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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
721:
菊 露草 [×]
2014-06-07 09:46:30
>霧ヶ暮
『此奴もなかなか良い見せ物になるんじゃないか』
『いや、コイツは傷物すぎる。それに生意気な上に噛み付きが良すぎて凶暴だ』
『たく世話かけさせやがる。やっと大人しくなりやがった。この化け狐が』
『大人しくというか、コイツ、生きてるのか?まあ、今なら敷けそうだな』
(男達声が遠く、能力を使えぬよう手を縛られどれほど殴られ蹴られたのかも分からない。
最近、生傷が絶えないとぼんやり思いながら少女は大丈夫だろうか、花嫁は幸せだろうか、
寺子屋の子供たちは元気にしているだろうかとどこか冷静に考えていて。先程の狼も今の
状況からして相手であることは間違いない。二十歳にならない青年が背負う重荷は何か。
もう少しガキっぽさがあっても良いものを。捻くれていないまっすぐな信念と強さ、
しかも自分より…背が高い。むかつく、気に入らない、小生意気なガキで、子供だ。
子供なら誰かを頼れと、動かぬ体で男達を見据え襖の向こうにいる相手に語りかけるように口を開く
「オレは何をされても屈しない。泣きを見るのはあんたらだ。化け物嘗めて貰ったら困るんだよ」
(言い終わるのと同時に再び横腹に蹴りを入れられ息が切れる。
一人の男が隣室に行くのを横目に依然と下劣に笑む男達を睨み付け
『何聞いてやがる?アイツの心配をするならてめェの心配するんだな』
(相手は手首を後ろ手に有刺鉄線で強く縛られ足首にもそれぞれ錘の付いた足枷を
つけられ簡単には反抗できないようにされていて。男は下劣な笑みを浮かべながら
首輪と繋がった鎖を引っ張り上げ相手の上半身を起こすともう片方の手で銀髪を
乱暴に掴み顔を上げさせる。
『さすが成長しただけあってあの時よりも見栄えが良い。これは良い金になりそうだ。
喜べ、お前が殺した親も望んだことだ。親殺しの弔いをさせてやってんだ感謝されても
いいくらいだな』
(男は卑しく笑むと先程噛まれた腕の仕返しとばかりに乱暴に相手を放りなげ折れている
腕を上にして踏みつけて
『まずは明日だ。遊郭、遊女屋で見せ物になれ。いいか、隣に居る奴だけじゃない。
まずは奴のガキ共からだ。奴の前で殺し、次ぎはお前の前で孤児荘のガキを奴にやらせる。
逆らえば苦しむのはお前だけじゃない』
(男は優越感に浸り相手を見下すと犬を扱うかのように平皿に入った水を置いて
隣室へと戻っていき、再び暴行に加わって
722:
菊 露草 [×]
2014-06-07 09:56:07
>巫
いや、別に心配はしてない
意外とガキなんだな。分かってたけど
(大丈夫、という見当違いな答えに小さく瞬けば素っ気なく返すも
相手も照れているのだろうと考えると少しからかうようにいえば
顔を逸らす相手を覗き込んでは分からないか否か程度に小首を傾げ)
さて…そろそろ、帰るか。あんたが居たら休まりもしない
(月の傾きを見てはフウと息を吐いて相手から離れると責めるわけではなく
茶化すような声色で上記を言えば踵を返し一度その場を後にして
『勿(ナカレ)。明日ここで密会が開かれる。いつものように頼むぞ』
(丘を降りる途中、一人の男が近付いてきていつものように麻薬密会の仲介人の仕事を
押し付けていくと闇夜に消えていき。本当に心休まらないと小さく溜息を吐いては家路につき
723:
阿賀野 蝶海 [×]
2014-06-07 15:54:20
>霧ヶ暮
(くすくすと笑ながら、その言葉を頷き聞くと相手の頭をくしゃくしゃと撫で
「お兄ちゃんなのかぁ、」苦手な子供の足りない説明に、そういうものか。と我慢をしつつ、頷けば、
しっかりしてそうな少年がきて少女を叱った。微笑ましくみているふりをして、その背の高い男性を盗み見て
すると少年が教えてくれ、すぐに少女を置いて行ってしまったので、子供はすぐにいなくなるなぁ、なんて思いながら「よいしょ、」と呟き、立ち上がり
(笑みを貼り付けたまま何を言おうかと考えていれば相手が表情を変えずにいうので小首を傾けつつ笑ながら
「でも、子供は元気が一番さ。お兄さん、は子供が好きなのかい?」にっこりと笑い、相手を見、強面だが本当は優しかったりするのだろうか、と考え少し不思議そうにして
巫
いいや、大丈夫。
(相手の笑みにつられるようににっこりと笑えば、首を横に振り、否定して。
よく笑う若者だ、と思いつつ「それより、如何したんだい?僕に話しかけたりなんかして」首を傾け、相手を見つめ
(/そんな!私の方が面倒ですy(((←/よろしくお願いします!
>菊
うん、大丈夫だったよ。子供は元気が一番だ
(その子供の保護者だろう優しい笑みを浮かべる男性に、こちらもへらぁり、と笑を貼り付けつつ、
大勢の子供に内心苦笑を浮かべ泣き続けるその自分にぶつかった少年を見つめ、困ったように眉を下げて
「いや、嫌われちゃったみたいだねぇ、僕何かしたつもりはなかったんだが。」
(泣きながらこちらを指差し怖がる少年に困ったような笑みを浮かべつつ謝ってくる相手に目を向け、
「気にはしないさ。僕は子供に嫌われるたちなんだねぇ、きっと。あは」明るい笑い声をあげれば首をこてん、と傾け相手がこちらを探っていることに気づかず、困ったように首を何度も傾けて撫でようとするが
泣きじゃくる少年に手の甲を払われ驚きと戸惑いで一瞬混乱し変幻がぶれてまた戻り誤魔化すように笑いながら「いやあ、まいったねぇ、」なんて言い
>月乃
はあ…今日は厄日だよぉ…
(大きな背中を丸め、懐に小銭をしまい込めば、相手がぶつかりそうになりこちらもよけるが、
大きな風呂敷包みが落ちかけ、咄嗟に反応し意外とかなり思いその風呂敷に両手を伸ばし抱えると
女の力のままなので、すてんと転んでしまい、女の姿に一気に戻ってしまい目を見開くと急いで男に戻りゆっくりと落ち着いた表情を貼り付けつつ、にっこりと笑えば相手に差し出し「気をつけないとね。危ないよ?」と言い尻を払って
(/こちらこそ中々うるさいやつですがよろしくお願いしますね( ´ ▽ ` )ノ
724:
月乃雲 [×]
2014-06-07 16:05:38
>>菊さん
もしかして寝ぼけていますか?・・・あ、寝ぼけてるのかも
(嫌味やからかいではなく、この状況で冗談をいう相手を訝しげに見てはやや心配の入り交じる声色で問う。しかし先刻己が投げた催涙粉が原因なのではという考えに至れば、自己完結したように小さく頷きボソリと呟けば一人納得して。そしてこの場にそぐわない雰囲気に違和感は徐々に深まっていき、相手は刀を向けてきたが極悪非道の人間には見えなくなっていて。次ぐ言葉でその考えは更に確信に近くなっていき
お金の為、なんて無難すぎる答えですよ・・。・・分かりました。では私も其処に着いていきます。それでしたら薬を渡してもいいですよ。偽善者はお嫌い、なんですよね?
(抽象的な答えに呆れが表情に出そうになり堪えるが、間違ってはいないため困ったような口ぶりで溜息を吐いて。そしてもはや相手がむやみに危害を加えないと分かると、睨みに怖じ気付くことなく考える素振りをしては一息吐いて。きっと相手も難儀はしているのだろうと、しかし少々頑固な性格故一筋縄では了承できないことを見せつけるように強気で言ってみて。内心、後悔もあるが己自身の目で見なくてはいけないこともあるだろうと滅多に言わないからかいを控えめに、相手の様子を伺うように述べて
>>霧ヶ暮さん
『まずはあの化け物から彼奴を引き離さなければな』『仲違いさせるのか』
『でもどうやって?彼奴等はなかなか手強いぞ』『孤児荘の餓鬼は使える。あと、良い方法がある』『良い方法?・・ああ、あれか。此が成功すれば殿の機嫌も上向き俺達の報酬も上がる、失敗はできん。他の奴は殺しても構わない』
((彼が他の仕事で席を外している間、殿の城に常設してある薬の調合部屋で傷薬や万能薬を作っていると突然男達が乗り込んできて馴れ馴れしく肩に手を掛けてきては人の良さそうな笑みを向けてきて
『よう雲、精が出るな。ちょっと話がある、こっちに来てくれないか』
((男の能力だろうか、男の瞳を怪訝に見つめるうちに己が己でなくなる感覚に陥り足が浮いたように其処に存在しているのか不明瞭になる。しかし意識は確かにあり意思も記憶も己自身の物だと疑わず、そこから、心の温かさが閉ざされ酷く冷え切っていくように感じて。
((男達の策はなかなか巧妙なもので数日に渡り毎日、己に催眠を掛けてはわざと彼の目に付くようにさも己から男達に親しく笑顔で接している所を見せつけては疑心を抱かせるようにして。そしてある夜には彼が帰ってくる時間を見計らって男達は催眠を掛けた己を誘い一室で飲みの席を設けていた
『雲、それにしてもお前、よくその演技が続けられるな。その微笑みも偽物なのだろ?』
『あの男もあれだけ一緒に居て気が付かぬとは』
「当然ですよ、彼を信じ込ませるために姉まで巻き込んで一度死にかけましたから」
『ははは、可愛い顔をして恐いことを言う。明日は子供達に軽い毒を盛る仕事だろ?』
「化け物でも其れなりに使えますからね。・・ええ、数日お腹を壊す程度ですが」
((話していて違和感など何もなく、さも始めから其れが己である感覚でしれっと言うが心の奥底で何かが胸を締め付け蝕むように痛めつけているのには気付かず。
((男達の陰謀なのか彼と殆ど会うことなく会っても飲みの席が演技だと笑顔で交わせるようになっていて。その夜、予告通り孤児荘に夕飯を作りに行くと欺けば容易く毒薬をいれ何の疑いもなく子供達に其れを配膳し、当然ながら翌日何人もの体調不良を訴える子供達が現れて
((早朝、その腹痛の解毒薬と謀って催眠状態の中、毒薬を調合していて
725:
月乃雲 [×]
2014-06-07 16:28:31
>>巫さん
こんにちはー。この前言っていたお代を持ってきたのですが、足りるかどうか。
((相手の元へ向かうと台の上に風呂敷で包んだ金銭2分(約5万円)を出して、
相手の顔色を伺えば
もしかして…1両(約10万)入りますか?
((とてもじゃないが払えないので恐る恐る小声で聞くも表情は強張り生活を切りつめていることを露わにしていて。
あとは、お話をゆっくりできたらなと
((最後に言いづらそうに付け足しては先程買った団子と茶葉を台の上に置き小さく微笑んで見せて
>>阿賀野さん
あ、すみません、助かりました。ありがとうございます。これ、ここに乗せて頂けますか?
((包みが絶対に落ちると思い反射的に軽く目を閉じるも、派手に転ぶ音がして瞬間的に目を開けそちらを見やると刹那的に女性が見える。かと思えば風呂敷包みを差し出して来たのは優しげな男性で。はてと首を傾げつつ迷惑をかけたことを直ぐ謝らねばと謝罪と礼を柔らかな口調で言いつつ膝を屈め木箱を低くし手持ち包みを乗せるよう促して。しかし先程、己が見た現象は気のせいだろうかと尻を払う男を見ては好奇心が抑えきれず
あの、女性はご一緒ではないのですか?一瞬、見えた気がしたのですが
((まさか同一人物だとは夢にも思っておらず、女性がどこに消えたのか、己の見間違いだったのか不思議そうな声色で問いかけて。そして荷物で互いの顔が見えぬのも失礼だと木箱ごと地面に下ろすと、青と翠の羽織が印象的な相手の漆黒の瞳をまっすぐながら優しげな瞳で見ると警戒心を抱かせぬよう柔らかな微笑みを向けて
726:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-07 20:37:19
>菊
((暫く暴行を続けられては目の前の相手への暴行を見せ付けられる。
一通り拳を振るい、満足したのか肩で息をしながら部屋を出て行く男をぼうっと見詰める。
目の前に出された平皿の水を見れば幼少期の記憶が戻り小さく溜息を付く。
此の様な扱いをされる事に慣れている自分に嫌気が差す。
………少女ならちゃんと送り届けたぜ
((麩張りの壁が開ききり、一つの部屋となれば目先に横たわる相手に静かに言う。
膝で立ち上がれば殴られて口に溜まった血を吐き出す。
手首を無表情のまま無理に動かすも外れる気配は無く只己の肌を傷付けるだけ。
折れた腕は無様に曲がり、次に花嫁に会ったら殴られるなと内心苦笑を漏らす。
傷だらけの相手の姿を見れば、水の入った器を相手の元に押しながら床を這いずる。
動く度に首元の首輪に繋がった鎖が音を立て僅かに嫌気が差すが構わず相手の元へ水を運ぶ。
やっとの思いで相手の元に着けば器用に器をくわえ相手の傷に水を掛ける。
…傷、そのまんまにしてたら化膿する
((無表情で小さく呟けばまた床を這いずり元の位置に戻る。
障子の隙間から覗く満月を見れば、嫌に冷静な思考で床を見詰める。
何も辛い事等無い、只子供の頃の様な仕事をさせられるだけだと己に言い聞かせて。
…芸だとよ、明日から覚える事が沢山で大変だ
((何処か諦めた様にくすくすと笑い。
>阿賀野
………まぁ、嫌いじゃないな
((小さく言えば子供達が遊んで居る方に目線を向けて。
煙管の煙を吐きながら小さく溜息を付けば「…人数が多けりゃ仕事も大変でな」と零し。
今宵も続けざまに有る裏仕事の事を思い出しては面倒だな、と怠そうにして。
『欄兄ちゃん!こっち来てよー』と遠くから騒ぐ子供達を見れば相手に向き直り「いや悪かった…最近は物騒だからな、気を付けて帰ってくれ」と表情を変えぬまま言い子供達の元へと向かい。
727:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-07 21:02:17
>月乃
((丸で休む暇など与えないとでも言う様に続け様に仕事を詰め込まれる日々に疲れを感じ。
どう言った風の吹き廻しか雲は野蛮な男達と行動を共にし始め不満を感じるも相手の行動を束縛するつもりは無い、と特に気にした様子も見せず仕事に励み。
何時もの美しい笑顔を男達に向ける姿を見れば僅かに心に鉛を感じるが其れも気付かぬ振りをして。
一週間程の仕事詰めの日々から開放され、一人夜の町を歩き孤児荘に迎えば深夜にも関わらず灯が付いていて。
嫌な予感を感じ玄関に走れば、孤児の中でも年長の少年と少女が自分に駆け寄り。
『兄さん!ど…どうしよう、皆が!』
「…どうしたんだ!」
『先日…薬師の兄さんが来たの、ほら!兄さんの友達の…』
「彼奴が…どうしたんだよ」
『えっと、私達は出掛けてて食べて無かったんだけど…薬師の兄さんが作ってくれたご飯を食べた夜、皆が体調可笑しくなっちゃって』
二人の言葉を割り、中に駆け出す。
大広間に一面に敷かれた布団には子供達が顔色を変え横たわっていた。
「そんな…いや、彼奴に限って…有り得ねぇ…」
『兄さん!本当なの、だって食べて無いの私達だけだよ?!』
唇を噛み、泣き喚く幼子を抱き抱える。
暫く放心状態になれば刀を腰に下げ直しゆっくり立ち上がり幼子を少年の腕に渡す。
「そう…か」
流石に死には至らなくとも子供達の此の様子を見れば心は音を立て崩れ落ち。
『兄さん…俺達、どうすれば』
「また暫く開ける、悪ぃが…頼む」
無表情のまま玄関を出れば城までの道を歩く。
心は冷え切り、僅かな怒りが満ちる。
しかしあくまで冷静な様子で城の門を通る。
殿の部屋に行けば、殿の前に胡座をかき。
「あぁ、雲の話だ…彼奴はそろそろ独り立ち出来る頃だ」
己と付き添うと言う話を取り止めてくれ、と冷たい瞳で言えば何処か嬉しそうな殿の様子に僅かに苛立ちが走り。
728:
巫 終夜 [×]
2014-06-07 21:35:35
…………ありがとうございました
(相手の言葉に苦笑してお礼を言って相手が去ったことがわかり、どこかで聞いた情報を思い出し呟いて)
あぁ………そういえば…明日ここで麻薬密会があるんだっけ………何かの情報が入ってきそうだなぁ………潜入してみるか………
>菊
いや、何となくですよ
(相手の思ってることに気づかず笑顔を崩さずにいて)
((えぇ、よろしくお願いします!!)
>阿賀野
いえいえ、充分なくらいですよ、本当は自分の意思ではないのなら、お金は頂きたくないのですが………
(相手の言葉にきょとんとして)
話……ですか、えぇ、いいですよ
(立ち上がり、店の外に出て開店の札を閉店の札に変えて)
これでゆっくりと話せますね
>月乃
729:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-07 21:41:40
>巫
((連れて行かれる相手を見れば僅かに鼓動が騒ぎ、でも此処で出る訳には行かないと思い小さく舌打ちをすれば息を殺し男達を追うべく屋根に上り上から様子を伺い。
((/すみません!流れてて気付けませんでしたヽ(;▽;)ノ
失礼しました!!!
730:
巫 終夜 [×]
2014-06-07 21:53:39
……………
(屋根にいる相手に気付き、大丈夫というように微笑んで)
『何をしている、早く歩け』
(男の言葉にため息をつきながらも進んで)
((大丈夫です!(´∀`))
>爛
731:
月乃雲 [×]
2014-06-07 22:01:15
>>霧ヶ暮さん
『よくやったなぁ、雲。今日もよろしく頼むぞ』
((男にワシャワシャと頭を撫でられ本来ならば振り払って睨み付けるところ何の嫌な気もせずむしろ嬉しいと思えば擽ったそうに微笑んではこくりと頷いて
((夕刻の時間になると此から孤児荘の子供に飲ませる毒薬の解毒剤を先に飲むとその体で孤児荘に向かって。孤児荘の子供が眠る部屋はひどいもので発熱や頭痛、嘔吐に苦しむ子供達の泣き声でいっぱいになっていて普段なら心苦しくなるところ、今はなにも感じなく
『薬師のお兄さん、どういうことなの!?ねえ、なんでこんなことに…!』
((子供の看病で疲れ切った少年は着物を掴み詰め寄るように叫んできて
「・・・すみません。私の不注意で、恐らく食中りかと。今日はその症状を軽くするお薬を持ってきたので。本当にごめんなさい」
((瞳に涙を溜めて真意を込めるごとく謝れば少年たちはそれを信じて己を中に通して。
毒薬を飲み安いよう少しとろみのある水に混ぜると疑いを晴らす為、己自身も確かめるよう其れを口に運ぶ。あとは子供達に飲ませるだけと、一人の辛そうに息をする少女の体を支え、上半身を起こすとその毒薬を口元に持っていきゆっくり飲ませてやる。即効性はなく数日掛けて体を蝕み死に追いやるため一見しては解毒の効果が効いたように少女の息はスゥと軽くなり楽になったように見えて。それを全員に済ませるとゆっくりと立ち上がり看病してきた少年達に柔らかく微笑んで
「もう、これで大丈夫ですよ。苦しみも、全部無くなりますから」
((いかにも優しい言葉を投げかけるとまだ心配そうな少年達をよそに殿の城へと戻って
『やったのか?・・・お前も悪だな。俺もお前の本心を知らなかったら危うくあの世行きだ』
「子供に毒を盛っただけですよ、大したことではありません」
『最近、アイツとは話したのか?』
「・・アイツ?ああ、あの得体の知れない化け物ですか。そう言えば最近見てませんね」
((殿付きの部屋で男達と親身に話す姿からは、あの優しい面影はなく化けの皮を剥いだようにただ冷たく彼を蔑む言葉を並べて。それはもはや端から見ればその人物が始めから冷酷な人間であったようにしか見えず
『これで良い。あとはアイツがこの男に乱暴するか切り離せば作戦は成功だ』
((男達は不敵な笑みを浮かべて、ただ二人の仲が裂かれる時を待って。
月夜、孤児荘では子供達が昼間以上に苦しみはじめ、暗雲が立ち込めるころ・・・
>>巫さん
・・・よかった。正直情報を買うなんてことはないのでどうしようかと思ってて。いえいえ、貴方にも生活がありますから。こういうことはしっかりしておかないと
((きょとんとする相手には気が付かず、本心から安心したと肩を撫で下ろすとやや早口に苦笑混じりに前期を言えばフゥと一息ついて。続いてお代を遠慮する相手には両手を軽くあげて振ると小さく微笑んでは真面目な口調でこちらは大丈夫だと示して
あ、なんかごめんなさい。お店、閉めさせてしまって。でも、ゆっくり話せるならよかったです。・・・本当にゆっくりで良いですから
((店じまいをする相手に申し訳なく感じれば伏せ目がちに言うが、大切な話な上、話す間心を痛めるだろうと思うため相手の負担を考えると出来ればゆっくり話したく。焦る必要はないのだと優しく微笑んで
732:
巫 終夜 [×]
2014-06-07 22:25:05
まぁ、普通は慣れないものですよ
(相手の言葉に苦笑して)
分かりました………受けとります、ありがとうございました
(相手の様子に微笑んで)
いえ、大丈夫ですよ
>月乃
733:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-07 22:37:25
>巫
((緩やかに微笑む相手を見れば身体が硬直し動きを封じられる。
諦めた様な、何処か意思を持ったその表情に口惜しそうに歯を食縛る。
ふと思い付いた様に孤児荘に戻れば姿を変えて男達の向かった山奥の小屋に向かい。
>月乃
((殿に呼ばれれば何時もの如く金儲けの話をされる。
休みなどほぼ無しと言っても良い位の此処毎日、殿の前で胡座をかき詰まらなそうに殿を見詰める。
『それでのぉ、爛、お前にはその身を売って貰いたいのじゃ』
「………誰に?」
『遊楽の下の位の女郎じゃよ、なんと三億も出すと申した』
「…ふざけんな、興味無ぇな」
『どうせ汚れた身じゃろ?何人相手にしても変わらぬ』
((丸で蔑む様に言う殿を睨み付ければ辺りの殿付達は嘲笑う様に己を見下ろす。
屈辱こそ感じる物の金には逆らえない。
「…どれくらいの期間だ」
『一週間で三億の話じゃ、お前には一億の分け前をやろう』
「……………分かった」
((汚物を見るような男達の視線に耐え切れずゆったりと城を出て、孤児荘に向かう。
何処か悪化したように感じる子供達の様子に冷汗が垂れる。
『兄さん、もう…駄目かもしれない』
涙を零す少年の頭を抱き、子供達を一人一人見て回る。
『薬師の…』
「分かってる」
少年の言葉を遮り、意識の狭間をさ迷う子供を抱き穏やかに微笑む。
「…頑張ったな、今楽にしてやるよ」
少年と少女の手を取れば二人の目線に合わせ、優しく言葉を掛ける。
「お前達の能力を貸してくれるか?」
二人は意味が分からないと言った表情を浮かべる。
きっと此の二人は自分の能力に気付いていない。
少女の能力は防御、少年の能力は転生。
以前此の二人が気付かぬ内に使っているのを目にし、知らぬ振りをした。
「お前は此処の孤児荘に防御膜を貼ってくれ、そしてお前は子供達全員の病気を俺に転生する」
『何、言って…』
「出来るな?」
二人を抱き締め背中をさすればゆっくりと少年が自分の額に手を翳し。
((深夜の町を歩き遊楽へ迎えば穏やかな表情で煙管を咥える。
不思議と怠さや痛みは感じない。
これも少年の能力、苦痛を感じぬまま己を死に追い詰めるのだろう。
二人はあの若さで能力を使い切り倒れてしまった。
心で月乃を嘲笑う。
遊楽での仕事を終えたら真っ先に彼奴に苦痛を与えてやろうと、思考とは裏腹に穏やかな表情を浮かべ。
734:
巫 終夜 [×]
2014-06-07 22:48:08
うっ……
(ついた瞬間、小屋に投げ入れられ)
痛いですね………
『さっさと情報を知ってるだけはけ、でないともっと酷い目にあわすぞ』
(脅されるが、顔色を変えず言って)
だからお金を払っていただかないと言わないと言ったじゃぁないですか………
>爛
735:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-07 22:59:42
>巫
((狼の姿で相手の匂いを辿り小屋に行き着く。
男達と同じ組織の着物に身を包み小屋の扉の入口付近で耳を澄ませば男達の怒声に冷静に対処する相手の声が聞こえ。
736:
巫 終夜 [×]
2014-06-07 23:05:49
全く………
(呆れたように言い、殴りかかろうとする相手をただ見ていて)
『この野郎!』
『いや、待てよ、傷物にしない方がいいぜ、黒い髪にこの赤い目だ、見世物になるんじゃないか?』
『人形にして、売るのもいいな』
(そんな男たちの言葉に青ざめて)
>爛
737:
巫 終夜 [×]
2014-06-07 23:07:35
((上の相手じゃなくて男です、すみません!)
>爛
738:
菊 露草 [×]
2014-06-07 23:10:04
>阿賀野
そうかい?いや、心が広い方で助かった。
最近は物騒だからね、不逞浪士にでもぶつかりでもしたら気付けばお首が下に
落ちてるってこともあるもんさ。いやいや、本当に恐ろしい世の中さ
(相手の緩い笑みに先程の違和感は払拭され、貼り付けているとは思わずに
こちらもゆるりと微笑めば相手の目を見て安心したように頷いて。
続けて最近の不景気と治安の悪さに困ったように愚痴を交えて軽い口調で言えば
その緩やかな抑揚のまま恐ろしい上段も何の気無しに言ってみせ
はは、子供は感性が豊かと言うからね。嫌いと思っても明日にはけろりとしてるもんさ
(気にすることはないと変わらず緩い笑みを浮かべては少年の頭を軽く撫で叩きながら立ち上がり、
相手が子供をあやす様子を面白そうに観察する。しかし子供の手が相手に触れた瞬間
その姿がほんの僅かに歪んだ気がして思わず自分の目が霞みでもしたかと目を軽く擦って。
相手の反応を、笑みはそのままに訝しむように見れば先程相手かやっていたのと同じように
首を傾げては「はて、兄さんは山から下りた狸かい?」と唐突に冗談を言うが
今のが見間違いであるか確かめるためのもので
>月乃
……あんたって意外と物言うんだな。そうかもな、あんたの薬と天然のせいで
(思わず“意外と”と言ってしまい寺子屋の時接していた相手を比較してしまったことに
気が付く表情にはあまり出さずハタと口を閉ざして。はぐらかすように相手をからかうが
本当に睡魔が回っているためキレのある返しは出来ずに子供じみた発言しか出来ず
は?…そんなこと出来るわけないだろ。頭おかしいのか。
………分かった。今回は特別に密会に同席を許す。その代わり良質な毒薬を作れよ
(思ってもいない相手の発言に表情が崩れ聞き返すがあり得ないと
始めは軽くあしらって相手を睨みながら吐き捨てるように静かに罵倒するが、
相手の瞳と声色から引き下がれそうにないと悟ると数秒おいてようやく口を開いて。
食えない奴だと相手の強気に内心溜息を吐きながらもやや感心していて
口元から笑みが零れぬようにあくまで上から目線で命令して
(夜の密会場、とある宿屋にていつも通りの2組麻薬取引の面子で集会していて。
男達は見慣れぬ相手の姿に好奇の眼差しを向けては嫌な笑みを浮かべている
『なんだ、勿(ナカレ)今日は、かわいいのを連れてきてるじゃないか。弟子でも作ったか』
「まあ…そんなところだ」
(男達のいつものからかいを軽く受け流すと帳簿を取り出しては話を書き留めて。
相手に余計なことはするなと目配せしつつ、いつも以上に男達の嫌な視線を感じ溜息が零れ
>霧ヶ暮
(体は動かすたびに激痛が走るが表情には出さず、ヒューと小さな音を立て息をして。
ぐったりと床に体を預けていると隣室から同じように傷だらけの相手が近付いてきて
傷口に水を掛けられる。ジュッと音でも鳴ったのではないかと思えるくらい浸みたが
声に出さず代わりに掠れた声で口を開いて
ガキが…どこまでお人良しなんだよ。…その体で動くなんざどうかしてる
(本当に馬鹿だ、慣れているとしたらどうかしていると屈折した物言いではあったが
相手の身を案ずるように言えば、こちらは何ともないと言うように口角を上げてみせ
…辛くなったら俺が全部忘れさせてやるさ。…その前に子供を守らないと
(自嘲気味に笑う相手を霞む視界の中捉えると冗談には聞こえない口ぶりで静かに告げて。
相手も子供だ。そうは言わずに徐々に深い眠りへと導かれながら守らないとと口にして。
(朝、男達に叩き起こされるとそこには相手の姿はもうなく乱暴に傷口の手当てをされる。
ミシリと痛む体を無理矢理立たされると
『お前もアイツを躾るんだよ。分かったらさっさと準備しろ』
(男を睨み付けるが後ろ手の部屋から子供達の泣き声が聞こえると目を見開き相手を強く見据える。
それでも男達は怯むことなく高見の見物をするように見下してくると着替えを投げつけると去っていき
739:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-07 23:19:19
>巫
………失礼します、旦那
((漆黒の鬘の髪を靡かせゆったりと室内に入る。
男達は一瞬敵意に満ちた瞳を向けたが己の身成を見て仲間だと思い込み。
相手の前に立てば髪を掴みぐっと前を向かせ耳元で囁き。
『…大人しく、我慢だ』
相手の髪を離し男達ににこやかに微笑む。
「良い人材だ、これは高値が付きますね」
『お前もそう思うか』
「それより旦那様、少しお休みになられては?昨日から働き詰めでしょう」
表情を変えぬまま男達に休むように勧めては後ろ手に刀を持ち。
740:
巫 終夜 [×]
2014-06-07 23:25:03
…………!!
(相手に気付き驚くが、表情には出さず)
『おぉ、気がきくな』
(男たちは相手が刀をもっていることに気がついていなく)
>爛
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