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大江戸乱舞物語/4230


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自分のトピックを作る
3661: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-13 15:07:41



>笹縫

(翌日、あの女郎も此方に付いてくれた事だし暫し何とか楽になるなと考えつつ女郎が裏切らぬ様に何度も遊郭に通う。
店の廊下にて相手が居る事等知らずに変装もせずに女と話して居ればとある一室から相手と共に居た遊女が出て来るが直ぐ様目を逸らして。
「また来る、頑張れよ。」
(目前の女郎に気遣う言葉を掛け店を後にしようとした所、『姉さん、…あら私起こしちゃったかしら』と言う声が聞こえては振り向かずに廊下を進んで。


>黒田

(其れからまた男の話を逸らし何時か経った夜、夕食を作るべく台所に立つと子供達が口を尖らして。
『兄さんの料理っていっつも目分量じゃん、美味しい時と不味い時の差が激しいんだよなー…』
「文句言うなら食うな」
『わわわ!!!そんな事言ってるんじゃ無くて…もうちょっと分量を…』
(溜息を漏らし難しそうに調理器具を見詰めては子供達に何度か駄目出しを受け。


>菊

(落ちた簪を拾いフラフラと孤児荘へと戻っては大事な者こそ無くしてから気付くと言うのは本当らしいな、と。
部屋の隅にてくしゃりと髪を掴めば本当に終わったのだと思って。
深夜、ふと障子に影が掛かっては兄がスパンと襖を開ける。
子供達が起きるだろうが、と言おうとしたが言葉にはならずに。
『ちょっと爛、どういう事なのかな。』
「やっぱり…もう無理だ、…彼奴がどんな気持ちで俺に付き纏ったのかって考えると…。」
『菊に言われたの??』
「……………。」
(兄は眉間に皺を刻んでは『…追い掛けてった等本人がそんな直ぐに心変わりするのかな。』と独りでに呟いて。
兄は何も言わずに部屋を出ると何処かへ去って行って仕舞って。

(一人になって部屋の中、簪を押入の奥底に仕舞えばもう無くした事にして仕舞おうと。
嫌な事に蓋をするみたいなやり方になっては仕舞うが相手に関わらない事が詫びになるのなら…、今更の激しい後悔に頬に何かが伝うのを感じて。

(翌日、顔を洗うべく井戸の前に来た所、水面に写る己の顔に重たい溜息を付く。
兄と同じ顔なのにどうしてこうも違うのか、兄の様に笑う事が出来て居れば感情も何もかも上手く伝えられたのかもしれない。
やはり最初から不釣り合いだったのだ、と言い聞かせ着替えを済ませるも足は無意識に寺子屋へと向かっており。


>風間地

…あんた嘘が下手だよな、泣いてるじゃん
(怯えさせない様に静かに涙をすくえば相手を覗き込む様に見詰める。
相手が男に脅されてる等露知らず、只兎に角気安く男に触れさせる様な仕事をしてるのが嫌で一呼吸置いた後に「…やっぱり、さ。…あんな仕事やめっちまえよ」無意識に呟いて仕舞って。
しかしハッとした様に正気になれば「御免、何でもない」と。

3662: 黒田 燐 [×]
2014-11-13 16:07:02

菊さん»
…(/猫を撫でていれば口元に触れられる感触に何だろうかと不思議そうにチラッと相手を見る。すぐ引っ込められた手にキョトンとしてしまい首を傾げるも「……大丈夫ですよ。…ありがとうございます」と述べる。しかし、すぐに口元に猫の毛なんてあっただろうかと不思議になるも特に気にしないことにして。部屋から出ていこうとする相手に一人でいることに不安を思い出してしまいながらも大人しく待っていることにして「……わかりました…」と述べて。

霧ヶ暮さん»
…(/子供に駄目だしを言われている相手を見ていて。難しい表情で溜め息も聞こえては、いろいろとお世話になっているし何か少しでも手伝えるかな、とそっと近寄り「……私も手伝いますよ?」と述べて。

3663: 菊 露草 [×]
2014-11-13 18:07:19


>霧ヶ暮

(翌朝、未だに残る疲労と空虚感を無視し着替えを済ませては寺子屋の仕事をするため学舎に向かうと兄と幼馴染が待ち構えており『ナギ、今日は師範に寺子屋任せてしっかり話を聞かせて貰うわよ』と。
話す事など何もないと突き返すも『露草、友達は大切にな。子供達の事は任せてくれ』と師範に言われ断れない状況になれば渋々二人の後について街の茶屋に向かって。

(其の頃、孤児荘では昨夜からずっと自分達の動向を見張っていた能力者が、相手が孤児荘を離れたのを見計らい懲りずに自分に变化しては子供達を上手く使って中に通して貰い。
暫く優しい自分を装い子供達と遊んでいたが、子供達が自分の髪を引っ張り遊びだすと急に表情を変えて一番近くにいた少年に手加減なく手を上げて。
頬を赤く腫らしわんわん泣きわめく少年に追い打ちを掛けるように拳を振るっては『なんでこんな酷い事をするの?!』と震える少女にも『煩い!!』と怒鳴りつけ小さな身体が倒れる程強く平手打ちし。
怯えて泣き喚く子供達に自分を演じて緩く笑めば『恨むなら君たちの兄さんを恨みなよ。兄さんが俺を信じなかったのが悪いんだ』と端から子供達を傷付ける為に此処に訪れた事を明かし、怒りで立ち向かってくる年長の少年の髪を鷲掴み。
『君たちの兄さんに伝えていてよ。“あんたのことは絶対許さない”って』
(男はクスリと笑むと年長の少年の腹を蹴り上げ孤児荘を出て行き、暫く歩いた所で变化を解く。其処へ能力者の仲間が呆れ顔で近づいてきて。
『おいおい。流石にバレるんじゃないか?あの先生が子供に手を上げるとは思えんぞ』
『フン、バレたところであいつらの仲が戻ることはないだろ。ただの予防策だよ。霧ヶ暮がまた勘違ってくれれば更に仲はこじれるだろ?』
『何も此処までしなくても。あの女の指示じゃないんだろ?』
『……俺はあの霧ヶ暮に恋人を殺されたんだ。そんな奴がのうのうと色恋にうつつを抜かすなど許せる筈がないだろ。…八年間ずっと探してやっとみつけた仇だ。全て壊してやるまで気がすまん』
(男は憎悪に満ちた瞳で言うと僅かにたじろぐ仲間を押し退けて路地裏へと姿を眩ませて。


>黒田

(下に降りて死角になっている路地に回ると男が面白げに笑みを浮かべてきて。
『随分といい女を連れ込んだじゃないか。売り物か?』
「……用はんだ?」
『…っなんだよ。つれねーやつだな。今夜の依頼を渡しに来ただけだ』
「暫くはこの場を離れたくない。他の奴に回せないか」 
『金、足りてないんだろ?文句言わずに従え』
(そう言って男は胸に依頼の書かれた紙を押し付けてきては『あの女を売る時が来たら俺も呼んでくれよ』としつこく述べて去っていき。
そんな男に溜息を吐きつつ、紙を懐にしまっては相手の一人にするのは不安のため誰か一緒にいさせるかと考えて。今更になって自分のような人間が相手と居て許されるのだろうかと悲観的になるが関わった以上守らねばと気を引き締め、不安であろう相手の元に足を急がせて自室の襖を開き。




3664: 黒田 燐 [×]
2014-11-13 22:39:04

菊さん»
……(/相手のいない部屋は寂しく感じては猫をぼんやりと見つめたままで。開かれた襖のほうを見てはずっと待っていた相手で勢いよく相手のほうに駆けていき。実際はそんなに長くなかった時間だったのだろうが己にとっては結構長い時間に感じ、その不安や寂しさを隠すように思わず相手にギュッとくっついては目を伏せて。

3665: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-13 23:56:58



>黒田

(駆け寄って来た相手に遠慮がちに頼めば並んで厨房に立って。
やはり此の様な仕事は女性が一番上手い、子供達に囲まれながら料理をする相手を見詰めては竈の火を絶やさない様にして。
『兄さんの前の朝食酷かったよー…、あんなしょっぱい魚初めて食べた』
「…食えない事は無いだろ」
『でも其の前の夕飯はすっごく美味しかった!!!』
(口々に言う子供達をあしらいながら出来上がった味噌汁の鍋と御飯を今に運んで。


>菊

(寺子屋に着いた物の相手の姿は無く師範が子供達の勉強を見て居り重たい溜息を漏らした所、寺子屋の中から現れた幼馴染みに腕をぎゅっと取られて。
幼馴染みは自分を睨み付けては『此方に来なさい』と。
何度も抵抗をするも『貴方も悪いわよ!!!』と声を上げられては集まった視線に耐えられずに幼馴染みの手を振り払う。
後ろめたさや罪悪感再び襲われ逃げる様に孤児荘に向かおうとした所、小走りで此方に向かう兄が己の腕を掴んでは珍しく真面目な表情で。
『今は帰らない方が良いんじゃないかな』
「何でだよ…何か合ったのか」
『子供達が病院に運ばれたよ、打撲と捻挫』
「……………は??」
『“菊”に殴られたり蹴られたりしたってさ』
『そんなの有り得ないわ!!!ナギなら今の今迄私と…』
(幼馴染みが言い終わる前に颯爽と病院に向かっては子供達の事を医者に聞いて。
兄は相手の元に向かい何も言わずに抱き締めては『爛とはもう会わない方が良い、菊も会いたく無いでしょ』と。
戸惑う幼馴染みに向き直り『菊がやってない事くらいは知ってるよ、でもやっぱり爛と居ると危険だしね…君も色々と気を付けてね』と。


3666: 菊 露草 [×]
2014-11-14 00:41:51


>黒田

(部屋に入るなり相手にくっつかれては、その思いもよらない行動に驚き一瞬固まってしまう。
しかし相手の伏せる長い睫毛が僅かに揺れるのを見て自分の思っている以上に不安にさせてしまったのだと悟り、戸惑いながらも相手の背に軽く手を添えあやすように撫でて。
暫くそのままでいたが正直仕事以外で女と絡む事がなく現状況に若干鼓動が速くなるのを感じては相手の肩に手を置きそっと身を離させ柔らかな髪を撫でて「どうした?…もしかして寂しかった?」と自分の恥じらいを隠し小さく笑むと顔を少し近付け覗きこむようにして問い。


>霧ヶ暮

(孤児荘の子供達が自分(男)に暴行されたと聞き心配で自分も見舞いに行こうと思うも、自分が行っても子供達が怖がるだけかと。
此れでは二度と孤児荘にも顔を出せず、相手と本当に会うこともなくなる。
そう思い落胆する自分に気付いては相手などどうでもいいのにそんな筈ないと首を横に振る。
相手は子供達に手を上げたのは自分だと思うのだろうかと何処か人事のように思いつつ、抱きしめてくる兄を振りほどいては「…言われなくても会わないよ」と無機質な声色で短く答え学舎ではなく街へと歩を進めようとして。
『ちょっと、何処行くの?』
「…決まってるだろ。」
(俄に憎悪を露わにして兄を睨みつけるようにして言っては、子供達を巻き込み傷付けた男の首を落とすため兄の制止を振り切りその場を立ち去る。
そして情報屋に向かい男の居所を得るとすぐに男の拠点へと向かって。


3667: 黒田 燐 [×]
2014-11-14 01:19:08

霧ヶ暮さん»
…(/相手と子供等の会話を微笑ましく眺めてから一緒に食事を運ぶ。相手の手料理も食べてみたいかもなんて思っていて。料理を運び終えれば食卓を囲み食べ始めている子供等を見つめては相手をチラッと見て。

菊さん»
……(/背に相手の手の暖かさを感じ安心する。身を離されぼんやりと相手を見て撫でられつつ正直に寂しかった、不安だったと言おうかと口を開く。そして、控えめに「……寂しかったし不安でした……」と述べる。覗き込まれた相手の瞳をジッと見つめるが僅かに恥ずかしさを感じてしまい目を伏せて。

3668: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-14 05:29:00



>菊

(子供達の事を問い掛けた所、幸い入院のみで済むと言われ安堵の息を漏らす。
子供相手に此れだけの仕打ち、己に対しての憎悪が深く感じ取れフラリと外に出ては子供達や相手への罪悪感に居たたまれなくなって。
人気の無い路地街、陰る瞳を落としながらしゃがみ込んだ所にふと影が掛かり顔を上げる。
其処に居たのは相手(能力者)の姿、悲しそうに申し訳無さそうに己を見詰めては『爛…子供達の事は俺じゃ無いんだ』と悲痛そうに悔しそうに言って。
立ち上がり向き直っては小さく頷く。
「知ってる、あんたがやる訳無い」
『………爛、やっぱり…全部俺達騙されてたんだ。…爛の事信じられなかったのも…全部。……まだあんたを愛してるなんて…馬鹿げてるよな』
(完璧な演技に見事に騙されては抱き締められるのに応えるべく相手の背に腕を廻す。
其の刹那、腹部に突き刺さる刀の衝撃に口元から溢れる血。
『………御前さえ…居なければ。………最後に夢見させてやってんだ、感謝してくれよ』
(男の言葉等耳に入らずに場に崩れ落ちては『愛してるよ』と相手の姿で皮肉に囁く男の頬に手を伸ばす。
“俺に関わるな”と言われた事を思い出しては此れが代償なのかと。
男が去った後、無理矢理身体を起こしては丘に向かい着いた所で力尽きて。
痛みと混乱、疲れから相手に斬られたのだと思い込み薄く開いた瞳で大木に身体を預けたまま空を見上げる。
「………眠、………」
(ツーッと口元から落ちる血、腹部の傷は特に気にして居らず何処か穏やかな表情を浮かべては襲い掛かる睡魔に耐えられずに少しだけ眠ろうと。
瞳を閉じれば其のまま意識を失って。


>黒田

(美味しい食事に満足そうに舌を包んで居ればふと少年が味噌汁を口にし美味しそうに頬を緩める。
『此れすっごく美味しい!!!…前回の兄さんの味噌汁酷かったからなー…』
『味噌が熔けて無かったよね』
(グズグズと文句を言う子供達にも料理の美味しさにより咎める事は無く。
「久々に上手い飯食ったな」
(満足そうに告げては無表情を僅かに緩めて。

3669: 菊 露草 [×]
2014-11-14 18:54:46


>黒田

(相手の素直な返答に悪いことをしたなと申し訳無さそうに小さく眉を寄せ、目を伏せる相手の目元を親指でそっとなぞり「ごめんな」と謝罪を零して。
そして少し迷ったが今宵の事を相手にも話しておこうと「…今さ、組織の男に会ってきたんだ。それで依頼を渡された。」と伏せ目がちに言ってはチラリと相手を見て。

でも大丈夫だ。今日はあんたの傍から離れないから。他の奴に来て貰おうと思ったけど俺が一緒に居たほうが確実だしな。
(本当は相手の傍に少しでも居たい気持ちもあるのだが其れは伏せておき、依頼は後々言い訳して後回しにしてもらえば良いだろうと特にすっぽかすことは気にせずに言って。


3670: 菊 露草 [×]
2014-11-14 18:59:02


>霧ヶ暮

(男の拠点付近で男を待ちぶせて帰ってきた所、胸倉を掴み路地裏に引きこむと喉元を切り裂こうとする。しかし男が突如相手の姿に变化したことで一瞬の躊躇いが生まれ刀は男の首スレスレの所に突き刺さって。
『突然襲い掛かってくる何てひでぇな。…でも“俺”だと殺せないんだ?まだの俺のこと好きなの?本当“しつこい”な』
(男の聞き覚えのある相手を真似た台詞にピクリとなっては愕然と男を見て。
「……あんた、まさか…あの時…」
『今更気付いたか。お前も霧ヶ暮も簡単に騙されてくれるからやりやすかったよ。だがこの茶番ももう終わりだ。あいつは俺が殺してやったからな』
「…っ?!」
『何をそう驚く必要がある?あいつの事はどうでも良いんだろ?関わりたくないと言ってたじゃないか。俺はその手助けをしてやったんだ』
(嘲笑する男の言葉に脳内は混乱し“相手が殺された”という事実が駆け巡っては、言い知れぬ感情に侵され壁に刺さった刀を引き抜き男を斬ろうとする。
しかし相手の姿のせいなのか、混乱のせいなのか剣先は定まらず簡単に刀を払われると腹を蹴り飛ばされ壁に叩きつけられてしまい、何かを言い去っていく男を射止める事も止める事も出来ずただ茫然とその場に座り込んで。
暫くして力無く立ち上がり街に出ると前方から血相を変えて駆けて来た幼馴染に腕を掴まれ『ナギ!!霧ヶ暮さんが……。兎に角早く来て!!』と定まらぬ思考のまま病院まで連れられる。
病室に背中を押されるように通され目に飛び込んで来たのは、血の気を失い寝台に横たわる相手の姿。
蒼然となりフラつく足取りで寝台に近付き、崩れ落ちるようにして座り込んでは震える手で青白く色失った相手の頬に手を伸ばす。
その冷たい体温と硬く閉ざされた瞳に本当に死んだのだと思い込み目の前が真っ暗になって。
『何とか命は助かったけど出血が酷くていつ目覚めるか分からないって。ナギ傍に居てあげて』
(幼馴染の言葉など一切耳に届かず、乾いた相手の唇を親指でなぞっては相手を失った現実を受け止めきれずフラリと立ち上がり幼馴染の制止の声も聞こえず病室を去って。
あの時、自分が相手の謝罪が本心からだと気付いていれば相手は死ぬことはなかった。全部自分のせいだと、男が自分の姿で相手を刺したなど知らず、鉛のように重たい足を丘に向け相手の後を追ってしまおうかと。


3671: 黒田 燐 [×]
2014-11-14 21:14:40

霧ヶ暮さん»
…(/相手と子供等の会話はずっと聞いていてもいいと思うほど聞いているだけで心が暖まる。しばらく会話を聞きながら再び相手に視線を向けると僅かだが頬が緩んでいることに気がつく。初めてみた相手の表情に思わず見惚れてしまいジッと見てしまい。ハッと我に返ればすぐ相手から視線を逸らし。

菊さん»
…いえ…私の我が儘で…ごめんなさい……(/勝手に寂しく、不安に思っていたのは己なのに何故相手に謝らせているのかと相手の目を見ることができず顔を俯むかせたまま述べる。先程何処か行った理由が男等のところに行っていたと聞いては、相手が裏仕事をしていることを思い出しては小さくコクンと頷く。が、依頼をしないで己といるという相手に複雑な気持ちになる。相手といられるのは己は正直嬉しいが、そのせいで依頼をしないというのは凄く申し訳なくなってしまい。「……私よりその依頼をやったほうがいいですよ…」と述べる。

3672: 風間地 花 [×]
2014-11-14 21:18:35

>菊

...(ギュ、と体育座りをし足顔をうずめると泣くな、と自分に言い聞かせ目を擦り。
別のことを考えて気を紛らわそうとすると茶屋のことが思い浮かび何も言わずに出てきてしまったけど大丈夫なんだろうか、いや大丈夫ではないな、なんて考えため息を漏らし。
するとこちらに向かってくる足音が聞こえまた男達がきたのか、とビクビクしていて

>霧ヶ暮

嘘なんて…(嘘じゃない、と言おうとするももともと嘘は得意ではないため諦めたかのように俯いて。
相手の呟きを聞くとピクッと反応して少し顔を上げ。謝る相手を見上げては周りをキョロキョロと見回してからボソッと「明日…もし暇だったら茶屋に来てください…」と言い相手の横を通りぬけ土砂降りの中家の方に向かって歩いて行き



3673: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-14 23:43:46



>菊

(深い眠りの中、ふと相手と西洋に来た時の記憶が浮かんでは再び激しい後悔に苛まれる。
ホテルにて、仕事に向かうと言った己を相手は咎める事無く見送った。
首筋の跡に気付いてたにも関わらず無理に微笑みを作ったのはしっかりと覚えてるし何時だって己を信じようと必死だった。
何度も何度も相手を苦しめた。
頬を伝う涙に幼馴染みがハッとしては相手の姿を探しに向かって。

(兄は病室に居ない相手の姿を探しに街を走り抜けた所、ふと通り掛かった丘に目を向けては上に駆け上がる。
刀を持つ相手に血相を変えてそちらに向かえば相手の腕を無理矢理掴み珍しく怒りを見せ相手の頬を叩く。
『何してるんだよ!!!………何、…して』
(悲しそうに相手を見詰め強く抱き締めると相手の頬をそっと包んで。
『爛だったら…殺られる訳無いでしょ、…油断した爛が悪いんだよ』
(相手の頬に口付け無理矢理丘を降りると幼馴染みが涙を溜めながら相手に抱き着いて。
『ナギ、…霧ヶ暮さん絶対生きてるわよ。………さっき涙を流したのよ』
(兄は相手が命を絶とうとしてた事は口に出さず只手を握って居て。

(目を覚ましたのは三日後の事、早い目覚めに医者は驚きを隠せず直ぐに相手や幼馴染みを呼びに向かって。
一人になった部屋の中、静かに上体を起こしてはぼんやりと外を見詰める。
医者に連れられて来た兄が何時もの如く軽い様子で絡んで来るが己は兄の隣の相手に目を向けて。
「なぁ凜、…其処に居る奴誰だよ」
(発した言葉と共にピシリと固まる空気に眉を潜めては幼馴染みに目を向ける。
「あんたの恋人??」
『何言ってるのよ…ナギは貴方の………』
『爛の好きな人でしょ』
(幼馴染みを割った兄の言葉が理解出来ずに困った様に笑っては兄を見詰めて。
「は??…俺が男と関係持つ訳無ぇだろ」
(幼馴染みの瞳にジワリと涙が溜まるのがやけに不思議に感じ医者が焦った様に己の診察をする中、相手に目を向けては「…多分仕事仲間か友人だろ??…態々見舞いに来てくれたんだな」と笑顔を向けて。
兄に子供達の事を問い掛け『皆元気だよ』と言われては安堵したように。

3674: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-15 00:05:07



>黒田

(後片付けをして居れば子供達が遊びに行くと言い出し「知らない人に着いて行くなよ、回りの迷惑になる遊びはするな」と沢山の小言を並べて。
元気に返事をした子供達を見送り再び皿洗いをしようとした所、冬の冷水に相手の手をさらす訳には行かないと洗い場に立てば再び皿洗いを始める。
先程の食事の最中、僅かに見せた相手の微笑みが頭に焼き付いては照れ臭い気持ちになって。


>風間地

(別れ際に言った相手の言葉が気に掛かり土砂降りの中を走る相手の揺れる髪を見詰める。
雨に濡れながら孤児荘に帰ると子供達も寝静まって居り湯浴びをしては己も布団に入って。

(翌日、子供達を寺子屋に送り届けては迷いを含んだ足取りで遠回りをしながら茶屋へと向かう。
何時もと変わらない様子で客にからかわれトジを踏む相手を見詰めては自然と頬が緩んで居り。
女将が此方に来ては熱めの茶を己の前に置く。
『何だい兄さん、浮かない顔して』
「最近忙しくてな」
『…ふぅん、何の仕事してんのさ』
「………まぁ…色々な」
(首を傾げる女将から視線を逸らしては茶を啜って。

3675: 菊 露草 [×]
2014-11-15 01:26:27


>黒田

(相手の謝罪と気遣うような言葉には小さく首を横に振り「あんたが謝ることはないよ。……依頼なんかよりあんたのほうが大事だし。」と小さく微笑み言うも語尾は若干くぐもった声で、照れ隠しに相手の髪をくしゃりと撫でて。
しかし相手が依頼に行くよう言うのはあまりに自分がくっつきすぎて其れを嫌がっているのではと思い込み「もしかして、迷惑だった?」と人を恐れる相手を思い相手の髪から手を離し問い掛けて。


>風間地

(鈍い痛みで目を覚ますと見慣れぬ天井が目に入りぼんやりとするが、相手の事を思い出しては勢い良く起き上がり、その拍子に腹部に走った痛みに表情を顰めて。
『あ、目覚めた?治療はしておいたよ。君の丈夫な身体なら数日もすれば治るでしょ』
(そう言う此処の家主は裏と繋がる顔見知りの医者。
数日と言うが見世物は今日から始まってしまう。既に宵は深まっており相手の事を考えると悠長に伏せっている時間はないと家主の制止を振り切り外に出ようとして。

(其の頃、男達は震える相手を面白いように見ていて『昼間一緒にいた男は刺しておいた。お前が歯向かったり逃げ出したりしたら茶屋の奴らの無事はないと思え』と服従を強要するよう脅し相手を見世物舞台に無理矢理出そうとして。



3676: 菊 露草 [×]
2014-11-15 01:26:52


>霧ヶ暮

(悲痛な表情の兄に自害を制され幼馴染の涙を見た時、何度自分は周囲に迷惑をかければ気が済むのだと罪悪感ばかりがつのり二人にはただ謝ることしか出来ずに。
三日間、罪の意識から相手の病室に入ることすら出来ず碌に眠る事も食べる事もしないで相手の無事を祈っていると、突如自室にやってきた幼馴染に腕を引かれ無理矢理病室まで連れてこられて。
少し痩せやつれたように見える相手の顔をまともに見れず俯いていると、自分に振られた相手の言葉にピクリと肩を揺らし、続く“男と関係を持つわけ無い”という胸が張り裂ける想いなっては表情を曇らせる。しかしお互いこうなる事が一番良かったのかも知れないと。
久々に見た自分に向けられる相手の笑顔に安堵すら感じれば初めて会った時のようにゆるりと微笑んで「兄さんとは…まあ友人かな。顔見知り程度だったから忘れて当然だよ」と唖然とする幼馴染と兄を余所に嘘を並べて。
「それじゃあ、俺は仕事あるからこの辺で。…兄さんはちゃんと療養しなよ」
(必死で微笑むも視界が霞むのを感じては、これ以上は無理だと相手に背を向け改めて名乗ることもせずその場を後にして。

(翌日、胸のしこりが消える筈もなく其れを誤魔化すように寺子屋の仕事に打ち込んでいたが相手の事が頭から離れず、自分の事を忘れ友人と思っているなら見舞いをして罪を償う事ぐらい許されるかと自分に言い訳し、相手の病室に向かい静かに扉を開いて。
「…おはよ、怪我の具合どう?…ハナに頼まれて代わりに見舞い来た」
(笑顔を貼り付け寝台脇の椅子に腰掛けては、持ってきた林檎を切り分け相手に差し出す。
相手と居ると辛いのに傍に居たいという矛盾した感情に襲われながら昨日は見れなかった紅い瞳をじっと見詰めては無意識に頬に手を伸ばし至近距離まで顔を近付ける。
息が掛かるのを感じハッとなれば慌てて相手の目元をなぞる仕草をして身を離し「ごめん、目にごみがついてて…」と有りがちな嘘を零し目線を逸らして「…あ、…林檎食べて。君、身体丈夫だけど無理しがちだから、今は少しでも栄養とらないと」と早口で述べ楊枝にさした林檎を手の震えを抑えて差し出して。


3677: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-15 02:06:18



>菊

(翌日、見舞いに来たのは兄でも幼馴染みでも無く相手の姿。
“顔見知り程度”なのだと聞いてた為に態々来てくれた事に礼を言っては不意に近付いた相手の顔にきょとんとして。
其の端正な顔立ちに暫し見惚れて仕舞っては相手は男だろ、と言い聞かせて。
目元の塵を取ってくれたのかと納得し「あぁ、悪いな」と微笑して。
元々愛想の無い性格、話を切り出すのは苦手で林檎を受け取っては暫し相手を見詰める。
何故か説明の付かない感情に駆られ微妙な顔をしては一度視線を逸らす。

確かあんた寺子屋の先生っつったけな、子供達が世話になってるな
(他愛も無い話を切り出し珍しく笑顔を向けるとやはり相手に不思議な感情を抱いて仕舞い一体何なのだろうかと。
ふと訪れた看護婦が傷を見に来ては相手への視線の変化に気付き小さく口角を上げる。
包帯を巻き終えた看護婦が部屋を出て行ったのを見送れば「あの看護婦絶対あんたに気が有るぜ、………其れよりあんた妻や恋人とか居んの??」と。
興味本意で問い掛けた言葉、自然と互いの好みの話になれば病室の前を通り掛かった先程とは別の看護婦の方を見て「藍色の髪、好きなんだよな」と静かに呟く。
何故そんな事を言ったのかは己でも掴めて無いが相手に向き直れば其の艶やかな髪に手を伸ばして。
「あんたの髪、一番しっくり来るな」とへらりと微笑んで。
女だったら惚れてただろうなー…と呑気に考えては相手の好みを聞いていて。

3678: 菊 露草 [×]
2014-11-15 03:03:48


>霧ヶ暮

(相手に笑顔を向けられる度、子供達を巻き込んだ事や相手を信じられなかった事に対する罪悪感がぶり返し表情が曇りそうになるが笑顔で誤魔化して。
恋人について問われ保っていた笑顔が崩れそうになるが必死で微笑みを取り繕い「…生憎この歳でそう言うのに縁がなくて。……なんだろ衆道だって変な噂が流れたせいかな」と何処か乾いた笑いを零して。
女である看護婦に目を向ける相手に耐えられずもう帰ろうとするも、突如髪に触れられ思わずその手をパシンと払いのける。
「…ぁ…わ、悪い。…吃驚して」
(狼狽えて声を震わせ、好みが“相手”などと言えるはずもなく目を伏せるも髪に触れた相手のぬくもりが心を支配し、抑えが利かなくなれば相手の手を掴み寝台の背もたれに押し付けるようにして唇を奪って。
愛おしい銀髪を撫で上げ息が苦しくなるほど口付けては、ハッとなり勢い良く身を離し「…ご、め…。気色悪いことして…。ほんと、御免」僅かに身を震わせ声を絞り出しては相手の顔を見ること無く病室から飛び出して。その際青年とすれ違ったことも気付かずに。

(青年は駆け出して行った自分を訝しげに見ては病室の戸を開き、相手を見るなりぴっとりと抱きついて。
『兄さん会いたかったよ。もうこんな無茶しないでよね。……ところで菊と何話してたの?』
(青年は相手の頭を撫で撫でしては寝台に身を乗せたまま相手の顔を覗きこむようにして問いかけて。
『まあ、何かあったら何でも俺を頼ってよ。兄さん最近甘えてくれないから寂しいんだよね』
(屈託ない笑顔を零しては『何も心配いらないからね』と相手の頬を撫でて。


3679: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-15 03:46:28



>菊

(手を払い除けられても男に髪に触れられても気色悪いだけだよな、と納得する己も居て何処か平然と受け止める。
椅子から立った相手にせめて見送りだけでもしようと己も立とうとするが掴まれた手に驚く余裕すら無く押し付けられては突然の口付けに目を見開く。
只唖然と至近距離の相手を見詰めたまま、次第に息苦しさに眉を潜め目を細めては弱々しく相手の肩を押して。
呆然と相手を見詰めるも震えた声色の謝罪と共に去って行く相手に声を掛ける余裕等無く。
何故相手はこんな事をしたのだろうか、全く理解出来ないが嫌と感じなかったのも事実。
唇を軽くなぞっては改めて同性と接吻を交わしたのだと思うと微妙な気持ちになり、其れと共に何故か切なくなって。
其れから入れ替わる様に入って来たのは青年、好意を持ってくれてる事等はしっかりと覚えてるがふと青年の口から出された“菊”と言う言葉に懐かしさを感じては張り付く青年に問い掛ける。
「…菊ってのか、さっきの寺子屋の先生。………確かそんな名前だったか」
『え、兄さんどうしたの??』
「どうしたのって何だよ」
『………俺そっちのけで何時も菊の話ばっかりしてたのに』
「…仲良かったのか??」
『仲良かったも何も………』
「馬鹿言うなよ、俺が男と付き合う訳無いだろうが」
(へらりと笑って言うも青年は呆気に取られた表情で先程通りすがった相手の表情に納得して。
『男とは付き合わないの??なら俺は??』
「あんたも男だろ」
『さっき菊と何か合った??』
(青年の言葉に表情を固めてはゆるゆると首を振る。
しかし頭の中は相手の事で一杯で。
先程の口付け、懐かしさや心が安らぐのを感じ求めてる自分さえ感じられた。
思い出せそうで思い出せないもどかしい気持ちに駆られては変わらない無表情で項垂れて。


3680: 黒田 燐 [×]
2014-11-15 06:14:18

霧ヶ暮さん»
…(/己が洗い物をやろうかと思っていたところ洗い物を始める相手を見ては申し訳なくなる。結局相手に頼ってばかりで何も手伝えてないなと。このままだと後に後悔さえしてしまう、それは嫌だなと思えば相手に近づいて「……あの……何か手伝いたいです…」と述べる。

菊さん»
…(/依頼より己のほうが大事だなんて初めて言われたことに、それが相手からだということもあり嬉しくなってしまい無意識のうちに頬が緩んでしまいながら「……ありがとうございます。…そう言われると嬉しいです」と述べる。髪を撫でられては相手をジッと見つめ「……迷惑ではないです。……寧ろ逆に嬉しいくらいですよ」と最後のほうはほぼ小声で述べて、己の頭から離された手をそっと握る。

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