良ければ食う?(そう言って、鞄の中からもう一つ弁当を取り出し、相手の机の上へ置いてやるのだった)
451:
久城 快 [×]
2016-08-05 22:41:14
...おい、何笑ってんだよ。ばればれだぞ。(己の話を聞いた彼、顔を見なくともほんの僅かに漏れた吐息で笑っているのがすぐにわかった。机上にことりと何かが置かれたのに気付くと直ぐ様身体を起こし目を見開かせる。本当に優しいやつなんだと数回瞬き繰り返しつつそっと弁当に手を掛けると横目で彼を見据え「これ、ほんとにもらって良いのか....?いくらなんでも人が良すぎねぇ?」なんて呟きつつ)
452:
鮫島 直 [×]
2016-08-05 23:06:53
(なんか、こいつ、コロコロ表情が変わるな……なんて内心で微笑ましく思いながら、明るく上書きされていく彼の顔色を眺めて)いいよ。バイト前に食うつもりだったけど、適当に買うから。隣でそんな盛大に腹鳴らされて、放っとけないだろ?(冗談混じりに軽く語尾を上げながら、「いいから食えよ」と再度薦める。そして、一足先に自分の弁当箱の蓋を開ければ、炊き込み御飯に出汁巻き卵、煮物、鶏つくねが綺麗に盛り付けられていて。相手の弁当箱の中身もこれと同じだ)
453:
久城 快 [×]
2016-08-06 12:04:33
今日もあそこでバイト?鮫島って熱心な奴なんだなー。....って、色々言いてぇけど...でも、ま。どーも。有り難く頂くわ。(また昨日と同じところでバイトだろうか、そう思いながらぎこちないお礼を一つ。弁当箱の蓋をゆっくり開けると様々なものが入っているそれに瞳が若干揺らぐ。普通に美味しそうだ。箸を持ちいただきます、と小さく呟きながら食べ始めると口内に広がる味に思わず頬が緩む。矢張美味しい。出汁巻き玉子もしっかりと味がでており、彼の家の親は料理がさぞかしうまいんだろうと素直に思った)うめ~、何これ。ほんとすげえ、お前の親料理うめぇんだな?
454:
鮫島 直 [×]
2016-08-07 13:29:57
いや、今日は違うけど……。おう、どうぞ。(背に腹はかえられぬ。やはり、空腹には勝てないか。なんやかんや言いつつも素直に受け取る相手に口許を緩ませれば、自分も箸を取って食べ始める。昨日の残り物や作り置きしておいたものを詰めただけだが、まあ、他人に食べさせても問題ない出来にはなっていて。どうやら彼の口にも合っていたようで安堵する。というか、やや大袈裟にも聞こえる感想に、言い過ぎだと少し笑って)……いや。作ったの、俺。
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