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団員同士の恋愛禁止!【BL】/73


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自分のトピックを作る
61: シャルナーク [×]
2014-07-29 08:47:14

……ッ…
(目的の部屋へと侵入すれば予想通り家主とボディガードが2名。自分達の登場に怯え慌てた家主の腕の中には目的の獲物があり。自分でも荒れていることにさえ気付く余裕もなく、とにかく早く終わらせる、繰り返し自分に言い聞かせながら3人の敵の元へと歩み寄り。その最中、突如隣の壁から現れたもう一人のボディガード…どうやら姿を消す念能力を身につけているらしいその男に己の胴は虚しくも貫かれ。いくら姿が見えなくともそこまで速い攻撃でもなかった_いつもの己なら擦り傷で済んだレベルだったはずなのに…薄れゆく意識の中で漸く自分が冷静でなかったことを自覚し自嘲して)

(/お疲れ様です!
いえいえ、そう言っていただけてよかったです^^)

62: フェイタン [×]
2014-07-30 03:53:08


…!
チッ、情けないね
(気付いた時には一歩及ばすまるでスローモーションのように貫かれた彼の体、一瞬の出来事に動きが止まるも瞬時に立て直し姿を消した能力者の気を読めば素早く息の根を止め、他の敵も同様片付けると宝も取らず直様彼の元へ。言葉を交わす時間も惜しく、無言で袖破り胴回りに巻いて簡単な処置を施すと舌打ちと共に吐き捨て。それは守れなかった己に対して放った台詞で、頬を人撫ですると彼を背負い傷口を気にしながらもアジトへと急ぎ。)

……宝。私もドジ踏んだね
(アジトに到着すれば慎重にベッドに寝かせマチへと託し、他の団員も己に続きシャルまでも初歩的なミスをした事に驚いた様子で。宝の話を切り出されると持って来てないことにやっと気付きバツの悪い表情でぽつりと。彼の事となると頭が回らない、何のために向かったんだかわからないと小さくため息吐いて。容態が気になるがマチの腕なら問題ないだろう、そう腹括って宝の回収をするべくまた例の場所へと駆け出して)



63: シャルナーク [×]
2014-07-30 08:04:43

………ッ…
(どれくらいの時間が経過しただろう…漸く意識が戻り薄目を開く。そこには見慣れた天井、しかしいつもと違うのは血を流し過ぎたことを示す意識の虚ろさと全身を覆うような激痛。「そうだ、俺…」ミスったんだ、そこまでは言葉にすることはなかったが、己の呟きに反応し駆け寄るマチの姿が視界の端に映り。「シャルっ!気が付いたんだね」彼女らしくない今にも泣きそうな顔でそう言われれば微笑を返して。マチが手当てしてくれたんだろう、でも運んでくれたのは…虚ろな思考をどうにか巡らせ現状把握に務め。マチからあと数センチズレていたら死んでいた、そう聞かされ苦笑いしてしまい。いっそズレていればよかったのに、そんなことまで思ってしまう己にはっとし、マチに丁寧にお礼、謝罪をして今は一人にしてほしいと頼む。今の自分からはロクな言葉が出ない、そう考えてのこと。一応処置は済んでいたらしく、心配そうな表情をしながらも普段とは明らかに違う己の態度を汲んでくれたようでそっと退室していくマチの背を見送れば大きく溜息つき)

64: フェイタン [×]
2014-07-31 02:30:34


本当馬鹿ね、馬鹿過ぎてほておけないよ
(暫くして宝を持ちアジトに帰還すると団長へ手渡して、シャルが意識を取り戻した事が分かれば一目散に部屋へ行き。扉ノックするも返事を待たず足を踏み入れて、その姿を見ればやっと安堵し椅子をベッド近くに持って行き腰掛けると、彼の片手を両手で包み込んでトゲのある言い方だが後半はぽつりと独り言のように呟き。あの時感じた不安が外れて良かった、失わずにすんだ唯一の存在、本当に良かった、深くため息吐くと包み込んだ拳の上に頭を置いて。安堵の次に溢れそうになった涙を堪えながらギュッと強みの増した力で再度握り締めて)



65: シャルナーク [×]
2014-07-31 07:50:36

…いろいろごめん、フェイタン。
心配かけたことも…あの時無責任なこと言っちゃったのも。
(手が強く握られたことで、動かない身体をどうにか動かしそちらを向けば心から心配してくれていることが読み取れる相手の様子。こんなフェイタン初めて見た…妙に冷静にぼんやり考えつつ己の口から出てきたのは謝罪の言葉。ここまで心配をかけたことは勿論、あの時、つまり己と同様にフェイタンが怪我をした際のことを。同じ状況になって初めて、あの時相手が旅団を抜けたいと言った気持ちが分かった気がして…同時にあの時の自分は何も分かっていないのにただ感情的になって制止したと今更になって反省したため出てきた謝罪で。それは同時に、己も今、旅団を抜けようと思っているという気持ちの表れでもあり。半ば無意識に握られた手をこちらからも強く握り返して)

66: フェイタン [×]
2014-08-01 02:51:18


……。
返事は無用よ。私、仲間失うのがこんなに辛いと思たの初めてね。お前の背中は私が守る、必ず。…なにも言わずに消えるのは許さないよ。
(謝罪の言葉を静かに聞き頭を上げて、立場が逆になった彼の気持ちは痛い程分かる、己の不甲斐なさを悔いているのは自身も同じ。緩く力を抜き包み込んだまま真っ直ぐ見据え、己の気持ち伝えて。間を置き相手の表情から察すると低く静かな口調で告げ約束の契りを交わそうと薬指を差し出して、らしくない行動と共に「破たら拷問ね」口角ゆるりとあげて冗談を。あんな本音を零したことすら初めてで、告げた後のもどかしさと少々重たい空気を変えたかった、らしくない行動はそこから来たのかもしれない。そろそろマチが容態を見に訪れるはずだが少しでも長く居たい、そんな気持ちから中々腰を上げられずにいて)


67: シャルナーク [×]
2014-08-01 08:50:50

…はは、拷問はやだなー。
(相手の話にじっと黙って聞き入り。らしくない、普段なら絶対に聞くことのないだろう言葉たち、でもらしくないからこそ本音なんだろうと窺い知ることができて。返事は無用、その言葉通りにあえて返事はしないまでも、与えられる言葉のおかげで今目の前にいる相手に対してのどうしようもなく愛しい気持ちと感謝の気持ちが溢れてきているのは疑いようもなく。それが漸く見せた笑顔に繋がり、相手の冗談にのみ応じるように契りを交わして。そうしておもむろに天井を見上げれば、)
俺の話にも返事いらないよ。……俺、マチと別れようと思う。
(今回のことが決め手となった。己がフェイタンを愛していることは事実、たとえそれが叶わなくとも。一方でマチが己を大切にしてくれていることもよく分かった…だからこそこんな中途半端な状態は続けられないと腹を括ったようで。勝手ではあるがこれが誠意でもある、そう感じたから。それをわざわざ相手に伝えた辺り、期待しているのか…?そんな己の心に思わず苦笑いして)

68: フェイタン [×]
2014-08-02 01:20:24


……。
(耳を疑った、別れを宣言する台詞に微かに息を呑み言葉を失い、代わりに彼を見据えて。色んな疑問が頭を過ぎる、2人の間に溝は無く喧嘩すら見たことがない。無関係である己に宣言する意図は…。自身にとって都合の良い事だがどうも煮え切らず、しかしこの先の希望に期待しているのも事実であり。暫く無言貫くがその話を流すことは出来ず、カラカラに渇いた唇から発した言葉「理由は?」素っ気なく短いあまりにもデリカシーの一欠片もない言葉。それとは反対に無意識に顔近付けがっつく様子は普段の己には無い行動で。答えによっては期待が膨らむ一方でマチの事を思うとまた複雑で、ループする心情は変化することもなくただ静かに返答を待ち)


69: シャルナーク [×]
2014-08-02 07:58:24

理由?……俺の気持ちの変化、かな?
(相手のことだ、そうか、程度で流されるものだと思っていた。しかし予想に反しがっついてストレートに理由を聞いてくる様子に少し目を丸くして。まさか問われるとは思っていなかったため答えも用意しておらず、かといってこの流れで告白などするつもりもない。再び天井を仰ぎ見つつ回らない頭を無理矢理回して漸く出た答えは、どうにか濁しつつも本音だった。この答えを相手はどう思うだろう?気が多いと軽蔑するだろうか?そんな不安が渦巻く脳内の片隅で、先程と同様、僅かながら期待してしまっている己がいるのも事実で)

70: フェイタン [×]
2014-08-03 00:28:35



なら私にも…いや、聞かなかた事にするよ。
(僅かながら希望が見えた、…私にもチャンスはある。つい口走った言葉を切り話濁して。今更他人の恋路に首を突っ込む己に嫌悪感がふつふつと、それを断ち切るように軽く首を左右に振り立ち上がり。正直ひとりになりたかった、非日常にいる己にはまた違った非日常な展開の数々と彼の話を聞き背中を押され固まった気持ちに整理をつけたかったからで。さらりと髪の毛を撫で、何か言いたげな表情で見下ろすも「お大事に」薄く笑み浮かべると部屋を後にして)


71: シャルナーク [×]
2014-08-03 23:33:56

あ、うん…ありがとう。
(何か言いかけ、途中でやめてしまった相手を不思議そうな顔をして見上げ。けれど相手の性格上、続きを聞きたいと求めてもきっと話してはくれないのだろう、そう予想すれば潔く諦め微笑を浮かべてお礼を述べ、部屋を後にする相手の背中を見送って。退室したのを確認すれば再び天井に視線を向けふぅ、と溜息一つ。今日は本当にいろいろあった、けれどおかげで頭の中は妙に整理され落ち着いていて。その時フェイタンと入れ代わるようにマチが心配そうな顔で部屋に入ってき「どう?」と一言。罪悪感で胸が締め付けられるも、その締め付けが更に己の背中を押す。話さなければ…そう決意して「…あのさ、大事な話があるんだ。」といつになく真剣な顔で切り出して)

72: シャルナーク [×]
2014-08-13 12:20:31

(/もういらっしゃいませんかね…?)

73: シャルナーク [×]
2014-11-03 05:48:32

(/僅かな期待を込めて…久しぶりに上げてみますね^^)

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