TOP >
オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
681:
白夜 澪 [×]
2014-06-06 02:52:03
>菊
……………そっか…(大人には優しくないと言われては意外だなと内心思い小さく頷いて
……………ありがとう…(嬉しそうに小さく微笑んで「…………でも無理はしなくていいよ…」と言い
……………そうだね……(暗くなっている外を見て頷き、途中まで送ってくれるということは有難いが相手に迷惑をかけたくなく「……………ううん大丈夫だよ……じゃあ帰るね」と言い家に向け歩き始めて
682:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-06 02:55:46
>菊
((ぼやける視界の中、相手に嗅がされた香に僅かに思考が覚醒する。
礼を言おうともその様な間も無く、目線で礼を言えば覚束無い足取りで障子の外に身を投げる。
普段から階段の昇り降り等は面倒で窓辺から飛び降りては見事な着地をするが強過ぎる麻薬を嗅がされた所為かバランスを崩し床に身体を強打する。
上からは『…逃げやがったか!…勿、追え!』『何をしている!俺達も追うぞ!』等と言う声が響き聞こえ己の足を急かす。
あれ程強い薬を嗅がされたのは始めてで思考が働か無い。
口元をぐっと拭えば、丈夫が取り柄の身体に鞭打ち急ぎ走る。
……………っは、…はぁっ
((路地裏迄来れば崩れる様にしゃがみ込む。
今日は悪運だな、と苦笑を漏らし一つゆっくりと瞬きをすれば己に多い被さる陰に気付き。
『銀髪に紅い瞳…お前、霧ヶ暮爛だな』
霞む視界で見上げれば以前派手に暗殺した男の片割れとその仲間が数人立っており。
「………本当に、悪運だな」
諦めた様に小さくほくそ笑めば意識を手放し。
……………
((まだズキズキと痛む頭に眉を潜めながら目を開ければ黴臭い部屋の柱に括り付けられており。
刀は離れた所に放り捨てられ手が届く筈も無く。
扉の向こうの男達の話に耳を澄ませばどうやら昨日の麻薬密売の男達とも手を組んでいた様で。
『仲間の敵、たっぷりと返してやる』
『昨日の密会の内容も全て知られた、彼奴中居に変装しておった』
『彼奴は麻薬に弱い、たっぷり苦しめた後に殺せ』
683:
阿賀野 蝶海 [×]
2014-06-06 04:43:19
>白夜
…!…いや…如何もしないよぉ?
(相手に声をかけられると、驚いたように不機嫌に曲げていた眉をぴくりとさせ、ゆっくりと振り向くと
その頃にはにんまりと胡散臭いほどの笑みを浮かべており
小首をかしげて相手を見下ろしながら、「それより、お姉さんこそ如何したんだい?こんな男に声なんかかけて…さ。」とにこにことした笑顔を貼り付け、
明るい声で聞き己の腰に片手を当てつつ、ゆうるりと首を傾け
(/絡みありがとうございます!これからよろしくお願いしますね(^▽^)/
>菊
…、
(何だか子供の声で周りが騒がしい。と思い目を細めれば、 微かに後ろを振り向き。
すると後少しでぶつかりそうになる元気そうな腕白な子供がすぐ近くにいて、
避けきれず、目を見開いたところでどっと尻にぶつかってしまい、「ひゃっ」と小さく声をあげ、変身が溶けていないかを確認しほっと息を吐き相手が転ぶところで、
片手で抱きとめると、腕の力は見た目こそがっしりとしているものの、女の力なので
体が傾きかけるが耐えて“子供は苦手なんだよなぁ、今日は厄日か”などと一人心の中で愚痴りつつ「危ないだろう?気をつけなよね…ボーヤ。」と言いつつ胡散臭いほどの笑みを浮かべ相手を見ると、
その胡散臭い笑みの中の何かを感じ取ったように怖がっておりふるふると震えて『ごめんなさい…』とつぶやくように謝られ
何故怖がられるんだろうと思いつつ立ち上がらせてやり
(/きっと今からキャラが行方不明になる娘ですがよろしくお願いしますね-´ ▽ `)
>霧ヶ暮
、
(子供の騒ぐ声が聞こえ目を細めれば、一人の幼い娘が駆け寄ってくる。
その無邪気な姿に頭が危険信号を出すので、急いで能力を発動させ
引きつった笑を補うようににんまりと笑顔を貼り付け。声がかけられてしまえば“子供は苦手なんだよなぁ、”と思いつつ
「うん、こんにちは。お嬢ちゃん」と相手の目線に合わせるようにしゃがんで見つめにっこりと笑えば
相手の大きな影がかかり、ふと上を仰げば、大柄な男が立っており怖い印象を受けつつも「お嬢ちゃんの父上かな?」と女の子に聞き
(/絡みありがとうございます!これからよろしくお願いしますね( ´▽`
(/能力設定に、強い衝撃や、気持ちが強い衝撃を受けると変身が溶けてしまうを追加で…←
684:
巫 終夜 [×]
2014-06-06 05:39:29
おや?どうしたんですか?
(相手に近づき、声をかけて)
((絡ませていただきました!僕のpfは>228です!)
>阿賀野
分かっていただけてうれしいです
(相手の様子にそう言って)
>澪
逃げ……る……?…忘れて…しまう…?
(相手の言葉をくりかえして)
分かんないよ………もう………どうすればいいのか………これ…がオレの記憶だなんて…実感できない……
>菊
えーっと………
(相手が近づいてこないことに気づき苦笑いで)
これは私はどんな反応をすればいいんでしょうか………
>爛
685:
阿賀野 蝶海 [×]
2014-06-06 05:47:14
>巫
…っ‼
(近づいていた事に気がつかずに、声をかけられると
不機嫌に歪めた表情を急いで偽り、にこにこと笑みを浮かべながら“危ないなぁ、”と安堵のため息を心の中で吐きつつ、
「いいや、別に何とも無いよぉ」と首をゆうるりと傾け、相手を見下ろし胡散臭い笑顔を絶やさず言い
(/同じ能力!気づかず申し訳ないです…^^;;絡みありがとうございます!これからよろしくお願いしますね^^
686:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-06 05:52:22
>阿賀野
((駆けて行った少女を追い相手の元に来れば少女がにこやかに相手に話し掛けて居て。
『爛兄ちゃんはね、お兄ちゃんなんだよ!』
血は繋がって居ないが孤児荘管理人として幼い頃から面倒を見てきた故に殆どの孤児の子供にはそう呼ばれている。
言葉足らずな少女に小さく溜息を着けば後ろから先日十五になったばかりの少年が駆け付け。
『こらこら、勝手に走って行くんじゃないよ』
困り顔で少女の手を取れば苦笑しながらも少女の言葉足らずな説明に付け足して。
『あぁ、彼は僕達のお兄さんみたいなものなんです。僕達は皆孤児で彼は孤児荘の管理人で………あっ!』
また駆け出す少女に声を上げ、此方に小さく頭を下げ追い掛ける少年を見送れば初めて口を開き。
…いきなり悪かったな、あいつは何時もこうで困ってる
((煙管の煙を吐き出し目の前の優男を見詰めれば、また美しい顔立ちだなと僅かに感嘆の息を付くも何時もの無表情さながら表情の変化は出ず。
687:
菊 露草 [×]
2014-06-06 05:53:25
>霧ヶ暮
『この化け物が!!舐めやがって。薬だけで弱いもんだな!ほら、何とか言ってみろ!!』
(男達の罵声と暴行による骨の軋む音が隣室からもはっきりと聞こえ、耳を塞ぎたくなる。
あの後、仲居の変装に気が付かずみすみす逃がした罪で子供を何人か売りにかけられ、
今も人質として囚われ、相手を殺すことを条件に解放を許されている。
『勿、さぁ殺せ。化け物一匹、楽なもんだろ。美味しい所を譲ってやってんだ。喜べよ』
(既に虫の息とも取れる柱にもたれかかる相手の前にゆらりと立ち塞がり
心を殺すよう努めるがゆっくりと口を開いて
「…子供を……売られたんだ、…これ以上、子供達を、巻き込むわけには、いかない。
あんたには……死んでもらうしか。………“孤児荘の子はオレが、死んでも守り抜く”」
(掠れ声は震え、上手く言葉を話せず譫言のように歯切れ悪くなる。
刀を握る手も小さく身震するが男達が不審がらないよう必死で押さえ込み瞳に溜まる涙が零れるのを堪えて。
語尾は男達に聞こえぬよう小声で殆ど口元だけを動かし告げると刀を振り上げ
相手の首筋目掛けて振り落として……
少年のような瞳だと…、二十歳に満たない相手が大人びて気が付かなかったが
麻薬に犯され暴力を振るわれ今まさに死を目の前にするその瞳の奥にあまりにも幼く
小さな甘えを知らない少年を見て、刃先が触れる直前致命傷を避けるように刀は浅く
横を切って。しかしそれでも死んでいるように見せるのには充分であった。
相手の生命力を持ってしなければ気絶では済まなかっただろうが………
『勿、よくやった。是で他の子供は解放してやる。…その前にお前で弄んでや----』
(口元に強い麻薬の香がついた布を宛われ男の手が体を這い着物の衿に触れた瞬間、
左手にだらりと持っていた刀に力を込めると男の首を落としていた。
一瞬にして場の空気が凍り付きざわめき立てば高みの見物をしていた男達も刀を
振るい襲い掛かってくる。しかし狂気に満ち平静を失った自分には麻薬に浮かされた
頭も切り刻まれる体の痛みも関係ない。その場に居た男たちが『ば、化け物が』
と叫ぶがその罵倒や悲鳴を切り裂くごとく喉元に太刀振るって……
(覚束無い足取りで自分よりも背が高い相手を引きずり歩きながら、
町医者を叩き起こすと互いの応急処置をさせ、金銭だけおき医者の記憶を改ざんし
再び彼を背負っては孤児荘まで運んで。まだ寝静まる子供の中に、あの花嫁の女だけは
目を覚ましこちらに気付いたため町医者から買った薬と共に相手を預け
「安心しろ」とだけ言い残し重たい体を引きずっては寺子屋へ向かい死んだように眠るだけ…
688:
巫 終夜 [×]
2014-06-06 06:04:29
驚かせてしまったならすみませんねぇ……
(微笑みながら言って)
((全っっ然大丈夫です!本体も“巫終夜”もめんどくさいやつですが、よろしくお願いします!)
>阿賀野
689:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-06 06:11:11
>巫
………いや、俺も困ってんだ
……どうも気分が乗らなくてな、あんたを尋問する気になれねぇ
((煙管の煙を吐き出せば、理解し難い事をつらつらと話し出す。
相手をちらりと一目すれば相手も困った様に苦笑いしており。
………ま、忠告だ
……俺が仕事をしなきゃ他の奴等があんたを狙いに来るからな
((依頼の手紙の上に火灰を捨て、ちりちりと燃え行く手紙を外に捨て。
……性格悪ぃ奴等だ、あんたの事を事細かく調べてやがったからな
…嫌味等口々に言われるだろうが口車に乗せられんなよ
((男達を思い出しては鼻で笑い煙管を仕舞いながら暗くなる空を見詰め。
690:
菊 露草 [×]
2014-06-06 06:21:41
>白夜
全く…、調子が狂う
(自分の足で帰るという相手の背を見送っては小さく溜息を吐くが
子供と接していると思えば楽なもので、むしろ彼女の純粋でまっすぐな気持ちは
裏の自分の冷たさを温めるには十分で。
今日は、…なにごともなく終われそうだ…
(数日後、宵も中頃、麻薬密会の仲介の仕事を終えて寺子屋に戻る頃、
着物に染み付いた麻薬の臭いに顔を顰めては、闇夜を照らす月を見上げて)
>阿賀野
いやいや、兄さんすまないね。なにせ子供が元気過ぎてね。怪我は無かったかい?
(優男にしては可愛すぎる悲鳴に訝しむが表情には出さずに、若干違和感のある笑みを、
抱える子供に向ける相手に他の子供を引き連れながら近付いて行き。普段通り、
寺子屋の緩い笑みで目を細め、ゆるゆる抑揚ある口調で話しかけて。
「…おやおや、どうしたんだい。泣きそうな顔をして。」
『にぃ、…このお兄ちゃん恐い』
「……恐いって。ぶつかっておいてそれは失礼だよ。…いや、兄さん子供がとんだ失礼を」
(立たせて貰った少年は未だに強張る顔で持っていた小枝で相手を指しながら震え声で言う。
少年の背丈に合わせてしゃがみ込みその頭を撫でてやりながらフと相手を見上げると
ジッと瞳の奥で相手を注視するように見ては表では緩く困ったように笑み謝って
>巫
そうだ。オレは忘れたいことを、忘れさせてやれる。…どうだ、両親のことも
全て、忘れたいか?
(言葉を繰り返すだけの相手からは先程のことが事実か分からなく
感情も読み取りにくいが恐らくは否。…両親を惨殺された記憶は忘れたいはずだが
愛する者を遺失はしたくない、はずだ。上記をゆっくりと以前冷ややかつ優しい
声色で相手の心に問いかけるように述べて
どうして、実感できない。したくないの、間違いじゃないのか?
(変わらぬ口調のまま問いかけるが先程より控えめなのは、これ以上問えばまた
相手が取り乱しそうだったから。それを抑えるために慣れないことだが優しく頭を撫でて
691:
巫 終夜 [×]
2014-06-06 06:31:12
忠告、ありがとうございます
(微笑んで)
えぇ…………努力はします……
>爛
嫌だ…………
(うつむいて)
忘れたく………ないよ…………父様と母様のことまで………全て忘れたくない……
>菊
692:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-06 06:52:33
>菊
((僅かな身体の痛みと白々とした日の光に重い瞼を開ける。
目線の先の天井には見覚えが有り、孤児荘だと気付く頃には生きてる事を疑問に感じ。
ふと起き上がれば横には、三日後には花嫁になる娘が涙を零して居た。
痛む頭をくしゃりと掴み鮮明に記憶を蘇らせれば唇をぐっと噛み締め。
『子供を…売られたんだ、孤児荘の子は俺が死んでも守り抜く』
僅かに震え掠れていた相手の声は深く耳に残っていた。
礼を言えなかったな、と口惜しそうに表情を歪ませるも自分を救った事で相手の身に起こりうる危険を感じ冷や汗が頬を傳う。
………っ!……
((痛みに耐えながら立ち上がれば娘が自分の身体を泣きながら押さえ込む。
『やめて兄さん!御医者様から一月の絶対安静って!』
「………ったく、離せ…平気だ」
『兄さん!!!………どうして………一体何の仕事してるのよ………』
泣き崩れる相手に己の身体は硬直した様に動かなくなった。
『私…結婚なんて出来ない…兄さんがこんなんじゃ…』
「…落ち着いて聞け、心配される事は一つも無い、お前は何も考えずに三日後嫁ぎに行け」
『そんな………!!!』
「歳は変わらずとも俺はお前の保護者として今迄やって来たんだ、娘同然妹同然の存在が一人の女として嫁ぎに行く事程嬉しい事は無い」
相手の頭を軽く撫でれば、知り合いの腕の立つ医者に以前貰った即効の薬を飲み、万能薬を傷に付け娘に渡された薬を受け取る。
心配そうな表情の相手に一つ微笑みを返せば出掛ける支度をして。
((騒がしい昼下がりの町に出れば依頼の手紙を受け取る。
『この様な失態は二度と許さん』
流石に仕事が無くなるのは不味い、と深く頷く。
不幸中の幸いか折れたのは利き手と逆の腕のみ、仕事に気性を齎す程では無い。
一言、相手と話がしたく色々な場所を探すも姿は見当たらず。
内心困った、と溜息を付けば神社の鳥居の横に屯する男達を見附け、息を殺し耳を澄ませ。
『勿の野郎、仲間を殺したそうだ…始末するか?』
『いや、しかしあいつの腕は惜しい』
『其れにあの容姿…中々の者だぞ』
『ならば、ちと仕置が必要じゃな』
『今日の密会で決めるぞ、全員で押さえ付けて仕舞えば抵抗も出来まい…後は、そうだな…その気にさせる薬でも飲ませればこっちのもんだ』
((厭らしい笑いをあげる男達の話にぞっと鳥肌が立つ。
相手を探して伝えなければとも考えるが男達の話している時刻迄そう時間は無い。
ぐっと拳を握り歯を食い縛りその場に立ち尽くして居れば時刻は淡々と近付き。
693:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-06 06:57:06
>巫
((相手の言葉に納得した様に店を出れば路地裏に向かい。
やがて訪れるであろう男達に相手がどんな対応をするのかを心待ちに呉服店を視察し。
694:
白夜 澪 [×]
2014-06-06 07:09:03
(寝落ちすいません!明日まで用事あるので完全にレス蹴りになってしまいますがまた絡んでくれると嬉しいです!)
695:
菊 露草 [×]
2014-06-06 08:47:19
>巫
そうか、それなら良い。その気持ちを忘れるな
あんたはちゃんと今でも両親のことを愛せてる
(俯いては素直に言葉を述べる相手の頭を撫で続け慣れないながらにも
優しく諭し訴えかけるように落ち着きある声色で言って。
自分で言っていて血反吐が出るかと思ったが相手は子供と暗示をかけ
更にこれで落ち着いてくれるなら構わないかと言い聞かせて
>白夜本体様
(/いえいえ、寝落ち等はお互い様です!またの絡み楽しみにしてます(*^-^)
696:
菊 露草 [×]
2014-06-06 08:49:07
>霧ヶ暮
(最近麻薬の吸い過ぎか体の調子がおかしく時折体が震えあの浮游感を求めるように
普段は吸わない煙草を吸ってしまっていて。
『菊にぃ、煙草だめなんだー』
『にぃ、最近おかしいよ?前みたいに全然笑わないじゃん』
「そんなことないさ…」
『菊にぃー、お客さん、すっごい美人のお姉さんだよ』
「……あんたは、…いや、姉さん、孤児荘の花嫁の」
『気にしないで。簪、貴方からなんでしょう、有難う。それで今日は貴方に話したいこと
があって来たの。兄さんが何をしているのか教えて欲しい。いつでも傷だらけで
無茶ばっかりして、見ていられない…私居ても立ってもいられなくて』
「悪いが何をしているかは言えないね。それに兄さんは姉さんの綺麗な花嫁姿見るのが
一番の幸せだと思うよ。元気で居てくれればそれでいいのさ」
『貴方まで……分かりました。でも子供たちが悲しむような真似はしないでください』
(緩くやや切なさを滲ませて微笑めば女は呆れたように溜息を吐き、芯のある強い声で言う。
流石あの男と育ったというべきかその目には信念が宿っており思わず苦笑が零れて。
その時、寺子屋の入り口付近で怪しい男達が花嫁を狙っていることには気が付かず……。
『奴は生きている。あの花嫁を人質におびき出すぞ』『次は必ずしとめるからな、化け物め』
(あれだけの騒動の後の密会だ。何もないはずがないと思い万全を期して解毒剤も中和剤
も飲んできて宿屋に向かったが、やはり其処の雰囲気は明らかに普段と違っていて。
焚かれる香は明らかに自分の知っている麻薬とは違い直ぐに目眩がして足下がふらつく。
『どうだ勿。今日の香はいつもと違うだろ?これも飲むと良い』
(別の男に両手を後ろ手に掴まれ、目の前の男に顎を掴まれると液体を口に含まされるが
飲み込むことは断固拒否し隙をついては男の顔面に吹き出す。続けざまに間接技で掴まれ
る腕からするりと抜け、男の腹を思いっきり蹴り飛ばすとすぐさま刀を抜こうとするが。
『このッッ!てめェ、勿ッ!!威勢だけはいいやつだな。まあ、良いそうしていられるのも
今の内だ。見ろ、あの娘、見覚えがあるだろう?アイツを汚されたくなかったら大人しくするんだな』
「…ッ…女を先に逃がせ、今すぐこの部屋から出すんだ。手ぇ出したら分かってるな」
(そこにはあの花嫁の女がいて、ここから出したところで無事を保証することは
出来ないがこの妖しい香が焚かれる部屋から一刻も速く出さねばと思った。
花嫁が銀髪男の人質として連れていかれる頃、男達の下品な笑いを睨みつけるところ
697:
月乃雲 [×]
2014-06-06 11:26:04
>>660菊さん
・・・分かってます。分かってますけど、貴方、失礼ですよ。
人に物を頼むときの態度ですか、そう言うことばかり言ってると頼まれてやりませんから
((相手の鋭い指摘にウッと表情を強張らせ目線を逸らすが、会って間もない相手に言われるのは不機嫌極まりなく、しかも他の悪人とは違う何か違和感があったためか強気な態度を変えることなくまるで説経をするように言葉を並べ立て。相手の目を見て早口で言い終えると短く息を吐いて相手の勘に障っていないかやや退き気味になりながらも見据えて
卑怯・・。貴方は、なんでこんなことするんですか。望んでやっていることですか?
(ゆらりと立つ姿から殺気までは感じないが恐怖を感じると僅かに後ずさり、逃げ場をなくし耳元で囁かれた言葉に唇を噛み締める。しかしあの違和感はまだ残っていて他の悪人の脅し方とどこか違って聞こえ試しに引き下がらずに相手のことを探ってみることに。卑怯と顔を逸らして戦けば、ゆっくりと相手に顔を向けて普段の柔らかい微笑みを感じさせぬ冷たくも何処か寂しげな表情で相手を見つめて問い。
>>661白夜さん
鮎って可愛いですよね、和菓子にもありますし、あ、塩焼きなんか美味しいですよねー
((実際、泳いでいる鮎も好きだが食べる方が好きだと悪気はないが少し茶目っ気を含ませて花より団子だとわざとおどけてみせて
白夜さんのお母様は、今も異国に?
((相手の言葉に心を癒され優しく微笑みながら、まっすぐな相手があこがれる母親は今どうしているのだろうと少し控えめに尋ねてみて
698:
月乃雲 [×]
2014-06-06 11:39:55
>>662 霧ヶ暮さん
「ご無事ですか?お殿様」
『やー、奴はやはり腕が良い!あっぱれ、あっぱれじゃ!雲、お前もよくやった』
((殿の手が頭に伸びてきた瞬間、疲労困憊の相手が部屋に入ってくるのを見ると、安心して肩を撫で下ろし、悪気なく失礼か否か危険な線でするりとその手を交わし相手の方へ向かって
爛っ、怪我は?痛むところはありませんか?・・・すごい汗。はやく着替えたほうがいいですね
((相手に近付きすぎるくらい身を寄せれば己の着物の袖を持ち、相手の額や首筋の汗を拭って。そしてまるで彼以外見えませんごとく、周囲の視線をしれっと交わして慌てた様子で怪我をしていたら大変だと殿を尻目に相手を部屋から引っ張りだす。続いてそそくさと何の気無しに襖を閉めれば近くの部屋に逃げ込むように入り、改めて相手の身体の具合を注視して
また、飛び降りて。・・私の心臓が持ちませんから、怪我の具合、見せてください
((一度は娘を抱えて降下して、二度目は演技とはいえ刀を交えながら男の大人一人を落ちながら支えたと思うとただではすんでいないだろう。しかも飛び降りなど嫌でも以前の光景を思い出し気分が悪くなると、我が儘ながら少しきつめの口調で言えば畳をパンパンと叩き座るよう促して
>>663巫さん
こんにちはー、呉服屋さん居ますか?
((数日後、お代を払うべく呉服屋に行くがやはり情報のお代がいくらか分からずとりあえず、こんなものだろう程度を持ってきて。それよりも以前の相手の様子が気になって今日は話してくれるだろうかと思いつつ、呉服屋の敷居を潜り上記を明るい声ながら控えめに言って。
>>阿賀野さん>670
((門前町の八百屋前にて薬の調合に必要な皿や麺棒、鉢の他、薬草や木の実が目一杯入った木箱を足下に置いては店主と値段の交渉をする男一人。八百屋の店主、50代中頃の男とは顔見知りであり行く度、値引きをして貰っているため当たり前のように悪気のない柔らかな笑顔を浮かべては「今日もお願いしますね」と。『いやぁ、兄ちゃん。今日もかい?仕方ないねぇ』そんな会話のやりとりを米屋や魚屋でもすれば、門前町を抜ける直前には風呂敷でいっぱいに。木箱の上に一つに纏めた大きな包みを乗せては前方視界不良の中、ゆっくりと歩き出す。しかし不意に猫が足下を掛けて行き、かと思えば続けざまに子供が走ってきて。其れをよけようとした瞬間、大柄な男にぶつかりそうになって危ないと木箱を逸らした途端、木箱の上から包みがずり落ちそうに・
((//素敵キャラ様!うざい優男ですがよろしくです^^* pf>>4にありますので参考に!!
699:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-06 15:20:59
>菊
((男達の話していた時刻はあっという間に来てしまい見付からなかった相手に不安を抱え一度孤児荘に戻る。
いつも一番先に出迎える娘は何故か居らず、代わりに小さい手紙が置いてあった。
【娘は預かった、宿屋の一室にて貴様を待つ】
唇を強く噛み締め、直ぐに宿屋に足を急かす。
相手は今無事だろうか。
様々な不安を抱え宿屋に着いたのはほんの数十分後の事だった。
………娘と、勿を…出せ
((途切れ途切れの言葉で言うも、通された部屋に相手は居なかった。
『兄さん…』
代わりに娘が男達に組み敷かれ震えながら涙を流して居る頃だった。
「………離せ、其奴は明後日嫁に行くんだ…傷物にされちゃあ困る」
『良いから貴様は其処で見てろ!!!』
娘の手前、刀は取れない。
痛む腕に鞭打ち刀を鞘ごと取れば峰打ちを男達数人に早技で繰り出し。
『兄さん!!やめて!!傷が!!!』
「…うるせぇ!!!!!」
柄にも無く大声を出しては震える娘を尻目に男達全員を薙ぎ倒す。
「………無事か?…俺はまだ用事がある、孤児荘まで…帰れるな」
『寺子屋のお兄さんでしょ?…私、部屋の香にやられて意識は確かじゃ無かったから確信は持てないけど、上の階の一番奥よ』
「そうか、助かる」
『………兄さん、無茶したら私お嫁には行きませんから…いえ、行けませんからね』
「…そりゃあ、気を付けなきゃだな」
娘を裏口まで送れば直ぐ様上の階への階段を登り上げる。
妖しい明かりと香の匂いに酔いそうになり口元の布をぐっと上げ乱暴に襖を開けば男達数人に押し倒され組み敷かれてる相手を見附け。
背後に廻られた男に気付けず折れた腕を蹴られて鈍い声を漏らしては肩膝を付き。
男達は僅かに驚いた様子の相手の口をこじ開け何かの液体を口に流し『飲み込め』と鼻を摘まれては静かに音がなるも口の端から液体は溢れ。
必死に立ち上がろうとするも蹴られた腕に男の足を乗せられ片腕を捕まれ耳元で低くいわれる。
『見てろ、良いものが見れるぜ』
「離せ!!おいあんた!!!しっかりしやがれ!!!」
『うるせぇな!!!おい、此奴の口に布を巻け!!』
液体が何なのかは大体の予想が着いた。
必死に相手に怒鳴りつけても声は届かず。
700:
霧ヶ暮爛 [×]
2014-06-06 15:40:35
>月乃
((何処迄も優しい相手に苦笑を漏らし大人しくされるがままになり。
「…作戦は成功だ、傷なんて無ぇよ」
我ながらも無地だった事に内心驚き、心配そうに己の身体を確かめる相手に微笑みを零す。
流石に屋根を登る事を往復するのは疲れた、と息を整え溜息を付いては。
ふと腕をトントンと指差され其処を見れば掠り傷が一つ有り。
細かいな、と苦笑を零すも心配してくれてるという事に僅かに照れ臭さを感じ。
………あんた、良い嫁になれるよ
…あ、旦那か
((ケラケラとからかう様に笑えば相手の顔をまじまじと見詰め。
「…雲の対応は中々のものだった、助かったよ」
にこやかに微笑めば傷の手当も終わり軽く礼を言い。
((その頃殿の部屋では、殿が小さく不満を零しており。
『しっかし…雲は随分と彼奴に懐いておるのぉ、気に入らぬ』
『一度殿の寝室に入れれば良いのでは』
『あの男は格別じゃ…無理矢理手荒な真似はしたくない』
『で、では…』
『時期を見て必ず手に入れる、彼奴の悔しそうな顔が目に浮かぶわ』
下劣な笑いを上げ己達に襲いかかる危険の話をしているとも知らずに殿の部屋へと戻り。
【お勧め】
・初心者さん向けトピック
[0]セイチャットTOP
[1]オリジナルキャラなりきりチャット
[9]最新の状態に更新
お問い合わせフォーム
(C) Mikle