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大江戸乱舞物語/4230


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自分のトピックを作る
3641: 笹縫 調 [×]
2014-11-12 03:32:38


>黒田

(相手の言う通り二人きりになれる場所といえば家ぐらいしか思いつかないのが当然。しかし家だと結局中へ戻ることになりせっかく己を頼って外に出たいと言ってくれた相手の願いが聞けないことになってしまう。丁度己は以前行った場所の中に思い当たる所があるので「大丈夫よ。良い場所があるから」と述べ、笑みを零しながら再び相手の手を掴み小走りで足を進め始めれば江戸の景色が一望できる丘の上へと向かって。)

>菊

(茶屋の仕事を勤めながらも頭の中では明日の生辰祝いと店主のことで埋め尽くされており一日中嬉しさのあまり笑みを零していて、当然相手が女に指示していたことや明日誘っていたことなど知るはずもなく生辰祝いの準備を進める。明日が楽しみ過ぎるからか布団に入った後もなかなか寝付くことが出来ず、いつの間にか朝日は昇っていて。一睡も出来なかったものの何故か全く眠気はなく、これなら今日は楽しめそうだと思いつつ祝いが始める時が来るのを今か今かと楽しみに待って。)

>霧ヶ暮

(色々と街中を周り十分楽しんだところで女が遊郭街を支配する女頭であることもあり今宵は近くの遊郭にて共に一夜を過ごそうと。まさか相手が居ることなど露知らず、女と共に腕を組みながら店へと入る。店主に変装している相手のすぐ傍まで寄っても特徴的な銀髪でないからか頭の中は愛している女のことだけで埋めてしまっているからか、其れが相手だとは全く気付かずに「部屋を一室貸して頂戴。遊女はいらないわ」と注文して。)

>風間地

(何故一度は酷く迫った己を受け入れてくれるのか、深くは分からずただ優しい子だからかと。これで相手とは共に居ることが出来るようになったので何時でも売り物にすることも容易になった。最初から売り物へするつもりだったというのに何故かあと一歩が踏み出せず、これからずっと一緒に居てくれるのなら其れでいいかと思い始め「…なら私と口付けして誓って。」と相手の言葉は信じているが何れ程のものか確かめる為に相手を見詰めて。)



3642: 菊 露草 [×]
2014-11-12 08:46:34


>黒田

(相手に手を重ねられた事で正気に戻っては影を落としていた瞳に光を宿しゆっくりと相手を見て「…悪い。また少し考え事してた。…大丈夫だから」と未だに黒々とした感情を残しつつ何事もないよう微笑みを浮かべて。その後、外の様子を覗いつつ相手を支えて表の道に出ては茶屋に寄って相手の荷物を受け取ってから寺子屋に戻る。
そして相手を自分の自室に連れては適当に座らせ応急処置を施した痛々しい腕の怪我に化膿止めを塗り丁寧に包帯を巻いて。

…此れでよし。………って本当にあんたが気に病む事はなにもないんだからな。
そんな暗い顔してると折角の綺麗な顔が…台、無し、だぞ。
(相手の頭を軽くポンポンと撫でて言うも続く言葉は自分で言っていて途中から恥ずかしくなり語尾を濁らせては目を反らし「兎に角今はゆっくり休め。」と相手の怪我を見ているとまた狂気に侵されそうで落ち着くためにも部屋を出ていこうと。


>霧ヶ暮

(男達に襲われる等、相手に嫌われ拒絶されることに比べれば大したこと無いと投げやりになるも兄の助けにより未遂に終わり、自分の浅はかさを自覚し唇を噛みしめる。
兄に涙を拭われては「…泣いてない」と強がるもすぐに謝罪と礼を述べて俯いて。
『…もしかしてまた話の途中で逃げ出してきたの?』
「…仕方ないだろ。何言っても通じないし。顔も見たくないって言われたんだ。それに…どうせあいつは女好きだから」
『………じゃあ俺にする?』
「…、それは…」
(困ったように言うと兄は『やっぱりまだ諦めきれてないじゃん』と苦笑を零し『…爛、心配してるんじゃない?今は“菊太”なんだし。帰ったら謝ってもう一度話してみればいいよ』と続け、渋る自分を連れ孤児荘へと歩き出して。

(其の頃、偶然街で子供になった自分を追いかける相手を見かけた能力者が再び悪巧みを考えては不敵に笑み、自分の姿に变化すると偶然を装い相手の肩にぶつかって。
『…っ、すみませ…、って何だあんたか。随分と急ぎのようだが何かあったか?』
(男は何も知らぬ振りをして心配そうにしては横切ろうとする相手の腕を取り正面に立ち塞がって『もう一度話を聞いて欲しい』と相手の胸に手を置いて真剣な眼差しを向けて。
そこで男は相手の懐の内にある堅い物に気付くと懐に手を忍び込ませ簪を取り出す。
男は一瞬笑い出しそうになるが堪えて『…爛、此れ…』と嬉しそうに微笑む。しかしそれも束の間、すぐ嘲笑しては『あんた、こんな物まだ持ってたんだな。…ほんと気持ち悪い』と心から罵ってはカランと簪を地面に落とし、兄と自分が近づいてくるのをいち早く察しては、最後に相手の苛立ちと不機嫌さを逆撫でするよう鼻でせせら笑いその場を立ち去って。




3643: 菊 露草 [×]
2014-11-12 09:44:01


>笹縫

(翌日自分が寺子屋で教えを講じる頃、茶屋は午後から休みをとって生辰祝いで華やいでおり、店主や女たちは相手の作った料理や茶菓子を絶賛していて。
『調さんが作ったものはどれも美味しいわね』
『ほんとね、今度お店に出してみたら?』
『それいいわね。でもまた調ちゃんの追っかけが増えちゃいそうだけど』
(店主はクスクス笑うと『お願いね』と相手の肩に手をおいて嬉しそうに相手の料理や茶菓子を食べていて。
その後も話題は絶えなくあっという間に夕刻になれば女達が用意した祝の品をそれぞれ店主に渡しはじめ。


3644: 黒田 燐 [×]
2014-11-12 13:25:47

霧ヶ暮さん»
…(/大丈夫だと言ってくれている相手に少しずつ落ち着きを取り戻し。顔を俯むかせたまま、相手の言う通り関わらず無視することが出来ればどれだけ楽になれたのだろうかと。あの男と会う度男との記憶ばかり、それもいきなり頭に浮かんでくる。そのせいで無視することさえ出来ない。そのことを相手に伝えようとも上手く伝えられず。「………それが出来たら最初からそうしてましたよ……」と小さく述べ目を伏せる。もうこれ以上男とのことなんて思い出したくないし知りたくもない、全て忘れてしまいたいとさえ思っては何も言葉が出ないまま唇を噛み締めて。

笹縫さん»
……良い所…?(/相手の言う良い所とはいったい何処なのか。二人になれる場所なんてあったのかと不思議に思いつつ小走りで行く相手にとりあえずついていくしかなく。しばらくして見えてきたのは恐らく丘であり何処か懐かしく感じていて。

菊さん»
…(/相手がどんな考え事をしていたのか己にわかるはずもなかったが無意識に刀に手を掛けていた相手を思い返しては恐らく悪い考え事なのかと。それでも、大丈夫だと言い微笑む相手の瞳を見ては不安な気持ちは抜けぬまま。支えてもらいながら寺子屋に戻り傷の手当てをしてもらえばその痛さに耐えて礼を述べる。撫でられてはどこか安心したように「……わかってます。……台無し…ですか…?暗くならないように気をつけますよ。」と述べて。相手の語尾が濁ったことは少し気になったものの特に何も言わず。部屋から出ていこうとする相手の手を掴み「……あの…できれば一緒にいてもらえませんか……?」と控えめに述べて。己自身こんなこと言うなんて可笑しいとは感じたもののやはり今は一人でいることに抵抗があり。さすがに迷惑だったと後悔すれば掴んでいた手を離し「……我が儘言ってごめんなさい………」と小さく述べて。

3645: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-12 15:49:24



>笹縫

(さっさと依頼を終わらせようとしてた所、現れた相手と女の姿に一瞬身が固まるも己がどうこう言う立場で無い事を理解した上で部屋の鍵を渡す。
胡散臭い笑顔で「御ゆっくり」と言えば鉛の様に重たい心等無視し店員の羽織のまま最近裏の者から指名が来てる女の元に向かえば遊女には中々無い優しい言葉や態度で丸め込む。
上手く情報を吐かせた後、女の前で変装を解いては何とか信用させ「また来るから」と部屋を後にして。


>菊

(求めていた相手の姿に一瞬の期待が生まれた己は本当に馬鹿だと思う。
だが何処か予想してた言葉に態度を変えずに微笑めば相手と兄が此方に来る少し前、「売るより他の女にくれてやった方が良いだろ」と。
去って行く相手に目もくれず兄の手に繋がれる幼い相手の姿を見付けては駆け寄り安堵の息を付く。
「菊太、…良かった。大丈夫か??…怪我とか…。」
『危うく襲われる所だったよ。………てか爛、何でそんな微妙な顔してんの??』
「………は??」
『怒ってる様な…悲しい様な。………まぁ良いや、其れより菊と何か合ったんでしょ??…どうせ爛が悪いんだと思うけどさ』
「…今会ったよ。…俺が悪いって何だよ、全部彼奴が悪いんだろうが。」
『ちょ…爛??』
(地面に落ちた簪を拾い上げては悔しそうに歯を食い縛る。
「ちょっと綺麗な顔してるから相手してやっただけだ。なのに調子に乗りやがって…。散々弄んでくれたみたいだが何とも思わねぇよ。」
『ちょっと、菊太の前なんだけど。』
「……………。」
『何が合ったか知らないけど菊を信じない訳ね。』
「だから…今会ったばかりだ。」
(兄を睨んでは相手の気持ち等、増してや相手が目前に居る事すら知らずに幼い相手を抱き締めては小さな背中を撫でる。
『爛、…あのさ』
「何。」
『本当はまだ菊が好きなんでしょ??』
(兄の言葉を軽く無視しては付いて来る兄を無視しつつ孤児荘へと戻る。
冷え切った小さな身体を囲炉裏の前で暖めては「大丈夫か??…怖かったら言えよ。」と相手の頭を撫でて。
兄は先程から話をする機会を伺って居り。


>黒田

(相手と孤児荘へと戻った後、やはり相手を外に連れ出すのは不安で一人で子供達の仕立て上がった着物を受け取りに向かってた最中、先程の男が現れては己の腕を掴む。
『此れは此れは。…えっと…』
「あぁ、覚えて無いのか??燐の兄だよ」
『あぁ!!!そうでしたね…お久し振りです』
(己と相手の事を知らずに次々と記憶を埋め込む男に釜を掛けた所、見事に引っ掛かった男に冷ややかな視線を向けては男の腕を掴む。
『なっ…何なんですか』
「あんた…彼奴の何を知ってる」
『し…知ってますよ、燐は俺の…』
「俺は彼奴の兄なんかじゃ無いけど」
(表情を強張らせる男を冷ややかに見下ろしては口角を上げて。


3646: 黒田 燐 [×]
2014-11-12 17:00:59

(/相手から放たれた言葉にしまったと言わんばかりに冷や汗を垂らし何とか相手から逃れる機会を作ろうと捕まれていた相手の手を降りほどこうとする。が、相手にバレてしまったことへの焦りからかふりほどくことが出来ず『…もう手離してくれませんか?』と。
バレてしまったなら今はもう関わらないほうがいいと相手を睨み付け。

3647: 菊 露草 [×]
2014-11-12 17:11:35


>黒田

(台無しとは言ったものの相手はいつでも綺麗で笑ったらもっと華麗なのだろうなと思って。
引き止められ一瞬迷うも少し不安げな様子を見れば一度上げた腰を下ろして「我が儘じゃないよ。今日は寺子屋が非番で俺も暇だからさ。あんたが一緒に居て欲しいなら丁度良い」と相手の怪我から視線を逸らして言い。
しかし何だかんだ相手からの言葉は嬉しく幾分憎悪が引いては離された手を握り返し「でもそんな事言われると期待する」と冗談と本気半々で言っては相手の片頬にそっと触れ、やや至近距離で相手の瞳を見詰め。


>霧ヶ暮

(相手の“今自分に会った”というあり得ない発言に困惑するも直ぐあの能力者の事が思い浮かんではまさかと思う。もしあの能力者が生きていて相手を騙しているとしたら此れ迄の見に覚えのない言い掛かりも、相手の冷たい態度も説明がつく。
もし此処で自分の正体を明かしたら何か変わるだろうかと頭を撫でられつつ囲炉裏の火花が散るのを見詰め「……全然大丈夫じゃない。…怖いんだ。爛が離れていくのが」と低く静かな声色で述べ相手に視線を移して。

………“俺”は、あんたを振ってないし簪を返した覚えもない。…それにあんたを弄ぶなんて器用な真似できるわけないだろ。…あんたを想うだけで周りが見えなくなって自分の事すら分からなくなるのに…。
(覚悟を決めて“自分”として本心を述べるも最後には苦笑を零し「こんな姿じゃ説得力ないかと」と。
そして徐ろに耳元の傷を見せるように横髪を耳の後ろに引っ掛けては、片袖だけ下ろし過去に相手がつけた肩の古傷を露わにして目を伏せる。
此処までして自分の言葉が相手に届かず拒絶され、本当に女好きだったらと恐怖するがあやふやなまま終わるよりはいいかと。
此処で見放されたら次はない覚悟で顔を上げては、相手の膝と肩にそれぞれ手を置き半分相手に体重を預ける形で身を近付けて“信じてくれ”と恐怖を押し殺し紅い瞳を見詰めて。


3648: 黒田 燐 [×]
2014-11-12 17:53:11

菊さん»
…(/腰を降ろした相手の口から出た言葉に「…ありがとうございます」とどこか嬉しそうに、安心したように述べる。離したはずの手が相手から握られては少し驚いて己の方頬に触れている相手の暖かさを感じながらも、相手の言う"期待"とはどんな期待なのか。己に理解が出来るはずもなく「…あの…何の期待ですか?」と問い掛ける。至近距離に近い相手との距離に僅かに戸惑いつつ見つめ返す。

3649: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-12 20:20:44



>黒田

(やはり男は相手と関わりが無かったのだろうか、逃げる様に去って行く男をジッと見詰めながら己も裾を翻す。
調べる必要が有りそうだ、と帰りがてら拠点へと向かっては様々な書類を借り受け孤児荘へと戻る。
自室にて書類を見ながら一枚の書類に乗せられた写真に思考が止まる。
書かれて居たのは先程の男、軽く書かれた能力に納得が行って。


>菊

(やけに大人びて感じられた言葉が再び己を惑わすも何時もの調子で「年上を呼び捨てしたら駄目だろ。」と言ってろうとした所、耳に髪を掛ける幼さを感じさせぬ程の妖艶な様に驚きを隠せずに。
耳や肩の傷は確かに己が相手に付けた物で身を寄せた相手の肩をグッと掴むと相手の瞳を見捉える。
「………菊、………否、そんな筈は…」
(思考がめちゃくちゃになるも不意に思い出したのはあの薬。
静寂を守ってた兄が注射器片手に此方に来ては相手に其れを渡す。
『…ね、爛が悪いでしょ』
(兄が強い瞳で訴えるのを未だ迷った様に相手を見詰めたままで。
「じゃあ………俺、…あんたに何して」
(散々傷付けた事を改めて思い出してはいたたまれなくなり相手から身を離す。
フラリと立ち上がり孤児荘を後にしては真っ白な頭の中、何度も相手に謝罪の言葉を浮かべて。

(其の頃、能力者の男は“絶対悟られた”と仲間に愚痴を溢して。
能力者の腕を掴んだ際、男は冷や汗を垂らしてたのに気付く余裕は無くて。
しかしふと浮かんだ答え、『霧ヶ暮爛に化ければ良いんじゃないか』と。
何故引き離そうとするのかは男自信にしか分からず。

3650: 菊 露草 [×]
2014-11-12 21:33:36


>黒田

(相手の返答にそう言えば相手はこういった類ならず色んな事に疎いんだったと思い出しては相手の頬から手を離し「何でもない」と自分でも何やってんだかと苦笑を浮かべて。
そして誤魔化すように部屋の隅に行き外に繋がる障子窓を開けては、少し冷たい風で僅かに火照る頬を冷ましつつ二階から見える景色を眺める。
フと下屋の上にいつもこの時間、日に当たりに来る猫が一匹の子猫をくわえてやって来たのが目に入れば小さく笑みが零れ相手は動物の類は好きだろうかと考え、相手のほうをチラリと見ては猫を驚かさぬよう黙って手招きし下屋の方をチョイチョイと指さして。


>霧ヶ暮

(蒼白になる相手の確かな心境が掴めず、まだ話し合わなければと去りゆく相手を追いかけようとするが兄に止められて。
『その格好じゃ駄目だって』
「じゃあ解薬出せよ!」
『でもさっき子供になったばかりだし、あまり立て続けに戻るのは身体に良くないよ』
「知るか!あんな顔されて今放っておける訳ないだろ」
(兄は困ったような顔をするも引かない様子の自分に溜息を吐き、布団を被せてきては『ほんと二人とも手が掛かるんだから』とやや強引に解薬を飲まされて。
激痛に耐え元に戻るとまだ痛みが残る身体で渡された着物に着替え兄に礼を言った後、倦怠感を覚えながらも深夜の街に出て。

(人気の無くなった街中で相手の姿を探すが中々見当たらず、吐く息が白くなるのを見ては相手はあんな薄着で大丈夫だろうかと心配になる。
正体を明かした後の相手の表情は芳しくなかったが、少なくとも自分が恐れていたような拒絶の色は見られなかった。
期待してもいいのだろうかと、其れを確かめる為に相手の姿を求め彷徨い歩き、能力者の企みなど知る由もなくあの丘へと足を向けて。


3651: 黒田 燐 [×]
2014-11-12 22:02:54

霧ヶ暮さん»
……(/相手が帰ってきたのは部屋から見えたが今行ってもいいのかと悩んでしまい。いまだに収まらない頭痛に頭を抑えながらも相手の部屋へと向かう。少しだけ控えめにトントンと襖を叩いて相手が来るのを待ち。

菊さん»
……そうですか…(/本当に何でもなかったのかと不思議に感じては首を傾げるが相手が言うならと深くきにせず。外を眺めている相手を離れたところから見つめていては、手招きされてはそちらに近寄る。相手の指差す下屋のほうを覗いて見ては猫がいることに気がつく。その可愛さに僅かだが笑みを溢しては静かに猫を見つめて。

3652: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-12 22:04:30



>菊

(自分のした事に対しての恐怖が沸々と沸き上がり只相手への罪悪感に苛まれる。
まだ愛しても良いのだろうか、…否、しかしそんな事は許されないだろう。
ひたすら心の中で謝罪してはやはり相手に素直に謝ろうと。
土下座でも何でもしてやろう、相手の為ならどんな無様な姿でもさらしてやれると胸に決めては再び歩き出して。

(其の頃、能力者の男は丘に向かう相手を見掛けては先回りし丘にて相手を待つ。
此方に来る相手に口角を上げては己の事を良く知らない所為か不馴れな様子で相手を抱き締める。
『やっぱり俺の事恋しいんだ』
(嘲笑う様に相手の髪を撫で冷ややかに見下ろすと相手の唇を親指でなぞる。
冷たい視線を変えないままに『御前本当にしつこいよな』と。
『俺にあんな“酷い事”しといて平気で追い掛けて来る神経疑えるよ』と。
其のまま相手に『悪ぃけどあんたと居ると他の女が勘違いして寄って来ねぇからさ、迷惑なんだよ』と言い去って仕舞って。

(漸く相手を探し見付けたのは丘の梺、相手の腕を取り罰が悪そうに向き直っては掛ける言葉を探す。
しかし先ずは謝罪が先だと言い聞かせては一呼吸置き「…本当に、悪かった」と。

3653: 菊 露草 [×]
2014-11-12 23:51:12


>黒田

(猫を見てほんの僅かだが表情が和らいだように見える相手に安心してはその横顔に見惚れつつ「猫、好きか?」と小声で尋ねる。その時、いつも距離を取って寝そべる親猫が窓枠に置く相手の手に擦り寄るように近付いてきて、其の様子の少々驚き、

そいつ、いつもは全然近寄って来ないんだ。きっとあんたが居るからだな。
(猫まで相手に見惚れたのかなんて考えては少し可笑しく思え小さく笑いを零しつつ、親猫が相手に子猫を“触って”と言うように鼻で押す様を頬やましげに見て。


>霧ヶ暮

(相手(男)の抱き締め方に違和感を覚えるも続く衝撃的な言動に“偽物”と考える余裕は無くなり、僅かに抱いた期待が打ち砕かれれば絶望が胸を支配し男が去った後も其処に立ち尽くして。
暫くして空虚なままフラリと歩を進めて丘を下るも、先刻別れたばかりの“相手”と鉢合わせ迷惑と言った癖にまだ何かあるのかと謝る相手を一切見ずに冷笑を零し。

…何が悪かったって?……女遊びをしたことか?俺を売ったことか?……悪いなんて思ってない癖に。
(表情を消し感情のない声色で述べるが、徐々に絶望が自分を信用してくれない相手への憤りに変わっていき冷たく相手を見据えて。

……俺がどんな気持ちであんたにしつこくしたか分かるか?……分からないだろうな。あんたはとっくに俺に飽きて女と遊んでるんだから。……安心しろ。もう追い回してお遊びの邪魔になるような事はしない。……あんたにはもう愛想つきたんだ。
(此れまで何度も相手に迫った事を思い出してはそんな“無駄”をしていた自分が酷く哀れに思え酷く疲れを感じては乾いた笑みを浮かべ「…簪、女に上げるんだろ?…いい女が捕まるといいな」と嘲笑うでもなしに、相手に失望し想いが途絶えてしまったように何処か人事のごとく言えば相手の腕を振り解きその場を立ち去ろうと。


3654: 黒田 燐 [×]
2014-11-13 00:50:47

菊さん»
…(/小声で問い掛けてくる相手を僅かな笑みを浮かべながら「……好きですよ」と述べる。手に感じた柔らかく暖かな感触に擦り寄ってきた猫を見つめる。「……そうなんですか。…何だか嬉しいです」と述べる。猫を見つめながらそっと親猫の背を撫で子猫に触れてみる。優しくそっと子猫を撫でてみる。

3655: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-13 03:16:57



>黒田

(小さく戸を叩く音が聞こえ襖を開けると何処か遠慮がちに佇まう相手が目に入り、冷えた廊下で話すのも引けるなと考えては相手を部屋に招き入れる。
今此処で男の話をして混乱させるのは相手に対しても良くない。
そう考えては他愛も無い話を切り出し不安そうな相手を見詰めては此方も何故か不安に包まれて仕舞って。
書類を然り気無く引き出しに仕舞っては相手を見詰め「もうあの男は来ないから」と只其れだけ告げて。


>菊

(相手が偽物の己に会った事等露知らず、やはり許されぬ事をして仕舞ったと激しい罪悪感に苛まれる。
しかし幼い相手の言葉を思い出し未練がましく相手の腕を掴んでは悲痛に相手を見詰め珍しく頭を下げる。
「…本当に悪かった。…偽物のあんたか本物のあんたか何て…冷静に考えれば分かった事だったのに…。……………簪は女にやるつもりなんて…無い。本当は売れなくて…あんたを思い出したら売るなんて出来なかった。………あの時は偽物だって気付けずに売り言葉に買い言葉で………。」
(相手を此方に向かせては再び相手を見詰め「………どんな詫びでもする。………でもやっぱりあんたしか居ない。」と真っ直ぐに告げる。
今しがた相手が“己”に傷付けられたなんて知らずに只深く頭を下げて。
「………あんたに裏切られたと思って女に走った俺が餓鬼だった。…別に特別な感情は持ち合わせて無い、………本当にあんただけなんだ。」
(懐の簪を取り握っては視線を落として。

3656: 笹縫 調 [×]
2014-11-13 03:38:22


>菊

(待ちに待った店主の生辰祝いが始まり、いつもよりも張り切って作った料理や茶菓子を褒められる度に照れ臭そうな笑みを零しながら「流石にそこまでのものじゃないと思うけど…」と。己にとっては店主や他の女達が作る料理の方が美味しい気もするのだが店主に頼まれてしまうと断るわけにもいかず何より嬉しくてつい頷いてしまう。其の後、あまりに早く感じる時の流れに若干寂しさを感じつつ女達に続いて隠していた茶道具を店主へ差し出しては「…此れ…貴女が好きだって聞いたから、皆で一緒に出来たらと思って…。」とまるで愛の告白をしているかのような感情で店主を見詰め。)

>黒田

…此処よ、二人きりになれる場所。
(丘の上まで到着すれば足を止め、江戸の景色から相手に向き返って笑みを向けながら上記を述べる。此の場所は街から少し離れており知らない人が多く、万が一丘の上から滑ってしまうと危険だということもあり人は滅多に訪れない。しかし上から見下ろす景色は素晴らしく何より家以外で相手と二人になれる最高の場所。相手の手をしっかりと掴み「良い場所でしょ?」と問い掛けて。)

>霧ヶ暮

(此の店の店主は雰囲気から以前何処かで会ったことのあるような気がするが其れが相手とは結び付かず今は良いかと鍵を受け取る。部屋に入り鍵を閉め終えると反射的に女を求めるように押し倒し「…今日は楽しかったわ。」と決して嘘ではない素直な言葉を呟き、女が口を開く前に唇を塞いで。其の後も絶えず愛を確かめ合うように口付けを交わし、其れに応えてくれる女が心の中で一番だった相手の存在を塗り替え始めて。)



3657: 黒田 燐 [×]
2014-11-13 05:59:43

霧ヶ暮さん»
…(/相手と他愛もない話をしていればそのおかげで僅かに不安は減っていったような気がして。最後に相手から言われた、男は来ない、と言う言葉を聞いてはそれだけで安心してしまい「………そうですか」と述べて。

笹縫さん»
…(/丘の上から見える己等がいつも生活している場所が僅かに違う場所に感じて。相手の手を握り返して「……そうですね。……結構此処好きです」と述べる。

3658: 風間地 花 [×]
2014-11-13 09:05:59

>菊

あ…!(足に鉄の輪をつけられるとそれに触れ嫌そうな表情を浮かべて下を向いて、男に身体を触られるたびビクビクと身体を震わせギュ、と目を瞑り、白いリボンを解かれ放り出されると焦って拾いにいこうとするが男に別室に連れていかれる、男が言った言葉に無言で小さく頷くと部屋の隅に行きギュ、と小さくうずくまり小刻みに震え、大丈夫、ただ少し芸をやるだけ、店を守るためだからと自分に言い聞かせ

>霧ヶ暮

…(男の手が自分の腕から離れるとペタンと地面に座り込んでしまい下を向き。
相手が自分と同じ目線迄屈み泣いてるの?と聞けば無言で手を膝の上で手をギュ、と握りフルフルと首を左右に振り「泣いてません…」と震えた声で言い

>笹縫

へ…(口付けをして、そう言う相手を見てはやはり自分と相手の一緒にいたい、は何処かズレているのだろうか、と思い少し下を向いて。
しばらくしてから相手の腕を掴みほんの一瞬だが相手に口付けをするとすぐに少し離れ口を抑えて顔を少し赤くしており

3659: 菊 露草 [×]
2014-11-13 12:30:44


>黒田

(僅かに見せる相手の笑みは出会った当初からは想像もつかず胸がトクリとなれば無意識に猫を撫でる相手の形の良い口元に指で触れていて、我に返ればすぐに手を引っ込めて「…悪い。…猫の毛がついてたから」と見惚れていたなど言える筈もなく視線を横に流して述べ。
先刻から自分はどこか可笑しいなと苦笑しつつ、相手に撫でられ喉を鳴らす猫親子を見ている内に知らず知らず心穏やかになって。
しかしその心の平穏を払拭するかのごとく路地の物陰に自分の組織の者が立ち、下りてくるよう此方を見据えて来るのが見えれば急速に心が冷める。
恐らく依頼を届けに来たのだろうと思えば相手に悟られぬよう微笑みを浮かべ「…ちょっと待ってて」と男の元に行くため部屋を出ようとして。


>霧ヶ暮

(待ち望んでいた筈の相手の言葉も今の自分には全く響かず全てが偽りに聞こえれば頭を下げる相手を冷然と見据え。

さっき俺をみかぎったばかりでよくそんな嘘を並べられるな。……俺を信用しない上に今度は仕返しに俺を弄ぼうってか?馬鹿にするなよ。
(疲れきった心が荒み、相手などどうでも良いと思えるほど精神が麻痺すれば不思議と胸の痛みは感じず冷淡に上記を述べる。
そして相手が握る簪に視線を落としては目障りだと言うように地面に払い落とすと足を上げ簪の横スレスレの所に足を落とし相手を木に強く押さえつけて。

本当に詫びる気持ちがあるなら二度と俺に関わるな
(どうせ後ろめたい何て微塵も感じていないのだろうなと暗い瞳で相手を睨むと胸倉をクシャリと握っては強く突き放し、身を返してその場を立ち去って。

(荒んだ心のまま寺子屋の前まで来るとずっと待っていたのか兄が居て自分の顔を見るなり戸惑い気味に近づいてきて。
『…あれ、誤解解けたんだよね?…あそこまで行って何があったらそんな顔になるのさ』
「……あんな奴、もう知らない」
『ちょ、…そんな真顔で何言ってるの。折角此処まで折れずに来たのに』
「もう疲れた。……悪いけど今日は帰ってくれ。……本当に疲れてるんだ」
(兄を軽く押しのけ屋内に入ると自室の窓下あたりに座り込み、小窓開け空に浮かぶ月をぼんやり見詰める。青白く美しい月光が相手を思わせてはピシャリと窓を閉ざし壁に寄りかかると瞳を閉じて。
その頃、兄は状況が掴めず相手に問い詰めるべく相手の姿を探していて。


3660: 菊 露草 [×]
2014-11-13 13:04:06


>笹縫

(店主は相手からの祝の品を心から喜ぶと『みんなの事も考えて選んでくれるなんて嬉しいわ』と相手の頭を撫で。その後は店主の『さぁ、飲むわよ!!』の一言で酒を交えた二次会のようなものが始まり『今日は最後まで付き合ってよね』と大酒瓶片手に上機嫌に笑って。数刻もしない内に店主は酒瓶も何本もあけてはほんのり紅潮した頬で女達や相手に抱きついて頬擦りをしたり酒をどんどん進めたりと若干悪酔いし始め。
『ちょっと、菊さん誘っておいたんじゃないの?』
『誘ったわよ。こうなるって分かってたから』
『このままじゃ、みんな明日仕事にならないわよ。』
『じゃあ今から私、呼んでくるわ』
(一人の女がいち早く名乗りでると逃げるように店先に出て『調ちゃん、店長お願いね』と手を振りその場を立ち去って。


>風間地

(路地裏を通り裏に関与する店が多い薄暗い通りに出ると既に相手の事が引札で出回っており直ぐに相手の居る店が分かればそこに向かおうとするも、自分の後をつけていた男達に挟み打ちにあい刀をそれぞれ突き付けられて。
『お前、前もあの女につきまとって邪魔してくれたよな?』
『あの女は俺達が躾けて飼いならす。あれ程の上物はなかなかないからな。またお前に邪魔されると迷惑なんだよ』
(その言葉に憎悪が沸き立ち男を睨み上げるも刀に手を掛ける前に後ろから横腹辺りを刺されてしまい。
崩れ落ちる己を見て男達は不敵に笑み『此れであの女を好きに出来るな』と路地裏を後にし、日が暮れ相手目的で騒ぎ立ち始める見世物屋に向かって。



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