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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
821:
菊 露草 [×]
2014-06-10 03:57:53
>白夜
(帰路、怪しい男たちとすれ違い嫌な予感がする。一度彼女等を冷たく突き放したが
自分からすればまだ子供であり大人の男二人を“何とかする”には…
自分も相当お人好しだと思えば来た道を戻り、案の定、相手たちに絡む男たちに溜息が出る。
世の中これだから子供や女が安心して夜道を歩けないんだと
「旦那、ガキなんて相手してないで俺の相手してくれよ」
(刀はまだ抜かずに様子を伺うとこちらに男たちの視線が注がれたのを確認すると
逃げるように相手に目配せして
822:
菊 露草 [×]
2014-06-10 04:01:04
>霧ヶ暮
『よう勿、こんなところでお寝んねか?』
「……なかれ、?」
『コイツ…、能力を使いすぎたな。面白い。大丈夫だ、俺達はお前の仲間だよ、安心しな』
「…オレは、」
『お前は、勿。子供売りの人殺しだ。ほら、立て、怪我の治療をしてやるよ』
(遷ろう意識の中、目の前の男だけが頼りで違和感があるが聞き入れてしまう。
小さく頷くと人の良さそうな相手の手を取りそのままついて行って
(その後、嫌に厭らしく体を触られながら傷の手当てをされるが
これが普通と言われれば納得して男たちの言動を素直に受け入れる。
意識がはっきりしてきても記憶は明確に思い出せず断片的な映像が
現れては消えを繰り返し頭痛が治まらない。その度に男の優しさを装った手が
頭を撫で頬に触れると嫌な気しかしないのに、これが自分ならと納得させて。
『お前は俺達と同じ不逞浪士で腕利きの殺し屋だ。病み上がりのところ悪いが
早速、麻薬密会の男共を殺して欲しい。その後は着替えたら身売りの仕事だ』
「身売り?オレはそんなことまでしてたのか…あり得ない、そんな下衆なこと」
『なにを言っている。進んでやっていただろ?あと…銀髪の男はお前を誑かす
最低な野郎だ。いいか、間違っても奴の言うことは聞き入れるな』
「……銀髪」
『勿、なにも心配ない。俺達がいっしょにいる。』
(男たちの不敵な笑みには気が付かず“いっしょにいる”その言葉に安心感を覚えると
小さな笑みを浮かべ頷いていて)
(長い髪は後頭部で一つに纏めて結い上げ、黒い男物の着物に袖を通して男たちに渡された左刀を二本と小太刀を腰に下ろす。
いつも帯に挿す勿忘草の簪の存在は忘れていて、
ただ違和感だけがあり。言われた通り麻薬密会の場へ行くと男たちが恐れおののいたように声を上げて
『お前は…!なんでこんなことを、おい、待てッ!』
(男たちは自分のことを知っているようだったが聞く耳を持たず一刀両断に切り捨て
仕事を早々に終わらせると、すぐに仲間を装う浪士が近付いてきて着替えを渡される。
女物に近い其れにかなり抵抗があり首を横に振るが『大丈夫、俺達がいる』と耳元で言われれば
頭痛も引き頷き、依頼人である男の元に向かって
823:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-10 05:17:22
>白夜
((目的の相手を音も無く始末すれば小さく溜息を付き月明かりを避ける様にして孤児荘に戻り返り血を流しては縁側で煙管を咥え子供達の寝顔を見詰め。
翌日、泣き喚く赤ん坊を抱きながら部屋で子供達の相手をしながら疲れた様に溜息を付き。
>菊
((あれから丸一日探しても相手の姿は見付からず心の不安と蟠りは増える一方で。
寺子屋に居るのではないかという僅かな希望を抱えて寺子屋へ訪れるもやはり相手の姿は無く。
代わりに何処か寂しそうな子供達が己を出迎えては泣きそうな表情で己の腕を引き。
『ねぇ、菊兄ぃは?最近菊兄ぃずっと来ないの』
『昨日も、その前の日も来なかった』
((小さく呟く子供達の頭を撫でながら優しく微笑む。
「…心配しなくても大丈夫さ、きっと直ぐに来てくれる」
『………本当?』
「あぁ、だから寂しくなったら何時でも孤児荘に遊びに来い」
『…うん、行く!』
((子供達に別れを告げれば本日は依頼の書いてある手紙を受取る為人気の無い路地裏に向かい男から手紙を受け取り。
己の仕事時間で有る深夜なら相手に会えるだろうかと僅かな期待を持ち一度孤児荘に戻れば支度をして。
((月に霧が掛かり薄暗い深夜、取り敢えず己の任務を片付けて仕舞おうと変装をしては宿屋に忍び込む。
一度バレた変装は二度と使えない為、以前とはまた違う変装に身を包んでは仲居の上着を羽織り。
824:
白夜 澪 [×]
2014-06-10 07:19:18
>菊
…………(相手の目配せに気づき女の子の手を握りその場から走って逃げてしばらく走ったところで相手は大丈夫なのかと心配になり
>霧ヶ暮
……………(丘の木の下に座りながら孤児荘に行こうかな、と考えれば孤児荘に向けて歩いて
825:
菊 露草 [×]
2014-06-10 07:21:47
>霧ヶ暮
(夜、再び酷い頭痛に悩まされ子供たちの笑顔や過去の記憶が断片的に流れ込み、
呼吸すら辛くなるがこの感覚はよく知っている気がして低く呻くと額を抑えていた
手首を男に掴まれ耳元で『俺達が居る』と偽りの優しさで囁かれ安堵する。
『落ち着いたか?…仕事だ。宿屋に泊まっている家族の子供をさらってこい。
親は殺しても構わない。』
「子供を…、なぜ?」
『余計なことは考えるな。言うことを聞いていればまた可愛がってやる』
「オレは望んでない。あんたらがやれと言うから仕方なく」
『…ッ、生意気なところは変わってないな。さっさと仕事にいけ』
(男たちの言動はいちいち引っかかるところがあったが今は信じるしかなく
何よりもそばに居てくれる安心感と与えてくれる男たちを頼りにしていて
『や、やめろ!子供には手を出すな!』
『お金ならいくらでも出しますから、見逃して下さい』
(宿屋の一室、家族が居る部屋に外に通じる障子から侵入すると子供をさらうべく
左刀を引きに抜き必死で我が子を庇う両親を冷ややかに睨み付ける。
一目見ただけでこの両親は目一杯の愛情を我が子に注いでいることが伺えて。
それでも今は自分を取り戻す為に彼らを殺さなければならない。
「…大人しく子供を渡せ。そうすればあんたらの命は奪わないでやる」
『子供がいないなど私たちの命がないのも同然!!絶対に渡さない』
(その一言にズキリと刺すような痛みが頭に襲い額をくしゃりと押さえる。
その隙を見て父親が小太刀を振るって来たが刃先が見えた瞬間、
自分の狂気が猛威を振るい小太刀をいとも簡単に払いのけ
それが床に突き刺さる前に父親と母親の腕に傷を負わせると父親に峰打ちをする。
二人が怯んでいる隙に泣き叫ぶ少女を片手に抱きかかえると、入ってきた障子から
身を乗り出し屋根をつたって拠点へ向かう。子供の泣く声が頭痛を酷くすれば
手刀打ち気を失わせて
826:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-10 14:39:25
>巫
((孤児荘の縁側にて、泣き喚く赤ん坊に手を焼きながらも中々泣き止まない様子に困った様に溜息を付き。
遊んでくれとせがむ子供達に相槌を打ちながらも忙しそうにを子供達の相手と赤ん坊の相手を両立させて。
>菊
((密会が行われている部屋にするりと入り込めば男達に酒を注ぎ、睡眠薬入の酒に見事に男は気を失って行き。
暑苦しい鬘を脱げば密会場には相手の姿が無い事に眉を潜め窓辺から飛び降りればゆっくりと歩き出し。
煙管を咥えながら煙を燻らせ霧に隠れる月を見上げて。
裏路地に向かい報酬を貰って再び町を廻ろうと歩き出せば黒服の男に腕を強く引かれ。
『よぅ、…何だ、そう睨むな』
「…何の用だ」
((片方の手を刀に掛ければ男は其れを制しにやりと笑みを浮かべる。
『喧嘩しようってんじゃねんだ』
「……………」
『腕の良い男が入ったからな』
「…そりゃ良かったな」
((興味無さそうに相手の腕を振りはらえば、尚も何処か勝ち誇った様な笑みを浮かべる男に苛立ちさえ覚える。
『忠告してやってるんだぜ』
「…何の忠告だ」
『お前には何度も此方の仕事を邪魔された、あまりでしゃばると痛い目見るぜ』
「…痛い目だと?…笑わせるな」
((男を思い切り突き飛ばせば鼻で笑い狭い路地から出る。
再び町へと歩を進ませながら相手の事を探そうと。
827:
菊 露草 [×]
2014-06-10 17:48:16
>白夜
(相手と少女が完全に見えなくなったのを確認するとゆっくりと左刀を抜き
男たちを冷酷な雰囲気をまとわせながら妖艶な笑みで睨み付け。
男たちが抵抗しなければそのまま逃がしてやるつもりだったが
斬りかかってきた故に致命傷は負わせず腕当たりを軽く傷付ける。
そのまま峰打ちをして意識を失わせるとその身を路地裏に押し込み記憶を操作して
相手のことも少女のことも忘れさせて。地面に僅かばかりの血が残ったのが
気がかりだがそのままにして、家路につくことにして)
>霧ヶ暮
『流石、勿だな。仕事がはやい。そのガキは生まれが良くなかなかの美人に育つ。
女郎屋が丁度、見習いを欲して居たからな。出来るだけ高値で売ってこい』
「また仕事…。人の子にこんな扱いをするのは気が進まないんだが。両親もいい人に見え…
『勿、忘れたのか?この帳簿を見てみろ。お前のやってきたことが書いてある』
(言葉を遮られ男に渡された帳簿に見覚えはあったが中身は男たちにより差し替えてあり、
事細かに有ること無いことが書き記されていて。
中には暗殺の事実も有る故その血に塗れた記憶だけがはっきりと蘇ってくる、
誰が、何度も何度も死体の男を切り刻む姿も)
『今更、戻れないんだよ。皆から嫌われるお前を見てやれるのは俺達だけなんだ』
「分かった…」
(頬に触れるぬくもりに気色悪さを感じるが元々がそうなら時期に慣れると言い聞かせ少女を抱えて女郎屋に向かって)
『おい兄さん、助けてくれよ。人伝で聞いたんだ。名のあるお人だと。
こんなことを人には頼みたくはないだが我が子の為なんだ』
『さっき宿屋にいたら突然、左刀の男が襲って来たの。それで…それでうちの子を。
いくらでも出すわ。きっと身売りか女郎屋に売りつけられて……』
(切り傷を押さえながら子供をさらわれた夫婦が相手に取り乱しながら泣きついて
子供を助け出して欲しいと懇願する。この夫婦、先程黒服の男に相手のことを
聞いたばかり。男たちは相手も流石に知り合いを殺ることはないだろうと考えていて。
あわよくば勿が殺ってくれればと。
828:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-10 18:29:47
>菊
((町へ向かう途中不意に後ろから足音と己を呼び止める声が聞こえて振り向けば乱闘でもあったのだろうか、着物や髪を乱した夫婦が己の足元に跪き懇願して来る所だった。
何事だと眉を潜めながら夫婦の目線迄しゃがみ込み話を聞けば娘を人拐いに拐われたとの事。
余程愛情を込めて大切に育てて来たのだろう、泣き崩れる二人の肩を掴めば小さく頷き相手の特徴を問う。
『…長い髪を一つに結って居て、整った顔立ちをしていたわ』
((其れだけ聞いた所でふと嫌な予感が頭を過る。
夫婦には家に帰る様に言い、己は人拐いが向かったと言われた方へ走り。
((辺りを見廻しながら走っていれば遊楽付近の所で気を失った小さな少女を抱える相手を見付けては背中に冷たい風が走り唖然とする。
苦虫を噛み潰した様に相手に近寄り腕をぐっと掴み此方を振り向かせれば相手の感情の無い様な表情に胸を抉られ。
相手を叱る様に睨み付けながら低い声で「………あんた、何してんだよ」
と言い。
829:
菊 露草 [×]
2014-06-10 19:10:09
>霧ヶ暮
(気が進まない中、少女を片手に抱えた状態で突然腕を掴まれれば束の間体を強張らせ、
反射的に刀を抜こうとするが両手が塞がり少女を投げ捨てる訳にもいかず振るえずにいて。
それより相手の声と顔を見た瞬間、全身に何かが波打つ感覚がするが
“銀髪”に意識が向いた瞬間、それも消えて行き冷酷に満ちた顔で相手を睨み付け
見て分からないか、仕事だよ。…その髪、オレのことを誑かす輩とはあんたのことだな。
(刹那、腕を強く振り払うと無意識に少女を庇うように出来るだけ相手から引き離すよう
な体勢を取っては、左刀をスッと抜いて警戒と威嚇の瞳で相手を見据え
830:
白夜 澪 [×]
2014-06-10 19:55:37
>霧ヶ暮
………………(孤児荘については相手いるかなと思いながら扉をコンコンとノックして
>菊
……………(窓の空いてる一軒家から女の子そっくり女性が出てくれば女の子が女性に駆け寄り礼を言われ頭を下げ家に戻っていく女性と女の子を見ては自分の家に帰ろうと来た道を戻り
831:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-10 19:57:42
>菊
((想像もしていなかった言葉と相手の様子にごくりと喉が鳴り只目を見開く。
目の前の遊楽をちらりと見れば恐らく少女を売るつもりだったのだろうと歯を食縛り。
己も刀に手を添える。
………悪ぃが俺も仕事でね、子供は返してもらう
………そんで、お前のその馬鹿みてぇな脳内もしっかりと戻してやるよ
((以前迄共に子供達を救い、己も相手に守られた。
何としてでも相手の記憶を己が戻してやらなければ。
刃先を相手に向け睨み付ける。
…あんたは、間違ってる
………俺はあんたの敵じゃない
((刀を向けたまま上記を言い。
相手の記憶を混乱させてしまうのは承知の上だが少しでも相手に自身を取り戻して貰うために淡々と口を開き。
…子供達が待ってるぜ?あんたの大好きな子供達が
((ちらりと汗が這うのを誤魔化す様に口角を上げ上記を言い。
832:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-10 20:01:15
>白夜
((何とか赤ん坊を寝かし付けて寝台に寝かせれば子供達がぱたぱたと走って来ては己の腕を引き。
『爛兄ちゃん、誰か来たよ?』
客人か、と思ったが孤児荘に来る客と言うものは中々少ない者で中学生くらいの少女に出る様に言えば少女は玄関に駆けて行き。
833:
菊 露草 [×]
2014-06-10 21:33:13
>霧ヶ暮
(苦痛とも言える表情でこちらに刀を向ける相手の体は傷が目立ち
折れて治りきっていないのか腕も不自然。ズキズキを刺すような痛みが頭を襲い
顔を僅かに顰めるが今は目の前の男を何とかしなければならない
あんたは必ずそう言ってオレを惑わすと言っていた。
子供が待っていると……そんなはずはない。オレは子供を数え切れない程この手にかけ
その血を浴びて生きてきた。それに大好きか…そうだな、その血を見るのは嫌いじゃない。
(虚ろな頭の中に流れ込んで来た男たちの言葉は強烈で無意識に拒否反応が出るのに
それを沈み込めるだけの言霊の力があった。“お前は人殺しで血の気が多く子供嫌い”
そう刷り込まれ、脳内が男たちの言葉に支配されれば不思議と頭痛も治まった気がして。
オレの邪魔をするあんたの言うことは信用ならない。アイツ等は殺しても構わないと…
(相手を警戒しながら低声で述べつつ、刃先をカチャリと斜め下に傾けて足を後ろに
一歩半引き、間合いを取る。そして刀を下から振り上げるように切り付けようとするが
言葉を言い終える前に再び脳裏に相手との記憶が過ぎっては消え。激しい頭痛と
無意識に少女を落とさぬよう庇ったことで僅かに刃先がずれて
834:
巫 終夜 [×]
2014-06-10 21:35:25
ですよねー………
(苦笑して)
>澪
一時的…………?本当に………?
(相手の言葉に)
この情報を売るつもりはない………
>菊
大変そうですね
(微笑んで)
大丈夫ですか?
>爛
835:
菊 露草 [×]
2014-06-10 21:41:17
>白夜
(/すみません、見逃していました(゚ー゚;A
(宵、裏の仕事を終えて身を休めるのと静かな時を求めて、心地よい風が吹く丘に向かい。
水辺まで来れば刀に付いた血や返り血を洗い流す。僅かに腕を切られてしまい溢れ出る血を洗い流すように水をかけて
836:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-10 22:23:17
>巫
……あぁ、慣れたさ
((僅かに肩眉を下げ、困った様に僅かに微笑む物のやはり慣れても大変な物だなと思いながら赤ん坊を揺すり柄にも無くあやしていて。
>菊
((己を切付け様と刀を振るった相手が僅かに顔を歪め少女を庇うが為にバランスを崩した事を機に相手の腹部に手加減をした蹴りを入れ無理矢理少女を奪い取る。
動けぬ様に相手の上に跨れば気を失っている少女にちらりと目を向ける。
…大嫌いな子供を庇ったのは此奴が売物だからか?
((相手を何処か嘲笑う様に、抱えた少女の目の前に己の白い刀の刃先を向けて。
「…お前も大変だな、その大嫌いな子供を運ばなくちゃなんねぇなんてな………いっその事、殺しちまうか?」
((僅かに見開いた相手の瞳を見逃さずに、相手に見えない様に少女を抱える己の腕を突き刺す。
皮肉にも痛みには慣れてしまい、無表情を貫き通したまま相手の様子を伺う。
己の血で血塗れになった少女は、相手の目には少女が死んだ様に見える為どんな反応をするかとじっと見詰め。
へらりと口角を上げれば相手の耳元で「…ほら、どんな気分だ?」と囁き。
837:
菊 露草 [×]
2014-06-10 23:34:55
>巫
あんたが、情報売らないと約束できるなら消す必要ない
が…何に引っかかったかは教えて貰う
今後、あんたが下手に動いて支障がでたら困るからな
(本当かと問いかけられれば深く頷くも、そもそも情報を売らず外部に漏れなければ
なんの問題はない。相手を信用したわけではないが体力を使うことのため能力は
あまり使いたくなく。それでも情報の一部、相手が気がかりに思ったことは
確実に世に影響が出ると踏んでいるため、やや脅すように睨み付けて
>霧ヶ暮
(背中に感じる固い地面と腹部に感じる鈍い痛み。その意識の傾きに勝る相手の
嘲笑うような表情と言葉。この感覚は知っている。
全身が武者震いに襲われるような体感と相手の蔑む言葉の中にある優しさが
偽りで塗り固められた記憶を解していくようで
やめ……
(少女に突き立てられたよう見えた刃先からみるみるうちに少女の着物が朱に染められ
自分の表情が凍り付き、全身の血の気が失われていくのが分かって。
どうしても核心を思い出せない記憶と認めたくない目の前の現実に混乱し、息が詰まり
耳元で囁かれる言葉が聴覚から脳内を支配し、生理的とも取れる涙が目尻から地面に一筋零れて。
“目の前のこの男は…子供が好きだった、はず…なのに何で”
(銀髪の男が孤児荘の子供と団子屋で戯れる光景が脳裏を過ぎり短い息がヒュッと漏れ、
上体を起こした相手の頬に震える手をそっと添えると掠れた声をやっとの思いで絞り出し
「泣いてるのか?…子供を殺って」
(“霧ヶ暮”と喉まで出かけた名前がスゥと頭の中で消えていけば口を閉ざして。
もう少女が死んだのであれば自分のやる仕事はないと相手を突き飛ばそうと
相手の両肩に手を置き強く押し退けるが力の入らない体勢には無理がある。
諦めて力を抜き相手の言葉に耳を傾けようとした時だった、
『おい!お前、勿に何吹き込んでやがる。…勿、そいつの言葉に耳を貸すな!』
(記憶の混濁が激しい自分を見張っていた男たちは帰りが遅いのを不審に思ったのか
ここまで駆けつけてくると刀を抜き、少女を抱え自分に跨る相手に容赦なく襲い掛かってきて
838:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-11 00:20:04
>菊
((血に濡れる少女を驚きと絶望の入り混じった様な表情で見詰める相手の瞳から美しい涙が溢れた瞬間、心の中に僅かな期待と希望が生まれる。
僅かな抵抗をされるも諦めた様に大人しくなる相手に小さく息を付く。
改めて相手の素性を話そうとすれば背後から数人の男達の怒声と走音が聞こえ瞬時体制を変えるも間に合わず男に蹴り飛ばされる。
少女を庇うべく己が下敷きになれば男達を睨み付けながら声を上げる。
…覚えとけ!!!お前等の嘘は直ぐにバレるぜ!!!
…騙しが何時までも続くと思うな!!!
((男達は丸で己を嘲笑う様につらつらと言葉を並べる。
『何を言っている、勿は俺達の大切な仲間だ』
『騙すだなんて意味の分からない事を言う物だな、俺達が此奴を騙す訳無いだろう?』
((苦虫を噛み潰した様に顔を歪ませ、月をを背に屋根に上れば少女が意識を取り戻し悲鳴と泣き声を上げる。
不味い、と顔を強ばらせれば少女の耳元で「心配するな、父さんと母さんの所にしっかりと連れ戻してやる」と静かに言い僅かに安心させ。
意識を戻した少女を抱える腕に痛みを感じながら、最後に俺達を思い切り睨み付け両親の元へ走り。
839:
白夜 澪 [×]
2014-06-11 00:53:28
>菊
……………(家につき中に入ればすぐ風呂に行きすぐ出てはしばらくボーッとして。今は何も考えられず意味もなく屋根の上に上がり手と足の包帯を巻き直し空を見て
>巫
……………たぶんまだこの近くにいるんじゃないかなって思う……(心配そうに周り見ながら
>霧ヶ暮
…………(少女が玄関の扉を開けては「こんにちは」と挨拶して
840:
菊 露草 [×]
2014-06-11 01:22:28
>霧ヶ暮
(何か掴みかけている。空虚なこの違和感をこの銀髪の男は解いてくれると
思っていた矢先、あの脳内に騒がしく響く、それでも自分を落ち着かせてくれる声が
耳に届き安心するような、もどかしいような複雑な感情が押し寄せてきて。)
『勿、泣かされたのか?かわいそうに…。だからあの男の言葉を聞くなと言ったんだ』
『しかし今日は良い鴨を逃がした。勿、ちょっと仕置きが必要だな』
『今日はよせ。明日は大切な仕事を任せるんだ。ゆっくり休んで貰わねば』
(拠点での一室、男たちの会話はほとんど耳に入っておらず、相手が去っていく時
聞こえた少女の泣き声が頭の中を木霊して離れない。
なぜあんなことをしたのか、記憶が思い出せそうなのに男たちの手がそれを邪魔する。
男が頭を撫でてきて耳元で何やら話すのを不快と思うのに、相手に跨れて耳元で囁かれても
ここまで嫌な気はしなかった。……オレはどちらに騙されているのか、
(翌朝、黒い着物ではなく町男がよく着るような優男風の着物を着せられ右刀を渡される
と寺子屋に行けという。そして子供たちが『菊にぃ』と言って寄ってくるのでそのまま
此処に連れてこいと言うのだ。正直、訳が分からずこの男たちは大丈夫なのかと
怪しむ眼差しを送ると、この時の為に仕組んでおいた自分の策だと言われ疑い晴れぬまま
納得して。言われた通り寺子屋に向かい、
『菊にぃ!!これまでどこに居たの?すっごく心配したんだよ?』
『もしかして、また忘れん坊さんになっちゃった?』
『銀髪のお兄ちゃんも心配してくれてたんだよ!』
(何人もの子供たちに囲まれ次々に話しかけられれば、ついて行けずに頭痛が再び襲う。
しかし子供たちに囲まれることで心癒される自分が居ることに気付き疑惑は大きくなるばかり。
「……みんなに着いて来て欲しいところがある」
『菊にぃ?なんか喋り方、変!…でもどこ行くの?』
「…いいから、着いて来て」
(酷い罪悪感に襲われながらも、此が自分の策ならと男たちに言われた通り微笑めば、
数人の子供は首を傾げながらも着いてきて、そのまま子売り屋とは知らず言われた場所に向かって
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(C) Mikle