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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
3921:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-02 00:19:37
>遊馬
(一気に縮まった距離にヒヤリとした汗を背中に感じ咄嗟に身を離すも相手の素早い動きに敵わずクナイが頬を霞めて。
頬に赤い線が走りポタリと血が流れるのを感じては刀を抜刀し暗闇の中の相手をしかと見捉え斬り掛かる隙を伺う。
そう言えば相手には子供達と居る所を見られて仕舞ったなと考えつつ刀を振るうも見事に避けられては舌打ちをし。
暫し悪戦苦闘を続けるも階下からザワザワと騒がしさを感じ取っては何事だ、と。
此所はごく普通の宿屋故に騒ぎを聞き付け従業員や客達が怪しみを持った様子。
男達も早々と宿屋を後にし密会は中止になった今、町民達に見付かる訳にも行かないと距離を取り窓際に手を掛けては「流石に掴まる訳には行かないんでね」と言い飛び降りては宿屋を後にして。
>菊
(相手とは幾度か擦れ違いが合った為、今回も話し合えば解り合える………筈だったのだが相手の言葉と表情に演技だとは見抜けずに冷たく見詰めては席を立ち玄関口迄相手を送り届ける。
「もう分かったよ。良いんじゃ無いか??あんたがそうしたいなら。…生憎俺は全ての女と関係をたつ為に話し合って来たばっか、聞き入れて貰える様に必死になるのも馬鹿馬鹿しいがやっぱ好きな奴は一人しか要らねぇな。…あんたと居たから気付かされたよ、まぁ俺もさっさと次の相手見付けるわ」
(心の中で酷く落胆してる自分が何よりも憎たらしいが相手の重荷になるのは耐えられない。
ならばきっぱりと離れて仕舞おうと思いつつ相手の頭をポンポンと撫でる。
「俺も以前迄色んな奴と関係を持ってたから言えた質じゃねぇけどな、…結構寂しぞ、あんたも信頼出来る奴見付けろ」
(相手と出会って始めて埋まった寂しさ、本当は“行かないでくれ”と心の中で叫びたくなるが押し耐えては相手を見送り自室に戻って。
(翌日、早くも訪れたメアリーは西洋とは掛け離れた街の様子に目を輝かせつつ孤児荘を探しながら街を歩いて居て。
“外人”と言うだけ有り一瞬冷たい目を向けられて居たが上手な日本語と丁寧な振る舞いから段々と心を開いて。
>赤城
(ニヤニヤと笑みを浮かべる相手をジトリと見詰めては湯気の経つ粥を蓮華で救い冷ましもしないまま相手の口元にやる。
珍しい程の笑顔を向け「ほら、食わしてやるよ」と悪魔の様な一言を言っては楽しそうにグイグイ押しやるも再び茶を運んで来た少女に『怪我人に何してるの』と叱られ大人しくなる。
出てった少女の後ろ姿に「怖ぇもんだな、嫁の貰い手無くなるぞ」と文句を溢す。
今宵の手紙を取りつつ相手を見詰めては茶を啜りながら「昨日の男なら死んだよ」と。
3922:
菊 露草 [×]
2014-12-02 00:49:42
>霧ヶ暮
(フラフラとした足取りで寺子屋に戻っては自室の寝台に力無く座り込む。
相手は自分をどこまでも信じてくれていた。其れを知った上で裏切ってしまった。
相手を忘れることなど不可能の近い。ならば相手に最愛の人が見つれば自分の心の痛みも軽くなるだろうかと考え始め。
(翌日、茶屋にて叔父と会っては相手の見合い相手に誰かいないか聞く。
叔父は相手の容姿や立ち振舞を出会った当初から気に入っていたため、張り切って色んな見合い相手の写真を渡してくれて。
『ナギ君みたいに裏と関わってる子を紹介してしまう事はもうないから安心してくれ』
「当たり前だよ。あんなのはもう懲り懲りだ」
『みんな知り合いで良い子だから間違いないよ。あ、ナギ君そっくりの子もいるしね』
「……へぇ。まあいいや。取り敢えず有難うございます」
(嬉しそうな叔父に礼を述べては勘定を済ませ茶屋を後にすると、何やら見覚えのある少女が男達に絡まれているのが目に止まって。
それがメアリーだと気付くとすぐにそちらに向かい男達を睨んで蹴散らしメアリーに向き直って。
「一人で歩いてたら危ないよ。…っていつの間に来てたの?」
『ええ。ついさっき。爛から聞いてなかったの?』
「……うん、まあ。」
『日本でも喧嘩してるの?そんなわけないわよね。あんなに仲が良かったんだもの。』
(にこやかに笑うメアリーの言葉には苦笑を返すしかなく、そのまま一人にする訳にも行かずメアリーの荷物を持ってやると孤児荘まで送り届け。
メアリーは相手を見るなり嬉しそうに抱きつき『会えて嬉しいわ。おみやげ沢山持ってきたのよ』と自分から荷物を受け取り、おみやげを広げて。
そんな様子を眺めつつ相手を見ないようにしていたが、見合い写真の事を思い出すとぶっきらぼうを装って相手に写真の入った包みを渡し「これ、目通しておいて。叔父さんがはりきってるから」とわざと気にしない素振りで言って。
メアリーは『先生も一緒にここでお話しましょう』なんて悪気なく笑っていて。
3923:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-02 01:46:52
>菊
(メアリーの来国に喜ばしい筈なのに明らかに感じる其の距離に微妙な微笑みを浮かべるが次に渡された包みに首を傾げる。
しかし其れを開いた所で顔面が蒼白するも普段の様子を張り付けては「あぁ、悪いな。助かるよ」何て心にも無い事を言い写真を見詰めて。
メアリーが相手の腕を引き案内した部屋へと来れば何処か警戒した様子の子供達が隠れながらチラチラと見て来て。
『こ…こんにちわ、私日本語話せるのよ。良ければ仲良くして欲し…』
『髪の毛…金色だ、綺麗!!』
「こら、ちゃんと挨拶しろ」
『こ、……こんにちわ!!』
(騒ぎ出す子供達が早速打ち解けるのを微笑ましく見詰めては相手に茶を出し敢えて何も無かったかの様に話す。
暫くしてメアリーは此処に泊まる為に相手を送って行こうとした所、メアリーも着いて来ては街迄相手を送る。
『先生、今日は有り難う』
(ニッコリと微笑み相手に抱き付き頬にキスをする様は日本人と西洋人だけ有り異様では合ったが何処か絵になって。
「…色々有り難う。…ま、頑張るよ」
(柔らかい笑みを浮かべては情けない表情を見られない様にさっさと場を後にしメアリーと共に孤児荘に帰る。
(其の宵、見合い写真を切なく見詰めてた所一枚の写真に目を奪われては暫し迷った様に俯く。
どれ程粘ろうとも相手の心が戻って来るなんて有り得ない。
写真に描かれてるは相手を其のまま女にしたかの様に美しく妖艶な女性。
其の写真一枚を机の上に乗せては酒を飲みつつ月を見上げて。
3924:
菊 露草 [×]
2014-12-02 02:11:09
>霧ヶ暮
(翌日、自室にて昨日の見合い写真を受け取った反応の相手を思い浮かべては、もう自分を見限ったのかと思って。
自分が別れを切り出したのだから何も文句はないし、むしろ相手に恋人を作りたいのだから良い傾向。なのに胸を痛める自分が疎ましく髪に差していた簪を外し引き出しにしまって。
丁度その時、扉を叩く音が聞こえ来客を知らせては重たい腰を上げ玄関に行き戸を開ける。
すると其処には叔父と背丈まで自分そっくりの女がおり唖然として。
『な、そっくりだろ?双子なんじゃないかと疑うよな』
「あ、ああ……。で、どうしたんだよ」
『この子がどうしても霧ヶ暮君に早く会いたいと言うから連れて来たのさ。』
「じゃあ、あいつの所行けよ」
『ナギ君の驚く顔が見たくてね。…でも本当にそっくりだね。もしかしたら俺のお義姉さん(菊の母)の隠し子だったりして』
「いやいやいや、絶対ない。」
『でもこの子、親の顔も知らないし里親に育てられたって言ってたよ』
「あり得ないよ。出産には叔母さんも立ち会ってる筈だろ」
『そうだよなぁ。ま、とにかく霧ヶ暮君にも紹介してくるよ』
(結局その女とはまともに話せず、にこやかに笑い去っていく叔父に息を吐いてはやや複雑な気持ちで自室に戻り午後の授業の準備を始め。
3925:
月乃 雲 [×]
2014-12-02 02:20:14
>霧ヶ暮さん
(翌日、江戸を離れ京で知り合った女性と共に茶屋に向かいながら相手のことを考えていて。後ろめたさはあるものの相手との再会はやはり嬉しく、昨夜の狼姿の相手を思い浮かべやっぱり格好良いなと。明日また、と言っていたし夕刻には孤児荘に行ってみようと思っているといつの間にか茶屋に着き女性と共に席に着いて。暫く女性との会話を楽しんでいたがようやく相手の存在に気が付き女性に「ちょっと待っててください」と声を掛けた後、相手に歩み寄り「また会いましたね。夕方に孤児荘に行こうと思ってたんですよ。‥‥一人ですか?良かったら一緒に御茶しません?まだまだ貴方とは話し足りないことが山ほどありますし」と笑顔で誘い。「彼女、最近仲良くさせて頂いてるんです」と耳打ちし嬉しそうに笑って。)
>菊さん
(翌日、何件かの家に薬を届けたあと茶屋に寄ると少し多めの団子を買いまっすぐ寺子屋に向かって。もうすぐ相手や子供達に会えると思うと自然を気分が高揚し、足取り軽く寺子屋の門を潜り学舎に顔を覗かせて。勉強に励む子供達の姿と授業を行う相手の姿が見えれば大人しく部屋の外で待ち、墨の匂いや授業をする相手の声に心地よさを感じてはこっそり微笑んでいて。)
>黒田さん
(背後が何やら騒がしく、振り返ってみるとびしょ濡れの相手がいて。謝る子供達に状況を理解すると去りゆく相手を追い掛けてその腕を掴み。)
あの、大丈夫ですか?‥よかったら家近いので身体拭いていってください。今の時期は冷えますので風邪ひきます。
(お節介かと思いながらも、こんな寒い時期に濡れた格好で居ては確実に風邪を引いてしまうとすぐそこに見える己の家兼薬屋を指さして言い、返答待たずして相手の手を引き家に招き入れようとして。)
>赤城さん
(喜んでくれている様子に嬉しくなれば笑顔のまま家でもある薬屋に招き入れ、奥の客間に通しすかさず御茶を用意し卓袱台に置いて「お昼まだですよね?大したものは作れませんが何か作りますよ。良いお魚が安く手に入りましたし」と楽しげに笑んで。しかし相手が薬屋を見たいと言っていたこと思い出せば「あ、昼の準備をする間、お店のほうを見てもらって構いませんよ。‥でも目ぼしいものは特にないですけど」表に出ているのは風邪薬や塗り薬と言った一般的なもの。勿論他の薬屋よりも上物だと自負しているが見ていて楽しいものなのかなと疑問に思って。「気になるものがあったら言ってください」それだけ言い残すと勝手場に行き調理を始め。)
3926:
菊 露草 [×]
2014-12-02 02:58:57
>月乃
(学舎にて教えを講じていると窓から相手が此方に向かってくる姿が見え思わず頬が緩む。
しかし待っていたと思われるのは恥ずかしいため相手が教室の外に居ることを知っていながら暫く気がつかない振りをして授業を進め。
区切りがついたところで漸く相手の元へ向かえば扉を開き、さも今気づいたように驚いた振りをして。
…あれ、いつのまに来てたの?声掛けてくれれば良かったのに。
(何食わぬ顔でそう言えば教室に相手を入れる。すると子供達が相手に気が付き、暫くきょとんとしていたが相手を思い出したのかパァと表情を明るくさせ相手に駆け寄って。
『わぁ、月乃のお兄ちゃんだ!!久しぶりだね。』
『元気してた?……あ、お団子だ!!』
(口々に相手を歓迎する様子の子供達に笑いかけつつ、相手の持つ団子に手を伸ばす子供はしっかり叱りつけて。
相変わらずうるさいだろ?…まあゆっくりして行けよ。
(相手を適当に座らせると御茶を出して自分も長机を挟んで相手の正面に座り「で、なにかと変わりないのか?」と内心ではかなり気にしつつも表面上は軽いのりで問い。
3927:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-02 04:24:35
>菊
(見合いを受けると返事をしなければな、と考えつつ日本の着物やら文化やらの話をメアリーにする子供達をぼんやりと見詰めては見合いの写真を眺める。
ふと肩を叩かれ少年に客人だと告げられ玄関口に向かうも其処に居たのは何時ぞやの相手の叔父の姿と見合い写真の女で軽く挨拶をして。
本物となれば背丈迄相手と似ており…否、同じとも言えよう容姿で暫し驚いた様に見詰める。
『見合いの話なんだが…良い人は見付けたかい??』
「…あ、あぁ…まだ悩んでた所で」
『彼女が君に会いたいって。君の友人(相手)にそっくりだろ??…だから写真を送るのに迷ったんだが』
(鈍感な叔父に軽く苦笑しては女に向き直り軽い挨拶をする。
叔父の話を聞いて入ればどうやら己に見合いを進めたのは相手らしく内心僅かに胸が痛んでは改めて叔父に向き直る。
「見合いの話は…彼女と進めさせて貰いたい。…流石に婚約とかは…」
『あぁ、分かってる。流石にいきなりそんな話に持ち掛けたりはしないさ、先ずは互いを良く知る事が必要だからね』
(女を置いて去ってく叔父を見送っては何時から居たのかメアリーが己の着物を掴んでおりジッと己を見詰めて居て。
「どうした??」
『………別に、何でも無いわ』
(肩を落としたまま去ってく後ろ姿を見詰めては取り敢えず女と共に茶屋に向かう。
『どうして私を選んでくれたの??』
「…まぁ、一目惚れ」
(替わらない無表情で言い茶を啜ってはやはり似すぎてると。
しかし相手を諦める良い機会になるだろうと思いつつ他愛も無い話をするが女が不意に見せる仕草や態度が相手を思わせては愛しさを感じて。
「泊まりに来いよ、…あんたの事もっと知りたいんだ」
(無意識に上記を言っては再び茶を啜り女に相手を重ねてる自分にとことん嫌気が差して。
まだ名前すら聞いてない事を忘れつつ妖艶な雰囲気を纏う彼女に翻弄されて。
>月乃
(茶屋にて偶然会った相手と遭遇し女の元に案内されては軽く挨拶をする。
其の嬉しそうな様子から相手と女は付き合ってる物だと勘違いし何処か寂しい気持ちを隠しながら席に付く。
そりゃあ暫く離れてたし相手だって其れ程の美しい容姿と優しい性格ならば恋人の一人や二人…否、相手に二股を掛けるなんて事は出来ないか、と考えつつ暫し会話をしてはまた黙り混む。
空を見上げては年長の少女に買い物を頼まれてたのを思い出し二人に礼を言っては茶屋を後にし街へと出る。
頭の中はまだ先程の事がグルグルと駆け巡ってたが漸く孤児荘に着いては荷物を少女に私を毬で遊ぶ子供達をぼんやり見詰める。
子供達は覚えてるだろうかと不意に相手の名前を口にした所、忘れてる者は居らずに『御兄ちゃん帰って来たの!?…早く会いたいなぁ』と。
3928:
菊 露草 [×]
2014-12-02 11:40:32
>霧ヶ暮
(相手と女が茶屋にて会話に花を咲かせる頃、寺子屋の不足した備品を買うために街に出る。
茶屋の前を通り掛かった時、相手と女が楽しそうに話すのが目に入り思わず足を止めるも自分にはもう関係ないと歩みを再会して。
しかし少し歩いたところで腕を引かれ振り返ると相手と話していた女がおり、その自分そっくりな容姿に未だ慣れず眉を潜め。
「…なに?あいつと話してたんじゃないのか?」
『ええ。でも貴方とも話がしたくて。……貴方、霧ヶ暮さんと付き合ってないわよね?』
「は?なんだよ急に…………別に、付き合って、ないよ」
『本当?じゃあ、…爛って名前で呼んでも良い?』
「……さあ、いいんじゃないか」
『爛ってとってもいい子ね。弟みたいで可愛いし好きになっちゃった。今日泊まるから手料理振る舞おうと思うの』
「…良かったな。だったらさっさとあいつのところ戻れよ」
『…………ねえ、貴方って歳、22よね?私も同じ歳なの』
「……だから?」
『私の両親(里親)が言ってたけど私の生まれは貴方と同じ里だって』
「すごい偶然だな」
『私、忘れた記憶を想起させる能力持ってるの』
(女の言葉に困惑し、まさかと思うが今は相手の事で頭の中を整理する余裕がなく「はやくあいつのとこ戻れ」と去ろうとする。女は去り際に『私、ナツっていうの。今度、爛のこと色々教えてね』と声を掛けてパタパタと茶屋に戻っていき。
(女と別れ寺子屋へ帰る道、女のことを考えては溜息を吐く。自分とそっくりながらしっかりとした女の体つきで色白。叶うはずないかと考えたところで、自分には関係ないと再度言い聞かせていると今度はあの主犯格の女と出会し。
『あら、先生。爛とは本当に別れてくれたみたいね。嬉しいわ』
「…約束は守れよ」
『ふふ、分かってるわよ。……爛、今は別の女と仲良くしてるみたいね』
「…っ、…手、出すなよ」
『大丈夫。女でしょ?男の貴方に爛を取られるならまだしも…。それに私達振られちゃったし』
(女は溜息を吐くもすぐに余裕の笑みを零して去っていき、自分も歩を進める。
今宵は特に依頼もない。相手と女は二人一緒に居たいだろうし早く恋仲になるには二人きりが一番。そう思えば観光を口実にメアリーを歌舞伎にでも誘ってみようかなと捻くれた事を思って。
3929:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-02 15:13:12
>菊
(あれから孤児荘へと帰り面倒見の良い彼女に子供達もすっかり気に入った所、何故かメアリーだけは複雑な顔をしていて。
しかし相手と瓜二つな其の女にまだ相手を追い続け好意を感じる己に深い嫌気を感じながら夜、女と共に縁側に腰を下ろし月を見上げる。
「あんた…兄妹とか居ないのか??…俺の友人に似過ぎてて少し驚いた」
『どうかしらね、私の親は里親だから』
「最初本当に双子かと思った」
『私の里は双子は縁起の悪い者だったのよ』
(女の言葉に軽く頷くも深くは考えず彼女の髪に触れては此方を見詰める其の様にやはり相手を浮かべて仕舞って。
夜も深いしそろそろ寝るか、と言っては部屋へと向かう彼女の腕を咄嗟に掴み抱き締めて。
複雑な心情の中、「御休み」と言い直しては己も自室に入り。
(翌日、女に起こされ食欲をそそる食事を出されては客人なのに気を使わせたなと思いつつ顔を洗い広間へと向かう。
子供達も美味しそうに食べてる様子に軽く微笑み台所にて茶を沸かす女に駆け寄り「今度…否、近い内あんたの両親に挨拶に行きたい」と。
頷く彼女の頭を軽くポンポンと撫でては食卓を囲んで。
(昼時、買い物に向かうと行った彼女を一人で行かせる訳には行かず共に商店街に向かえば其の容姿のそっくりさに町民も驚いて居て。
夕食の買い物を終え色々な店を回りながら孤児荘へと戻る際に先日相手に好意を持ってた女が沢山の教本を抱え寺子屋方面に向かうのを見付けてはまだ僅かに胸が痛む。
やはり相手はあの女と関係を持ったのだろうかと。
『爛、何処見てるの??』
「…あぁ、御免。余所見してた」
(女の手に有る荷物を受け取り持ってやっては片手に女の手を取り再び歩き出す。
忘れようとはしてるのに女の仕草や態度一つ一つに相手を思い出させられ。
しかし其れは此の女に対しての好意なのだと言い聞かせて。
3930:
遊馬 皇 [×]
2014-12-02 16:35:52
>月乃
…薬草か。この暗闇では見つけ難いだろう
( 今更になり何故声を掛けたのかと自身に問い掛ける。忍びである身、声など掛けたところで正体が暴露ぬようにしなくてはならない。声を掛けぬに越したことはなかったはず。しかし相手の笑顔を見ては他に見つからなければ、たまにはこの様なものもいいのでは。と相手の答えに耳を傾けては言葉落とし )
_____嗚呼、それであってる。
( ”仮装”なのかと。まさかそんな質問をされるとは思っていなかったが相手の表情から純粋な問い掛けだと感じては自身を裏の者だとは思っていないことが伺え、この侭知らずにいて欲しいと思えば仮装だと頷いて )
( / はい!宜しくお願いします! )
>赤城
( 昼間、夜とは別の姿で町へと繰り出しふらふらと歩いては夜の仕事にて登りやすい屋根や逃げ道となる細い民家の隙間などを観察し。_____夜の仕事。ふと、脳裏に過るは昨晩の男の姿。結局相手は裏の者なのだろうか。ただ話したいだけだと、不思議な事を言う相手であった。できれば夜の姿でより、此方の姿で会いたかった、と改めて思えば小さな溜息をその場へと吐き出して )
>菊
_____ッくそ。
( 考えが甘かった。一番最初の晩の事を考えればこのタイミングでクナイを振り翳したところで相手は瞬時に反応出来てしまう。冷静に考えれば相手と別れた後で男を討ち取るべきだったのだ。後悔に顔歪ませれば相手と距離をとりて自然に口にしたのは悔しさ滲ませるそれで。)
____なか、れ?
( 相手の問い掛けに頷けば再度クナイを構え相手の背後にて騒ぐ男を睨むように見詰め。しかし男の発した言葉に思わず声をあげ視線を相手へと移す。それは自身の知る相手の名前と異なった為に発した言葉であった。____男が口を開く、振り下ろされる刃に咄嗟に反応し後ろへと跳ねるも間に合わず刀は仮面へと当たり小さなヒビが入ってしまう )
『何をしているんだ!』
( 相手も仕事、きっとこの男を護らなくてはなない理由が必ずある筈。しかし此方も仕事。忍びの誇りを背負いて、今ここで負けるわけにはいかない。叫ぶ男をキッと睨めば仮面の下覗く瞳を黄色へと変化させ、背より大きな鷹の翼を広げて )
>黒田
( 狡い、とは思っていてもあの不思議な少女と話したい想いは変わらず。自身がこの様な想いを抱くことが珍しく、なんともむず痒い気持ちであるが近くの小物屋の前で商品を見るふり、相手が見付けてくれることを待ちて )
>霧ヶ暮
ッ待て、…くそ。
( 人のざわめきが高まり相手は言葉を置きてその場を逃げ出してしまう。顔を見られてしまった今、相手を逃すわけにもいかず続いて飛び出そうとするも相手の足の速さに加え増えてきた人の中へ割れた仮面では飛び出せはしない。悔しさを声にしては瞳黄色へ光らせ窓より外へ飛び出してその場を後にし。相手を探そうにも自身の体力は飛ぶことにより擦り減り、この暗闇では見つけようにも見つけられず。仕方なく帰路へとつくも、自身の正体がばれた事に対しての不安や悔しさに表情は暗く )
『遊馬くん、何かあった?』
「_____いえ、何も。今日は何処へ向かいましょうか?」
( 翌日、女との出掛けを約束した為に町へと繰り出せば女と共に人の波の中を歩き。表情にこそ出さぬものの、頭の中は昨晩の男のことで埋まり。何かと縁のある相手のこと、この人混みの中にいても可笑しくはないと考えていて )
_
3931:
黒田 燐 [×]
2014-12-02 16:47:37
霧ヶ暮さん»
…(/抱きついてくる子供等を見つめつつその言葉に嬉しく思うも相手が目を逸らした理由がわからず。
食器を拭きながら相手の口から出た『話がある』と言う言葉にキョトンとしてしまう。相手の発言からして子供等がいると話せないこととは何だろうと考えつつ「…わかりました」とだけ述べておいて再び食器を拭き始める。
暫くし食器を片付け終えては相手のことを気にしつつ子供等の元へと戻り。
菊さん»
…そうだったんですか(/相手の話を聞いては確かにそう言われるのも当たり前かと納得してしまい改めて相手との歳の差を感じて。
やり方を教えてくれる子供等に、楽しそうだな、なんて思い僅かだが自然と笑みが溢れていて。相手が己に差し出したけん玉をコクリと頷き手に取り早速やってみる。が、そんなすぐに出来るはずもなく失敗ばかりして。暫くやっていると、漸く一度だけ成功し楽しそうな笑みを浮かべていて。
赤城さん»
…(/何処かボーッとしているような相手に首を傾げる。相手の考えていることがわかるはずもなくただ遠くから見つめて。もしかしたら、己が誰に言ったのかが気になるのかな、と考えていて。
月乃さん»
…!(/腕を掴まれてはビクリとしてしまい思わず相手を見る。しかし、それが相手だったことに少しだけ安心し、腕を引かれているため断るのも申し訳ないと思えば「……は、はい…。ありがとうございます…」と述べて。
3932:
菊 露草 [×]
2014-12-02 17:22:45
>霧ヶ暮
(相手と女を茶屋で見かけた翌日、朝早くから叔母が寺子屋に訪れ話があると言ってきて。
『朝早くから御免なさい。どうしてもお話しておきたいことがあって』
「……ナツのことですか」
『やっぱりもう会ってたのね。……まったく旦那は鈍感だから』
(大きく溜息を吐く叔母をじっと見ては恐る恐る兄妹なのか問うと叔母は黙って頷いて。
『ナツちゃんは貴方の双子の妹よ。……貴方達が生まれた時は里全体が貧困だったの。そんな時に双子は疫病神なんて迷信が信じられてたからお腹の大きい姉さん(母)への嫌がらせが酷かったのよ。もし双子なんて知れたらとても一家無事では居られなかったわ』
(それで泣く泣く女である妹に何不自由なく暮らして欲しいという母の願いで里親の元に出したと叔母は続け、黙っていたことを深く謝罪してきて。
「いえ……、俺達を守ってくれて有難う御座います」
(自分に兄妹なんて考えもしなかった事態に嬉しいよりも戸惑いが強く、また両親の傍にいながら二人を死なせてしまった罪悪感が一層強くなって。妹は自分を恨んでないかと。
「………妹の里親はこのことを?」
『知ってるわ。多分ナツちゃんにもこの事を話すんじゃないかしら』
(その後、叔母に相手のことを聞かれたがはぐらかしてやり過ごし玄関先まで見送って。
叔母が去った後どっと疲れが襲い溜息を吐く。………あの女が妹。ともすれば妹と相手が結婚したら否が応でも相手とは義理の兄弟ということになる。…縁が切れない。と複雑な面持ちでいると、いつかの女が大量の教本を抱えて訪ねてきて。
『先生、来ちゃった。……あら、何かお疲れ?』
(見て分かれと理不尽に睨みつけつつ、相手と妹の事が頭を離れない。
容姿は一緒で違いは性別。結局性別かと落胆するが自分の性格に問題があると十分理解していて。
(女と話を合わせ家まで送った帰り、メアリーと歌舞伎を見る約束をしていたため孤児荘に向かっては一応泊まりの荷物を持って特に相手と話をすることなく街へ向かって。
『……ねえ、私を誘ったのって爛のこと聞きたいからでしょ?』
「…な、なんのこと?……友人の色恋を気にするのは当然だよ。……からかえるし」
(幼い癖に鋭い観察眼を持つメアリーに冷やせを流しつつ「二人のこと応援してやってね」と自分に言い聞かせるように述べメアリーの頭を撫でて。
3933:
菊 露草 [×]
2014-12-02 18:35:19
>遊馬
(相手の口から発せられた裏の通名に自身の中に秘めた冷酷な人格がトクリと鼓動する。
今は菊ではない。勿なのだと暗示し余計な優しさを捨て去ると眼光に影を落としていき、獲物を見る目でヒビの入る仮面を捉え。
しかし次の瞬間、相手の背より広がる美しい翼に目を奪われ一瞬我に返る。が、すぐに冷酷さを纏わせ、この悪状況をどう切り抜けるか考えを巡らせ想像も付かぬ相手の動きに注視し。
と、突如後ろで震えていたかに思われた男が自分の腰をがっしりと掴んできて。
『…な、んだ此奴は!!…ば、化物じゃないか!!おい、何をもたついてるんだ!!』
「…っ?!…あんた、何してるんだ!その手を離せっ!!」
(男の腕を振り解こうにも冷静さを欠いた男は離す気配がなく、舌打ちしては刀を片手に持ち替える。
そして不自由ながら懐に手を伸ばすと自分には耐性のついた粉状の麻薬を苦し紛れに撒布して。
>黒田
(相手がけん玉を成功すると子供達は拍手をして喜び笑っていて、そんな頬やましい光景に頬を緩めつつ楽しそうな相手の頭を子供扱いするようにポフリと撫でては「俺よりも上手いかもな」と緩く笑んで。
その後、授業をはさみつつ子供達と遊んでは夕刻になったため子供達を親の元に送り届ける。
この後も相手と一緒に夕餉を取ったり話したかったりしたかったが生憎依頼が入っていたため裏の格好に着替えて「…行ってくる。一人で大丈夫…だよな。一緒にいてやれなくて御免」と名残惜しむように相手の手を握っては額に触れるだけの口付けを落としその場を後にして。
3934:
月乃 雲 [×]
2014-12-02 19:51:23
>菊さん
(相手が演技しているとは知らずに邪魔したら悪いのでと首を横に振ると、無邪気な子供達の笑顔と変わらない相手の姿に心癒されて。相手と向き合うように座り出された御茶を飲みながら聞かれたことには迷ったように目を泳がせ。)
そうですねー。姉も元気ですし‥‥。少しだけ護身術が鍛えられたくらいでしょうか。
(んーと態と悩むような素振りで話の腰をおれば江戸を離れる間、剣術などを少しだけ習ったことを伝え。「ところで菊さんは出会いのほうはどうですか?もう良い方いらっしゃいます?」と己のことはいいから相手のことを知りたいと思い話題を振って。)
>霧ヶ暮さん
(すぐに茶屋を後にしてしまう相手に寂しい気持ちになるが用事があるなら仕方ないかと肩を落とし女性との会話に戻り。夕刻、茶屋を出て女性と別れた後一度家に戻り肺を悪くしていた少女の薬と子供達への和菓子を持って孤児荘に向かって。相手は今も危ない仕事をしているのだろうか、今宵も仕事が入っていたら迷惑かなと心配しながら相手の前では笑顔でいようと孤児荘の戸を叩いて。)
>遊馬さん
ええ。ですが特別な薬草でこの時間にしか採れないんですよ。
(小さく頷くと夜中で心細かったこともあり話しかけられたことが嬉しく微笑んで。また薬草のこととなるとついつい話に熱がこもり、その後も暫く薬草の説明を勝手に続けてしまい、はたとなると「すみません。詰まらなかったですね」と苦笑気味に謝って。)
すごい、よく出来てるんですね。でもこんな時間にその格好でうろついてると危ないですよ。世の中物騒ですからね。‥帰り、途中までご一緒させてください。
(肯定する相手に目を瞬かせ感嘆の声を上げればすっかり警戒心も解け、相手の身の安全を心配すると薬草を包んだ風呂敷を肩から下げて立ち上がり返答を聞かずに歩を進め。しかしふと相手に向き直り「仮面をつけていたら視界悪く無いですか?足元悪いので危ないですよ」と悪気なく相手の仮面を外そうと手を伸ばして。)
>黒田さん
(身を震わせる相手に驚かせてしまったと申し訳ない気持ちになるが、礼を言われればそのまま家に招き入れて。次いで箪笥から大きめのタオルと姉の着物を取り出しては相手に渡し浴場に通して「お湯、沸かしたものが隅に置いてあるので使ってくださいね」と言い残し扉を閉じて、己は薬を作る調合部屋に行き相手を待ちがてら薬を作り始め。)
3935:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-12-03 00:22:48
>遊馬
(翌日、組織の密会の話は何とか公にはならなかった物の半分は聞かれて仕舞った事に変わりは無い。
早々に手を打たなければなと考えつつ町に出ては辺りに警戒をしながら裏の者達専門に遣われる飛脚に今宵の依頼内容が綴られた手紙を渡される。
顰め面のままに店の暖簾を潜った所、何と運の悪い事か女に腕を引かれる相手に正面から出会して仕舞っては一瞬表情を固める。
知らない振りでやり過ごそうとも相手の隣に居た女に『あら??貴方前にも会ったわよね、凄い奇遇だわ!!!』と言われては無視する事も出来ずに。
「あぁ、…奇遇だな」
『ね!!!今日は子供達は居ないの??』
「今日は皆寺子屋に行ってる」
(相変わらずの無愛想で会話を済ましては急いでるから、と切り出し相手の横を通り過ぎて。
「とんだ二面相だな」
(ボソリと相手に嫌味を含んだ一言を告げては其のまま通り過ぎて。
互いに裏の顔を知って仕舞ったのだ、あまり関わりたく無いというのも本心で。
>黒田
(子供達が出掛けると言い出し年長の少女に連れられ玄関口にて靴を履いてた所、相手が子供達の元に来ては『御姉ちゃんも一緒に行こうよ!!』と言って。
しかし丁度そちらに訪れては相手の腕を取り「俺此奴に用事が有るから」と言い二人で子供達を見送る。
(相手と二人になった所、幼い子供達も出掛けてる今、言うならば今しか無いかと。
珍しくしんとした孤児荘の中、相手と向かい合っては言わなければ、と。
「あの…さ、…俺あんたの事」
(前回も言い欠けた同じ所迄言っては一呼吸置き「…結構、…割りと好き」と。
意味が分からない事を言って仕舞ったなと反省しながら逃げる様に自室に向かって。
>菊
(あれから女と夫婦らしい生活をしながら本当に親に挨拶に行かなければと考えてた所、相手に歌舞伎に連れてって貰うのだと粧し込んでるメアリーを見掛け街に向かうのを見送る。
ナツがメアリーの髪を解かしてやり玄関口に送り出した後、己もナツと出掛ける約束をしてた為に一度自室に戻り着替えて。
(其の頃、歌舞伎座にてメアリーは撫でられつつ何処かムスッとしては相手の手を繋ぎながら相手を見上げる。
『先生は何も知らないのね。私はナツさんがとことん可哀想よ、爛ったら偶に名前を間違えてるんだもの。幾ら先生に似てるからって…気の毒だわ』
(ボソリと愚痴を溢しつつ折角観光に来たのだからと話を変えては幼い笑顔で『私一度歌舞伎を見てみたかったの、素敵な思い出になるわ』と。
(同時刻、ナツと共に街に出ては簪屋や着物屋等を見て回りつつ他愛も無い会話をしながら足休めにと茶屋に向かう。
『爛、さっきから私の行きたい場所ばかりなんじゃない??』
「別に、其れなりに楽しんでるし」
『そう??…ねぇ、来週辺り両親が是非爛に挨拶したいって』
「分かった、開けとく」
(茶を啜りつつ相手と似た様な話をする彼女に居心地の良さを感じては穏やかな笑みさえ浮かべて居て。
>月乃
(夕方、子供達が勉学に励むのを見詰めてた所戸口を叩く音にそちらに駆け寄れば相手の姿が有り驚きつつも部屋内に招き入れる。
子供達がパタパタと駆け出して来ては相手に抱き付き『私の事覚えてる??』『俺兄ちゃんの御陰で持病の肺炎直ったんだよ!!もう皆と走れる様になったんだ!!』と口々に騒いで居て。
久し振りだし話したい事は沢山有る、再会を喜ぶ子供達を穏やかに見詰めては年長の少女が茶菓子を運んで来て。
3936:
黒田 燐 [×]
2014-12-03 00:52:01
遊馬さん»
…(/暫く歩いた小物屋に先程の追いかけていた姿があり、ホッと息を吐き。そして己から近づけるギリギリまで近くに寄り「……あ、あの……」と声が小さくなってしまいながらも声をかけて先程の手鏡をそっと差し出して。
菊さん»
…(/子供等は可愛いな、なんてのんびり思っていると撫でられた頭に相手を見つめては「…ありがとうございます」と楽しそうに笑む。
…大丈夫ですよ(/相手が離れるのは寂しいが仕事なら仕方ないな、と。握られた手に嬉しくなり、次の相手の行動に頬を赤く染め「…いってらっしゃい」と述べ相手を見送り。
相手を見送った後すぐに眠れるはずもなく暫くの間布団の上に座りぼんやりとして。
月乃さん»
…(/渡されたタオルと着物を抱えては浴場に通され。「…ありがとうございます」と一言礼を述べては初めての他人の風呂を借りるということに戸惑いつつ着物を脱ぎ入る。暫く暖かい湯に気持ちよくなりつつ、そろそろ出るか、と先程渡されたタオルで体を拭いて着物を着る。浴場から出ると相手はどこにいるんだろう、とその姿を探して。
3937:
菊 露草 [×]
2014-12-03 01:22:55
>月乃
(相手の態とらしく悩む様子を見て、此れは以前にも見たことがある反応だと察しこれ以上深く問うことを諦めるも、続く問いかけに思わず飲んでいた御茶を吹き出しそうになり咳き込んで。
…あんたがそんなこと聞くなんて珍しいな……。別に、特にないよ。
(落ち着いたところで意外そうに相手を見つつ、見合い話はあるが今は特に色恋などは考えていなく目を逸し答えて。
相手はどうなのだと思ったがその答えを聞く勇気はなく、他愛のない話をして過ごし。
その後、相手を家まで送っては夜の依頼の準備をして暗い街に出る。
今日は簡単な麻薬取引。依頼主に麻薬を渡すため落ち合う場所である人気のない路地に向かって。
>霧ヶ暮
(歌舞伎の公演中、目を輝かせるメアリーを横目に考えるのは先刻のメアリーの言葉。
呼び方を間違える、ということはまだ自分を好いてくれているのだろうかと醜い期待をする。
しかし寄りを戻すのは不可能だし、妹が相手に好意があるなら邪魔する訳にはいかない。
以前、花魁が相手と結婚一歩手前までいって身を引いてくれた…、あのような騒動再び起こさない為にも自分は見守るしかないのだと言い聞かせ。
そんな考えに耽っているといつの間にか歌舞伎は終わっていて『先生ちゃんと見てた?』とメアリーに叱られ苦笑を漏らしては寺子屋に泊まるというので手を引き帰路につく。
その途中、茶屋から出てくる相手と妹の姿が見えてはその親しげな様子に無意識に表情が陰るもメアリーが寺子屋に泊まることを伝えねばと平静を装い歩み寄りその旨を相手に伝えて。
『メアリーちゃん良かったわね。……そうだ、菊さん。今度私と爛で親に挨拶に行こうと思うんだけどいいわよね?』
「…っ……なんで俺に確認するの。勝手に行けばいいだろ」
(身勝手にも嫉妬してしまい刺のある物言いをしては「じゃあお幸せに」とメアリーの手を引きその場を立ち去って。
(寺子屋に着き、メアリーの髪を梳いてやっては一緒の部屋で寝たいというので自室に布団を敷き先に寝かせる。机の行灯を灯し薄明かりの中、相手から貰った簪を見詰めては無意識に相手の名を呼びそのまま眠りについて。
(その頃、孤児荘にて妹は自分がするように髪を梳きながら、相手が時々呼び方を間違えることを気にしていて。
『…ねえ爛、菊さんとは本当に何でもないね?……なんでか分からないけど菊さんの気持ちが何となく分かるの。爛を見る目が私と同だもの』
(まだ双子と確信を持っていない妹はどこか切なげに相手を見るも、やはり好きな気持ちは抑えられず相手の手を握っては『爛のご家族にも挨拶したいわ』とゆっくり相手に寄り添って。
3938:
風間地 花 [×]
2014-12-03 01:27:22
>菊
階段から…(どう考えても階段から落ちてつくような傷ではなかった、そう思うもあまり深く聞こうとはせず下を向いて
リボンに触れては小さく深呼吸をしてみては相手を見上げ「…なら、私もいっていいですか…?」と小声で言いジッと見つめ
>霧ヶ暮
へ…?あ、あの…(相手に謝らせてしまうと顔を上げて手をワタワタと左右に振り申し訳なさそうな表情を浮かべて。
そういえば、今日、あの男になにか手紙を渡されたな、と思い出すと一応相手に見えないよう机の下で読むとその内容にビクッと身体を揺らすと店内をキョロと見回し相手に頭をなでられても「は…はい…」となんだか上の空で言い
>赤城
…(暫くそこで休むとはぁ、と小さくため息をつき家に帰ろうとあまり目立たないように道の端っこを歩き長い髪で顔を隠すように頭の脇辺りをおさえ
3939:
黒田 燐 [×]
2014-12-03 02:00:11
霧ヶ暮さん»
…(/子供等を見送り次第相手と向き合い、何を言われるのかと不思議に思っていたところ、相手から述べられた言葉にキョトンとしてしまい「…へ…?」と声を出してしまい。よくわからなかったものの、相手に嫌われていない、ということだけがわかり相手の後を追い掛けて相手を引き止めようとその腕にギュッとしがみついては「…あ、あの…その……」と口ごもり顔を俯むかせて。
3940:
菊 露草 [×]
2014-12-03 02:07:26
>黒田
(寺子屋を出ていつも麻薬取引の密会が行われる拠点の一室に来ては男達が話す麻薬の使い道等を控書に書き留める。
一応仕事に集中はしているが相手の微笑や照れた表情がフと浮かんでは頬が緩みそうになり自分はかなり重症だなと内心苦笑しつつ気を引き締め。
密会も終わり皆が立ち去る頃、一人の男が近づいてきて『お前の所に黒田の娘がいるだろ?』と問うて来て。何者だと眉を潜めるも素直に居ると言う筈もなく「知らないね」と適当に返しその場を去って。その時はその男の組織が相手の親を殺した主犯だとは知らずに。
仕事も終わらせたしさっさと帰ろうと寒空の下、小さくくしゃみを零しつつ家路を急いで。
>風間地
(見上げられて言われた言葉に相手を騙している罪悪感にかられるも嘘を吐いている以上相手を連れて行く訳にも行かず小さく首を横に振り。
必要ない。あんたは疲れてるんだ。ゆっくり休んでてくれ。
(相手は忘れているだろうが能力を駆使した身体。ただでさえ華奢で心配なのにと、微かに疲れの色が見える相手の目元をそっと撫でてやり、自分は問題無いと微笑んでみせ。
もう痛みも限界に近いし早く行こうとするも、もし相手が何かを察して独断で此処を出るようなことがあったと危惧するとゆっくり相手の方に向き直り。
そして今一度相手を眠らせる為に頭を撫でる振りをして記憶を操作してしまおうと相手の髪に手をそっと伸ばして。
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