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大江戸乱舞物語/4230


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自分のトピックを作る
3541: 笹縫 調 [×]
2014-11-05 01:26:54


>菊

(店主からは恋仲にはなれないと言われただけで其れならばもう傍に居る意味もないと一瞬でも考えてしまった己は店や店主の元へ帰る資格はない。本気でそう思っているのだが今は店主の優しさに甘えようと目に涙の溜めたまま嬉しそうな笑みを向ける。店の女達は己のことを店主のように己を受け入れてくれるのだろうかと新たな心配を持ちながらも店主の自宅へと着き、周りの視線が入らぬのを確認すれば再び店主へと勢い良く抱き着いては「…本当にごめんなさい。私は貴女と恋仲になれなくてもずっと貴女の傍に居たいわ…。」と離れたり戻ってきたりと我が儘なのは十分に分かっていながらも本心を伝えて。)



3542: 菊 露草 [×]
2014-11-05 01:44:30



>霧ヶ暮

(まだ何処か辛そうな相手の表情に自分のせいでどれほど無駄な不安をさせてしまったのかと胸が締め付けられる思いになるが、首筋に感じる熱や深い口付けによりほんの少し胸のつかえが解け相手の肩を掴み接吻に応える。
しかしいつまで経っても此れまでのように誤解が解けた時の安心感や高揚感は訪れず、胸の蟠りは消えぬままで相手が傍にいるのに疎遠に感じて。
いつもなら此処で素直でない相手を小馬鹿にしただろうがそんな余裕はなく“明日も会いたい”“一応、信じてやる”と拗ねたように言う相手の言葉に別れ道に来た所で足を止め相手の手をグッと掴んで。

………今日は離れたくない。…爛の傍にいたい。
(消え入りそうな言葉で述べるも、相手の“疲れた”という言葉を思い出せばハッとなり手を離して「…悪い。…明日、絶対会うから」と相手の唇に軽く口付けては返答を待たずに逃げるようにその場を立ち去って。

(寺子屋に戻り自室に戻っても不安は拭えず頭を冷やすように湯浴びをしては、眠れぬ夜を明かしまだ空が薄暗いうちに着替えを済ませフラフラと外に出ると殆ど無意識に孤児荘までくる。
当然鍵は開いていなく、いつも元気な子供達の声も今は寝静まり辺りはしんと静かで。
早朝から何をしているんだと白い息を吐き帰ろうとするが何となくその場から離れたくなく戸口に凭れるように座り込んでは、昨日拾っておいた砕けた簪を懐から取り出し、ぼんやりとそれを眺めそっと胸に抱くと次第に睡魔が襲いそのまま寝息を立てていて。


3543: 菊 露草 [×]
2014-11-05 02:23:40


>笹縫

(店主が相手の言葉を断わる理由はなく抱き着いてくる相手の頭を優しくあやすように撫でては『私もずっと貴方と一緒にいたい。…離れたくないからあんな事言ったの』と述べ、恋に疎い自分(店主)にとっては恋仲よりもずっと家族や妹の存在のほうが大切なのだと伝えて。続けて『価値観の問題かしらね』と相手の額に口付け、その後は『今度みんなに迷惑かけたら許さないからね。我儘言うなら素直にはっきり言いなさい』と抱きつきながらの長々とした説教が続き。勿論、翌日の店で他の女達は相手が帰ってきたことを泣きながら喜び温かく迎え入れて。

(それから2週間程、相手の事を気にかけつつも寺子屋の仕事や裏仕事、加えて相手組織から下される理不尽な要求のせいで他に構う時間がなくなっていて。
そして漸く裏仕事が少し落ち着いた寺子屋での昼、子供達が笑い声を上げながら昼餉を食べるのをうつらうつらしながら見守っており。


3544: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-05 04:39:25



>笹縫

(/流れちゃってました…御免なさい!!!
改めて絡ませて頂きますね、絡み辛かったらスルーして頂いても結構です!!!
申し訳有りませんでした…。

(女に愛を囁く相手が何かの映像の様にも見え只茫然とし立ち尽くす。
相手の言葉に女は嬉しそうに微笑みぎゅっと抱き付いては勝ち誇った様に己を見詰めてはクスリと妖艶に微笑みを浮かべて。
『姉さん、此の化物みたいな身形の男は何方??…銀髪だなんて…気色悪いわ』
(女の言葉に苛立ちを感じるが今は其れより相手が気掛かりで再び相手の手を引くも其れさえも女に阻止されて。
『姉さんに障らないで、貴方も姉さんを戒めた男達と同じね』
(相手を見詰め瞳で“何故”と訴えるもやはり届かずに女に囁かれる愛の言葉が耳をすり抜ける。
本当は何時か相手の愛すべき対象が“女”に戻って仕舞うのでは無いかと恐れて居た。
…こんな早くに襲い掛かるなんて。
茫然としてた所、やっとハッとし情けなく裾を返しては「勝手にしろ」と。


>菊

(未だに熱を持つ唇を軽くなぞり孤児荘に戻り軽く身体を流しては濡れた髪を拭きながら自室に向かう。
ぼんやりとしながら紙を取り出し簪屋にて“前に買った簪が壊れた、同じ物をもう一度作って欲しい”と書き飛脚箱に入れては朝一番で届く様にと。
簪一本に多額を注ぎ込んだ己にもほとほと呆れる、…其れでも相手だけに似合う一つだけの簪を贈りたかった。
風呂敷に金を包み部屋の隅に置いては髪を乾かさぬまま眠りに付いて。

(孤児荘の朝は早い、年長の少女に叩き起こされ渋々目を覚まし広間に向かうも子供達はまだ起きて居らず。
こんな早朝に何故起こしたと咎め様とした所、少女が僅かに顔を赤らめながら孤児荘の玄関口に連れられる。
『せ…先生、こんな所で寝てるから…風邪引いちゃうわ』
「何で御前は赤面なんだよ」
『き…聞かないで!!!』
「見惚れた、とか??…男の寝顔見詰めて赤面するとか変態だな」
『に…兄さんの意地悪!!!』
(パタパタと掛けてく少女にへらりと笑い相手を抱えると取り合えず自室へと連れ戻る。
早朝、やはり睡魔には逆らえずもう一眠りでもしようかと相手と共に布団に入れば冷たい身体を抱き寄せて。
少女が朝食の下拵えをする中、相手と抱き締めたまますやすやと眠れば数時間後簪屋が訪れ新しい簪を少女に手渡す。
『…此れは??』
『全く兄さんもいきなりは困るよー、深夜に文が来て急いで作ったんだ。材料は偶々合ったし一度作った物だったからね、…中々高価だから手間が掛かったけど直ぐに作れたよ』
(己の部屋に駆け出した少女は直ぐに風呂敷を抱え簪屋に渡すと『徹夜して作ったんだ、もう疲れたから寝るよ』と。
少女は勝手に風呂敷を渡したが大丈夫だったのかな、と内心不安に思いながら高級そうな箱に入れられた簪を己の部屋の机に置いては朝食作りに戻って。

3545: 菊 露草 [×]
2014-11-05 11:38:07


>霧ヶ暮

(思いの外、熟睡してしまいぼんやり目を覚ますと寝ぼけ眼で目の前にある温かなぬくもりと安心する匂いに擦り寄るようにして抱きつく。
徐々に目が冴え其れが相手だと分かり一瞬ピクリと肩を揺らし動揺するも寝ぼけた振りをつき通すことにし、胸に残る不安を取り除くように相手の頬や額、耳元に口付けを落とす。
そして相手の頭に手を回し自分の胸に相手の顔をそっと引き寄せては銀髪に顔を埋め。

……なあ、俺のこと、本当に信じてる?……無理、させてないか?
…不安なんだ。…誰よりもあんたを愛してる自信があるのに俺が傍にいるとあんたを傷付ける。……あんたなら俺なんかより良い奴たくさんいるのに…俺がいるせいであんたの幸せを奪ってるみたいで……、
(相手が眠っていると思い以前女に邪魔されて拭えなかった不安をもう一度相手にぶつけるように小声で独白すれば相手の髪を撫で強く抱き締める。
しかしフと力を緩め小さく自嘲しては「……こんな重たい男、煩わしいよな」と呟き布団から出て、立ち上がり際に砕けた簪の在処を確かめるように懐に触れる。
そこで簪がないことに気がつくと布団の中や枕元を探り、確かに朝方はあったのに肩を落として。
やはり壊れたモノはもう戻すことも手元に置くことも出来ないのかと小さく溜息を吐いては、諦めて朝食の手伝いでもしようと麻紐で髪を結び部屋から出ようと、


3546: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-05 16:23:14



>菊

(寝惚けた視界の中、不安気な相手が己を抱き締めると言う幸せな夢に頬を緩めながら抱き締め返す。
しかし其の温もりがスルリと抜けるのを感じてはゆっくりと瞳を明け、寝相の悪さから乱れた浴衣を整えながら寝癖だらけの頭をわしゃわしゃとし、何時もの手拭いを探す。
不意に机の上の高価な箱と少女の字で書かれた手紙。
風呂敷が無くなってる事から少女が受け取ってくれたのだと理解すると部屋から出ようとしてた相手の腕を掴み寝起きの座った瞳のまま「御早う」と。
直ぐに渡すべきなのだろうが中々言い出せずに相手をジッと見詰めながら口ごもる。
子供の様に俯きながらやはり言葉を添える事は出来ず、赤らむ顔と羞恥を隠しながら箱を相手にグイッと手渡すと逃げる様に部屋を出て。
少女が風呂敷を渡して良かったのかと問い掛けて来る所、小さく頷き礼を言っては『兄さんどうして顔赤いのよ』と問い掛けられる。
「…煩い」
『な…何よいきなり』
(きょとんとする少女と共に朝食を運びながら着替えなければな、なんて考え自室にと戻れば何時もの着物と手拭いを取り出して。

3547: 大江戸ふぁん! [×]
2014-11-05 18:51:12


((/支援します!大ファンです!!
いつも皆様の絡みで楽しませて頂いてます!
これからもワクワクしながら見ていくので頑張ってくださいね!!
あと主様の素敵なイラストも見させて頂きました。レスも絵も上手いなんて憧れます!
個人的に次の笹縫さんのイラストも期待してます←))



3548: 菊 露草 [×]
2014-11-05 19:05:54


>霧ヶ暮

(寝起きのせいかいつもより幾分幼く見える相手の表情を可愛らしく思っていると不意に綺麗な箱を渡され、此れは何だと聞き返す前に退散されてしまい暫し箱をしげしげと見つめる。
そしてそっと蓋を開け目に飛び込んできた簪に胸がキュッと締り目頭が熱くなっては、自分はなんて単純なんだと笑みが零れて。
相手の不器用な優しさを噛み締めていると不意に戻ってきた相手に慌てて目元を拭っては着替える相手の後ろ姿を見詰め簪を片手に後ろから勢い良く抱き締めて。

爛、有難う。…大切にする。もう絶対離さない。誰にも取らせないし、壊させない。
(相手の耳元で簪に向けて言う言葉を自分達の関係と重ねて述べては抱き締める力を一層強くし相手の耳元に甘噛みして「…さっきの爛、可愛かった」と少しいつもの調子が戻ったように小さく笑ってからかう。
それから簪を自分の髪に差し、相手の手から手拭い取ると相手の額に回し丁寧に結び目を結んで「愛してる」と囁いた後、振り返られる前に部屋を後にして。

(その後、まだ浮つく心のまま子供達と食卓を囲み朝食を取っては少女の作った料理を「おいしい」と何度か褒め先刻の羞恥をやり過ごそうとし片付けも終えた所で漸く相手の元に近付き目を見ては「…寺子屋の仕事行くから。…また会おうな」とまだ少し残る不安を隠し柔らかく微笑んでは相手の頬に口付けその場を去って。

(寺子屋の自室に戻ると簪を箱にしまい今度は鍵付きの引き出しに仕舞っては小さく息を吐き此れまで辛かった日々を思い出す。すると不意に長期依頼で留守にしていた兄にトントンと肩を叩かれ。
『菊、大変だったみたいだね。…でも今度は俺の力は必要なかったかぁ』
「いや、散々周りに迷惑かけた。……てか何であんたが知ってるんだよ」
『まあまあ。……それよりさ、何で爛が小さくなったか気にならない?』
「…ん?…ああ、そう言えばそんな事もあったな。……まあ気にならない事もないけど」
『だよね?だよね?じゃあさ、其れを話す前に御茶でも一服飲んでよ』
「…いや、別に御茶はいらないから、なんでか話せよ」
『そう言わずに、喉を潤したほうが授業の時に声がよく通るでしょ?』
(嫌に押してくる兄を訝しげに見つつ、ただの気遣いだろうと渋々御茶を口に運んで。
御茶の中に無味無臭に改良したあの能力者の血が入っているとは知らずに。


3549: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-05 21:42:12



>大江戸ふぁん!様

(だ…だだだ大ファンだなんて!!!
涙が止まりません、ダム出来上がるレベルでs←
只今笹縫さんの素敵伽羅様を描かせて頂いて居ります、見て頂いてたなんて…///
憧れだなんて滅相も御座いませんよ!!!///
支援と温かいメッセージ嬉し過ぎます、有り難う御座います(*´∇`*)


>菊

(寺子屋の仕事が有ると戻って行った相手を見送り顔が熱く火照るのを感じ、パシパシと己の頬を叩いては瞳を閉じ一度深呼吸をする。
料理を誉められた少女はやけに上機嫌で後片付けをして居て。

(其の頃、気絶し崩れ落ちた相手の身体が見る見る内に縮むのを兄はニヤケながら見詰めて居り大きな着物を子供様の着物に召し替えると相手をぎゅっと抱き締めて。
数時間経ち目を覚ました相手に兄はデレデレしながら『御早う菊、可愛いなぁ…ちょっと俺の事“御兄さん”って呼んで見てよ』なんて。
『あ、戻るのは一週間後だから。其れ迄我慢ね、後爛の所に行く約束してたんでしょ??』
(兄は上機嫌に言うと相手を抱き抱え孤児荘へと向かう。
何度も扉を叩き縁側にて相手を待ちながら煙管を咥える己の前に来ると相手を見せ付けて来て。
『可愛い子でしょ』
「誰だよ、どっから連れて来た」
『教えて上げない』
(相手と似た、…否、相手をそのまま縮めた様な容姿に目線迄屈みふと浮かんだのはあの薬。
しかしあれは極秘の物でそう簡単に手に入る物では無く流石に有り得ないかと。
考え込む様に小さな相手を見詰めては「どっから来たんだ、名前は??」と優しく問い掛けて。
長い髪はやはり相手を思わせ兄を見詰めるも演技の上手い兄、『…心配だよね、君自分の名前言えるかな』と気遣う振りをして。

3550: 菊 露草 [×]
2014-11-05 22:50:16


>霧ヶ暮

(突如縮んだ身体は六歳児程。訳のわからぬ事態に兄を咎めると『見てみたかったんだよね。楽しそうだし』と何とも軽いノリで返され。
抵抗虚しく相手の前まで連れて来られ名を問われれば目を反らし、助けを求めるように兄を見上げて。
『ほらぁ、爛が怖い顔だから。笑顔が堅いんだよ。…ねぇ菊太くん?……で、何処から来たのかな?』
「…え?…あの、別の町から。…父さんと母さんがこっちで少しの間お仕事があって面倒見れないから寺子屋で見て貰えって。…そしたらこの人が子供と遊ぶなら孤児荘が良いって…」
(苦し紛れに言うと兄はクスッと笑い『はい良く言えましたー。でも実は菊も俺も緊急の依頼が入ってこの子見られないんだよね。だからさ、此処で少しの間みてやってよ』と。
てっきり兄と寺子屋で過ごすはめになると思っていたため思わずガバッと顔を上げ兄を見ては物陰まで腕を引いて。
「あんた、本当どういうつもりなんだよ?!…一緒に居る時間が増えたらバレるだろ」
『別にバレても良いじゃない?』
「……嫌に決まってるだろ。こんな姿…」
『俺はもっとお互いを知るためにご好意でやってあげてるんだけどなぁ。此処は楽しみなよ。爛の本音が聞けるかもだし。…この話はおしまい。こんな事してたら疑われるよー』
(陽気な兄に再び相手の前に引き戻されると『それじゃあよろしくねー』と止める間もなく去られてしまい、相手との間に気まずい空気が流れチラリと相手を見ては「……僕、一人で大丈夫だから」とその場を去ろうと。其の瞬間グーと盛大に腹の虫が鳴いては更に恥ずかしくなり逃げるように駆け出して。


3551: 笹縫 調 [×]
2014-11-05 23:49:38


>菊

(店主の本当の想いを聞くことで家族がずっと居ない己の考えと恋にやや疎い店主の考えが偶々合わなかっただけなのだと自分の大きな勘違いに改めて気付く。店主は己と恋仲になりたくないわけではなく寧ろ其れ以上の存在になりたいと考えてくれている。ずっと恋仲が一番の仲を示すものだと思っていたのだが、考え方を変えてみると家族は恋仲よりも絆が深く傍を離れることのない存在。額の口付けに頬を赤く染め嬉しそうな笑みを向けながら己の為を思ってくれているからこその説教を受け、其の長い時間も不快には感じずに。翌日、己が戻ってきたことに泣いて喜んでくれる女達に様々な感情と共に無意識な涙が溢れ一人ずつ「ありがとう」と抱き合って。それから二週間程で前と同じような日常が戻ってくると最近姿の見えない相手のことが気になり始め、此の間の御礼にと茶屋の仕事の合間を縫って牡丹餅を作っては「ちょっと出掛けてくるわ」と客が少なくなった時間を見計らい寺子屋へ向かって。)

>霧ヶ暮

(己は惚れた相手の容姿を気色悪いと思ったことはないし過去に己を戒めた男達と一緒にして欲しくない、と心の中では思っていても其の相手を侮辱するような言葉に対して口を出すことは出来ない。相手ほど優しくて強い人なら己が居なくなった後でも女は寄ってくるだろうと考える反面、“勝手にしろ”と吐き捨てられた言葉にあれだけお互いに愛し合っていたつもりでも一瞬で脆く崩れてしまうものなのかと失望してしまう。男達に捕らえられた以前と違って今回は初めから自分の意思で動いていて尚且つ己の大好きな女じゃないかと何処かで言い聞かせながら「…早速貴女と二人きりになりたいわ。」と相手には視線も向けず何の言葉も掛けることなく女に寄り添って。)



3552: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-06 00:03:57



>菊

(“一人で大丈夫”と言い去ろうとする幼い相手を軽々と捕まえては無表情を僅かに緩め「兎に角、餓鬼が一人で街をうろちょろしてたら危ねぇし…飯くらい食わしてやるから」と。
やはり表情が問題か、と困った様に頭をガシガシとしながら相手を広間に迎える。
『兄さん其の子誰??…あ、寺子屋の先生の息子さん??すっごい似てるね』
「ちが………違う、だろ」
(不意に子供に言われた一言に一瞬言葉を詰まらせる、…居ても可笑しくないよな、なんて考えを振り払う様に相手を見詰めるもやはりそっくりで。
しかし相手に子供が居るなら今朝あんな甘い一時を過ごせる筈が無い、ふぅ、と落ち着いた様に息を吐き出すと年長の少女が相手に握飯や卵焼きを振る舞って。
『可愛いね、将来絶対二枚目だって!!!』
「……………本当に似てるよな」
『先生に??…うん、似てるよね』
「…ま、似てる人間は世の中に三人は居るってゆうからな」
(軽く流しつつふと玄関口に居た少年から英国風の封筒に包まれた手紙を渡される、差出人はメアリーから。
『可愛い!!兄さんの御友達??』
(同封された着物を来たメアリーの写真を見詰め少女が言うのにコクリと頷くと何とか上手くやってる様で良かった、と。

(食事を終え、幼い相手を抱えると夕飯の買い出しに同伴させる。
逃げられる前に少しでも心を開いてくれないだろうかと考えつつ「…急な仕事か、なら会えなくても仕方無いよな。…彼奴(兄)と一緒なのが心配だな」なんて珍しく独り言を呟いて。
小さな手を引きながら店にならぶ野菜を取ると『おや??可愛い子連れてるね、君御野菜は食べれるかい??子供は沢山食べなきゃね、よし、可愛い其の子に免じでどんと撒けてやるよ』と。
相手の頭を撫で「でかしたな」とくしゃりと微笑み次の店へと向かって。


3553: 菊 露草 [×]
2014-11-06 00:10:14


>笹縫

(昼餉を終えて片付けを済ますと欠伸を噛み殺しながらも子供達から共に遊ぶことをせがまれれば笑顔で頷いて。
『菊にぃ、お馬さんやって!』
「……んー、でもちょっと疲れてるしなぁ」
『やってよー。お願い!』
(少年に腕を掴まれ懇願されれば仕方ないかと溜息を吐き要望に応えお馬さんを真似てやる。
すると少年だけでなく他の子供達までもが容赦なく背中に乗ってきて流石に潰れると冷や汗を流す所、『菊にぃ、お客さんだよー』と少女が相手の腕を引いて部屋に入ってきて。


3554: 風間地 花 [×]
2014-11-06 00:13:52

>菊

あ…はい、いただきます…(冷たい手を擦り小さく頷いてから微笑むと味噌汁を一口飲み、ホッと息をついては「美味しいですね」と相手を見てフワリと微笑み。
少女に料理を褒められるとよかった、と胸を撫で下ろして「よかったら今度…一緒に作ろうか?」なんて首を傾げて。
しばらくして食事が終わると相手に茶屋までおくる、と言われ「え…いや…大丈夫です…」と断ろうとするが相手の表情を見て「…じゃあ…よろしくお願いします」なんて軽く頭を下げ言い

>霧ヶ暮

…(土砂降りの雨に打たれながらついた先はお気に入りの場所の大きな紅葉の木の下に行きもう紅くなり始めている葉を見てはポロポロと涙を流し木の幹に手をつけその場に崩れこみ私が弱くなければあんな仕事もしなくてすんだし相手にも…と考えながら子供のように泣いていて、袖で目を抑えるともう雨で濡れたのか涙で濡れたのかわからないくらい頬は濡れていて

>笹縫

…?(先程までとなんだか声色が変わった気がする、と自分を抱き締める力を強くする相手を見ては「あの…?」と首を傾げ

3555: 菊 露草 [×]
2014-11-06 00:49:11


>霧ヶ暮

(いつバレるんじゃないかとヒヤヒヤしながら相手に手を引かれ歩いていると店先でいつもより大きく感じる手で頭を撫でられ、加えて屈託ない笑顔を向けられれば気恥ずかしさからフイと顔を背ける。
そして次の店まで歩く道中、前方から幼馴染の姿が見え絶対ばれると思い相手の後ろに隠れて。
『霧ヶ暮さん、こんばんは。……其の子は…ってナ……「ああ!そうだ、お兄さん。さっき野菜いっぱい貰ったしお姉さんにも分けてあげたら?」
『………ふーん。なるほどね。あの人(凛)本当にやったのね。』
(幼馴染は兄から何か聞かされていたようにクスリと笑っては相手を見て『仲良さそうで良かったわ』と意味深に微笑み『野菜はさっき買ったからいいわ。それじゃ二人共、気をつけてね』と楽しげに手を振って去っていき。
それを見送っては思わずフゥと安堵の溜息を零し、慌てて相手に笑顔を向けると「あの人、優しそうな人だね」と適当に取り繕って。

(その後、買い物を終え孤児荘に帰る道、ふと先刻相手が呟いた事と兄の“本音が聞ける”という言葉を思い起こしては相手の手をクッと握り口を開いて。
「さっき、お兄さんが言ってたのって大切な人の事?……凛兄さんが言ってた。お兄さんには付き合ってる男の人がいるって。……男の人って変に思わないの?…父さんと母さんにはなれないんだよ?お兄さん、子供好きそうなのに…」
(感情がひた走りつい今の自分の年齢設定を忘れ、やや行き過ぎたことまで聞いてしまったと慌てて口を閉じれば「…御免なさい。聞きすぎだよね」と俯いて謝りごまかそうとして。


3556: 菊 露草 [×]
2014-11-06 01:04:26


>風間地

(相手の提案によろこぶ少女は相手と指切りをして『また今度、絶対ね』と寺子屋の門まで相手を見送って。
そのまま相手と共に何事もなく茶屋に付いては女店主が出てきて『あら、お花。お連れさんも一緒なのね。今日はお皿割るんじゃないわよー』と笑顔で茶化すように言い『今日も大道芸のお仕事あるからよろしく頼むわよ。みんな貴方の綺麗な姿を待ちわびてるんだから』と相手の肩を叩いて。
そんな二人の様子を頬やましげに見守りつつ内心、昨日の事もあるため相手は茶屋での大道芸をどう思ってるのかとやや相手の心境を心配して。
しかし自分が聞ける立場にないため「それじゃあ気をつけてね。」と相手に声を掛け寺子屋の仕事に戻っていき。


3557: 笹縫 調 [×]
2014-11-06 01:30:46


>菊

(牡丹餅を詰めた包みを抱えながらもう相手は昼餉を終えて腹を満たしてしまっただろうかと今更なことを考えていると寺子屋の前にて声を掛ける前に己が客だと分かったのか一人の少女に手を引かれ相手の居るらしい部屋へと入る。すると其処には頼まれたのかお馬さんを真似た沢山の子供達に乗られた相手の姿があり、組織を相手にすると言っていたので万が一怪我でもしていたらどうしようかという考えも安心に変わり其の姿に微笑ましいなと笑みを零せば「私も乗ろうかしら」なんて冗談を呟いて。)

>風間地

…私、ずっと一人なの…。
(離れないように強く相手を抱き締めながら悲しそうに上記を呟き、どうせ嘘ばかりでは相手を落とせないのなら本当のことも交えようかと。昔から家族も居ない己は様々な女と遊んできたが孤独なことは何も変わらず、其の女達も全員売り物にしてきた。相手もまた売り物にする予定だが今までの者とは少しだけ何処か違う気がして何故かすぐに能力を使うのが勿体無いと感じていて「…私を一人にしないで…。」と。)





3558: 菊 露草 [×]
2014-11-06 02:05:30


>笹縫

(突然の相手の登場にやや驚き体勢を崩してしまうと子供達の下敷きになってしまう。
そこまで痛くなかったが一応「いたたた」と反応してやりキャッキャッ嬉しそうに騒ぐ子供達を退かさせ、一人の少年を股の間に座らせるように座って。
なんだか恥ずかしい所を見られたなと顔を反らし冗談に返せずにいて、其れを誤魔化すように「…元気そうだね。店の人たちとは上手くやってる?」と口調を変えて話を反らし「…で、今日は何しに?…また辞める宣言?」と最後はしっかり茶化して小さく笑み。



3559: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-06 02:52:10



>笹縫

(宴会場を後にし孤児荘へと帰る所、別に相手を諦めたつもりは無いがどうしようも無い虚無感に襲われる。
例え心が離れても此処に居て欲しい、何て思い己も女々しいな、と溜息を漏らす。
孤児荘にて明日の朝食の当番は己だったな、と溜息を漏らしては相手は帰って来てくれるだろうかと。
明日は何事も無かったかの様に接してみようか、と軽く明日の朝食の下拵えをし相手の帰りの為に鍵を開けて置いて。


>風間地

(雨が降り頻る中、面倒な依頼をさっさと終らせ様かと向かう最中にふと酔っ払った男達が大木の元に向かうのをぼんやりと見詰めて。
相手は帰れただろうかと考えながら手早く商談を済ませ再び此の道に出た所、先程の男達と思われる声が聞こえる。
『姉ちゃん何泣いてんだよ、傘貸してやるから俺達と来いよ』
『結構可愛い顔してんじゃねぇか、相手してくれれば乱暴はしねぇよ』
(何処ぞの街娘が絡まれてるのかと考えつつそちらに向かえば遠方に相手の姿が有り一瞬戸惑うもそちらに向かって。


>菊

(孤児荘への帰り道、相手に手を握られ見下ろせば“最近の餓鬼は賢い物だな”なんて呑気に考えては小さな頭をわしゃわしゃと撫で暫し頭を悩ませる。
何故か分からないが此の小さな少年はやけに己を落ち着かせてくれ、無意識の内に本音を漏らして居て。
「別に変とは思わねぇけどな。好きだから一緒に居る訳だし…まぁ出会いは最低だったけどな」
(思い出した様にケラケラと笑えば相手と刀を交えた日を思い出す。
相手だけが己を認め、受け入れてくれた。
もしあの時の己なら父とも兄とも分かり合える日は来なかっただろう。
「あんまり俺あからさまに伝えたり行動に見せたりしないけどさ、結構愛してるよ」
(子供相手に何を言ってるんだか、と内心呆れたが「菊太にも分かる時が来るさ」と再び歩き始める。
其の刹那、相手と出会う前の荒れてた己が適当に付き合った女と鉢合って仕舞うが己は其の女を忘れて居て。
『爛、ねぇ…あたしの事覚えてる??』
「……………??」
『………はぁ、もう良いわ。あなた噂有りすぎてどの女が本命なのかしらね』
「………其れは前の話だろ??」
『どうせ私も欲の捌口だったんでしょ』
「…あ、思い出した…久し振りだな」
(相手を抱き抱え無表情で女に言っては「子供の前だから、じゃあな」と。
相手と出会う前の事、かなり前の話過ぎて中々思い出せなかったが今は後ろめたい事など一つも無いと。

3560: 笹縫 調 [×]
2014-11-06 08:10:59


>菊

(子供達の下敷きになる相手にくすくすと笑いながら己が乗る必要もなかったかと。相手の正面へと座り“貴方のおかげで上手くやっている”と心の中で返しつつ頷き、一瞬むっとするような茶化しも今だけは寛容な心で許し「…この前の御礼。」と短く要件を伝え手作りの牡丹餅が入った包みを前に出す。当然男に手作りのものをあげたことなど今までになく、子供達の為にも少し多めに作ってきたのだが相手の好みは全く知らないので口に合わなければ子供達に全部持っていかれるかもしれないなと相手の傍に居る少年へ視線を移して。)

>霧ヶ暮

(宴会場から場所を変え、女と二人で近くの小さな宿へと入る。相手が帰りを待っていてくれていることなど知るはずもなく頭の中では“勝手にしろ”という相手の言葉が繰り返される。男嫌いの己が唯一愛し合えた相手と別れるなんて、一生相手のような存在は訪れないと感じるだけあって酷く辛いがもうやり直すことなど出来ないのだと。女を遊女にしてしまった責任は己がとらなくてはならない。愛してくれていることが不幸中の幸いかと考えながら女と口付けを交わせば寂しさを埋めるように女との一夜を過ごして。)



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