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大江戸乱舞物語/4230


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自分のトピックを作る
3481: 菊 露草 [×]
2014-10-30 00:44:24


>霧ヶ暮

(“信じる”と言われても浮いた感覚しかせず、相手の自室に連れ込まれ言われた言葉にやはり相手は自分の事など信じていないのだと絶望し悲痛に表情を歪ませる。
それでも首筋に感じる熱や耳元に掛かる息には相手からというだけで素直に反応してしまいそんな自分が憎たらしく唇を噛み締めては、襟に掛けられた手を咄嗟に掴み相手を睨む。
そして言葉で分からぬなら行動で示すまでだと腕を掴んだまま相手を壁に押し返して無理矢理唇を奪い、銀髪を掻き上げながら首筋に軽く歯を立てて再び口付けようとする。
しかし不意に脳裏に相手の冷たい無表情と女の“坊やは信じてくれない”という言葉が過ぎればどうせこんな事をしても無意味だと悲観的な思考が過ぎり、顔を背けては相手の肩を押して少しだけ離れて。

……もう良い。信じなくていいよ。…弄ばれてるって思っけばいいだろ!!あんたなんて西洋にでも何処にでも行けばいいさ!!!
(自分より他人の言葉を信じている事が悔しく耐えられなくて、もう自分の声が届かないないならどうにでもなれと柄にもなく声を荒らげて怒鳴れば相手を横に突き飛ばし、もっと弁解すればいいものを振り返る事無くその場を後にし、寺子屋に向かって。

(其の頃、女と男頭は最後の手立てを踏むべく再び高い金を払い变化できる能力者を雇っては、町民の前で結婚式をする計画を企てていて。
『みんなの前で結婚式あげたら僕と露草がくっつけないじゃん』
『大丈夫よ。はじめは影で仲良くして、暫くしたら離婚したって事にしちゃえばいいんだから』
『……君って敵に回したくないタイプだね』
『ふふ。だってすぐに離婚して男とくっつくって噂になれば汚名も着せられるし坊やも流石に諦めつくでしょ?』
(女はクスクス笑い、結婚式の準備を進めるために動きはじめ。


3482: 菊 露草 [×]
2014-10-30 01:18:13



>巫

(夜の街、相手の手を引きながら取り敢えず町医者にと薄れる意識の中、足を運ぶ。
内心相手に聞きたくなくても聞かなければいけない事に葛藤しており覚悟を決めては歩みを進めて前を見たまま口を開き「……落ち着いたらお互い話そう。……知ってること言うから」と掠れた声で言い、不意に意識が遠のいてはグラリと身体がよろめき。



>風間地

(月を戻す相手の淑やかな仕草と少し寂しげな様子に魅入りつつ、聞き返された事には困ったように微笑み「何でもないよ。大したことじゃないから。……でも何かあれば何でも言って」とつい相手の柔らかな髪をふわりと撫でて。

さて、あまり長居すると風邪引くし中に入ろうか。
(空になった湯呑を手に相手の肩を軽く支えながら室内に入れては少女の居る部屋まで行くと、少女が元気よく相手に飛びついて『お姉ちゃん、遅いよー。ご本読んで貰おうと思って待ってたんだよ!』と無邪気に笑って。
そんな様子を頬やましく思いつつ相手を見ては「俺は自分の部屋にいるから何かあったら声掛けて。…朝はゆっくりしていいからね。…じゃあおやすみ」と少々心配しつつも少女がいれば大丈夫かと部屋を後にして。

(その頃、相手を遊楽で見た男達が『あの美人は誰だ』と騒いで噂になっており、しつこく相手を手に入れようと話し合っていて。


3483: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-30 04:31:20



>巫

(店主が苦笑いで『霧ヶ暮君は結構酒に強いからね、全く酔わないんだよ』と言うと相手に薄めの酒を渡す。
水でも飲んでるかの様なペースで酒を飲み目前の相手をジッと見詰めては「弱いなら飲み過ぎるなよ」と。
運ばれて来た御通しを軽く摘まみ視線を落としたまま「…情報屋、結構大変だろ。…其の、変な奴とか居たら何時でも頼れよ」と照れ臭そうに言っては誤魔化すかの様に酒を飲んで。


>風間地

(ビクビクと震える相手を見下ろしては溜まった涙をグイッと乱暴な手付きで拭う。
そんな反応をされれば男は大抵加虐心をそそられる物、其れを理解してやってるのかと。
背後で相手を脅す様に睨む男に等気付けずに首筋に軽く歯を立て腰をなぞる。
今にも泣きそうな相手の表情、耳に吐息を吹き掛ける様に「あんた、そんな顔してて男誘うの上手いね」と。


>菊

(やりきれない気持ちになりながら自室にてくしゃりと髪を掴む。
もし相手が本当に己を思ってくれてるのなら己がしてる事は最低な行為に過ぎない、しかし相手が己を思ってくれてる等有り得ないと。

(数日後、ふと孤児荘に訪れて来た相手(変化能力者で有り偽者)が己の部屋に来ては『やっぱりしっかりと話したいんだ、…此処に来て欲しい』と。
其の日は船で再び西洋に出向かなければならない、最後に話でもしたいと言う事か、なんて僅かな期待さえ感じながら洋装に身を包む。
たったの一週間程で帰る仕事、もし相手の気持ちが本物なら待っててくれと告げるつもりで指定された場所に向かう。
しかし着いた場所は式場、人々に祝福されながら式を上げるのは紋付き袴に身を包んだ相手(偽者)の姿。
己に目を向け妖艶に微笑む其の様に怒りさえ感じれば数日前の相手の切な気な表情さえ偽りだったのかと。
花弁が舞う中、冷ややかに相手を見詰めれば唇の動きで“さようなら”を告げ港に向かって。

(父は国内の仕事の為、無表情で見送りに来ては再び表情を無くした己を見詰め『ゆっくりして来い』と。
仕事は仕事、ゆっくりなんてしてられないのは百も承知だが不器用な父なりの優しさなのだと。
断ち切れない未練、しかし先程の式の様子を見る限り相手の心を取り戻す事など無に等しい。
船が来るのをぼんやりと待ちながらさっさと依頼に向かう父の背中を見送り小さな溜息を漏らして。

3484: 菊 露草 [×]
2014-10-30 09:00:52


>霧ヶ暮

(孤児荘を飛び出した宵、組織から遠方の数日間掛かる依頼を命じられ、依頼の間に相手が西洋に行くことを懸念するが卑屈で悲観的になっている自分はその依頼も女の策とは知らず受け取ってしまい街を離れて。

(数日後の夕刻、依頼を終え戻ってくると何故か町民に祝福の言葉を浴びせられ怪訝そうに眉を潜めては嫌な胸騒ぎがし、直ぐに女の店に向かおうとするが前方から来た幼馴染に止められて。
『ナギ!!どうして結婚なんて…!!私のことまで騙してたってこと?!』
「ちょっと待て。俺は今の今まで依頼に行ってたんだ。式なんて知らない」
『そう思って裏の情報を確認したわよ。でもナギが依頼を受けた形跡なんて無かったわ!』
「…そんな、…」
『…ナギのこと信じたいけど今は分からないの。…ごめんなさい』
「……あいつは…」
『昼の船で発ったんじゃないかしら』
(泣きそうな顔で幼馴染が去った後、暫く状況が飲み込めずぼんやり其処に立ち尽くすが徐々に相手からの信用も信頼も全て失ったのだと悟ると言い知れぬ喪失感に襲われる。
何故相手の自室で自分の声が届かぬ恐怖に負けずに押し切らなかったのかと後悔するがもう遅い。
それでももしかしたらと性懲りもなく期待し自然と足は沈む夕日を背に港に向かっていて。

(数刻前の昼の港にて、青年は幼馴染からの上記の情報を手に相手の元に向かい其れを差し出すと相手を優しく抱き締めて。
『俺も兄さんに付いていくよ。それであいつのこと忘れさせて上げる。…だから俺にいっぱい甘えていいからね。何も我慢しなくていいよ』
(青年は今までにない穏やかで優しい声色で心からの言葉を述べると相手の髪を何度もあやすように撫でて。



3485: 黒田 燐 [×]
2014-10-30 09:37:19

笹縫さん»
……(/相手の行く場所は何処何だろうかと思っていると茶屋を通りすぎていて。どこに行くのか聞いてみようと思ったがつけばわかるかと黙ってついていき。

菊さん»
……(/己の手を取る子供の言葉に己が泊まってもいいのか不安になったが相手の口から出た言葉に安心し。「………此処に泊まります」と述べて。

巫さん»
……(/日が明るくなるにつれて町も賑わってきているなか己は人が多くなる前にと場所を変え路地裏を通り何処に行くわけでもなく気にかかったあの猫のことを調べに行って。

霧ヶ暮さん»
……(/入ってきた子供を見ればそっと遠くから戸口のほうを見る。胸倉を掴まれる相手の姿を心配して見るもそちらに近寄れず動けずにいて。)

(/男等は相手がなかなか己を出さないことに苛立ちが増しては舌打ちをし強引にでも中に入ろうとして。

3486: 菊 露草 [×]
2014-10-30 13:17:01


>黒田

(泊まると言う相手に小さく頷きながら、内心昼間の男達は気絶させただけのため自分がしっかりせねばと気を張り僅かに表情が険しくなる。
少女はというと嬉しそうに相手の手を取って『やったぁ。じゃあ燐姉ぇは私とお風呂入ろう!』と無邪気に笑っており。そこで着替えの事を思い出しては相手の高い身長を見て、丁度いい丈の浴衣があっただろうかと考える。相手と歳が近い年長の子が泊まることもあるため女物の着物があるにはあるが恐らく横は問題なくとも丈が数寸足りない。かと言って男物の着物を着させる訳にもいかないしと深く考えこむうちジーッと相手を凝視していて、我に返っては軽く咳払いし「…えっと着替えだけど少し小さくても良いか?羽織はあるから」と真剣に考えた末の答えを口にして「じゃ、そいつ頼む。ゆっくり入ってきていいから」と返答前に着替えを押し渡してしまえば風呂釜の薪をくべる為に外に出て。




3487: 笹縫 調 [×]
2014-10-30 19:42:05


>菊

(外に出ることも許されず再び元の位置へ戻されると不満そうな表情を浮かべて。ようやく知った店主の店について、もっと前から言ってくれれば今までぐだくだと悩む必要もなく、どれだけ楽だっただろうかと。店主も裏に関係している者なら一人で考えず相談出来たかもしれないのに誤った選択をしてしまったと既に遅い後悔をして項垂れたくなる。しかし事情を知ったからといって己は店に戻ってめでたく終わるのか、あんな酷い別れ方をして結局店主の生辰祝いも出来なかった己を再び受け入れてなどくれるのだろうか。己のことを考えてくれていると分かるような相手の素直な言葉に僅かな嬉しさを持ちながら「…私はもうあの人に嫌われているから今更戻れないわ。それに今抜け出すと少なくとも此の焼印の組織には必ず狙われることになる。いくら貴方が強くても迷惑は掛けたくないの。」と素直な言葉で返し、焼印を消すことを改めて拒んで。)

>巫

男は元から大嫌いよ
(相手の非道な行為以前に男である時点で既に心底嫌っているので相手の言葉には当然のように上記で返す。この状況になっても未だに余裕そうな相手はまだ本気を出していないのだろうかと考えながら再び短刀を向け「…私の関係者に手を出したら許さないから。」と述べ、一旦手を引く為に店を出れば相手の関係者を探ろうとして。)

>風間地

(先程よりも震えはなくなり、抱き締めても抵抗まではしてこなくなって己の言葉にも納得したようだが相手の表情は曇ったまま変わらず。やはりさっさと能力を使って人形のようにしてしまうのが良いのかと考えるがせっかくなのでもう少しだけ粘ってみようと。しっかりと抱き締めたまま「貴女はこんな乱暴な女は嫌かもしれないけど…これぐらいしないと誰も私のことを見てくれないの…」と悲しそうな表情を浮かべてみて。)

>霧ヶ暮

(楽しい食事が終わり、話足りなかったことを少女達と暫く話続けているとあっと言う間に時は流れていく。愛する人が傍に居て、家族と言っても過言ではない子供達も周りに居て。食事を取ったり遊んだり話をしたりする毎日のこんな幸せな時間を過ごしたまま一生を終えることが出来ればどんなに幸せだろうかと。不意に吹きつける冷たい風に小さくくしゃみを零し、刀の手入れをする相手が視線に入ると歩み寄って「…どんな仕事か教えて。」と今宵、共に向かう依頼について聞いておこうと。)

>黒田

(暫く歩いてようやく着いた一軒の簪屋で立ち止まり「…此処よ。」と伝えては相手の手をを掴んだまま中へと入る。店の中は少々薄暗く様々な種類の簪が並べられており、店主が一人居るだけで他には誰も居ない。「此処なら他の客も来ないと思うから安心していいわよ。綺麗な簪ばかりだから好きなのを選んで頂戴、買ってあげる。」と笑みを向けて。)



3488: 菊 露草 [×]
2014-10-30 22:20:41


>笹縫

(素直な言葉が聞けた事と眼中なしかに思われた自分の迷惑を考えてくれた事に微かな嬉しさを感じつつ、まだ焼印を消す事を拒む相手を少し眉を下げて見て。

嫌われてる何て誰が言ったんだよ。あいつから直接聞いたのか?…何にも心配することないって。店主の性格はあんたの方が分かってるだろ?
(どこか呆れたような其れでいて穏やかな表情を浮かべて言えば、全く無意識だがどこか素直になれない子供を扱うように相手の頭をポンッと撫ですぐに離して。

それに此処まで来て迷惑も何もないだろ。
…組織のことは何とかする。まああいつら馬鹿で単純だから多分大丈夫だ。で、あんたはその強さで店主と茶屋を護ってくれればいい。
(さっき自分殺されかけたんだけどなと若干苦笑を漏らしつつ其処は気にしない事にして、後述を真剣な表情ながらやや軽い口調で淡々と押し切るように述べる。
それが身勝手だと分かっていても相手の強さが薄汚れた世界で振るわれるのは耐えられなく一瞬表情が険しくなる。しかし、すぐに表情を戻しては戻って来てもいいのだと相手を見詰めこれ以上席を立たれないように相手の手をグッと握って。


3489: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-31 00:05:46



>菊

(船が到着し青年と共にメアリー宅へ向かえば直ぐに麻薬を入手すべく手を回して貰いメアリーの部下にホテルに送られる。
幼さを感じさせない達者な日本語に驚きながら「覚えたのか??」と問い掛ける。
『前に爛と日本の着物を着たでしょ??すっかり気に入ったの、爛と日本語で御話出来るなんて嬉しいわ』
「そっか、凄い上手いよ」
『有り難う!!…あ、明日も依頼なの??』
「一週間くらい掛かるけど…明日は手紙を待つだけだから特に何も無いよ」
『なら御出掛けしましょう、其処の…赤髪の貴方も一緒にね』
(青年がメアリーの頭をわしゃわしゃと撫でるのをぼんやりと見詰めながら相手は今頃何してるのかと。
あんなにも嬉しそうに祝福される相手を見て仕舞った後、沈み切った心は元に戻る術を知らずに。

(夜、隣で寝息を立てる青年に目を向けては珍しく手紙を書く。
手紙なんて書いたのは何年ぶりだろうか、しかし知り合いが結婚したのに祝いの言葉一つ送るのは常識だろうと。
しんとした部屋の中、ポタリと落ちた涙がジワリと便箋に染みる。
瞳を強く擦り“結婚御目出度う、其れから前は御免。あんた達が幸せになる事を願ってる”と短い文を書いては万年筆を置いて。
涙で滲んだ文字が情けないが乾くだろうと封筒に入れ速達で送り届ける。
其れから勿論眠れる筈も無く其のまま一夜を明かしては徹夜の所為か目付きは一層悪く溜息を漏らして。

3490: 黒田 燐 [×]
2014-10-31 00:26:46

菊さん»
……(/無邪気に笑う子供を見れば、誰かとお風呂に入るなんて初めてだな、なんて思っていて。相手が己を凝視してきた意味がわからなかったもののすぐ押し渡された浴衣に己の身長に合う浴衣を考えているのだとわかり。「………はい。大丈夫ですよ」と述べ。こくりと頷いては子供に手を引かれるまま浴室へと行き。

笹縫さん»
……(/相手に連れてこられた簪屋の雰囲気は本当にお店なのか、と疑いたくなるほど暗い。人がいないのは己には安心して来られる場所だったことから相手がわざわざ人が少ないところを選んでくれたんだと。「……いいんですか?」と問いかけてはいろいろと簪を見て。

3491: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-31 00:30:50



>黒田

(しつこい男達が部屋に乗り込もうとするのに咄嗟に男達の鳩尾に拳を入れては子供達に二階に向かう様に命じる。
しかし子供達を先に向かわせた相手を男達が見逃す筈も無く部屋に押し入っては無理矢理相手の腕を引き連れ去ろうと。
咄嗟に刀を手に斬り掛かろうとするも男達は相手を盾にして来て。


>笹縫

あぁ…まぁ、藩士の口を割らせた後に睡眠薬で眠らせるだけ
(あまり難しくも無いだろうと安堵しながら相手に向き直り「初の共同依頼、成功したらまた頼むからな」と。
遠回しに“便りにしてるからな”と言い軽く頭を撫でる。

(同じ頃、過去に相手に売られた女は今回の己の仕事に漬け込んで来て。
藩士の密会にも参加するつもりで三面鏡の前、髪を解かしながら『姉さんは私を“愛してる”って言ったもの、私だけの姉さんなんだから』と独りでに呟いて。

3492: 風間地 花 [×]
2014-10-31 00:59:31

>菊

…はい(まだ少し気になるがまぁ、いいかと小さく頷くと少し冷えたのか腕を擦りハァと白い息を吐く、もう夜は息が白くなる季節か、そう思い空を見上げるとなんとなく目で星と星を繋いでいて。

あ…そうですね(確かに冷えてきた、と相手に支えられ部屋に戻ると少女が突然抱きついてきたためヨロッと後ろに倒れそうになるがなんとか堪えて「本…?何読むの?」と少女と同じ目線まで屈み首を傾げて。「あ…ありがとうございます、おやすみなさい…」と部屋にいると言う相手に軽く頭を下げては少女の隣の布団に入り、しばらくすると少女と二人でぐっすりと眠ってしまい

>霧ヶ暮

いっ…(乱暴に涙を拭われるとフルフルと身体を震わせながら相手から逃げようとするが、背中には壁、さらに相手との距離が近く逃げ出そうにもなかなか逃げ出せずただ怯えることしか出来なくて「ひっ…や…やめてくださ…っ」首筋に歯をたてられ腰をなぞられてはビクッと身体が跳ねついにはポロポロと泣き出してしまい「やだ…やめてください……」と震える声で述べ

>笹縫

…(自分を抱き締め悲しそうな表情を浮かべる相手の背中をトントンと撫でては無言で下を向き目を閉じてなにか考え事をしているようで。
「見てくれないって…なんだか…」”ずっと前から一緒にいるわけでもなく今日初めて会ったのに“なんて思いそう呟き

3493: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-31 03:07:00



>風間地

(先程迄自分を戒めてた加虐心は急速に冷えポロポロと溢れる相手の涙を拭っては腰に回してた手を下ろし僅かに距離を取り小さく俯く。
聞こえるか否か程の小さな声で「………御免、…何やってんだ…俺」と言っては相手を軽々と抱え屋根に登る。
例え相手の本心からの仕事でも気に入らない、下衆な男達にみすみす触れさせる仕事なんて。
相手を連れ去る事に男は焦りを見せるが屋根から札束を投げ渡せば悔しそうに黙り『姉さん!!!また次の仕事も頼むからな!!!』と。

(深夜の町の中、月明かりに照らされ己の衣服が血で汚れてた事を漸く思い出すが表情は変えずに相手を抱えたまま路地裏に降りる。
「…あんたあんな仕事してたんだ」
(相手を見下ろし言っては溜まった涙を優しく拭う。
「何、あーゆーの好きなの??」
(責める様な口調になってしまうが相手に涙には正直弱い、ガシガシと己の頭を掻きながら視線を反らし場を去ろうと。

3494: 黒田 燐 [×]
2014-10-31 07:06:49

霧ヶ暮さん»
…(/男に腕を掴まれては抵抗することさえできず。相手の手にある刀を黙って見て、この状況を何とかしなければと頭を働かせるが、どうすればいいのか考えられずはずもなく。相手と己の後ろにいる男等を交互に見ては相手をジッと、早く斬れ、と言うように見て。

3495: 菊 露草 [×]
2014-10-31 09:55:46


>霧ヶ暮

(数日後の朝、相手が黙って渡航した事に立ち直れず何をするにも身が入らずにいると相手からの文が届き恐る恐る開封する。
目を背けたくなるような内容に悔しさが込み上げるも、ふと文字が滲んでいる事に気が付き、それが涙であると分かると卑屈になっていた自分の浅はかさを恨む。
どんな気持ちでこの文を書いていたのかと思うと胸がズキリと痛みクシャリと文を握り締め、相手の帰国など待っていられないと筆と紙を取り出しては【餓鬼が勘違って祝辞とか気取ったことするな。今からそっち行って結婚も全部嘘だって証明してやるから待ってろ】と乱暴に書き記し速達で出して。
そして、すぐに荷物をまとめ早々に手配を済ませて港に向かうも、自分の行動を読んでいたかのごとく男頭と女に行く手を阻まれて。
『やっぱり。行くと思ったわ。でも信用のない貴方が行っても坊やを傷つけるだけよ。』
「…信じさせてみせる」
『そう。なら好きにするといいわ。どうせ無駄でしょうけど』
(ほくそ笑む女の言葉に一瞬、また相手を傷つけてしまうと悲観的になるがこのままで良い筈がないと気を張り直し、女と男頭を睨みつけ押しのけては船に乗り込み相手の元に向かって。
女と男頭は自分を見送った後すぐに別の急行船に乗り込んでおり、しつこく自分達を引き裂く計画を話していて。
『露草も馬鹿よねぇ。今はそっとしておけばいいのに。』
『…馬鹿とか言わないでくれる?……で、どうするの?』
『そんなの決まってるじゃない。結婚したばかりなんだから新婚旅行よ。私達の力で適当に脅して強引にくっついとけば仲良く見えるでしょ。でもはじめは泳がせたほうが楽しいかしら』
(女はこれから着る洋服を眺めつつ、思い通りに事が進むことに満足気に笑んでいて。



3496: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-31 16:01:51



>黒田

(相手の瞳から訴えてる事は直ぐに解ったがそんな事出来る筈も無く部が悪い状況に舌打ちをする。
数人の男を残し相手を連れ去る男達を睨み相手に「ちょっと待ってろ!!!直ぐに助けに行くから!!!」と声を上げる。
此の男達を見るからには恐らく別組織の人間、ならば拠点も有るだろうし見世物小屋との関わりも有るだろう。
刀を片手に孤児荘から出ては男達と乱闘が始まり。


>菊

(少しだけ眠りメアリーとの約束を思い出し青年に起こされては重い瞼に溜息を漏らし目を擦る。
部屋に響いたノック音にドアに向かえばホテルマンに一通の手紙を渡される。
其の内容に再び期待を抱く己に浅ましさを感じながら其の手紙を握り締めるが其れと共に会いたくない気持ちが交差してはさっさとホテルを後にする。
メアリー宅にて向かいに行き再び街に戻れば街に居ても目立つ銀髪に嫌気が差しくしゃりと髪を掴んで。

(メアリーが新しいドレスが欲しいと試着をしてる所、不意に洋服の袖口を引かれては相手の婚約者でも有る女がドレスの裾を持ち優雅に挨拶をして来る。
何で居るんだ、と眉間に皺を寄せては女を己の肩に手を当て小さく微笑む。
『あら、そんな顔しないでくれない??』
「何であんたが居るんだ」
『何って…私の旦那様を探してるのよ』
「其れなら悪いが見てないね」
『露草が此処に来て欲しいって言うから此処に来たのに…、話が有るんですって。貴方とも話したいから此処に決めたらしいのに』
(女の言葉にまさか、とも思うももしかしたら本当に己を選んでくれるのでは無いかと。
其の言葉さえも女の嘘で策略だとは知らずに黙り込み俯いては女がほくそ笑む。
一刻も早く相手に会いたいと、拗ねるメアリーに何度も謝罪し次の約束をしてはホテルに戻りいたたまれない気持ちで相手を待つ。
手紙には此のホテルが書いて合った筈、ロビーにて窓から外を見詰めて。
後に女に“新婚旅行”だと告げられる事等知らずに。

3497: 菊 露草 [×]
2014-10-31 16:30:15


>黒田

(羽織をはおって家の裏に回るといつものようにお湯の温度を調節するため薪をくべる。
中からは少女のはしゃぐ声とピシャリと水がはじく音は聞こえて。
『燐姉ぇの髪、短いけど綺麗だね。いいなぁ。あ、お背中洗いっこしよう!!』
(そんな少女の無邪気な声を聞きながら、流石に相手と風呂に入りたいとは思わないが子供は素直になれるのが羨ましいな何て考えていて。
その時、突如上部にある風呂の窓が少しだけあいて『菊にぃ、ちゃんとしてる?!ちょっとぬるいよ!』と少女からの駄目だしをくらい「…はいはい、ただいま」と軽くおどけたように言えば薪を増やして。
『菊にぃはいつも考え事してるから薪くべるの下手っぴなの』
(カラカラと笑う少女の声に苦笑を浮かべては、相手は丁度良いだろうかと気にかけつつ夜空に浮かぶ月を見上げ男達の事や相手のしていたという裏職の事を思い、また考えにふけっていて。


>風間地

(翌朝早朝、相手と少女が眠る部屋に着替えを忍び込ませて置きいつもの日課で寺子屋の空気を入れ替えて朝食を作るために勝手場に向かう。
味噌汁の準備をしつつ思い出すのは昨夜の物憂げな相手の事。
恐らくあの男達が相手をあのまま放おって置くはずがないため、いつまた襲われるか分からない。
何か手を打っておいたほうがいいかと考えながら味噌汁の鍋に火をかけながらぼんやり鍋の中をお玉でかき回していて。


3498: 菊 露草 [×]
2014-10-31 18:44:09


>霧ヶ暮

(船が港に到着しすぐに待ち合わせのホテルに足を急かせるも、またもや女に腕を掴まれ足止めされれば今度は何だと睨みつける。
そんな自分に女はクスリと笑むと腕を絡め数枚の書類を見せつけてきて。
『おいたが過ぎるとお友達が危ないって言ったわよね?此れ、何だか分かる?メアリーって子いるでしょ。その子の親が関与してる組織の契約破棄書よ。このまま契約相手がいなくなればあの子の組織は破綻して路頭に迷っちゃうわね。そしたらメアリーを売り物にしちゃうかも』
「……卑怯だぞ」
『ふふ。手は早く打ったほうが勝ちなのよ。これ以上周りを巻き込みたくないなら大人しくしてなさい』
(楽しげに微笑む女に、ここまで来て屈しなければいけないのかと舌打ちするも女と男頭の権力を合わせるとメアリーだけでなく遊女や幼馴染にまで本当に危害が及んでしまう。
しかしすぐその場で得策が思い浮かぶ筈もなく、ただ相手の勘に頼るしかないのかと自分の情けなさに歯を食い縛っては腕を組んでくる女を振り払う事も出来ずにホテルに向かって。

(女と共にホテルのロビーに入るとすぐに相手の姿が見え、そのやつれた様子に胸がズキリと痛めば頭よりも身体が先に動き女を振り払い、周囲の目も気にせず相手を抱き締め隈が出来た目元をなぞり。

…爛…、ごめんな。…俺がしっかりしてないから、ちゃんと本当のこと伝えられなくて…
(震える声で謝罪し、もう全て話してしまおうとしたところ女に引き離され後ろから抱き締められる。
瞬間腰の辺りにチクリとした痛みが走り注射器を刺されたことが分かると以前の麻薬実験の恐怖が全身を襲い口が開けなくなり。
『そうよね。本当の事はちゃんと伝えなきゃ。実は私達、新婚旅行で此処に来たのよ。そしたら貴方もいるじゃない?折角だからお祝いのパーティに貴方も招待しようと思って。ね、露草?』
「………」
『もう本当露草は照れ屋さんよね。じゃ、此れ招待状だから』
(女がグッと注射器を押しこみながら、相手に招待状を渡すのを見て“違う”と口を開きかけるが女に襟元を引っ張られ接吻されてしまい。
『じゃあ、私達は準備があるからこの辺で。さようなら、坊や』
(女は注射器をポケットにしまうとその場から動こうとしない自分の手を引っ張りホテルを後にしようとして。


3499: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-31 19:43:53



>菊

(訪れた相手に抱き締められれば求める様に此方からも強く抱き締める。
しかし女の言葉により相手から腕を離しては信じられない物を見るかの様に相手を見詰める。
女に連れられる相手が脅され話せない事等知らずに其の腕を掴んでは引き攣った笑みを浮かべる。
「なぁ、…何で何も…言わねぇんだよ 」
(“あの手紙の内容は??”“何しに此処迄来たんだ”と聞きたい事は山程有るのに何れも言葉にならず相手に一歩近寄れば願う気持ちで相手を見詰めて。
「何か…言ってくれよ」
(暫し相手を見詰めてたが此れも意味の無い事だと知れば大切に持ってた相手からの文を相手の胸に無理矢理押し付ける。
もう沢山だ、やりきれない 気持ちで相手に背を向けては思い出した様に女に歩み寄り「悪いけど、仕事入ってるからパーティには行けるか分かんないんだわ」と。
相手が幸せなら其れで良いでは無いか、無理矢理己に言い聞かせて。
メアリーに悪い事したな、と反省しながら己を追って向かいに来た青年に依頼の手紙を受け取る。
不意に相手の婚約者に目を向けた青年が『へぇ、菊ってあーんな若作りの叔母さんが好みなんだ』
(嫌みたっぷりの言葉に女は一瞬表情を歪めるが『ねぇ露草、あの赤髪の坊やが私を苛めるのよ』と甘えて。

3500: 菊 露草 [×]
2014-10-31 20:35:51


>霧ヶ暮

(女に甘えられ相手の視線を感じれば女を突き飛ばしたい衝動に駆られるが、先刻の書類と麻薬の恐怖が脳裏をちらつき弱々しく女の手を取っていて。
女は満足気に笑むと『それじゃお子様同士で楽しんでらっしゃい』と叔母さんと言われたことを根に持ったように言えば自分の手を無理矢理引いてホテルの部屋へと続く階段を登って。

(部屋まで来て力無くベッドに座り込んでは、此処まで来て何をしてるのだと自分の情けなさに頭を抱え、押し返された文を丸めて壁に叩きつける。
『もう諦めなさい。貴方の言葉は坊やにはもう通じない』
「…そんなこと……」
『あの辛そうな顔見たでしょ?これ以上何も傷つけたくないなら坊やから離れなさい』
(まるで洗脳のような言葉に思考を侵され、其れが得策なのかも知れないと思い込んでは空虚なまま女に連れられパーティ会場である屋敷に向かうも、演技など出来る心境になくどうせ相手は来ないのだからと一人テラスに腰掛け各々食事や酒を楽しむ人々をぼんやり眺めていて。

(その頃、メアリー宅では突然の常連組織の契約破棄に騒ぎになっておりやや殺気だって居て、メアリーは居た堪れなくなったのか街に出ていて。
そして相手を見つけるなり泣きそうな顔で腕に飛びつき邸宅で起こった事を分かる限り話して。
『…あのね、私、街で綺麗な女の人がお仕事のお得意様に怖い顔してるところ見たの。…また父様のお仕事無くなったら私どうなっちゃうのかな。…爛、父様と兄様を助けてくれる?』
(不安そうな顔で相手の袖をギュッと握っては頼るのが相手しかいないのだと相手を見上げ。




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