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大江戸乱舞物語/4230


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自分のトピックを作る
801: 月乃雲 [×]
2014-06-09 20:01:48


>>霧ヶ暮さん

((今宵は三日月、随分通い慣れた森奥から見える月を彼は今、見ることが出来ているだろうか。空に浮かぶ光の弧が円を描くとき、隣に彼が居て欲しい。今の自分なら人間の彼と丘から此処まで競争したら勝てるんじゃないかと、そんな夢を想わねば地に足をつけていられなく。・・彼は薬をちゃんと飲んでくれているだろうか

『しかしお前も物好きだな、根っからの悪党に入れ込んで。変な入れ知恵でもされたか?』
『彼奴は昔、見せ物小屋で働かせてやったのに、その親まで殺した罪人なんだぞ。そんな奴放っておいて俺達と遊ぼうぜ。お前こんなに痩せて。苦しめられてるんだぞ?俺達が楽にしてやるよ』
((きっと過去に囚われ孤独の中で戦う彼はもっと辛いはず。彼の過去がどうあろうと、その過去があり今の端麗で優しい彼があるのなら全てを受け止めたい。この苦しみを癒してくれるのは彼だけであり、彼を救い出す筆頭は己だと自負している。男達の嘲笑いを無視すると今日はいつもの薬と傷薬を置いてその場を後にして

((他にもやらねば行けぬことが沢山あって、絶対であるが彼に薬の効果が現れたら救い出さねばならない。彼の優しさが孤独をなぎ払い人々に力を与えていることを知らせたい。様々な薬や薫り袋を風呂敷に包んでは今まで彼と関わり救われてきた人々を渡り歩き、どうか協力してくださいと頭を下げる。しかし殆どの人は優しい笑顔で言うのだ
『頭を下げる必要はない。彼には何度も救われた。喜んで協力する』と。
こんなにも人々から愛される友人を持てる己は幸せで、はやくその命が一人のものでないことを伝えたい

((十三夜月、日々の暴力と手荒い扱いでやつれた彼に容赦なく男達は仕事を押し付ける。薬を乱暴に飲ませた後、傷薬を顔に強く投げつけては
『今宵から三日三晩、休む暇も寝る暇もないと思え。今回は観客の前で女郎を襲え。その後は普段通り化け物の姿になり大人しく暴行されていろ』
嘲笑いながら尚も暴力を振るう男の目は相手を金稼ぎの道具としてしか見ていなく、
月が満ちるまで時はすぐそこまで来ていて


802: 白夜 澪 [×]
2014-06-09 20:48:31

>巫
……………たぶん…ここらへんの子だと思う……(少し困ったように女の子を見て言い

803: 菊 露草 [×]
2014-06-09 21:13:17



>白夜

一人で何とか出来なくて襲われたらそれこそ無責任だ
(冷ややかな口調で言い放つも本当に心配していないならこんなことは言わずとっくに
捨て置いてここから去っている。実際、心配だからと手を差し伸べてなにも出来ないなら
いてもいなくても同じで迷惑が増えるだけで

なんとかね、俺が此処で刀抜いてもなんとかするのか
(泣きやんだ少女を無表情に見ながらも泣きやむあたり子供には見透かされている
のだろうかとぼんやり思う。そして上記を淡々と述べれば笑顔一つ零さずに
自分の鞘に手をかけてみて


>巫

本当に面倒臭いやつだ…
(走って逃げてしまった相手に舌打ちするとすぐその後を追い路地裏まで来ると
鞘に手をかけて威嚇して

こっちは子供の生活かかってんだ。
ガキのお遊びのために情報持ってかれるわけにはいかねーんだ
(錯乱状態に落ちいる相手を煽るような言葉だが声色は努めて静かで落ち着いており
どこか相手に落ち着けと、平静を取り戻すよう暗示をかけるようで



804: 霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-09 21:16:03



>白夜

…そうか、大変だな
((瞳を下ろし呟く様に上記を言えば煙管を咥え先程の少女達の喜ぶ姿を思い浮かべる。
ふうっと煙を吐き出せば無表情ながらの照れを隠す様に下を向きながら下記を言って。

…まぁ、さっきの子供も喜んでた事だし…暇になったり寂しかったら何時でも孤児荘に来い
((何処かぎこちなく言えば再び煙管の煙を吸い込み。


>巫

………気にすんじゃねぇよ、帰るぞ
((相手の腕を己の肩に掛け支えながら立ち上がる。
小屋の扉を開ければ鬱蒼と茂る木々に山奥だと言う事を思い出させられ小さく舌打ちをすれば能力を使い狼の姿に変え、相手を己に軽々と乗せれば木々を掻き分け早々と町に降り。


>月乃

((己の余命まで一週間を切った今日、痛みと疲労で中々廻らない思考を懸命に働かせ男達に乱暴に鎖を引かれてはゆっくりと立ち上がる。
遊楽にて、下卑た声が上がる舞台に立ち男の命令通りに無様に跪く。
思い切り蹴り飛ばされれば目的の女郎がゆっくりと出て来て、己の頬をゆるりと撫で上げる。
虚ろな瞳のまま女を組み伏し着物を乱せば男達の気の上がった歓声が上がる。
『あら、狼さんの割に激しくしてくれないのね』
何処か巫山戯た様に笑う女郎を見詰めれば急に喉に詰まった様な痛みを感じ女郎から離れる。
激しく咳き込み口元を抑えていた手を離せば血塗れに濡れていた。
《………どういう、事だ》
死ぬとしたら一切の苦しみを味わう事が無く其の儘余命を迎える筈。
ふと頭に過ぎったのは薬屋に合った書物の中の一行だった。
己の様な病が治る時の短所、それはゆっくりと完治して行くが症状が一気に出てしまうと言う事だった。
しかしそんな筈は無いと己に言い聞かせれば、命令に背いた事に怒気を含ませた瞳で男が此方に近付き。


805: 菊 露草 [×]
2014-06-09 21:16:26




>霧ヶ暮

「俺はあんたに買えるほど安い男じゃない。それに綺麗ってのは見当違いだな」
(男に言われた言葉に口角を上げると“化狐”を思わせる微笑みの中に冷酷さと
無情さを魅せれば男に刀を向ける。『ば、化け物が!』男は震えた声で罵声を
浴びせるとそのまま走って逃げて行き

最高だったよ。………あんたは子供達の元へ先に行ってくれ。
俺はここの片づけをする、…人の目が多すぎた
(まだ周囲が騒がしい中、相手の元へふらりと近付き頬に付いた血を指で拭ってやる。
どこか子供を褒めるよう口元に笑みを浮かべて言えば首輪に指を引っかけて自分の方へ
引き下げ頭を下げさせるとその頭をポンと軽く叩き撫でて。
一刻、相手を大人して見る目に変わると逃げまどう観客に視線を移す。
中にはこのまま逃走されては後々困る輩も互いに居るわけで、それを片すと
告げれば相手の答えを待たずに逃げる浪士に峰打ちを食らわして引っ捕らえていき

さてと…綺麗さっぱり忘れようか
(相手が子供達を助けに向かったのを確認した後、地面に這い蹲る男達一人ひとりの記憶、
この見世物屋で見たことを喪失させていき、とりあえず此で二次被害は防げるかと
短い溜息を吐くと痛む頭を抑えつつ、無事にたどり着けるか記憶が不安だが
相手の後を追うべくその場を後にして


806: 巫 終夜 [×]
2014-06-09 21:48:05

そうですか、、、、
(困ったように辺りを見回して)
誰か知ってる人がいればいいんですけどねぇ、、、、
>澪

お遊び、、、、か
(笑って)
確かにあんたにはそう見えるかもしれねぇが、、、今回の情報で絶対に忘れてはいけない名前があるからな
(男たちの会話の中で、どこか聞き覚えのある名前がでて、思い出してみれば、それは自分の父親の名前で)
だから失うわけにはいかない
>菊

うわっ!?
(いきなり視点が変わって驚き)
>爛




807: 白夜 澪 [×]
2014-06-09 21:52:13

>菊
………………襲われる前に何とかするし(まよわずに言い

……………何とかさせるしかない…でしょ(相手が鞘に手をかけるところを見ても怯えることも逃げようともせず、表情を変えないで真っ直ぐに相手を見て静かに左記を言い


>霧ヶ暮
………………いつでも…いいの?(嬉しそうに目を輝かせて聞き返しては「…………ありがとう…」と嬉しそうに小さく微笑んで言い

808: 白夜 澪 [×]
2014-06-09 21:55:09

>巫
………………頑張って探してみるしかないね…(辺りを見渡しながら言い

809: 霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-09 22:00:03



>菊

((痛む足に鞭打ち子供達が捕らわれている小屋に全速力で走る。
裏仕事で走る事は付き物で慣れから中々息が切れる事は無かったが息が切れ始めたのを機に走りながら狼の姿へと変え深夜の町を駆け抜ける。
冷たい風を感じながら、早くも小屋に着けば扉を突き破り子供達の元へ駆け寄る。
月に輝く己の銀毛は血に染まり肩で息をしながらゆっくりと歩を進ませる。
『………爛、兄ちゃん?』
か細い声で呼ばれた其の声にゆっくりと人の姿に戻り横たわる少女を抱き締める。
怖がらせただろうか、と僅かに不安になった物のそんな様子は一つも見せず子供達は己の元によろよろと集まる。
『………爛兄ちゃんは…狼さんなの?』
「………怖いか?」
『…怖く、ないよ』
虚ろな瞳でにっこりと微笑む子供達を背負い、手を引き足早に孤児荘に戻る。
幸い孤児荘迄の距離は然程遠くは無く、子供達を送り届け年長者の孤児の少年と少女に子供達を受渡し一安心した所で相手を探すべくもう一度町に出る。
小屋に向かったのだろうかと、急いで小屋に戻れば生き残りの一人の男に刀を向けられる。
『この…親殺しが!!お前は最高の悪人で化犬だぜ!…安心しな、お前が罪に苛まれない様に此処で殺してやるよ』
"親殺し"と言う言葉に僅かに瞳が揺らぐ。
頭に広がる幼少期の記憶、血の海に転がる親の骸を見下ろしながら己はどうしていただろうか。
ーーーそうだ、己は狂った様に笑っていた。

…やめろ…俺は、俺は間違って無…い
((震えながら頭を抱える、男は尚も己の耳元で囁く。
『…あんたは人殺し、しかも自分の親を殺した最悪な悪人だよ』
「………っ………」
『餓鬼共の面倒が罪滅ぼしだとでも思ったか?』
「……ち………が、う」
喉の奥からヒューと嫌な音がする。
気が付けば涙を流し叫びを上げ目の前の男を無残に切り殺していた。
何度も何度も刀を振り下ろす。
涙は止まる事を知らず、部屋に覗く月だけが己を嘲笑う様に輝いていて。

810: 霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-09 22:15:47



>巫

((町に着けばゆっくりと人の姿に戻り相手を静かに下ろせば相手の頬に付いた汚れや返り血を拭い。
すっと立ち上がれば夜の闇に消え。


>白夜

………子供達も喜ぶしな、それにあれ程子供が多いと俺も大変なんだ
((嬉しそうな相手の様子に僅かに頬が緩み
上記を言えば再び煙管の煙を吐きだし「………何時でも構わねぇよ、待ってる」と柄にも無い事を言い。

811: 菊 露草 [×]
2014-06-09 22:53:08



>巫

…いや、記憶は消させてもらう。ただし一時的に、だ
俺は密売が滞りなく終わればその後はどうなっても構わない。
俺はお前を信用してるわけじゃないからな、ちょっとの間
忘れてくれていればそれで良い。……どうだ?
(相手の事情は深くは知らないがあの丘で聞いた話から
過去に父母を殺された可能性が高いのは分かる。色々事情があるのだろう。
そう組み取ってしまうあたり、相手がまだ子供に見え甘くしてしまう自分が情けなく。
本当のところずっと忘れていてくれないと今後の信用関係が崩れるため困るのだが
斬り合いにはなりたくない為、妥協しようと上記の取引を持ちかけて。

あんたの個人で使うなら問題ない。だがこの情報は売るな
(一つ条件を付け加えるとジッと相手を見据え返答を待って


812: 菊 露草 [×]
2014-06-09 22:56:44





>霧ヶ暮

(狼の足の相手はとっくに小屋について子供達を安全な場所へ逃がしているだろう。
しかしあの怪我であれだけ動いたのならまた傷口が広がっているに違いにない。
腕の骨もぼろぼろのはず…“親殺し”“八年程前にも見世物屋に居たよな”
男たちの言葉が脳裏を過ぎり、いつか人を斬った時の相手の狂気に満ちた表情が重なる。
似ている、のかもしれないフとそう思って

(何とか迷わずに辿り着き、もう終わっているだろうと気を緩めていた為
次の瞬間目の当たりにした光景に凍り付き、
一瞬恐怖で足先から指先まで強張り全身が震えたのが分かる。
血生臭い部屋の中、既に血に濡れた男を何度も切り裂く姿は、いつかの自分を見ているようで。
瞳の色に染まる銀髪と狂気と悲痛に満ちた表情が月夜に照らされ一層美しさを際だたせ、
その流れる涙に引き込まれる、次第にその魅了は少年の涙を垣間見て、安心へと変わっていき。
恐怖は徐々に解けていき今の相手に切り付けられる可能性を厭わず
ゆっくりと背後から相手を優しく抱き寄せて刀を持つ手に自分の手を重ねる
相手の背中から醒めやらぬ狂気が流れ込んでくるのを感じたが、
いつも大きく見えるその背中はどこか小さく小刻みに震えているようにも感じて。

「もう終わったよ。大丈夫だから、大丈夫」
(視界をもう片方の手を伸ばし遮りながら耳元で優しく囁き、
こんな時月並みの言葉しか掛けてやれない自分に腹が立つ。
記憶を消せば…そんな甘く残酷な言葉を掛けようとして息を詰まらせて
相手の刀を握る手が震え葛藤するのを感じながら、ただ大丈夫だと呟いて


813: 白夜 澪 [×]
2014-06-09 23:01:00

>霧ヶ暮
……………そっか(大変でも楽しいんだろうなと思いながらほほえんで小さくコクッと頷いて「…………わかった…楽しみにしてる」と小さくコクッと頷き待ってると言われたことが余程嬉しかったのか満面の笑みを浮かべて

814: 菊 露草 [×]
2014-06-09 23:07:02



>白夜

何とか、何とかってな。口ではどうとでも言えるんだよ
考え無しの発言は人を傷付けるだけだ
(何とか、その具体性のない無責任極まりない言葉に腹が立つが寺子屋の姿で
彼女と話した穏やかな時が脳裏を過ぎり、頭がズキリと痛み額を抑える。
しかし冷ややかな態度は変えずに吐き捨てるが、それは自分なりの優しさで

勝手にしろ、俺はもう行く
(真っ直ぐにこちらを見る相手の表情はやはり純粋だが、既に彼女との記憶は
文面上のものになっていて、丘で話した記憶、楽しく愛おしいと思った感情は
忘れかけており、襲い来る頭痛にもうこの場から離れたほうが良いと立ち去って

(夜、二人の少女を狙う男たちの影がゆらりと揺れて、相手の前に立ち塞がると
刀を抜き不気味に微笑んで


815: 霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-09 23:22:57



>菊

((狂気と悲しみと怒りが入り混じり只ひたすら目の前の男の骸を何度も何度も刀を振り下ろす。
子供の様に泣き叫び呼吸困難を上げ。
ふと背後から伸びて来た華奢な手が刀を持つ手に添えられ小さく身を震わす。
其の儘優しく抱き寄せられれば何処か落ち着いた香りに呼吸はゆっくりと整い刀は手から滑り落ち。
己を落ち着かせる様に囁かれる美しい声に身体の力が抜けて行く。
子供がべそを掻く様に暫く喉を震わせ静かに涙を流してはぐっと歯を食縛る。
落ち着きを取り戻してはゆっくりと相手に振り向く。
月の光を浴びて艶やかな髪は煌めき、やはり何処迄も美しく妖艶な相手を見れば自分がとことん汚れて居る様な錯覚さえ起こし。
疲労と錯乱と怪我から膝から崩れ落ちれば其の儘意識を失って。

816: 霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-09 23:30:28



>白夜

((相手に軽く相槌を打ち別れを告げれば孤児荘に戻り泣き喚く赤ん坊を抱き抱えあやす。
子供達に今日合った事を一通り話せば嬉しそうにはしゃぐ子供達を穏やかに見詰め赤ん坊を寝かし付け。

((辺りはすっかり暗くなった夕方、今宵も裏での仕事を全うすべく夜の町に向かい。

817: 白夜 澪 [×]
2014-06-10 00:04:56

>菊
………………そっ…か……(人を傷付けるだけという相手の言葉に何も言い返す気がなくなり左記をポツリと呟くように言うだけで。

………………わかった……じゃあね…(もういくという相手に左記を言い立ち去る相手の後ろ姿を見て

…………(自分の前に立ち塞がる刀を持った男たちを女の子を傷付けないよう自分の背に隠して


>霧ヶ暮
……………(相手と別れ自分の家に戻るが家の中にはもちろん誰もいるはずがなく屋根の上に上り

818: 菊 露草 [×]
2014-06-10 00:08:30




>霧ヶ暮

(涙を堪えてしまう相手に泣いておけよと思うが
フッと力を失い崩れ落ちる体を支えてやることしかできず。
その大人びた青年の中に少年を感じさせる表情にズキリと胸が痛む
涙の痕をそっとなぞった後、首輪の枷を外し床に放る。
力の入らない足で踏ん張ると相手を背負っては
特徴ある相手の白い刀を手にしてその場を後にする

(一度以前世話になった町医者の元に行き傷薬や怪我の治療に必要なものを受け取って。
そこから孤児荘まで行く途中何度か道に迷い掛けるが重たい体を引きずっては何とか
目的地までたどり着き、子供たちの心配が集まる中、相手を布団に寝かせて。
濡らした布で髪や体に付着した血を拭き取り、傷口に薬を塗って
地本で一度読んだ骨折したときの対処法を思い出しながら処置すると、
子供から受け取った着物を処置した腕を庇いながら着替えさえて。
刀と傷薬を枕元に置き、眠る相手の額に掛かる前髪を除けるように撫でながら
「…もっと甘えていいんだ、あんたは」
ボソリと呟くと子供たちに後は任せたと託すとふらりと立ち上がり孤児荘を後にして

(ズキズキと頭が痛み額を抑えながら家路につこうとするがまた分からない。
そもそも自分は誰なんだと意識が遠のいていくのを感じれば人気のない路地裏で
疲労が限界に達しドサリと倒れ込みそのまま気を失って


819: 霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-10 01:10:57



>白夜

((夜の町を歩き、目的である裏取引商人の男の姿を探す。
大通りにて男の姿を見附けては冷めた瞳で男を見詰めゆっくりと後を付け。
刀を持つ手に力を込め頭に巻き付けている手縫いをぐっと下げれば息を潜め。


>菊

((僅かな痛みに顔を歪ませ、昼下がりの日差しに眩しそうに目を細めながらゆっくり見開くと見慣れた天井に少し驚き勢いを付けて起き上がり。
『…兄さん、大丈夫ですか』
((心配そうに己の顔を除き込むのは先日嫁に行った娘を婿だった。
ミシミシと痛む身体に眉を潜めながら小さく頷くと廊下から足音が聞こえ自室の襖が開かれる。
『あら…起きたのね、兄さん』
((叱る訳でも無く、己の額の濡れた手縫いを水に付け絞り己の頭に乗せる。
俯き黙り込む己に娘がゆっくりと口を開く。
『あのね兄さん、寺子屋の兄さんが…』
((其処まで言った娘の肩を掴み強い瞳で娘を見詰める。
そうだ、相手はどうしたのだろう。
己が此処に居る理由もきっと相手に有る。
只ならぬ胸騒ぎに娘の返事を急かすも娘は俯くばかりで黙り込み代わりに婿が口を開き。
『…落ち着いて聞いて下さい、あくまで真実かどうかは分からぬ話です』
((眉を潜めながら話す婿の話に動揺が隠せなかった。
今朝のまだ空が白じむ早朝、相手と思われし男が倒れて居た所を数人の不逞浪士が連れて行ったとの事。
相手かどうかは確定出来ていないと言われた物の心の騒ぎは静まらない。
娘夫婦に礼を言い家に帰せば己も着替え町から僅かに離れた情報屋の元に向かい。
多額の金を机の上に置き静かに相手の事を問えば情報屋はすんなりと口を開いた。
『えぇ、今朝見掛けましたよ。何やら様子が変でしたがねぇ』
「…どういう事だ」
『彼、浪士達に自分の名前を伺ってたんですよ。浪士達は知っている様な素振りを見せ相手の素性を有る事無い事暗示の様に教えていましたね』
「……………なん、だと」
『きっと彼は己を不逞浪士の仲間だと思っていますから貴方の命も狙われてしまうんじゃないですか?…霧ヶ暮さん』
((不敵な笑みを浮かべる情報屋の元を後にすれば苦虫を噛み潰した様に悔しそうな表情を見せて。
記憶を失った相手を探すべく町を駆け巡り。

820: 白夜 澪 [×]
2014-06-10 01:28:13

>霧ヶ暮
………………(屋根の上から降りて前に行った丘のところに向かい歩き

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