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大江戸乱舞物語/4230


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自分のトピックを作る
3981: 黒田 燐 [×]
2014-12-06 16:28:46

菊さん»
…(/引き寄せられては少し驚きつつ、謝らないといけないのは己なのに…、と申し訳なくなる。背中を撫でられては今まで抑えてきた気持ちが溢れ相手に顔を見せたくないために顔を俯むかせポロポロと涙を溢れさせて。

月乃さん»
…へぇ…そうなんですか(/相手の差し出す香り袋を興味深そうに見つめる。笑顔で話す相手に、薬を作るのが好きなのかなと思いつつ「……私もこういうの作ってみたいかもしれません…」と述べる。そして、別の話になってしまうが、昨夜のことをさりげなく聞こうかなと思っていて。

霧ヶ暮さん»
…(/明るく声をかけてくる子供等に元気を貰いつつ、ただいまと返し相手の元へとつき「…ただいま。あの…これ……」と述べ、団子の入った袋を差し出す。「…霧ヶ暮さん…疲れてるかなって思って買ってきたのですが……」と述べる。

3982: 月乃 雲 [×]
2014-12-06 21:27:08

>菊さん
(昼下がり、夕刻に姉に薬を届けに行く予定があったため姪っ子達に団子でも買っていこうと茶屋に寄ると相手と子どもたちの姿を見つけ。)

菊さん、こんにちは。お休みですか?
(微笑み挨拶しては団子を頬張る少年の頭を撫でながら相手を見て、やはり夜とは全然雰囲気が違うなと見入ってしまい。はたとなると相手から視線を逸し「この茶屋は変わりませんね。」と以前と変わらない穏やかな雰囲気に目を細めて。)


>黒田さん
(作ってみたいと述べる相手に嬉しくなり微笑みを零すと「では作ってみますか?乾くまで時間も少しありますし。すぐ出来ますよ」と社交辞令かもと思いながら飲み終えた湯呑を片付け、薬屋へと案内すると香り袋に使う香草が何種類か入った箱を入れて持ってきて「好みの匂い見付けてみてください。」と箱を相手の前に置き。相手が選ぶまでぼんやりしながらフと昨夜見かけた狐が頭に浮かび。)

そう言えば昨日の夜、丘でとっても綺麗な狐を見かけたんですよ。でも少し大きめでしたから山の神様か何かですかね。
(冗談っぽく微笑みながら「狐好きですか?」なんて相手とは知らずに尋ねて。)


>霧ヶ暮さん
(翌朝目を覚ますと見知らぬ部屋におり、縛られる手首の痛みから昨夜のことを思い出しては己の力の無さに溜息を吐き。暫くして男たちが部屋に入ってくると見下した笑みを浮かべ。)
『一晩寝て昨夜言ったことを聞き入れる気になったか?』
(男の問いかけに無言で頷けばようやく手首の拘束が解かれ外に出ることが出来、約束を守れと念押しされながら建屋を後にして。昨日と同じ着物に加え嫌な臭いが残っているが気がすれば相手と出会す前に早く家路を行こうと足を急がせて。

(そのころ組織では、『あの薬師、俺達の配下になったことを霧ヶ暮に言わないだろうな。』『口止めとして子供を人質に取っているから問題ない。』とほくそ笑んでおり。)


3983: 風間地 花 [×]
2014-12-06 22:42:15

>菊

…(首を振られては手をギュと握り。
「私は別に…」そういいかけ証明しようと手をだすも震える手を見てなんで?と目を見開き何度も能力を出そうとしても微かに光るだけでいつもの花などは出でこず。
自分の頭に相手の手がのびてくるとなにかと肩をすくめて目をギュ、と瞑むり

>霧ヶ暮

っ…(びくっと身体を震わすと手で口を塞ぎ。男が自分の顎をつかみ軽く上にあげると『随分喋ってくれたみたいだね…』と口は笑っているが目にはまったくと言っていいほど感情は無くその目に恐怖を感じると助けを呼ぼうと男の手を振り払い外に出るが男は自分を追わず意味深な笑みを浮かべ。

(助けを呼ぶにも誰を呼べばいいのか解らずいつもいつも行っている紅葉の木まで来ていて「誰か…」と目から涙をぽろぽろと流しながら呟き

3984: 菊 露草 [×]
2014-12-06 23:16:58


>黒田

(顔を俯かせて泣く相手を軽く抱き締めては落ち着くまで頭や背中を撫でる。
どのくらいそうしていたか、少しだけ相手の身を離すと薄っすら残る涙を指でそっと拭ってやり相手の瞳を見詰め「…あんたが居てくれて助かった。ありがとな」と頭を撫で。
それから少しだけ相手に寄り掛かると小さく息を吐き「少し、疲れた」と腹部の刺し傷のせいか倦怠感が襲い眠りはしないものの目を閉じて。


>月乃

(茶屋に訪れた相手に軽く挨拶しつつ相手の登場に喜ぶ子供達を落ち着かせては、“変わらない”と言う相手に小さく頷き。
若干相手の視線の変化が気に掛かったが今は其れよりも昨夜聞いた情報が気になり早いとこを聞いておこうと相手を見て。

なぁ、あんたさ。昨日の夜出かけなかったか?………というか俺のこと見た?
(始めやや遠回しに聞くも話がずれても嫌なため直接的に言い直し相手をじっと見詰める。
丁度その時、茶屋の店主がお茶を足しに来て相手の顔を見るなり目を丸くして笑み。
『あら月乃さんじゃないの。噂には聞いてたけど帰ってきてたんだね。来てくれて嬉しいよ』
(店主はポンポンと相手の肩を叩き『またいつでも来てよ』と相手の帰省を歓迎する。
その様子に相手は本当にみんなから好かれる存在なのだなと頬やましく思え笑みを零して。


>風間地

(目を瞑る相手の髪に振れ能力を用いれば、程なくしてぼーっとし始める相手を横抱きして部屋の布団に寝かせて。立ち上がる際、身体が悲鳴を上げたが声を上げることはなく、此れも相手が無理をして能力を使ってくれたお陰だなと。
相手が目を閉じたのを確認して部屋を出て男達の元に向かうが、この時自身の疲労から能力が完全に効かず上手く眠らせられなかったことや、僅かに開いた傷口から血痕を残してしまったことには気付かずに。


3985: 風間地 花 [×]
2014-12-07 00:00:59

>菊

ん…(目が覚めるとバッと身体を起こし頭を抑えまた眠ってしまった、と胸の辺りを押さえると自分がいる布団の脇に血痕があることに気づきまさか、と思いそれに触れるとまだ乾いていないのか手に少し血が付いて。
相手を探さなくては、とたちあがると懐からカサ、と微かに紙の音がしてそれを見ると男達の店が書いてあるメモ、まさか、と思い紙を握り閉めそこに向かって走り出し途中何度も転び傷だらけになっていて。

(目的の場所につくと誰にも見つからないようそっと相手を探して

3986: 菊 露草 [×]
2014-12-07 00:21:48


>風間地

(男達の店に着くなり、『相手を何処へやった』と男達に囲まれるが其れに答えることなく二振りの刀を両手で構える。
相手が居るとは思わずに怒りと狂気に身を任せ男達の首や四肢を斬り落とし、滴るほど返り血を浴びては動かなくなった肉塊を冷ややかに見下ろして。
辺りに鉄の臭いが立ち込めれば自身の奥底に秘められた狂気の人格が疼き、小さく口角を上げては亡骸に刀を突き立て。

(一方、それを見ていた相手の背後からこの店の主格である男が相手を捉えようとひっそりと忍び寄っていて。


3987: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-07 00:52:15

>菊

(相手と二人になる等耐えられないと逃げ出そうとするも意図も簡単に部屋へと連れ込まれては大人しく腰を下ろして。
やはり相手が願うのは大切な妹と一緒になる事なのだろうか、しかし顔容姿同じ妹を愛する等出来る筈が無い。
続く相手の本心に近い言葉を別の意味で捉えて仕舞っては相手を何処か悔しそうに見詰めて。
“あんたと離れたく無い”との言葉を勘違いし相手から見て己は一人の男では無く身近に置いておきたい餓鬼、弟の様なものだったのかと。

………んだよ、其れ。あんたが今迄俺を餓鬼扱いしてるのは分かってた。……でも、身内なら良いって事かよ
(相手の気持ちを理解しないまま歯を食い縛り視線を落としては拳を握る。
今迄己がしてた行為は相手にとって餓鬼の遊びでしか無かったのだろうかなんて勘違いしたままで。
一呼吸置き変わらない無表情で相手を見詰めては「分かったよ。…只俺は“遊び人”だからな、あんたの妹を愛せるか何て分からない。…何せ同じ顔なんだ」
(一番に愛してる存在と同じ顔の人間を愛せるか何て分からない、しかし遠くても相手の近くに居れるなら其れも悪くないのかもしれないなんて甘えた考えが浮かんで仕舞って。
無言で部屋を出ては何やら家主と商人が話し込んでるのを見付け一度孤児荘に戻る許可を取って。
己を手放さない様にか胡散臭い笑顔で了承する二人に礼も言わずに早々と場を後にしては狼の姿で街方面へと駆け抜ける。
夜には再び戻り何時までも里にも居られないと言わなければと考え溜息を漏らしては孤児荘へ戻る。
戸口を開けては孤児荘内は思ってたよりも片付いており何事かと辺りを見廻した所、せわしなく子供達の世話をするナツが見えて。
己に気付いたナツは慌てて帰ろうとするがこの様な所も相手と重なって仕舞い咄嗟に腕を掴んで。
『勝手にお邪魔した事なら…御免なさい、心配で…』
「……………別に……」
(まともに言葉にならずに俯き腕を離しては其のまま向き合わず中へ入って。

3988: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-07 01:16:26



>黒田

(気遣ってくれたのかと思うと心無か気恥ずかしくなりつつも受け取っては相手と共に縁側に座って。
穏やかな時間を過ごしつつ相手に団子を一本を手渡し己も一本貰えば久し振りの甘菓子に僅かに表情を緩めて。
相手の美しい髪に目を向けては無意識に「俺、あんたの髪好きだな」と。
ハッとしつつ何を逆上せた事を言ってるのかと。


>月乃(>3983)

(何か伝えたい様な顔をしてた少年が疲れた様に眠りに付くのを見詰めてはそろそろ相手と合う約束をしてたなと。
しかし中々訪れないのが気に掛かり久し振りに江戸に戻った事だし道に迷ったのかと。
迎えにでも行くか、と少年の事を年長の少年に任せては孤児荘を後にして。

(以前の記憶を頼りに相手の家へと訪れては何度か戸口を叩く。
開いた扉の奥に相手の姿を確認しては「どうした、何か気分悪そうだな」と問い掛けて。
表情からして様子が優れないのは明確、何か合ったのかと。


3989: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-07 01:34:34



>風間地

(翌日、ほぼ日課の如く相手の店へと向かうも先客で有るあの男が相手を此方に渡さないと言わんばかりに相手を占領していて。
構わずにそちらに駆け寄っては相手を抱き寄せる男が相手の耳元で『分かってるよね』と笑顔で言って。
そんな事に気付かずに駆け寄り相手の腕を取ろうとした所、男は敢えて相手を引き止めずに居て。
『ほら、兄さん、彼女困ってるよ??』
(びくびくとしながら俯く相手に疑問を持ちながら小さな彼女を除き込み「どうした、大丈夫か??」と。

3990: 菊 露草 [×]
2014-12-07 02:21:27


>霧ヶ暮

(相手の去った部屋、相手の言葉を思い返してはそう捉えられて当然かと息を吐く。
それに元々は相手がナツと恋仲になり自分が義理の兄になることを望んでいたのだから結果的に良かったのかもしれないと言い聞かせて。
その後、護衛の仕事の合間を縫って民家に行くと子供達が相手宛にお礼の文を書いていて、大人達も随分と生活が潤い漸く相手の存在の大きさを知ったのか『是非今度お詫びとお礼を』と文にしたためており。送る金がないから代わりに渡しておいてくれと頼まれ一瞬渋い顔をするが断わる訳にもいかず子供達の文と一緒に懐に仕舞って。

(邸に戻ると相手の姿はなく文が渡せず困るも、顔を合わせなくていいならと相手に与えられた自室の机の上に文を置いて護衛の任に戻る。
暫くすると慌てた様子の家主が此方に近づいてきて肩を揺さぶられ。
『おい!霧ヶ暮は何処にいるんだ!!まだ帰ってないのか?』
「…見てませんけど、どうかなさいましたか?」
『あの商人に言われたんだよ。裏山にある雲母を明日までに取ってくれば霧ヶ暮は諦めると』
「…あー、それは無理ですね。今は冬ですから人の足では難しいでしょう」
『だからだ!狼の彼奴に行かせようと思ったのだ。なのに…こんな急いでいる時になぜいないのだ!!』
(興奮気味の家主にふと此方を見られた瞬間、嫌な予感がし逃げようとするも腕を掴まれて『お前も能力者だったな。雪山くらい一日あれば戻ってこられるだろ?』と。
首を横に振ろうとするも、相手はいつ戻ってくるか分からないし今自分が行けば、商人の手に相手が渡らないと思えばお安いご用かと思い「分かりました。行きますよ」と答えて。
人より格段丈夫だし寒さは強いから大丈夫だろうと余裕な気持ちで身支度をしては雪山に足を向け。

(その頃、孤児荘では子供達が相手の帰りを喜ぶ中、妹が距離を置きつつ相手の様子を心配していたが痺れを切らして相手に近づいて。
『……菊さ、……菊と何かあったの?同じ里の依頼だって……ハナさんから聞いて』
(伏目がちに尋ねては相手の腕を掴んで『爛の答えは急かさないわ。……でももう一度菊と話したいの。今度里に戻るなら私も連れてって』と頼むも掴んでいた手を離し『御免なさい。迷惑よね』と自分のようにすぐ身を引くような言葉を述べ謝って。


3991: 風間地 花 [×]
2014-12-07 03:03:40

>菊

うっ…(相手を見つけると目に前に広がる風景に思わず足を止め「なに…これ…」と小さく呟き口元を抑え充満した鉄の匂いに吐き気が襲いその場にうずくまってしまいはぁ、と肩で息をしては顔を上げ若干霞む目で相手を見て「あの…!」と精一杯の声を出した瞬間後ろにいた男の手が自分の肩に触れ

>霧ヶ暮

…(少し青ざめた顔を上げるとヘラ、と営業スマイルを浮かべ小さく頷き「はい、大丈夫ですよ」と言い。
店から女将が出て来ては『今日もお花の周りには沢山人がいるわね…』となんだか困り顔で言い

3992: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-07 03:19:58



>菊

(困り顔で去ろうとする彼女の腕を咄嗟に掴んでは「どうせ今からまた向かわなきゃなんだ、勝手に着いて来い」と。
驚く彼女の腕を引いては子供達にまた帰ると告げ町外れに来ては能力を解放し彼女の軽々と乗せると“しっかり掴まってろ”と。

(大急ぎで戻った物の相手の姿は見当たらずに苛立ちながらも家主に問い詰める。
しかし家主は怒りを方向転換し己にぶつけて来ては冬の雪山に相手を放り出した事をのうのうと告げて来て。
噛み付く勢いで掴み掛かるがナツに抑えられては何とか耐え相手を追い掛けようと雪山方面に足を向ける。
『爛!!!駄目よ…今山は雪が積もってるし………夕方からは吹雪だって!!』
「彼奴一人なんだぞ!!!」
『………っ!!!』
「あんたは連れて行けない、俺は一人で行く」
(彼女の腕を振り払っては真っ直ぐ雪山へ駆け抜け能力を解放しひたすら相手の姿を探して。
思ったよりも冷え込み風が強く人の姿では一歩一歩が重い事だろうと。
ヒヤリとした汗を感じつつひたすら走り回って。

(夕刻になるに連れて強くなる風に何度も足が止まる。
相手一人に向かわせる等家主はいかれてる、と何度も歯を食い縛っては辺り一面が白銀に包まれるなか、唸りを上げては反応の無い銀世界を再び駆け出して。

3993: 菊 露草 [×]
2014-12-07 04:01:50


>風間地

(腹部の痛みで正気に戻れば目の前に広がる光景にまたやってしまったと小さく息を吐く。
相手が声を上げた時は狂気で我を失っていたため相手の存在には気が付かずに、このまま帰りに裏に顔の聞く町医者の元に行くかと店を後にしようとして。

(男は相手の口を塞ぎ『今のあいつを見ただろ?あいつは平気で人を殺せる、いつかお前も同じ目に合うぞ?』と脅し震える相手をそのまま連れ去ろうとして。


>霧ヶ暮

(思いの外、降り積もる雪に苦労しつつ前に進んでは何とか雲母がある洞窟に辿り着き、奥に進むと持ってきた道具で雲母を取り袋に詰める。
あの外道な商人の娯楽に使われると思うと腹立たしいが相手が助かると考えるだけで気持ちは軽くて。
十分雲母を袋に詰め風が強くなる前に帰ろうとしたところ、洞窟の最奥で動物の呻き声が聞こえ気になって慎重に足を向けると大きな狼が倒れていて。
狼は人の仕掛けた罠に引っ掛かって逃げてきたのか足を怪我しており、その姿が相手と重なっては放おって置けず治療しようと手を伸ばす。
しかし其処は野生の狼。思いっきり手を噛まれてしまえば動物特有の牙の毒で手がズキズキと痛む。
それでも気にせず念のため持ってきた薬と包帯で狼の足を治療してやり、警戒が解けた様子を見れば「よしよしいい子だなぁ」とまるで相手を扱うように頭や耳の後ろを撫でて。
気が済んだし次こそ帰ろうと思うが今度は吹雪に足止め去れ、前も見えぬ状態。
このまま進んだら自殺行為だなと判断するともう少し弱まってから出発することにし迷わず狼の所に戻る。
其処は洞窟の最奥にも関わらず吹雪が届いており、ゴーゴーと風が唸っていて。
白い息を吐きつつ寝そべる狼の隣に座り洞窟の壁に凭れ掛かっては徐ろに狼の背を撫で「ここお前の縄張り?」なんて意味もなく尋ね。
「……最近、自分が何をしたいか分からないんだ。………愛してるって素直に言えればいいのに」
(小声で呟き狼を見ると、弱っているせいか震えているのに気が付き自分の羽織を脱ぐと狼に被せ「隣で寝て良い?……お前にそっくりなのがいるんだ」と本当に寝る気はないが狼を抱き寄せるように寝そべり。相手が必死に捜索してくれているとは知らずに。


3994: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-07 04:53:13



>風間地

…あんたは信用出来ない
(男を見捉え相手の肩に乗せる手を振り払うも男は人の良い面構えを変えずに払われた手をヒラヒラとして。
町民に見せびらかす様に己との距離を詰めると『“不良浪士”の兄ちゃんは実に怖いね』と。
愛想の良い男と比べて己は柄が悪い。
冷たい目線を受けながらも相手に危険が振り掛かるのだけは嫌で「手を出してみろ、…殺すぞ」と。
勝ち誇った様な笑みは崩さずに相手の肩を抱いては『じゃ、俺は姉さんに用事が有るから兄さんは邪魔しないでね』と。


>菊

(視界が霞みどうしようかと考えてた所、もしかしたら相手は何処かで行き倒れてるんじゃ無いかと浮かんでは足を早めるも狼の素足は寒さに負け悴み感覚を無くして居て。
人姿に戻り相手の名前を呼び続けるも強い風の音がするだけで。
そろそろ此方も危ないなと、兎に角休める所を探した所でふと洞窟を見付ければそちらに向かう。
ふと奥地から小さな唸り声が聞こえてはゆっくり歩を進め、一匹の狼が相手を守る様に佇んで居て。
寝息を立ててる様子の相手に安堵しつつ警戒しながら相手を守る狼にゆっくりと近寄り此方も能力を解き狼の姿になっては敵じゃ無い事を告げて。
洞窟の中とは言え狼が居なければ体温の低下により命が危なかっただろう。
礼を告げつつ相手にそっと手を伸ばせば冷えた手で抱き締め「…良かった」と声を漏らして仕舞って。
重い雲母を片手に相手を背負ってはゆっくりと雪山を降りる。
相手の体温の低下を気にしつつ狼の姿で相手を上手く里に運んでは家主に医者を呼んで貰い相手を診て貰って。

(渡された部屋にて煙管を咥えてた所、ナツが無理矢理己の手を取っては凍傷による火傷の治療をして。
丁寧に指一つ一つ包帯を巻き終えては『死ぬ気で兄を助けたのね』と。
「知るか、別に彼奴に興味無いし。…知り合いが死ぬのは胸糞悪かっただけだ」
『………あんなに必死になってたのに、かしら??』
「子供達が世話になったから助けただけ、安価で勉強教えてくれんのは彼奴だけだし」
(ひらすらに言い訳を作っては相手に勉強を教えて貰ってた少女が笑顔で此方に駆け寄り『先生、大丈夫でしたよ。寒さに強かったのかな…そろそろ目を覚ますんじゃないですか』と嬉しそうに言って来ては無意識に力の抜けた様な笑顔を溢し安堵の息を着いて居て。



3995: 菊 露草 [×]
2014-12-07 18:43:08


>霧ヶ暮

(布団の暖かいぬくもりで目を覚ますと其処は医務室、始めぼんやりとするが霞む視界の中で見えた相手の姿が浮かべばガバッと身を起こし。
『目が覚めたみたいね。あの銀毛狼坊やが貴方を運んでくれたのよ』
(看護師の声に目を向けてはまた自分は助けられたのかと肩を落とすも、直ぐに相手の安否が心配になり看護師に問おうとしたところ、扉が開き妹が入ってきて。
『その様子だと大丈夫みたいね。…爛も一応元気よ』
「……そっか」
『………爛、貴方の為に必死だった。あんな吹雪の中、助けに行くなんて普通出来ないわ』
「………あいつ、優しいから」
『…爛ね。私と居る時いつも辛そうなの。…傍に居ない方が良いのかな』
「っ、そんなことない!!」
『急ぎ過ぎたのかも。……実は私ずっと子供が欲しくて…、爛を見た瞬間この人とだったら幸せになれるって直感で思ったの。そしたら本当にいい子で……』
(妹は愛していると言葉にしなかったが其の想いは十分伝わり、二人が両思いになる日も近い…否、もうなってるのかもと俯く。
『でも、爛は貴方のことが……ううん、何で無い。……後で爛にお礼言って上げてね』
(その後少しだけ会話して妹を部屋の外まで見送ると、少し経ってから晩飯が乗った盆を手に相手の部屋の前まで来る。正直、顔を合わせるのは気まずかったが礼を言わない訳にもいかないと一度息を吸い込み襖を数回叩いて静かに開き。
そして黙って相手が座る机の上に晩飯を置いては、目に止まった痛々しい手の包帯に唇を噛み。

………あんたが助けてくれたって聞いた。あの商人もあんたを諦めたって。
………………本当、無茶するよな。俺なんかほっとけばいいのに。
(素直に礼を言えない自分に内心苛々し、やや刺々しい言い方になれば小さく深呼吸して唐突に相手の箸を取ると湯気が立つ煮物を挟み相手の口の前に持って行き。

……その手じゃ食べれないだろ?………本当はナツが良かったろうけど彼奴が…俺に行けって言うから…仕方、なく…………身体温めるためにも我慢して食え。
(全く相手と目を合わせられず自分でも何がしたいのか分からぬまま、ぶっきらぼうに言ってはやや乱暴に相手の口の中に煮物を押し込む。
そして次の野菜を取ると今度は軽く冷ましてから口元に持って行ってやり。



3996: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-08 00:40:46



>菊

(素っ気無い態度にやはり相手にして見れば余計な世話でしか無かったのかと。
手を隠してたつもりだったが気を掛ける様にやや強引に料理を口に運ばれては大人しく飲み込んで。
僅かな沈黙に耐えられなくなり視線を逸らしては「…別にあんたの為に行った訳じゃ無ぇよ、子供達に勉強教えてやる奴が居なくなったら大変だし…其れだけ」と互いに素直になれずに居て。
食事を終え「世話掛けたな」とかなり遠回しな言葉を言っては部屋を出る相手の背中を見送り。
静かになった部屋の中、暫しぼんやりとしてれば次に訪れて来たのは妹で。
『まだ痛い??』
「別に、………其れよりあいつ動いてて平気なのかよ」
『心配なら本人に聞けば良いじゃない』
「馬鹿言うなよ、………あまりあいつと口聞きたく無い」
『爛…貴方本当に口ベタよね』
「煩ぇな」
(変わらない無愛想な表情のままフイと他所を向いては相手に貰った煙管を見詰めて居て。

(数時間後、忙しなく働く使用人の少女が漸く今日の仕事を上がらして貰い相手に勉強を教えて貰おうとしてた所、廊下でふと出会しては無邪気な笑顔で『此れこら勉強教えて貰うの、お客様も一緒に行きましょうよ』と。
断る前にズルズルと引きづられては相手の部屋へと連れて行かれて。




3997: 菊 露草 [×]
2014-12-08 01:21:33


>霧ヶ暮

(夜、今日はもう疲れたし寝ようかと思っていたところ少女と相手が訪れ、何事かと思うが少女の手にする勉強道具を見てなるほどと頷く。
今日は疲れてるからと断ろうと思うが、少女は使用人。空き時間は今の時間しか無いし、何より自分より疲れている筈の相手の前で疲労の色を見せたくない。そう思えば少女と相手を何食わぬ顔で部屋に通し。
少女に授業を教えるも、ついつい相手を見てしまい先程から変わらぬ素っ気ない態度と今直ぐにでも此処から出たそうな態度に何故か頭に来て。

さっきから何むくれた顔してるんだよ。そんなに俺と居るのが嫌だったら無理して付き合うことないだろ。………わかった。ナツと夜に会う約束でもしてたんだろ?
だったら気を使わなくてもいい。嫌いな奴の詰まらない授業聞いてても傷が悪化するだけだ。さっさと………
(出てけよと言おうとしたところで少女の存在に気付き、咳払いしては取り乱してしまい罰が悪そうに視線を逸らす。本当は相手が自分に素っ気ない態度を取るのが急に寂しくなっただけ。
そんな事は此れまで取った自分の言動がある以上言えるはずもなく、戸惑う少女の頭を撫でては相手を見ずに「………無理せず寝れば?…ナツが心配してる」とつい妹の名前を出して。


3998: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-08 01:50:38



>菊

(相手との距離感に居心地の悪さを感じつつ其れを態度にして仕舞ってた事を相手の言葉により気付いて。
バッと立ち上がり相手を見下ろしては「そうだな、無理して居る必要も無い。…其れからあんた何か勘違いしてないか。そっくりなあんたの妹を俺が好きだとでも??…笑わせるな」と。
こんな事が言いたかった訳では無いのに勘違いされたままの現実が酷くもどかしく腹立たしくて。
少女は焦りながらも相手がそんな事を言う筈無い、きっと疲れてるんだと判断しては勉強道具を抱き締め『先生…疲れてらっしゃるのね。御休みなさい』と言い一度謝罪して部屋を出て。

(自室にて自分自身に苛立ちを感じながら煙管の煙を吐き出す。
商人達にも説得は出来た、家主とも里民の約束はしっかりと済ませた。
ならば己が此処に居る理由も無い、翌朝にでも帰ろうと。
自分がどうしたいのかも分からないまま煙管の灰を灰皿に捨てては寝息を立て。

(翌日、早朝に目を覚ましては身支度を済ませ帰る準備をして。
しかしナツの事を思い出しては足を止める、勝手に連れて来ておいて放って帰るのも気が引ける。
台所にて使用人の手伝いをするナツを見付けては視線を逸らしつつ手招きし廊下に呼び出しては帰ると告げて。
『どうしたの??』
「俺、帰るから」
『え??………あぁ、…』
「あんたはどうすんの」
『私…まだ菊と話したい事が有るし。…後から追うわ、有り難う』
「別に…連れて来たの俺だし」
(短い挨拶を済ませては僅かに態度の変わったら里民に別れを告げて。
孤児荘の子供達は元気にしてるだろうかと考えつつ街に向かって歩き出して。

3999: 菊 露草 [×]
2014-12-08 03:21:29


>霧ヶ暮

(翌日、昨夜の自分の滅茶苦茶な態度で少女にまで気を遣わせてしまったことに情けない気持ちになりながら朝の身支度をしてはそろそろこの里での護衛の任も下りねばなと。
いつものように雑用をする中、相手の姿がないことを気にしていると妹が近づいて来て。
『爛なら今朝帰ったわよ』
「……別に聞いてないし」
『菊の考えてることは分かるって言ったでしょ?』
「………」
『…………ねえ、私に気を使ってるなら辞めてね。何も遅いなんてことは無いのよ』
「…どういう、意味だよ」
『分かってる癖に。………言ったでしょ?私も爛が好き。爛の幸せを願ってるの』
(まっすぐな瞳で言われては自分とはあまりにも違う純粋さに胸がチクリと痛み思わず目を逸らす。
『素直になって』と腕を掴まれ、頑なな自分は「……今更…」と小さく呟くも明らかな戸惑いと相手への気持ちが溢れて行くのが分かり。
しかしフと妹の様子に違和感を覚えては訝しげに妹を見て「何か隠してるか?」と。
『いいえ何もないわよ。…あのね、私、折角会えた兄さんにも幸せになってほしいの』そう首を横に振って微笑む妹は何処か切なげに見えて。

(一方、孤児荘では妹の里親が相手の帰りを待っており相手を見るなり丁寧に頭を下げて。
『貴方が爛君ね?突然押しかけて御免なさい。娘がお世話になっております』
『ナツが言った通りだ。男前だね。君の話はナツから沢山聞かせて貰ったよ』
(にこやかに笑む父親に対し母親は神妙な顔をしており『今日は娘抜きで話をしたくて…』と話を切り出すも相手の気遣いで孤児荘の中に通して貰い改めて重たい口を開いて。
『……実はあの子昔から身体が弱くてお医者様にもう長くないって言われてるの。だからあの子本当は子供が大好きなのにずっと人を避けてたわ。だけど貴方とは違ったのよ。貴方のことは本当に好きみたいで……』
(其処まで言って息を詰まらせると相手に深く頭を下げて『あの子、自分の先が短いから我慢して一歩を踏み切れずに居ると思うの。……だからお願い、貴方からあの子に寄り添って上げてくれないかしら。……嘘でもいい。最期くらい良い夢を見させて欲しいの』
(もう病気はどうにもならないのだと涙し、挨拶の時ナツが相手にこの事を謝り別れるつもりで居たことも告げて。『お願いします』と頭を下げる里親は相手がナツを愛していると思い込んでおり涙を流しながら相手に頼み込み。


4000: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-08 03:54:38



>菊

(血は繋がらずとも両親がナツを心より大切に思ってるのはしかと理解出来、其れと共に頭が真っ白になって。
病気だなんてそんな素振り一つも見せなかったでは無いかと中々現実を受け入れられず自室にて頭を抱える。
己にとってナツは大切な存在、相手を愛してるにも関わらず彼女は寄り添い側に居てくれた。
ジッとしてられずに寺子屋に向かうも留守番をしてた師範に相手から今日の夕方には戻ると手紙を貰ったと告げられては擦れ違いにならぬ様に相手とナツを待って。
思い返せばやはりナツは相手にそっくりだと。
自分を押し堪え人の幸せを願う御人好しは変わらないなと自嘲気味に微笑んで。

(夕方、どれくらい待っただろうかと考えつつ前方に見えた二人に気付いては急ぎ足で駆け寄る。
妹の前に立てば切な気に眉を潜め小さな声で謝罪の言葉を述べる。
妙な心変わりだと思われても構わない、相手の心が離れて仕舞った以上は元には戻れないし自分勝手に戻りたい等と思ってはいけない。
相手に向き直り真っ直ぐに見詰めては「“お義兄さん”、…あんたの妹を俺にくれないか??………絶対幸せにする」と告げナツの手を取る。
しかしナツは困惑した様に己を見詰めては『ちょっと…どういう事なの、意味が分からないわ』と。
相手にとって大切な妹、不甲斐無い己なんかに差し出す訳無いではないかと考えつつも真面目な表情で相手を見詰めて。
『ねぇ爛、聞いて。どういう事なの??』
「其のままの意味だ」
『だって…だって貴方は』
「菊にあんたを重ねてた。…けどこんなの間違いだった」
(相手を見詰めつつ心の中では“愛してる”と言う気持ちを圧し殺して。


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