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大江戸乱舞物語/4230


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自分のトピックを作る
3501: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-31 21:41:11



>菊

(気晴らしにと歩いてた街、ふとメアリーに出会しては泣きそうな表情で家の事を話される。
兎に角近くのカフェに入り落ち着かせる様に話に耳を向け、女の特徴を聞くからに相手の婚約者が頭を過りまさか、と。
兎に角契約を取り戻すにしても何にしても其れ迄有る程度の組織との契約をしてなければ信用を得られない。
メアリーの頭を撫で「何も心配なんて無い、必ず助けてやるから」と。
もしも女が全てに手を回してたら相手も脅されてる事になる、其れか相手も女とグルか。
頭を悩ませながら兎に角メアリー宅の保証が必要だと、真っ直ぐメアリーの邸宅に向かい契約書を父親に突き出して。
「I have the value as the person.There is me to you from today(俺には其れなりの価値が有る、今日から俺はあんたの下に着こう)」
(能力に縋るのは嫌だったが暫くそうすれば契約も増える筈。
父親には“部下に珍しい人材が居る”と言う事を裏に回すように命じる。
藁にも縋りたい思いの父は己の手を取ると深く謝罪してきて。
まずは家の名を上げる為にも依頼時はメアリーの家名を述べなければ。
啜り泣くメアリーの頭を撫で「大丈夫」と再び言っては家を後にする。
相手の真実が知りたい、相手が心から女を思ってるのなら素直に諦める。
何とか聞き出そうと心に決めながらメアリー宅の家紋が描かれてる腕章を付けて。

3502: 黒田 燐 [×]
2014-10-31 22:02:13

霧ヶ暮さん»
……(/男等に腕を捕まれながらも相手の大きな声にそちらを見て。己のせいで相手が傷ついてしまうことを恐れては止めてほしいと願うが声に出すことが出来ず。だんだんと遠くに離れて見える相手の姿に胸を痛め。
 暫く男等に引きずられるように連れて行かれたのは見世物小屋の近くの隣にある地下で。その中でも狭い部屋に放り込まれては他から数人男が来ては『此処なら彼奴もわからないだろう』と話していて。

菊さん»
……(/背中洗いっこしようと言われては一緒にお風呂入るだけなら背中の傷痕を隠すことが出来たが、それが出来なくなってしまう。が、子供が誘ったことを断る等考えられず。窓を開ける少女をぼんやりと見ていては駄目だしをくらう相手に可笑しくなり僅かだがクスッと笑ってしまい。考え事をするなんてやはり大変なんだなと。

3503: 菊 露草 [×]
2014-10-31 22:22:06


>霧ヶ暮

(特に何も無くパーティを終えホテルに戻ろうとすると女に一枚の書類を渡されて。
『そこに書かれている組織の契約を破棄してきて。貴方なら簡単でしょ?』
「…何の組織だ?何のために…。だいたい何で俺がこんな事…」
『ふふ、色々疲れてるだろうから仕事で気晴らしさせて上げようと思っただけよ』
「……気晴らし、ね。そう思うなら放っといてくれ」
『貴方に拒否権なんてあったかしら。それに仕事に行かないなら私の相手して貰うけど』
「……」
(こんな女と一緒なら外の空気を吸っていた方がマシだと思えば、まさか女が自分と相手を裂く為だけに此処まで来るとは思えずついでの仕事か何かだろうと思い込めば、それがメアリーの契約組織の一つだとも知らず、乱暴に書類を奪い取り女組織の腕輪を付けさせられては契約組織の拠点に向かって。

(組織の拠点に到着するまで何度もこんな馬鹿は辞めようと思うが脅しの事もあり自分に拒否権がないのは事実。
すっかり落ちきった思考ではまともな判断が出来ず、女に言われた通り門番に高額のチップを渡して中に通して貰うと頭首と掛け合い、今契約している組織(メアリーの組織)より何十倍の金で取引するから今の組織から手を引くように交渉する。
付き合いもあるからと断られるが女からは“金はいくらでも出していいから、兎に角しつこく迫れ”と言われていた為、乗り気は全くしないが無心を努めると多額の札束を机の上に置いて服の下にある刀の持ち手に手をかけ圧をかけて。


3504: 菊 露草 [×]
2014-10-31 22:36:51


>黒田

(色々考えていても相手の事はまだ良く知らないし聞ける時が来てからまた考えれば良いかと思えば、風呂を終えた様子の二人に合わせ薪を片付けると二人分の飲水を用意して居間で普段持ち歩く控書(日誌のような物)を読んでいて。
すると先に着替えを終えた少女がトタトタと用意した水を片手に近寄り耳打ちしてきて。
『お姉ちゃん、お怪我してたの。菊にぃの知ってるお医者様に診せたら治るかな?』
「…怪我?」
『うん…背中に大きな傷。痛そうだった』
(心配で泣きそうになる少女の頭を撫でつつ、相手が裏と関わったことがあると言ったことを改めて思い出しては、いったいどんな事をしていたのか、相手が人を避ける事と関係しているのかと結局考えこんで胸を痛めては無意識に表情がこわばって。



3505: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-31 23:44:12



>黒田

(目前の男達は意図も簡単に蹴散らす事が出来たが数が多く苦戦して仕舞った。
急いで相手の姿を捜し後を追い掛けるも見世物小屋にも拠点にも相手の姿は見当たらずに舌打ちをする。
まさか見世物小屋付近の地下だとは想像すらして居らずひたすら走り回ってはくしゃりと髪を掴んで。
兎に角一刻を争う自体、情報屋に足を運ぶも情報屋でさえ相手の居場所は知らずに。


>菊

(西洋で名高い組織に足を運び腕章を見せるもやはり位が落ちたメアリーの組織、一筋縄では行かずに渋々能力を見せ付けては自分を買って欲しいと。
しかし直ぐには受け入れて貰えずに依頼を受けては其の結果と三日の実績を見てメアリー宅との契約を考えると。
次に訪れたのは契約を破棄した組織の元、女に脅された事を深く問い詰めるが破棄を申し出て来たのは男だったと。
其の容姿を聞き直ぐに浮かんだのは相手の姿、やはり女に脅された訳では無いのかと小さく落胆しては今直ぐに契約を戻すのは難しく諦めて場を去る。
犬の如く街の組織を辺り回りメアリー宅に戻ったのは明け方、眠らずに待ってた父とメアリーに少し休め、と。
『爛、もう良いのよ…爛は直ぐに無理するから』
「あんたに迷惑を掛けたのは俺の所為も有るかもしれないから…」
『どうしてよ、爛が何をしたって言うの??』
「………しつこく付き纏ったから…本当に嫌われたのかもな」
(独りでに言っては自嘲気味に笑みを溢す、メアリーも其れ以上は触れて来なく只悲しそうに己を見詰めるだけで。

(ホテルに戻り明日の行動を整理すべく頭を働かせる。
明日は嫌だが相手と婚約者の元に向かいメアリーの件を問い詰めなければならない。
契約を戻しメアリーを助けてくれるのなら何でも聞き入れ様と。

3506: 黒田 燐 [×]
2014-11-01 00:23:14

菊さん»
……(/少女が己の傷痕のことを相手に話していること等知らず、相手に渡されていた浴衣に着替える。濡れた髪を拭いては相手へと近寄り。相手のそのこわばった表情に「……どうしたのですか?」と問いかける。

霧ヶ暮さん»
…(/相手を知る男等は、あれから数時間たったが相手が来ないことにやはりこの場所はわからないということに口角を上げて。そして、何事もないかのように己のいる部屋から出ては地下への入口に数人の男等に見張りとしているように言い拠点へと向かっていて。

3507: 菊 露草 [×]
2014-11-01 00:26:41



>霧ヶ暮

(契約破棄を終えてもメアリーの組織と気付く事なく契約書類を手に重たい足でホテルに向かうと待ち構えていた男頭と女に部屋まで連れられて。
そこで初めて女から今契約破棄をした組織がメアリーの組織と関与していた事を知らされ、はめたなと女を睨みつけ。
『気付かない貴方が悪いのよ。でも条件を呑んでくれれば契約破棄を取り消してもいいわ』
「…なんだよ、条件って」
『貴方が坊やにメアリーの組織と知ってて私に加担したって言えばいいの。ずっと私と一緒にいるってね』
『ちょっと、僕との約束忘れてないよね?ちゃんと露草と離れてよ』
『わかってるわよ。根っこから抜いとかないと後々面倒なの。我慢しなさい』
(女と男頭の会話は殆ど耳に入らず、このまま本当に女の策に逆らえぬまま相手と引き裂かれてしまうのかと唇を噛む。
しかし相手の行動を知らぬ今メアリーを救うには女の条件を呑むしかないのかと疲労した思考がそう思わせて。

(翌日、女も相手が此方に会いに来るつもりで居るとは知らず、昼間にでも相手の居るホテルに向かう話をテラス席で話していて。
その間にも女に腕を組まれ周囲に仲よさげなところを見せつけられては『男って本当馬鹿よね』とクスクスを上機嫌に笑って。


3508: 菊 露草 [×]
2014-11-01 00:46:31


>黒田

(考えに集中していた所為か相手に声を掛けられるまで相手に存在に気が付かず、小さく肩を揺らすもすぐ平静を装い「…なんか昼間の事思い出したら怒れてきて」とあながち嘘ではないことをへらりと述べては用意していた水を相手に差し出す。
このまま触れずに置こうと思ったが、お互い裏と関与している事を知って、またいつあの男達が相手を襲うか分からない今、相手が過去に関わった何かを知らないと色々不都合が起きるかも知れないと懸念する。
長い沈黙の後、正直に話そうと少女に寝室で先に寝るよう言い聞かせ相手を見ては「…さっきあの子から傷の事を聞いたんだ。…その何があったか話せるなら聞かせて欲しい」と控えめな声色で問う。しかしすぐ自分が土足で踏み込むような真似をしていることに気付き「…悪い。変なこと聞いた」と目を伏せて謝罪し。


3509: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-01 01:43:26



>黒田

(其れから相手の情報が入る訳でも無く一夜を明かしては何とか居場所を探さなければならないと。
しかし男達は相手と己を引き離すべく相手に『良いか、御前が彼奴の所に戻るならば彼奴を役所に突き出す』と。
手に持たれる書類には己が今迄殺して来た人間の名前と何処から手に入れたのか暗殺時の写真。
『彼奴は只の悪人さ、御前も騙されてたんだよ』
(相手の髪に指を通し言っては口角を上げ見世物の公演に出す話をしながら場を後にして。


>菊

(夕方にでも相手の元を訪れ様とシャツに袖を通しながら腕章を腕に付けると部屋にノック音が響きホテルマンが部屋に訪れては客が来てると。
青年が首を傾げ『客??…誰かなぁ』と呟き着いて来ようとする所頭を軽く撫で宥めてはホテルマンに案内されロビーの一番奥、相手と婚約者の元へ連れられて。
「あんた達か、丁度良い…俺も訪ねようとしてた所だ」
『あら…奇遇ね』
(微笑む女が相手の腕に絡むのを無表情で見詰め冷めた気持ちが巻き上がっては相手への気持ちも冷めて仕舞ったのかと。
改めて女にメアリー宅の組織の事を問い詰めれば女は何の悪びれた様子も無く相手と共にした行動だと。
相手を見詰め真実なのかと悟っては冷ややかに二人を見詰める。
「やる事が汚ねぇな、俺が気に入らないなら直接俺に危害を加えれば良いだろ」
『あら…其れじゃあ駄目よ』
「まぁ良い、悪いが彼女の家は俺と親しい仲に有る為迷惑を掛けたく無いんだ。何でもするから契約は戻してくれ」
『まぁ!!何でもしてくれるの??…じゃあねぇ…何にしようかしら』
(女は可笑しそうに言っては男頭の事を思い出し『まずは…露草にもう近付かないでくれる??』と。
「当たり前だ、友人を巻き込み回りから責める卑怯な奴には近付きたくも無い」
(表情を変えずに言っては再び楽しそうに頭を悩ませる女の前に立ち「好きな頼み選んで置けよ??…悪いが卑怯な夫妻に構ってられる程暇じゃ無いんだ」と。
相手を冷ややかに見詰め鼻で笑ってはフロントにキーを預け依頼に向かおうと。

3510: 菊 露草 [×]
2014-11-01 02:31:34


>霧ヶ暮

(相手の言葉一つ一つが胸に突き刺さり、何度も本当の事を言いかけるが其の度に死角で注射器を刺されては止められ、メアリーの為だと言い聞かせ言葉を呑み込む。
しかし冷ややかな目を向け立ち去る相手に“友”としても二度と顔を合わせられなくなると思えば感情を制御出来なくなり、思わず立ち上がりホテルを出ようとする相手の腕を取っていて。
それでも其処から言葉が出てこずただ切なげに相手を見つめるだけで俯いてしまい『露草、そのお遊びはもう飽きたわ』という女の言葉に脅しと条件を思い出せば、相手の手を解放し情けない顔を見られる前にホテルの一室に戻って。
相手の気持ちが冷めたなら、自分なんかより良い人を見つけて幸せになってくれれば良いと自分の声が届かぬ恐怖に負けて。

(其の頃、女は約束通りメアリーの組織の契約破棄を解消し、其れを条件に大量の麻薬と服従を得て上機嫌で酒場に行き組織の仲間に堂々と自慢していて。
『本当、楽しいくらいに思い通りに言って笑いが止まらなかったわ。弱みにつけ込んだら馬鹿みたいに従ってくれるんだもの。抱えるものが沢山ある人は大変よね。』
(女は少し酔っ払い饒舌になれば、相手の能力を欲しがる男達に“坊やは麻薬と子供に弱い”だの弱点を並べていて。

(其の頃、自分はホテルの一室にこもったままぼんやりとしていて、女と男頭の思惑は上手くいっただろうしもう自分がここにいる意味はないから明日にでも帰国してしまおうかと考え、ふたりと立ち上がっては気晴らしにとあてもなく街に出て。


3511: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-01 03:58:09



>菊

(相手に腕を取られ苛付いた様な面倒そうな目を向けては女の言葉を境に相手の手を振り払って。
そうやって己の反応を見て楽しんでるのかと思えば相手への気持ちを誤魔化すかの如く憎しみに変わる。
真っ直ぐにメアリーの邸宅に戻っては契約が戻っただけで無く家の名を上げるべく働いた事も結果に残った様で父に深く感謝される、過去に揉め事が合った兄さえもが頭を下げ“本当に良かった”と安堵の息を付いては泣き付くメアリーの頭をくしゃりと軽く撫でて。

(そろそろ一週間が立つ頃、日本へ帰国する準備を整えなければとホテルに急ぐ夜。
不意に男達に取り囲まれては名を聞かれ着いて来て欲しいとの事。
男達の揃いの上着を見た所何処かの組織の者らしく人数的にも言う事を聞かなければ不味いと。
『日本語の方が話しやすいかな??』
(馬鹿にするかの様な男達の態度に腹が立ったが返事をせずにジッと見詰めて。
『率直に言うと…君の能力が欲しい』
「…成る程ね」
『話を分かってくれたかな??君を買いたいんだよ』
「御高いぜ??」
『君の弱点等は全部聞いてる』
(“逆らうな”とでも言うかの様な様子に「へぇ…誰から??」と問い掛けては男達はクスクスと笑みを溢す。
『確か…否、彼女は婚約したのか。…ならばファミリーネームは“菊さん”かな??』
「………」
『夫婦揃って君の弱点を売り飛ばしてるよ。旦那の方は君の元恋人だろ??…流石君の事を良く分かってる』
(女の策略で相手も関わった事にされてるなんて気付けず憎しみが増すのと共にそんなに己に対しての恨みが有るのかと。
『さて、俺達の大好物は麻薬でね。君にも付き合って貰おうかな』
(街の真ん中、男達に腕を引かれる所ふと向こうに相手の姿が目に入れば青筋立てながらそちらに駆け寄り相手の胸倉を掴み強く睨む。
「恋人ごっこじゃ飽き足らず俺を売ろうってのか…あんたら夫婦、本当に腐ってるよ。…そんなに俺が疎ましかったら手前の手で殺しに来い!!!」
(噛み付くかの様な勢いで言うが男達に身を抑えられては動物の弱点でも有る耳に歯を立てられ「…うっ!!!」と声を漏らす。
口元に麻薬の含まされた布を当てられ、気絶する程では無いが力が抜けるのを感じ、其れでも相手を睨んだままで。
『失礼しました、菊さん。奥様には何時も御世話になってます。…ちょっと飼い犬が牙を向けて仕舞った様で』
(相手の襟首を直す男の合図により取り押さえる男達に拠点へと連れられながら歪む視界に眉を潜めて。

3512: 風間地 花 [×]
2014-11-01 10:34:49

>霧ヶ暮

へ…?(相手が自分から離れ呟いた言葉が気になり顔をあげた瞬間フワッと身体が宙に浮く。何事かと目を見開き「きゃっ…」と微かに声を出し、男にまたよろしく、と言われると目をギュ、と瞑り、嫌だてでも言うような表情を浮かべるが「っ…はい…」と頷き。
相手に路地裏に降ろされると胸を抑えその場にペタンと座り込み下を向いたまま小刻みに震えていて、また仕事について言われてはビクッと身体を揺らし目に涙を浮かべグッと黙り混み、ああゆうのが好きなの?そう言い場を去ろうとする相手の着物の裾を掴むと目に涙を浮かべ相手をジッと見上げ「そうじゃない…です…」と

>菊

…(なにか物音が聞こえた気がして目を覚ますとふぁ、と口に手を当て小さく欠伸を漏らして、隣で寝ている少女に布団をかけ直してやると恐らく相手が持ってきてくれたのであろう着物に着替える、部屋を出るとなんだか味噌汁の匂いがして朝食でも作っているのかなと勝手場に向かう。ヒョコと中を覗きこむと相手の姿が見え、考え事でもしているのかぼんやりとしている相手に後ろから近づき「あの…おはようございます…」なんて

3513: 笹縫 調 [×]
2014-11-01 14:31:36


>菊

(相手の言葉は確かにそうだと納得出来るようなもので。店主に直接己のことが嫌いかどうかは聞いていない、優しい店主はすぐに人を嫌うような人でないことも最初から分かっている。少し選択を早まり過ぎたのだろうか。不意に軽く頭を撫でられ、我儘だからといって子供扱いをしているのかと一瞬腹立たしくなるが其れ以上に嬉しさや安心感が己を包み込む。“何とかする”とは言うが組織相手に一人でそう簡単にいくものなのかと思いながらも此方を見詰める相手に僅かな恥じらいを感じて目を逸らしそっと手を握り返してみては「…分かった、店に戻るわ。」と。)

>黒田

…勿論よ、お揃いのを買いましょうね。
(相手が好きな簪を選んぶと其の簪を二つ購入してお揃いにしようと考えていて。簪を眺めている相手の隣でどういった簪が相手に似合うだろうかと己も見て回るがどれもきっと似合うだろうと直接試すのは怒られるかもしれないので頭の中で様々な簪を相手に付けてみながら頬を緩め。)

>霧ヶ暮

(女の企みを知るはずもなく相手から聞いた依頼内容に其れなら特に危険も少なくすぐに終わるだろうと続く相手の言葉に笑みを向けながら頷く。ずっと迷惑なだけだと思っていたのだが己は相手に便りにされているのだと分かることが出来て込み上げてくる嬉しさに浸りつつ撫で受けては「…私も誰より貴方を頼りにしてるわ。」と。相手が傍に居るのなら少々無茶なことをしても助けてくれそうだなんて考えていて。)

>風間地

(悲しそうな表情を見せれば相手は優しく背中を撫でてくれるが己に心を寄せている様子は全くない。ただ優しいから悲しんでいる人を放っておけないといった感じだろうか。どうにかして相手の心を揺らがせることが出来ないだろうかと考え、暫くしてから口を開けば「…一目惚れしちゃったの。だから傍に居て欲しい…。」と更に相手を強く抱き締めて呟き。)



3514: 菊 露草 [×]
2014-11-01 16:32:20


>霧ヶ暮

(相手から怒りを向けられるのは当然の事。しかし“売ろう”なんて話は何の事か分からず、目の前で男達に取り押さえられる相手に茫然とする。
が、直ぐに我に返り襟元を直す男の手を払いのけては男達を人気のない路地裏に誘い込み、相手の動きを封じる男達を殴り飛ばし、よろめく相手の身体を片手で抱き寄せて支えると憎悪に任せ抜刀し男の首を落とそうと刀を振り下ろして。
『露草、やめなさい!!』
(突如横から聞こえた女の声に刀を男の首元ギリギリの所で止め、そちらをギロリと睨む。
『…その人達を殺ったら、どうなるか分かってるわよね?』
(僅かに冷や汗を浮かべて言う女はメアリーや幼馴染の脅しの事を言っているのだろうが相手の身の危険が侵されるのであれば話は別。相手を売り物にする奴を見過ごせる筈がなくフッと鼻で笑っては止めていた刀を振り上げ男の首を落とすと相手の身体を支えたまま残りの男達も一瞬で斬り捨てて。
『…露草、貴方…何したか分かってるの…?』
「……安心しろ。後始末は俺がしっかりつける。…だが此奴には二度と手を出すな。女だからって情けはない」
(唇を噛む女を無視し、刀を鞘に収めては虚ろな瞳で意識があるか分からない相手を抱き寄せ男に付けられた耳元の傷を優しく撫で「もう大丈夫だから、ごめんな」と耳元に口元を寄せ切なげに呟き、常時している睡眠薬と中和薬を一緒に飲ませて。
きっとこの言葉も相手には届いていない。そう思いながら相手の身体を抱きかかえ女の横を通り過ぎると近くのホテルで適当に言い訳して中に通して貰い相手をベッドに寝かせる。
そして相手の額に手をかざし先刻の男達との記憶を消し、何事もなくホテルに帰り朝一の船に乗った記憶を植え付けては、相手が眠っているのを良いことに額に口付け夜が明け近くまで愛おしげに髪を撫でていて。

(まだ空が薄暗い時間、睡眠薬で眠る相手を抱えホテルを出ると朝一の日本行きの船がとまる港まで行き、二人分の荷物と共に相手を不安げに待っていた青年に相手を押し渡しては『どういうことだ』と引き止められるも口合わせすることなくその場から立ち去る。

(此れで相手は自分を恨んだまま此処に帰ってくることはなく、また狙われるようなことはない。今日から暫く埋め合わせをするために帰国出来なくなるなと嘲笑を漏らしながらホテルに重たい足を向けて。


3515: 菊 露草 [×]
2014-11-01 17:14:30


>風間地

(男達の事を懸念し考え事をしていたせいか近付く相手の気配に気付かず、掛けられた声に肩を小さく揺らし後ろを振り返っては平静を装い「…おはよう。よく眠れた?」と笑顔で問いかけて。
そして相手は触れられるのが苦手かもしれないから触れないでおこうと心に決めていたのについ相手の子供っぽい雰囲気から柔らかな髪をふわりと優しく撫でていて、ハッとなり直ぐに手を離せば相手を見て。

…悪いけど朝食作るの手伝ってくれる?…お昼の下準備も済ませておきたいから。
(なにせ昼餉は人数が多いから大変なのだと告げては、きっと相手は料理など手馴れているのだろうなと頼んでみて。


>笹縫

(相手の言葉に心底安心し握り返される手に嬉しさを感じれば「よかった」と息を吐きながら小さく微笑む。
しかし相手の前で微笑む何て事は子供を介さなければ無かったため、直ぐに表情を消して顔を反らし立ち上がれば「…じゃあ後はあいつに任せるから。…俺は約束通り消えるよ」と兄に目配せしつつ声を落として述べて。
相手は店に戻る決断をしてくれたが、自分との関わりを許した訳ではないはず。
元々二度と相手の前に現れない約束で此処まで来たしと思えば、治療の準備して待っていた兄に歩み寄り軽く睨みつけ。
「変な気起こして手出すなよ。」
『やだなぁ、妹の大切な子なんだから手なんて出さないよ。……でも拷問だよね。』
「………」
『あーもうそんな睨まないでよ。ちゃんと痛みないように優しくするから』
(相変わらずの軽い兄に溜息を零しつつ、治療以外の事をするなと強く念押しし相手に向き直っては再び相手の頭に軽く手を乗せ「あんな奴だけど根は良い奴だから我慢してな。……店主には後で迎えにこさせるように言っておくから」と言い残し、早々に組織の事を片付けるためその場を去ろうと。


3516: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-01 21:08:33



>風間地

(不意に服を掴まれ涙目で見詰められては先程の己の行いに胸がズキンと痛む。
しかし相手が男達の和の中で其の華麗な能力を使ってたのは紛れも無い事実。
相手を見詰め己の袖を掴む相手の腕を片方の手で掴んでは相手の目線迄僅かに屈み「何が違うの??」と無表情で問う。
相手の本心では無いと、そう言ってくれる事を僅かに期待してる己も居て、相手を見詰めたまま再び「どう違うっての」と。
何処か冷たさを纏わせる口調だが言葉とは裏腹に相手の頭を優しく撫でては相手から視線を逸らす。
其のまま相手を置き去りにするのも心配で身勝手な行動と分かりつつ安全な大通り迄送り届けては無言で場を後にして。


>笹縫

(其の夜、相手と共に依頼で有る密会の場へ迎えば己の女だと念押ししてるにも関わらずに男達は相手への興味を示す。
相手が女衒で合った事は其れなりに有名だが暗殺を本業としてる此の男達は相手を知らずに馴れ馴れしく触れ様と。
着飾った女達が入って来た所、中でも一層美しい女が相手の姿に頬を染めては相手に抱き付く。
『姉さん!!!私の事覚えてるわよね??…姉さんあんなに私を愛してくれたのに突然遊郭に置いてっちゃうんだもの、でも私姉さんに会う為に伸し上がったのよ』
(位の高い遊女が持つ事を許される髪飾りを相手に見せては己に目を向け軽く睨み付ける。
『ねぇ姉さん、あの時私を愛してるって言ったわよね。…私もよ、私も姉さんを愛してる。だからもう一度…』
(言い掛けた所、男が無理矢理会議の話に変えるが其の間も女は相手にしがみ付いたままで。


>菊

(目を覚ましたのは僅かな振動に揺らされる船の中、“何故か昨日何してたか”と言う事だけが思い出せず、只耳元で囁かれた誰の言葉かも分からない其れが心に残って居て。
隣で己を見詰めてた青年に問い掛けるが青年も頑として口を割らずに。
其のまま日本に着いたのは夜、幼馴染みが港にて手を振るのを見詰めては不安気な瞳で『…ナギに会わなかった??』と。
確かに相手に会ったのは覚えてる、婚約者との新婚旅行なのだと。
期待して仕舞った己がとことん情けなく感じたのを覚えてる。
「新婚旅行だってよ、仲が良いのは良い事だが俺はあの夫婦が嫌いでな」
『………何で??』
「散々弄んだ挙げ句にまた期待させて…其の結果が俺の知り合い迄巻き込むなんて…」
(悔しさに歯を食い縛る所、何処か罰が悪そうな青年と悲しそうな幼馴染みの空気に耐え切れずに手荷物を孤児荘に送る手配を済ませ真っ直ぐ丘に向かう。
相手が初めてだった、己の全てを受け入れ愛してくれたのは。
例え其れが相手に弄ばれてただけだとしても己は心から相手を信じてた。
もう相手の事を考えるのはよそうと孤児荘に戻っては着物に着替え其のまま依頼の報告と次の依頼に向かって。

3517: 菊 露草 [×]
2014-11-01 22:19:06


>霧ヶ暮

(相手が帰国してから数日間、男達を殺めてしまった埋め合わせをする為に依頼を任されるが、女は相手が自分から完全に離れたと見込んだのかもうメアリーの組織を関与させる事はなく簡単な交渉と暗殺だけで済む。
そして帰国を間近に控えた日の晩、依頼を終え街のバーでくっついてきた男頭を無視し酒を飲んでいたがなぜだか酔えずに居て相手の事ばかり考え、徐ろに髪に触れては以前相手とすれ違った時、心の拠り所であった簪がもうない事に小さく息を吐く。
『簪のこと気にしてるの?其れなら僕とおそろいのがあるでしょ』
「………」
『ちょっとさっきから無視しないでよ。此れからずっと一緒何だからさ』
(お前が簪を壊したんだろと憎悪が渦巻いて手が出る前に席を立っては金を置いてサッサとバーを後にし、一人静かになりたいと港に向かって。

(その頃、日本のとある宿屋の宴会場にて以前女に雇われた变化できる能力者の男が相手組織と偶然手を組むことになり依頼の打合せをしていて。
『お前、この前結婚式で新郎に化けて誰にも気付かれなかったそうだな』
『まあね。中々楽しかったよ。特に元恋人の彼の悔しそうな表情を見た時は。で、俺は何をすれば?』
『今、その本物の新郎が西洋に行ってる。帰国する前にそいつに化けて好きなだけ遊郭を荒らしてこい。辻斬をしても構わない。』
(男達は不敵に笑み奇しくも“お菊”が働く遊郭街を標的にし、自分の姿で無茶苦茶な麻薬の押売と惨殺をすることで帰国した自分を役所送りにし、敵対組織に汚名を着せようと目論んでいて。



3518: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-01 22:58:39



>菊

(拠点に向かい報告書を渡しては男達が馴れ馴れしく腕を組んで来ては宿屋の宴会場に向かう様に命じる。
渋々言われた場所に迎えば見た事の無い男の姿、しかし其の男は己に面識が有る様で。
『やぁ、久し振りじゃないか』
「あ??…あんたとは初対面だろ」
『まぁ…分かる筈も無いだろうけど』
(意味深な男の言葉に眉を潜めながらも男に命じられた依頼等知らずに。
やたらと馴れ馴れしく接する男に嫌気を露にしながら酒を飲まされる。
『君は…確か能力者だったね、恋人とは壊れたまま??』
「あんた何でそんなに俺の事知ってんだよ、………まぁでも、もう戻らないだろうな」
『へぇ…其れは残念だったね、まぁ飲みなよ』
(男の笑みは実に気味が悪く怪訝に見詰め酔い潰れた男達を冷ややかに見詰めてはさっさと宴会場を後にする。
夜の街を彷徨いながらふと自室に有る壊れた簪を思い出す。
相手の印象を細かく伝え、惚気だとからかわれながらも其の印象のままに作って貰った特注の簪。
其れさえも重く感じられたのかと。
深く溜息を漏らしながら次の依頼として受け渡された手紙を開く。
“遊郭の最高位花魁の誘拐、数日後、遊郭に乱闘が入る。其の前に誘拐する事”
(遊郭に乱闘が入ると聞いて一番最初に浮かんだのはお菊。
冷やりとした汗が流れては花魁を遊郭する仕事を実行しながらも何とか乱闘を止めなければ、と。

3519: 菊 露草 [×]
2014-11-02 00:20:04



>霧ヶ暮

(翌日、能力者の男は自分に扮して女子供関係なく惨い殺しを働き瞬く間に裏に自分の名を轟かせる。しかし流石に両利きである自分の太刀振りを真似る事は出来ぬ為、切り口などが違っていたがそんな物を他の男達が気付くはずもなく。
そして男は自分に化けたまま堂々と遊郭街に赴き一件の店で遊女たちにお酌をさせながら上機嫌で実績を自慢しており、高位の花魁(お菊)を呼び付けてはまさか自分と面識があるとは知らず隣に座らせ。
『…菊さん、爛とはどうなったの?どうしてこんな事を?それに…何だか雰囲気変わったかしら?』
『……気のせいだろ。あいつとはもう終わったんだ。そんな事より楽しい話をしてくれよ』
『………菊さん、その格好の時はいつも左手で杯を持ってたわ。…それに耳の傷はどうしたの?』
(あまりにも鋭い観察力に男は目を見張り、誤魔化しきれないと舌打ちしては後日する筈だった乱闘を今起こしてしまおうと刀を抜き、震える遊女達に刃を向けて。
すぐに用心棒の男達が駆けつけるがそれも容赦なく切り捨て、お菊が恐怖を押し殺しながら他の遊女たちを一身で守るのをニヤリと見ては、刀を構え直しジリジリとその距離を詰めていき。

(その頃、自分はそんな事になっていることなど露知らず女と男頭の監視下の元、日本の港に到着する所で。)


3520: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-11-02 01:46:11



>菊

(嫌な胸騒ぎと共に依頼を実行すべく遊郭に乗り込むも其の無惨な光景に息を飲み花魁の元へ駆け抜ける。
中でも一番大きな店に入り灯りの着いた部屋に迎えば其処に居たのは唇の血を妖艶に舐め取る相手の姿。
冷静な判断で居れば相手で無い事等直ぐに悟れただろうが今はそんな余裕も無く相手にゆっくりと刀を向けては花魁が何かを必死に訴えて来るも耳に入らず。
『爛、俺が斬れるのか??』
「あんたは…何から何まで俺から奪うつもりなんだな」
『…本当に愛してるのは爛だけだ、………でも、脅されて………』
(急に切な気に視線を落とす相手に一瞬心が揺らぐも直ぐに距離を詰められては耳元で『…なんて言って欲しいんだろ??』と刀を顔すれすれに突き立てられて。
歯を食い縛り目前の相手に刀を振り上げ様とした所、『爛!!!其れは菊さんじゃ無い!!!惑わされないで!!!』と花魁が声を上げる。
言ってる意味が分からずに一瞬動きを止めては取り合えず花魁と遊女を逃がす。
花魁が真っ直ぐに港に向かった事等知らずに。
『同じ人間が二人も居る訳無いだろ、なぁ爛…俺をもう一度信じてくれないか??』
(言葉とは真逆な嘲笑う様な表情で己の頬を撫でた其の手に違和感を感じ表情を固める。
何時もなら右利きで触れる相手、深い理由は無いのかもしれないが小さな蟠りは膨れ上がり気付けば相手に刀を向けて居て。
「………露草を、…汚すな」
『何言ってるんだよ』
「…上手く化けたつもりか??俺の方が彼奴を良く分かってる」
『………』
(表情を無くした相手が己の肩に刀を突き刺しては『大人しく騙されてれば可愛がって上げたのに』と無表情で囁いて。

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