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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
841:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-11 02:19:09
>白夜
((ぱたぱたと走り寄って来る子供達が嬉しそうに己に笑顔を向ける。
『爛兄ちゃん!お姉ちゃん来た!』
((まだ話す事もままならない幼児を抱き抱えゆったりと玄関に向かえば小さく礼をする相手に柔らかい表情で「…その辺で寛いでくれ、子供達も喜んでる」と言い。
>菊
((少女を抱えたまま屋根を転々と飛び移り両親の待つ民間へと向かえば、腕の応急処置を済ませた両親が己を出迎える。
少女を下ろし両親の元へ行かせれば其の血塗れの姿に顔色を変えるも「…心配するな、此奴の血じゃねぇよ」と言い安心させて。
涙を流しながら床に頭を付ける両親の元にしゃがみ込み肩をぽんぽんと叩く。
部屋の向こうの棚から、恐らくこの家族の全財産と思われる額の金を風呂敷に包まれ目前に出されれば首を横に振り。
「…良いよ、此奴の着物を汚しちまったからな…新しい着物を買ってやってもう一度旅行にでも行ってきな」
((無表情のまま上記を言い残し孤児荘へと足を急がせ。
((翌日、欠伸を一つしながら孤児荘の廊下を歩き寝癖だらけの髪を掻き毟る。
『…ねぇ兄さん、今日は寺子屋の子供達が遊びに来る日じゃ…』
「…ん?もう来てる筈じゃ」
『もう兄さん、起きるのが遅いから…もうお昼よ?』
((嫌な予感と焦りが生まれ身なりを急いで整え寺子屋に向かえば其処には数人の子供しか居らず。
残りの子供達に何処へ行ったのかと問えば『菊兄ぃが来てね、皆と何処かに行ったよ』と言われ。
心の蟠りは大きくなり急いで相手を探し。
842:
菊 露草 [×]
2014-06-11 12:12:29
>白夜
こらこら、笛を吹きながら走ったら転んだ時、危ないよ
(翌朝、早朝から子供が寺子屋へとやってくるとその足で丘へと向かい、
太陽の下、平野で教育書やそろばんを開いては青空教室ごとく授業をして。
しかし子供は意識が散漫する者で授業にあきると持ってきた笛を吹きながら走り出し。
もちろんだが注意しても聞く耳を持たない子供に困ったように緩い笑みを浮かべつつ
幸せだななんて思ったり
>霧ヶ暮
『そう言えばさっき、久々に菊先生、見掛けたけど随分と印象が変わったね』
『前は子供たちと居るときはあんなに楽しそうだったのに。しかも宿場町の方へ歩いて
いったそうだよ』
『宿場町と言ったら表向きは景気がいいが、裏では女や子供を売ってるっていうじゃないか。
世の中本当物騒だね。何にもないといいんだが。あの人に限ってねー』
(町民の中でも久々に商店が並ぶ町屋道に現れた寺子屋の師の話がされており、
世の不景気と伴って悪い噂がはびこっていて
(団子屋や貸本屋がある街を抜けるとようやく宿場町までやってきて
ほとほと疲れた様子の子供をおんぶと抱っこをし両手に一人ずつ連れては
表向きは公用の問屋場に入っていき
『おや。お前さんは……驚いたね、子売で打ち首になった男の息子だろう?
名前はなんと言ったかね。』
『菊にぃは菊にぃだよ。菊 露草先生!打ち首ってなーに?』
『元気な子だね、この子等が話していた商品かい』
「…どういうことだ」
(問屋場の男が発した言葉に背筋が凍るが、男は問いには答えず何喰わぬ顔で流すと
子供たちを別の男に『あとで先生も来るから』と奥の部屋に連れて行かせて。
そして淡々と自分の反応を楽しみ態と混乱させるよう軽い口調で口を再び開いては、
『そう言えば、お前さんの知り合い…いや、今は敵だったね。もしかしたら八年前、
お前さんの父親が一度は売りに出してるかもしれないね。あーでも記憶が無いんだったね。
少し話し過ぎたかな。まぁ仕事が終わったなら帰った、帰った。品物は確かに受け取ったよ」
「……質問に、答えろ。どういう、意味だ」
『お前さんの質問に答えている暇はないよ。金は渡したんだ。お帰り』
(男から話題を振っておいて手をひらつかせ軽くあしらわれると、別の男たちに無理矢理
腕を掴まれ閉め出されれば子供の取引金を投げつけられ完全に門前払いをされて。
訳が分からない、今自分が何の為に此処に訪れ、何を言われ、何を思い出そうと
しているのか。全く分からない。記憶が消えたとしても普通ならとっくにある程度は
回復しているはずなのに…、誰が、何を? あともう少しで思い出せそうなのに…。
記憶の混濁と混迷の中、金を男たちに渡さねばと暗示に掛けられたように足を運ぶが
足は鉛の様に重たく、脳裏に思い浮かぶは子供と何故かあの銀髪の男で。
843:
白夜 澪 [×]
2014-06-11 14:50:45
>霧ヶ暮
………………わかった…(嬉しそうに小さく微笑んでコクッと頷き子供たちがいるほうに行き座り子供たちと話をして
>菊
………(いつもとは全く違う短い着物を着て髪をおろしたまま団子屋で団子を買い気分転換になるかなと思いのんびりと丘のほうへと向かって歩いて行き
844:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-11 16:30:47
>菊
((最近何度走らされる事だろう。
何処か冷静にそんな事を考えながら町を駆け抜ける。
町民達に相手の事を問えば既に宿屋の方に行ったとの事。
宿屋に子供達を連れて行く理由等は一つしか思い浮かばずたらりと冷や汗が垂れる。
己の足の全力で宿屋に迎えば其処に相手の姿は無く遅かったか、と絶望に満ち歯を食縛る。
………馬鹿野郎…何やってんだ……
((早く相手を見付けなければ。
其の意思だけが己を動かす。
小さく上記を呟けばすっと立ち上がり宿屋を後にし相手の姿を探して。
((何処か覚束無い足取りの相手を見付ければ屋根から飛び降り相手の肩を思い切り掴む。
力を入れた為僅かに相手の顔が歪んだが己も腕の傷に走る痛みに顔を歪み。
…お前の帰る場所は、今お前が向かってる所じゃねぇよ
((静かに呟き相手の瞳をじっと見捉える。
恐らく相手の帰りが遅ければまた男達が来るだろう。
しかし、今回ばかりは黙って見過ごす訳には行かなかった。
>白夜
((ゆっくりと腰を下ろす相手に子供達が駆け寄って行っては口々に話を初め。
抱えていた幼子を皆の元へ連れて行き縁側で煙管を咥えて。
気を利かした少女が全員のお茶菓子とお茶を淹れ運んで来るのを見ればふうっと煙を燻らせ。
845:
菊 露草 [×]
2014-06-11 18:22:36
>霧ヶ暮
(肩に走る痛みに表情を歪めるが、相手の痛々しい腕と赤い瞳が揺れるのに
目を奪われ、束の間その瞳に凝視されれば先程、問屋の男に言われたこと、
男たちに言われたこと、そして不明瞭な自分の記憶が一気に押し寄せて
あんたは、本当に俺の敵手なのか?俺の何を知っている…。
…あんたは、俺と会ったことがあるか?いつ、出会った?八年前か?
帰る場所とはどこだ?…アイツ等は何も教えてくれない
(頭痛と混乱で僅かに声が震えるのを押さえながらたたみ掛けるように聞く。
それは厭な笑みを浮かべ仕事ばかり押し付けてくる男よりも
目の前の銀髪の男の方が信用できると本能が語りかけてきたから。
フと昨夜の少女の泣き声が脳裏を過ぎれば、あのとき相手がしたことを理解し
肩を掴むその痛ましい腕の傷に無意識にそっと手を重ねては優しく撫でて
「……あんたはいつも誰かの為に怪我をしているな」
(寂しげな表情で微笑みながら記憶が戻ったような口ぶりでそう言うが
実際は頭の中はぼんやりと。ただ肩を掴む力と力強い瞳から流れ込む
優しさはどこか懐かしく、自分を魅了してやまなかったものに思え。
また先刻、問屋に預けた寺子屋の子を思うと僅かに表情を歪ませて
846:
白夜 澪 [×]
2014-06-11 18:29:29
>霧ヶ暮
…………(子供たちの話を楽しそうに聞いたりしていてお茶とお茶菓子を運んできてくれた少女に「ありがとう」と小さく微笑んで言い縁側にいる相手を見て手招きして
847:
菊 露草 [×]
2014-06-11 20:41:12
>白夜
『あー、お姉ちゃん、お団子いいなぁ。ねーねー、一緒に向こうで遊ぼうよ』
(笛を吹きながら走って行った少年は相手を見つけると嬉しそうにかけより、
物欲しげに団子を見ると子供たちが集まる場所へ、相手の裾を引っ張って
半ば強引に連れて行こうとするところ
あれ…姉さん、もしかして白夜かい?随分と、印象がかわるものだね
(少年を追いかけて来ると其処には以前、夜に迷子を助けた少女。
あの後結局大丈夫だったのか気になるところだが、今の自分は寺子屋である以上
聞けないため、とりあえず以前寺子屋で会ったときと印象が違うことに驚いてみて。
848:
白夜 澪 [×]
2014-06-11 21:13:29
>菊
…………いいよ…(小さくコクッと頷いて少年に裾を引っ張られるままについて行き
……………そんなに違う…かな…?(印象がかわると言われては小さく首を傾げては左記を聞いて
849:
巫 終夜 [×]
2014-06-11 21:32:14
そうですか
(相手に聞いてみて)
子供が好きなんですか?
>爛
どうしても言わなければいけないのか、、、?
(少し迷うが、消されるよりはましだと思い言って)
私の父親の名前がでたんですよ、、意識がもうろうとしていたのでなぜ出てきたのかは覚えていませんが、、、
>菊
見つかるといいですね、、
(辺りを見回していたら)
『あ、見つけた!』
(母親らしきひとが出てきて)
>澪
850:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-11 22:57:21
>菊
((相手の頬に手を添えては、相手の記憶が混雑してしまうのではないかと言うべきか悩んだがゆっくりと口を開き。
安心させる様な優しい声色で一つ一つ分かり易い様に相手の目を見て話し。
…あんたはな、子供達に大層好かれあんたも子供達を好きな…絵に描いた様な寺子屋の先生だよ
…寺子屋を守る為に裏での仕事もしてたが子供にだけは手を出さずに己の信念を貫いてた奴だ、全部…全部俺は知ってる
((『信じろ』と言う様に言えば相手の腕を引き先程の子売の元に連れて行けば刀で脅し子供達を無理矢理奪い取り。
泣きながら相手に抱き着く子供達を見れば相手に視線を移し。
>白夜
((ゆっくりと子供達の元へ迎えば相手にべったりの子供達に苦笑を漏らす。
軽く話をしながら一人の少女に目を移せば『今日の夕食は此処で食べて行ってよ!』と瞳を輝かせて言い。
>巫
………まぁ、嫌いじゃないな
((ようやく泣きやんだ赤ん坊に一息付けば相手にちらりと視線を向け。
…情報屋は狙われやすいんだ、気をつけろよ
((無表情だが何処か心配そうに瞳を落とせば溜息を付き。
851:
菊 露草 [×]
2014-06-11 23:26:39
>白夜
訳あってそんな格好をするのかな?それとも気分?
(首を傾げる相手をジッと見ては、髪を下ろすと更に女らしさが増すと思っていて)
良かったら姉さんも、教本を読んでいくかい?
(勉強は好きだろうかと内心首を傾げつつ丘の上で教育本とにらめっこする子供たちを見ながら
>巫
…父親?あんたの父親は……
(以前、錯乱状態の相手から話された言葉が本当であれば父親は既に亡くなっているはずで
その話が出たということはどういうことなのか。思考を巡らすが見当は付かずに。
わかった…。あんたにも色々事情があるんだろう。情報を漏らさないというなら
今後もあいつらとは関わりを持つ。なにか分かったら教えよう。
ただし、あんたが口外すれば其処で関係も切れる。情報もとだえるからな
(結局、相手に自分が荷担する形になったが親の事を持ち込まれると
どうしても相手が子供に見えてしまい優しさが揺らぐわけで。
しかし最後にしっかりと忠告しておくことを忘れずに。
852:
菊 露草 [×]
2014-06-12 01:57:11
>霧ヶ暮
(相手の自分のことを丁寧に纏め上げた言葉は何の違和感もなく
自分の心と脳内に流れ込んでは落ち着く気がして、頬に触れられる手も嫌な気はしない。
コクリと息を飲み、なすがまま相手に連れられ、颯爽かつ可憐に先程の問屋から
子供たちをかっさらう様に言葉も出なく。
泣きつく子供たちの頭を無意識に撫でながら先刻言われた言葉を頭の中で繰り返すうち
徐々に記憶が戻り始め、瞳に以前の光が戻り始めて…
其れに伴い生まれるのは自分への怒りと男たちへの果てしない憎悪で
子供たちがいるのに、その狂気は抑え切れず頬に触れる手を振り払う。
身の毛がよだち震える手で鞘に掛かれば、それを必死に押さえ込もうと努め
「……問い重ね悪いが、この怒りはあんたの知ってる俺のものか?
どうにも抑え切れそうにないんだが…。あの下衆共が、俺を虚仮にしやがって…」
『き、菊兄!そ、そういう言葉使っちゃいけないんだ!駄目なんだっ!』
(刀をカチャリと抜きかけようとしたとき、顔も名前も思い出せないが震え声で
必死に裾引っ張り自分を制してくる少年に息が詰まり徐々に怒りも治まれば
深呼吸をして、まだはっきり整理のつかない思考を落ち着かせて。
(流れ込む記憶の所為で意識が遠のきそうになるが、ふらりと相手に向き直り
片手で傷付いた腕を再び手に取る。以前の見世物屋の騒動で過去に縛り付けられ
もがき苦しむ相手を想えば遣り切れなくなり表情を歪めては
開いている手で相手の銀髪を子供を扱うように優しく撫でて
「あんたには迷惑をかけてばかりだな。…支えなければと思った矢先情けない。
あんたが一番辛いときに何もしてやれない…。
迷惑ついでに子供たちを見てやってくれないか。俺は男共を片付けてくる。」
(何とも複雑な表情でそう付ければ小さく微笑むも、すぐに表情を引き締め
僅かに冷酷さをまとわせながら、薄れる意識を奮い立たせてその場を去ろうとするところ
853:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-12 05:09:26
>菊
((落ち着きを取り戻したかと安堵の息を漏らせば、手を弾かれ怒りの篭った相手の瞳に僅かに背筋が凍る。
子供達の前だと言うのに普段の相手からは想像も出来ない相手の言葉に内心驚きと僅かな恐れを感じ。
ゆったりと立ち上がる相手を見れば己の頭を優しく撫でられ幼少期感じられる事の無かった感情が僅かに沸き起こる。
月を背に立つ相手は何とも美しい物で言葉を無くす。
子供達の事を頼まれれば素直に頷くも何処か心配そうな目線を相手に向け。
其れでも相手程腕の立つ人間ならば大丈夫だ、と己に無理矢理言い聞かせては子供達の手を引き家まで送ろうと町に向かい。
帰りがてら、相手の言った一言が未だに己の胸に引っ掛かり眉を潜めて。
………八年前、一体相手に何が合ったと言うのか。
黙り込む己の腕を引きながら子供達は口々に相手の事を問い掛ける。
『お兄ちゃん、菊兄ぃいつ帰るの?』
『早く菊兄ぃと遊びたいなぁ』
軽く相槌を打ちながら町まで来れば黒着物の男達に囲まれて。
『爛、よくやったな…此れであの男はお前を信じたも同然だ』
『良い人を演じるのは疲れたか?まさかお前が俺達の仲間だとは奴も気付かぬだろう』
「………俺は、そんなつもりであいつを助けたんじゃ…」
『己を隠すな、今更良い人になんてなれないもんだ…後は奴をとことん策に嵌めるだけだな』
「……………」
((不思議そうな顔をして己の手を引く子供達に正気に戻されれば男達に「…わかってるさ」と一言残し子供達を送り届け。
854:
白夜 澪 [×]
2014-06-12 06:38:29
>巫
………見つかってよかった(出てきた母親と一緒に帰っていく後ろ姿を見ては安心したように言い
>霧ヶ暮
…………いいの…?(瞳を輝かせた少女から言われたことに嬉しそうに小さく微笑みながらも首を傾げて
>菊
…………気分…かな(少し悩むもとくに意味もなかったため気分だと答え
…………読んでいこうかな…(少し考えてから小さくコクッと頷いて
855:
菊 露草 [×]
2014-06-12 15:31:41
>霧ヶ暮
(自分の事を忘れるほど記憶を失うのは此が何度目だろうか。数えるほどしかないのは
確かだが、どれも帳簿などを見てさほどの混乱無く思い出せていた気がする。
しかし今回ばかりは邪魔が入ったせいで記憶がかなり混濁し、真実と偽りが
交差して正常な判断の妨げとなっている。それでも相手の事と子供を愛する気持ちは
思い出すことができ、自分を騙した男たちへの怒りが湧いていて
(男たちの拠点に乗り込むなり有無を言わさず、一人の喉元をつき、
震え上がるもう一人にも斬りかかろうとするが声を上げて制され
『お、落ち着け!!よく考えてみろ!アイツはお前のことを恨んでるやも知れんのだぞ』
「また俺を誑かすか。もうお前たちの言葉には耳を貸さない」
『八年前のことは、思い出してないのか?…お前の父親がアイツを見世物屋に売る仲介人となり何度も多額の報酬を得ていたことを』
「…な……」
『お前はその金で飯を食ってたんだよ。それを知ってるアイツがお前に優しくすると思うか?』
『お前が信じてやまないアイツは殺人鬼だよ。それもお前の父親が…
いや、お前がそうさせたと言っても過言ではない。子供を売って育ったお前が悠々と
子供が好きだと法螺を吹いて生きてるのにアイツが心を許したとでも思ったか?』
『それも記憶が曖昧ときたら虫酸が走るだろうな……どうした、今の話し信じたか?』
(男の嘲笑うような記憶を混乱させる一言に、沸き上がる狂乱を抑えきれず
気付けばその男たちの喉元を切っていて…。
不確かな記憶の中、父が犯した過ちだけは明確に頭の中に蘇り、
相手が自分を恨んでいてもおかしくないと、思ってしまう。
そもそも相手は自分の父が犯した罪を知っているのかも分からない。
しかし、此まで何度も相手の子供たちを愛する優しさに救われたのも事実…。
もはや何を頼りに真実を知れば良いのか分からなくなるが相手の事だけは信じたく。
これは一度、向き合わねばならないと頭痛を堪えながら一度帰宅して、
翌朝早々に話をすべく孤児荘に向かって)
856:
菊 露草 [×]
2014-06-12 15:36:57
>白夜
気分とは…何ともおなごらしい理由だね。でもなかなか似合っているよ
(気分と言われればそんなものかと苦笑しつつ、実に女性らしい理由だと
ゆるい笑みを浮かべては、風に揺らめく綺麗な髪と短めの着物を美しく思えば
穏やかな声色で褒めてみて)
そうかい?…姉さんはどこかで教えを請うたことはあるかな?
(相手に一冊の教本を渡しながら、これまでどこで教育を受けたことはあるのだろうかと聞いてみて
857:
白夜 澪 [×]
2014-06-12 17:39:09
>菊
……………ありがとう…(ほとんど髪をおろしてたり違う着物を着たことが少なかったため自分に合わなかったらどうしようかなと内心思っていて、相手に褒められては嬉しそうに小さく微笑んで
……………少しだけだけど…(教本を受け取り中を見ながら左記を言い
858:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-12 17:46:33
>白夜
…別に、構わねぇよ
此奴等も喜ぶしな
((柔らかく僅かに微笑めば相手に上記を言い。
喜ぶ子供達ちらりと視線を向ければ再び煙管を咥え。
>菊
((寺子屋の子供達を全員送り届けた頃には既に空は真っ暗で少し小走りで孤児荘へと向かい。
相手は平気だろうか、と表情を歪めては小さく溜息を付いて。
酷く疲労を感じ床に伏せれば其の儘寝息を立てて。
((翌日、早朝に風呂に入り重い足取りで自室へと戻る。
三面鏡の前に胡座を掻き、濡れた己の銀髪を見ては眉を潜め。
扉を叩く様な音がしては其方に振り向きゆっくりと孤児荘の扉に向かい。
『よぉ爛、調子はどうだ?』
「…なんだよ、朝から」
『そう機嫌悪くするな、俺達とお前の仲だろう?』
「………」
((数人の黒着物の男達に肩を組ままれ小さく溜息を付く。
手にしていた手縫いで濡れた髪を拭いながら相手の話を大人しく聞く。
『さて、そろそろ彼奴を此方側の仲間になる様に上手く丸め込め』
『彼奴の腕は確かだからな、逆らったら殺せ』
「………あぁ、わかってるさ」
『お前の仲良しごっこはもう終わりだ、頼りにしてるぞ?…爛』
((へらりと笑い去っていく男達を見送り無表情のまま俯く。
煙管を咥え孤児荘に入れば其処に立っていた少年に腕を掴まれる。
『兄さん…今、何話してたの?』
「なんでもねぇよ」
『…嘘だ、俺…聞いてたよ!』
((黙れ、と瞳で訴え少年の頭にぽん、と手を乗せ自室に戻って行き。
859:
白夜 澪 [×]
2014-06-12 18:09:03
>霧ヶ暮
……………ありがとう…(相手を見て凄く嬉しそうに微笑んでまた子供たちを見て
860:
菊 露草 [×]
2014-06-12 21:03:54
>白夜
『お姉ちゃんこのお怪我どうしたの?』
『まだ痛いの?』
(少年少女たちが相手の手首や足首に巻かれる包帯を見て心配そうに言うのを見て
子供というのは素直で好奇心が強すぎると困ったように笑う。気にはなっていたが
そこまでの仲ではないと黙秘していたが流石子供だと。すこし申し訳なさそうに
相手を見ては別に本当の事を答えることはないと黙って首を横に振って。
今日はね、勘定の教えをしてた所なんだ。物が溢れているほうが楽しいかと思ってね。
だけど子供は物を数えるよりも、楽しいことを見つけてしまったのかな
(相手の隣に腰掛けてはその教本を見開くと和や差の説明や物の数え方が書かれていて。
真面目に教本と向き合う子もあれば走り回る子もいて本当に自由だとゆるりと目を細め
……あー、そうだ。姉さんのことちゃんと覚えていたよ
(突然口を開いたこと思えば当たり前のことを言う。
しかし自分にとっては当たり前でないため何処か嬉しそうに相手を見るが
やはり昨夜の事が気がかりでどことなく寂しげにも見えて)
>霧ヶ暮
(早朝になると記憶も随分と安定してきて、書きためておいた帳簿を見ては
更に記憶を確かなものにしていく。自分の字で書かれた帳簿から、やはり相手は
信用高い男だと分かり安堵して。しかし八年前以上のことは帳簿につけていない為
明確な情報が得られず、蟠りは解消されないまま疲労ばかりが溜まっていくようで。
相手の心の内を知るのは恐怖だが、きっとあの瞳は嘘を付いていない。
大丈夫だと言い聞かせ、必要であれば自分の過去を話すつもりで孤児荘へと来て
『あ、寺子屋のお兄ちゃん!…あ、あのね。今行かないほうが良いと思うよ?』
「…なんでだい?」
『あのね、知らない人とお話してたんだけど、いつもと違って…』
『あー!また来てくれたの?爛兄さんならこっちだよー!』
(少年が何か言いかけた時、別の子供たちが寄ってくれば、あれよという間に
孤児荘の中に引っ張り込まれ、相手の自室の前まで連れて来られて。
『爛兄さん!寺子屋のお兄ちゃんだよー』
無邪気に子供は言うと再び外へと掛けていってしまうが、
あの少年だけが何故かこちらを心配そうに見ていて怪訝に思うが
とりあえず部屋の中にいる相手に話しかけ
「突然押しかけてすまない…。記憶が戻ったんだが、少し確認したいことがあってな。
……客人が来ていたようだが不都合ないか?」
(相手の少し湿った銀髪はそれでも人を魅了する力を持っていると感じつつ
一連の騒動があった為、居たたまれなく、やや下手に回ると目をあまり見ずに聞いて
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