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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
3321:
菊 露草 [×]
2014-10-21 06:59:29
>黒田
(礼を言う相手の表情は乏しいが綺麗なのには変わりなく、ゆっくりでもいいから微笑む姿をいつか見てみたいなと思う。
そして相手との時間はあっという間に過ぎ既に帰る頃合で、こんなにも時が経つのは早かっただろうかと不思議に思うほど。
ただ男達の事を何とかせねば子供達に危険が及んでしまうため、作戦を考えながら相手共に外に出て相手の家までの道を歩き。
…あまり一人で出歩かないようにね。…明日も来るなら迎えに行くから。
(男達のこともあり心配して言うが、後述は何となく相手と居たいが為の口述で。
歩みも以前は相手の前を歩いていたが自然を横に並ぶようになっていて「他にも行きたい所あれば言ってね」と男達の事があるのに呑気に誘っていて。
>笹縫
(翌日、店主の生辰ということもあり茶屋に顔を出してみると案の定すごぶる落ち込む店主の姿があり店員達が困り顔で慰めていて。
『本当に戻ってこないと思わなかったのよ。好きって言ってくれたから絶対戻ってくると思ったの』
『…大丈夫よ、きっと隠れてて驚かせようって思ってるんじゃ……』
『私が妹って言ったのが悪かったのよね。……妹なら絶対別れる心配ないと思ったの。恋仲だと離れちゃうかもしれないでしょ?不安だったのよ』
(項垂れる店主に店員達はお手上げ状態で生辰祝いどころではない様子。
これは気付かれて面倒な事になる前に退散しようとするが後ろからがっしり肩を掴まれて。
『露草!あなた何言ったのよ!あなたに期待してたのに!だから味噌届けさせのに!』
「…人のせいにするなよ。俺に女の気持ちが分かる訳ないだろ」
(溜息混じりに言うも、落ち込み何かに当たっていないとやりきれない店主は聞く耳を持たず、いつもの気丈な態度はどこへやら子供のように凹んでいて。
数時間、店主の愚痴と相談に付き合いつつ今頃相手はちゃんと職を見つけただろうかと、まだ刺客になった事は知らずぼんやり道行く人を眺めていて。
(其の頃、男達は昨夜の相手の功績を称え朝まで一緒に居させ組織に迎え入れると、その証に相手の二の腕に紋章である焼き印を押そうとしていて。
>風間地
(遊郭に入り其の特有の匂いに眉を潜めては首元に巻いている布を鼻元まで上げ更に奥へと足を進める。
そこで目に映る望んでいなかった光景に小さく舌打ちし、壇上で厭な視線を浴び震えながらも芸道を披露する相手に“もう少し我慢してくれ”と心の中で訴えては男達が相手に釘付けなのを良いことに舞台裏に回り期を伺う。
そして相手が次の芸道に移ろうとした所を見計らって煙玉を壇上に投げ込んでは、周囲が騒ぐ間に相手を軽々と抱え遊郭を出て夜の町を走る。
しかし男達は刀を手にしつこく追い回して来て、逃げ切れないと見ると咄嗟に相手を小さな空き家に押し込み自分の羽織を被せては「御免。もうちょっとの辛抱だから。此処から動かないで」と安心させるよう頭を撫でて。
昼間とは身なりは違うため逆に不安にさせるかもしれないが、今はそんなことを考える余裕はなく後手に空き家の戸を閉めては迫ってくる男達を路地裏に誘い込み自分も刀を抜く。
『おい。俺達、密売の仲間だろ?殺り合う気か?』
『まさかあの女を横取りするつもりじゃないだろうな?!』
(罵声を上げて斬りかかってくる男達を睨んでは悲鳴を上げさせる間も無く喉元を斬り裂き絶命させ、転がる肉塊を冷ややかに見下ろしては頬に付着した返り血を手の甲で拭って。
3322:
黒田 燐 [×]
2014-10-21 07:57:34
霧ヶ暮さん»
……(/相手に布団には寝かせられてはその暖かさに気持ち良くすぐに眠りにつくことができて。安心して眠りについたためかぐっすりと眠り、結構時間がたち目を覚まして。
笹縫さん»
……はい。ではおやすみなさい(/相手が納得してくれればいいかと思いながら眠りにつこうとするが相手の視線が気になって眠れず「………どうしましたか?」と。
3323:
菊 露草 [×]
2014-10-21 10:47:15
>霧ヶ暮
(兄と相手の言葉がぐるぐると脳内を巡り、少し高い声で紡がれた“愛してる”の言葉が胸の鼓動と共に煩く残響する。
此処数日の“爛太郎”との記憶や兄の言動を思い起こしては漸く“相手”と繋がり、半信半疑ながら混乱で固まっていた足を動かし相手の後を追い屋上へ向かう。
既に開かれた屋上の扉を潜り目に写ったのはずっと求めていた相手の姿。
しかしどういうわけか青年に押し倒され、じゃれつかれている所で自分にもあの勢いと可愛げがあったらこんなややこしい事にはならなかっただろうかと立ち尽くしたままぼんやり思う。
『あ、菊。流石にもう気付いたよね?』
「……あんた、始めから気付いてて黙ってただろ」
『あははー、ごめんごめん。……気持ち伝えなくていいの?』
「…いい。俺が聞いたのは“爛太郎”の気持ちだし、爛の事は…好き、だけど……」
『…だけど?』
(相手を傷つけた自分を許せないと思うが其れを口には出さず「…あいつが“友人”になろうって言ったから」と頑なに相手に対する気持ちを制御し眉を下げ微笑む。
『…頑固』と言う兄の呟きを背に相手の元に近づき、いつまでも相手の上に乗っかる青年を引き剥がしては相手の腕を取り上体を起こさせ、怒りを含んだような目で紅い瞳を見据える。
長い沈黙の後、俄に切なげに微笑み相手の赤く腫れた頬に手を伸ばし優しく撫でて「…怪我ちゃんと治せよ」と“爛太郎”の事も“愛してる”と言った事も一切触れずに相手の髪を子供扱いするようにワシャワシャと撫で回し、腕を引っ張り立ち上がらせ「そんな薄着で居たらまた風邪引いて子供に近寄れなくなるぞ」と肩を叩いて。
一度何か言いたげに相手を見るも声に出すことはなく手の感触を名残惜しむように握る手に力を込めてはそっと手を離し「…おやすみ」とついさっきまで“相手”が居たような感覚で普通に挨拶し踵を返し屋上を去って。
その後、もやもやした気持ちを紛らわす為に眠気を無視してあと数時間で夜明けを迎える町に出て。
3324:
黒田 燐 [×]
2014-10-21 16:43:07
菊さん»
………(/相手の思っていることや男とのことがあること等わかるはずもなかったが何故一人で出歩くなというのかよくわからないまま「………はい。わかりました…。明日も行きたいです」の述べる。もしかしたら昨夜あの後男と何かあったとだろうかと心配になるが相手からその話は聞いていない、大丈夫だろうと。「………行きたい場所ですか……」と相手の言葉に嬉しく思い。「……そうですね……出来ることならこの町以外の場所…行ってみたいです…ね……」と叶うはずもない己の願いを独り言のようにぼそりと呟いていて。
3325:
笹縫 調 [×]
2014-10-21 18:57:15
>菊
(ようやく認めてくれたのか男達の元へ戻るとそのまま朝まで過ごして、翌日になるとそういえば今日は店主の生辰だったことを思い出し、ちゃんと女に預けた茶道具を受け取ってくれただろうか、欲を言えば己も皆と一緒に祝いたかった等頭の中で色々と考えるが既に再び裏職に染まった己なんて誰も受け入れられないと言い聞かせる。しかし組織に加わる証にと焼き印を近付けられると思わず男達から離れて「…ま、待って…。其れは絶対にしなくちゃいけないの?」と。もし焼き印を押せば其れは永遠に己に残り続け今度こそ後戻りは出来ない、少女にも店主にも二度と会うことは許されなくなる。そう思えば今更ながら少し躊躇いが生まれていて。)
>黒田
…ごめんなさい、気にしなくていいのよ。
(これからは寂しい時に相手の元へ行くことが出来て、お互いを知ることが済めば一緒に暮らしても良いことになり嬉しさで眠気が来ない己が視線をずっと向けていたせいで相手は寝れないようなので上記を苦笑いを浮かべながら述べて己も寝ようと目を閉じる。しかし目を閉じると当然真っ暗で相手が近くに居てくれると分かっていても一人でいるようで寂しい。駄目だと言われていたのだが相手の布団に入ると相手を強く抱き締めて「…やっぱり寂しいわ。」と。)
3326:
菊 露草 [×]
2014-10-21 21:45:24
>黒田
(相手は綺麗でいつ男や女に絡まれてもおかしくないと思うのだが当人は其れを本当に理解しているのだろうかと思いつつ、明日も来たいと言う相手にほんの僅かに微笑んで頷く。
町意外の場所に行きたいという相手は何処か切なげで何か理由があるのだろうかと心配しつつ、自分の知っている綺麗な景色が見える丘や自然のある場所を思い浮かべていて。
本当のところは今直ぐにでも一緒に行きたいが、男の自分が急に誘ったら嫌がるだろうし男達の事もあるので今は我慢して「…じゃあ明日子供達も誘って一緒に行ってみようか。お弁当作ってさ」とほんの少し首を傾け、相手の様子を伺うように提案してみて。
>笹縫
(結局夕刻になっても店主の話は続き流石に気疲れして返事も随分前から相槌だけになっており。
『…きっと調ちゃんに会いに来るお客さんも悲しむわ』
「…だろうな」
『私やっぱり調ちゃんがちゃんとした場所に雇って貰えたか町の人たちに聞いてみるわ!露草も何か分かったら教えてちょうだい』
「……本人に直接聞けば?」
『そ、それもそうね。でも嫌われてないかしら。黙って出て行っちゃったし…』
「それも聞けばいいだろ」
(溜息混じりに答え暫し会話した後、漸く生辰祝いが始まるも自分は裏仕事が入っていたため適当に祝いの言葉をかけ茶屋を後にして。
(裏組織の拠点にて、男達は相手の問いに当然だろと笑っては、刀を向けながら相手の両腕を掴み無理矢理袖をまくっては焼き印を二の腕に近付け。
『裏に入るんだ。女だろうと生半可は許されない』
『焼印が邪魔になると思っているなら心配いらない。枕元の依頼で刺客とバレても殺せば良いだけの話。この焼印が有る事で支障はない』
『お遊びじゃないんだぜ、嬢ちゃん?』
(男は嘲笑うように相手を見下げ更に相手の首筋に刀を近付けると、他の男達に身動きを封じる力を強めるよう指示し焼印をするよう命じて。
3327:
黒田 燐 [×]
2014-10-21 22:17:52
笹縫さん»
………(/気にしなくていいと相手は言うが人の視線が怖い己にとっては気になって仕方ない。小さく溜め息を洩らし寝ようとしては己の布団に入り抱き締められては再び溜め息を洩らす。いくら寂しいとはいえ抱き締めるほどでもないだろうと。無理矢理相手を離せば「………そういうこと…あんまりされたくないです……」と正直に述べる。長い間一緒にいれば多少構わないのだがまだ出会いの少ない人にされるのは凄く嫌で。ぷいっと顔を背けては「………こっちの布団で寝ていいですから抱きついたりしないでください」と述べて。
菊さん»
……(/微笑み頷いて己が相手や子供のところに行ってもいいということに何処かまた会えることに嬉しく感じていて。己の我が儘なのに行ってくれると言う相手は優しいんだなと。「………はい。…ありがとうございます」と礼を述べては頭を下げる。早く明日になってほしいと初めて思いながら明日を楽しみにし。「……それではまた明日…待っていますね」と述べる。
3328:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-21 23:40:35
>風間地
(派手に転ぶ相手に駆け寄ろうとも其の男が相手に駆け寄り起こしてやるのを見詰めては身勝手な嫉妬心が沸き小さく視線を逸らすも隣で微笑む街娘に視線を向けては“まだ居たのか”と。
派手に転んだ事に対し恥ずかしそうにする相手に己は男に照れ臭さを感じてるのだと勘違いしては面白く無さそうに。
『ねーね、御兄さんは私と一緒に遊ばない??』
「さっきから何なんだよ」
(相手の元に駆け寄り起こしてやれば髪を軽く撫で直してやり微笑して。
派手に転んだな、大丈夫か??
(無意識に男に視線を向けては男は困った様に微笑み『御兄さん、そんな敵対心見せないでくれよ』と。
「別に…そんなつもりは無い」
『おや、そう見えて仕舞ったな。悪かったよ』
「………」
(理解出来てない相手を見詰めてはポンポンと頭を撫で“本当に天然だな”なんて考えては男から視線を逸らして。
>笹縫
(抱き付き涙を流す相手を抱き寄せ相手に刀を向けては肩を思い切り斬り付け「さて…まだやるか??」と問い掛ける。
男が膝を付き首を振り“許してくれ”と多額の金を出すのを見ては呆れた様に札束を中に投げ紙面の雨を降らして。
生かしてやるだけ感謝しな
(冷ややかに見詰めては相手の足に刀を振るい相手を戒め傷付けた代償に殺してやりたいのを抑えては場を後にする。
孤児荘への道を辿りながら「………全部聞いたよ、あの遊女から」と。
強く抱き締めては相手の存在を確かめる様に首筋に顔を埋める。
「あんたに…本当に嫌われたのかなんて考えてた。………御免、俺はまだあんたが好きだ」
(軽く口付けては相手がされた事を考えて思わず歯を食い縛って。
>黒田
(布団の擦れる音に相手の方を向いては「おはよ」と短い挨拶をし相手の元に駆け寄る。
まだ若い女があんな物騒な男に追われてる、此の真実だけが腹立たしく“此処は安全だ”とでも言い聞かせる様に相手の僅かに寝癖が付いた髪を軽く撫で直してやれば立ち上がって。
あんた、飯とか作れるか??…俺料理苦手なんだ
(実に平和な言葉を言っては「子供達の飯を作る当番俺なんだけど…作れたもんじゃ無くてな」と。
兎に角相手には穏やかな時間を過ごして欲しく相手の能力も知らないまま和えて何も問わずに咥えてた煙管を仕舞って。
>菊
(一瞬怒りを含んだ目を向けられやはり騙してた事を咎められるかと視線を下に向けるも振って来たのは悲しい程に優しい言葉。
“友人”としての変わらない態度にやはりもう戻れないんだな、と実感しては先程の己の言動が酷く無様で滑稽に思え切な気に微笑んでは「………そう、…だな」と。
相手が去った屋上、兄が己の前にしゃがみ込み『あーあ、本当に振られちゃったね』と釘を差す言葉をぶつけては『貰えるんなら本当に俺が菊の事を貰っちゃいたいけど…此の顔だもんなー』と。
『“爛太郎”は兄さんだったんだね!!!可愛かったなー』と呑気に微笑む青年を尻目に孤児荘に戻っては広間にて眠る子供達を見詰めて。
(翌日、ふらふらと街を歩いては何時かの男頭と出会して仕舞い明らかに嫌な顔をするも腕を掴まれては路地裏に来て。
『露草知らない??さっきからずーっと探してるの』
「…俺が知ってる訳………」
『あぁーもう!!!僕露草と半日以上離れたら死んじゃうからさ』
(“どんな症状だよ”と悪態を付きつつ男頭の為に相手を探してやるなんて御免で手を振り払っては待ち合わせをしてた遊女の元に向かって。
『爛、女を待たせるなんて嫌われるわよ』
「悪かったって」
『で…次はどんな御手伝いかしら』
「…そうじゃなくて…其の、………有り難う」
(言い掛けた女の言葉を割り先日遊女が孤児荘に送った贈り物に付いての礼を言う。
子供達一人一人の筆と教本、半紙。
“只の支援物資だ”と訴える遊女に改めて礼を言い僅かに微笑んでは何時もの茶屋に入り大量の情報冊子を元に難しそうに話し込んで。
3329:
笹縫 調 [×]
2014-10-21 23:59:46
>菊
(己はお遊びのつもりで此処まで来て人を殺めたわけではない、それなりの覚悟を持ってきて少女や店主とはもう二度と会えないことを十分理解して来たのだから今更焼き印を拒む理由もない。首筋に刀を当てられ身体も動かなくなったところで小さく深呼吸しては歯を食い縛り焼き印が刻まれる痛みに涙目で耐えて。二の腕にくっきりと浮かぶ其の印を眺めながら改めて組織に入ったことを実感しては組織に入る上で言っておかねばならぬことを思い出し口を開けば「…一つだけ約束して欲しいことがあるの。私が殺すのは男だけ、男が標的ならどんな依頼でも受ける。其れでいいかしら?」と男達に問い掛けてみて。)
>黒田
(引き離され目を開けると相手の素直な拒否の言葉にはかなり落ち込んでしまう。嫌われないようにしようと我慢していたはずなのに、これから何度か会いに行って互いに仲良くなってからでも全く遅くはなかったのに寂しいからといって抱き着いてしまうなんて。背を向けられ更なる後悔に打ちのめされて自分の布団に戻ろうとしたところ、次の言葉に思わず「…え、いいの?」と。また気を遣ってくれた相手には本当に感謝することばかりだと再確認しつつ優しい言葉に甘え相手の布団に入り直すと狭くても近くに相手が居るということがはっきりと感じることが出来て頬を緩めながらようやく眠りにつき。)
3330:
笹縫 調 [×]
2014-10-22 00:37:55
>霧ヶ暮
(散々己を好き勝手に扱ってきた男が斬りつけられる姿を相手に強く抱き付き顔を埋め見ないようにして。心の奥で今までの恨みを晴らす為に男を殺めろというもう一人の己を抑え、相手と共に歩く帰り道であの遊女にはきちんと御礼をしないといけないなと考えながら相手の想いを聞き入れると「…私も同じよ。嫌われたと思ってたし、貴方が今でも好き。」と涙目のまま笑みを浮かべる。しかしそんな己の表情とは違い歯を食い縛る姿に眉を顰め、ここまで己は相手を悩ませてしまったのだと。何か気の利いた言葉を掛けることも出来ず下を向いては「…本当にごめんなさい。」と小さく呟き。)
3331:
菊 露草 [×]
2014-10-22 01:22:05
>黒田
(礼を言う相手には「…自分が姉さんとそうしたいと思っただけだよ。だからお礼を言うのはこっち」と少し気恥ずかしそうに述べ「また明日」とつい相手の頭を撫でてはその場を去り。
(その後、男達の元に向かい相手が居ない事を怒鳴られるが怯むこと無く男達を睨みつけ。
「…代わりの金になる依頼ならいくらでもする。だからあいつからは手を引け」
『いいだろう。だがあれ程の上玉を見逃すんだ。どんな依頼でも文句は言うな』
(理不尽な依頼をたたきつけられるが相手が無事なら構わないと其れを引受け早速深夜の町に繰り出しては依頼を遂行し明け方家路につく。
其れから風呂や着替えを済ませ、子供達の弁当の下準備を済ませる頃には日も上がっており眠たい目をこすりつつ相手に会えると思うと無意識に気分は高揚し足取り軽く相手の家に赴いて。
>霧ヶ暮
(夜の町をぶらつき結局宿泊費だけ払って寺子屋に戻り、翌日授業を講じるが全く身に入らず考えにふけっていて。
相手と互いに愛し合っているとわかったのにどうしてこうも自分は素直になれないのかと気落ちするも、やはり自分を許すことは出来ず何度目か分からぬ溜息をつく。
丁度その時寺子屋の扉が叩かれ誰だろうと足を向け扉を開くと満面の笑みの男頭に突如抱き付かれ。
『露草!!わぁ、本当に寺子屋の先生もやってるんだね。今、暇?暇だよね。』
(暇じゃないと言う前に腕を絡められグイグイと引っ張られては街まで連れて行かれる。
正直組織合併は正式に決まったし男頭と仲良くする意味はもうないため面倒。
帰らせてくれと腕を振り払おうとした所、丁度茶屋の前を通り掛かり其の中で真剣だが親しげに話す男女の姿が目に止まる。
思わず立ち止まり凝視してしまうが“自分から離れたんじゃないか”と言い聞かせその場を去るももやもやは収まる所を知らず少し羽目を外して現実逃避しようと男頭を無視し真っ昼間から酒屋に向かって。
(少しだけのつもりだった。だが空は既に日暮れ。そして床には酒瓶が何本も転がっており店主も男頭でさえお手上げ状態なほど酔いが回り目が据わっていて。
『菊さん、明日も仕事だろ?この辺にしときなよ』
「……大丈夫だ。金は払う」
『露草。お金の問題じゃないと思うよ。って…聞こえてないよね』
(溜息を吐く男頭を横目にもう一本酒瓶を開けてはボトンと音と立てて床に転がす。
完全に迷惑極まりない泥酔客になる頃、騒ぎになり小さな人だかりができる店外から兄が駆けつけてきて。
『菊…もう何やってるの。…後悔するの自分だよ?』
(自分の肩を掴み叱ってくる兄は相手にしか見えず、酔った勢いで抱きついては人目も気にせず口付けて「爛、愛してる」と何度か呟き断固としてその場から離れようとせずに。
3332:
菊 露草 [×]
2014-10-22 01:34:22
>笹縫
(男の一人は相手の言葉に眉を寄せ阿呆かと眉を寄せ『とんだ甘だな』と相手の顎を掴み愚弄する。
しかし別の男がその手を離させると相手を見て口角を上げて。
『いいだろう。その分しっかり動いて貰う。…それにお前がやらなくても女は俺達がたっぷり遊んで甚振ってから殺ってやるよ。女の殺しの依頼ほど楽しい物はないからな』
『違いない。男を殺しても何にも楽しくないよな』
(男達はケラケラを下品な笑いを零すと、男の殺しの依頼を相手に押し付け『今日も終わったら遊んでくれよ』と手をひらつかせその場を去っていき。
(宵の街、本日は売人から預かった麻薬を依頼人に渡すだけの簡単な仕事。
此処最近冷えてきたしさっさと終わらせようと首元に巻く布を鼻元まで上げては男と落ち合う屋敷裏に向かって。
3333:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-22 02:18:25
>笹縫
(僅かに穏やかな表情になった相手を見ては表情を緩め再び抱き締めては「もう…ちゃんと守るから」とくしゃりと微笑んで。
孤児荘に到着し相手を先に風呂に行かせては己も後から入り寝る準備を整える、相手の自室が有る廊下を歩きながら己の自室の前で足を止めては相手の腕を掴んで。
………今日は、…其の…ほら、一緒に寝てやるよ
(じわじわと羞恥に駆られ何処か上から目線な言い方をし自室に連れ込んでは布団の上で相手と向かい合う様に座る。
ぎゅっと抱き締め布団に入っては照れ臭さから相手と逆方向を見ながら横になり「もう謝るなよ、…あの男との婚約ちゃんと断ったから…許してやるよ。其の代わりしっかり俺があんたを頂戴するからな」
(やや強引な言い方をしては恥ずかしさから瞳を閉じて。
>菊
(情報を纏め遊女と軽い会話を交わせて再び街に出ては軽く食事を取り互いの愚痴を言い合って。
しかし遊女の愚痴とは嫌な客の話、黙って聞いてたが遊女に相手の事を相談する訳には行かず苦笑交じりに話を聞いて。
どうやら数日休みを貰ったらしく『爛、貴方御酒強いんでしょ??』と誘われては数件の居酒屋を巡って。
(既に暗くなる頃、まだ飲み足りない様子の遊女と共に次の酒屋に足を向けては人だかりが出来て居り何事かと店を覗き込む。
どうせ酔っ払いでも居るのだろうと特に気にも掛けなかったが町民の『あらあら、色男があんなにも酔っちゃって』『何か合ったのかしら』と言う声に視線を向けては周囲の目も気にせず兄に口付ける相手の姿に目を見開いて。
相手の隣の男頭は嫉妬を露に『露草!!!ちょっとしっかりしてよ!!!』と声を上げて居てぼんやりと其れを見詰める。
己の姿を見付けた兄が相手に深く口付ける光景が許せずそちらに歩み寄り兄を無理矢理離しては相手を思い切り引き寄せて。
何してんの、そいつ可愛そうじゃん
(男頭に軽く目を向けては相手の顎を持ち上げ嫉妬に狂いそうな心を隠しながら僅かに高い身長から相手を見下ろす。
「其れとも…酔い過ぎて誰でも良くなったとか??」
(冷たい言葉を吐きながら相手の手を引き路地裏に連れ込み壁に押し付け深く口付ける。
何度も角度を変え口付け漸く唇を離しては相手の首筋に鬱血の跡を残しながら耳元で「誰でも良いなら俺にしてみる??」と遊び人の様な言い方をして。
3334:
菊 露草 [×]
2014-10-22 03:26:25
>霧ヶ暮
(相手に口付けているつもりでいたため突然現れた本人に、はてと思うも酔った頭ではそんな事すら理解出来ず路地裏に連れられ唇を奪われては翻弄されながらも相手の肩を掴んで口付けに応える。
首筋に感じるチクリとした痛みや耳元に掛かる息に小さく吐息を漏らしては、相手の問いかけに紅い瞳をぼんやりと見詰め肩に置いてある手を相手の首に引っ掛けて。
…爛が良い。他の誰かじゃ駄目だ。……爛じゃないと嫌だ。爛以外は考えられない。
(相手の瞳を見つめながら同じような言葉を熱っぽく繰り返し呟き、相手の腰に手を移動させながら相手の首筋を甘噛みしそっと耳元に唇を寄せて「愛してる」と吐息混じり囁き続けざまに「爛は耳、弱いよな」とクスリと笑って空いた手で反対側の耳元に触れるように銀髪を掻きあげて。
それから幾度も相手の名を呼んで唇を奪うが、無意識に罪悪感を抱き涙が頬を伝う。
その瞬間、路地の横から此方目掛けて水が飛んできて其れを頭から思いっきり被る。
一気に酔いが冷めては何事かとそちらに目を向けると桶を手にわなわなと震える男頭が居て。
『ちょっと露草、酔ってるからってやり過ぎだよ!僕というものがありながら!!』
(いつ誰がお前の物に?と思うが、悪酔いしたのは事実。
いくら相手への気持ちが真実だったとしても相手はこんな事をされて気色悪いと感じたに違いない。
相手の目を見れずポタリポタリと水滴が地面に吸い込まれて行くのを見ていたが、重たい空気を裂くように相手の肩をやんわり押し離れて「…悪い。嫌な思いさせて…。迷惑かけた」と小声で謝罪してはふらつく足取りで相手の横を通り過ぎ、男頭や兄も無視してその場を去ろうとして。
3335:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-10-22 04:35:13
>菊
(酔いを含んだ相手の熱っぽい言葉に興奮が掻き立てられ膨れ上がる期待と共に耳元を撫でられてはビクリと反応して。
甘く深い口付けに応えながら相手の頭に手を回し心から相手を求める。
相手の涙に思考が止まり、唇を離しては涙を拭おうとするも飛んで来た水飛沫により其の必要も無くなる。
男頭の言葉に“既にそいつと出来てたのか”なんて思えば沸々と行き場の無い嫉妬心に侵されやがて其れは怒りに変わり去ろうとする相手の腕を強く掴んでは胸倉を掴み再び壁に押しやる。
…巫山戯んな!!!あんた俺を…餓鬼だからって馬鹿にしてるんだろ!!!
期待ばっかさせやがって、…っあんな事言われたら…もう無理だって分かっててもあんたばかりを求めて仕舞うだろうが!!
そいつと出来てる癖に…あんな、………
(兄に無理矢理相手から離されては乱れた呼吸を整える。
男頭が相手に『露草!!!大丈夫??』と駆け寄るのを睨み付ける様に見詰めてはフッと力が抜けた様に視線を落として。
此れ迄に無い程の怒りをぶつけて仕舞い力無く相手に視線を向けては「もう、良い…分かってた。全部、最初から無理だったんだよ」と。
女々しくも潤む瞳を隠す様に俯き兄を押し退ける。
男頭と共に居る相手を見る度に嫉妬に狂いそうになり自我を無くしそうになる。
相手にとって迷惑以外の何者でも無いのに。
何も言わずに場を後にしては孤児荘に帰る気にもなれずに丘に向かう。
寂しさを相手以外の者で埋めるなんて器用な真似は出来ない、しかし新しい恋人を見付ければ此の気持ちも少しは変わるのかな、なんて思いを抱えて。
明日、最近行動を共にする遊女に交際でも申し込もうかと決めては相手への気持ちに蹴りを付けて。
3336:
黒田 燐 [×]
2014-10-22 07:05:26
霧ヶ暮さん»
………おはようございます(/髪を撫でて寝癖を直してくれたらしい相手を見て挨拶を返す。己も立ち上がり「………料理ですか……出来ますよ」と。一人で暮らしてきた己にとっては料理は出来るようになり好きになった。仕舞い終えた相手を見ては相手と共に部屋から出る。
笹縫さん»
……(/それから相手が寝たのを確認すれば己も眠りにつき。気がつけば無意識のうちに相手の手を軽く握ってしまっていて。
菊さん»
……(/己の頭を撫で去っていく相手の後ろ姿を見れば心の何処かで寂しいと感じ始めていて。明日はまた会えると考え寝ようと布団に入る。
(/翌日の早朝、相手が来てくれる、それだけで嬉しく感じては早く起きてすぐ用意を終えてチラチラと外を見て相手の姿が見えれば自家から出て「………おはようございます」と。
3337:
菊 露草 [×]
2014-10-22 13:31:50
>霧ヶ暮
(胸倉を掴まれ怒鳴られて“違う”と言おうとするが相手の怒りを含む潤んだ瞳を見て何も言えなくなり、相手が去った後も茫然と立ち尽くしよろめく身体を男頭に支えられる。
何が起こったのか暫く理解出来なかったが、また自分の身勝手で相手を傷付けた事を理解すると酒に溺れて相手を求めてしまった自分を恨み唇を噛み締めては兄や男頭、町民の心配の声も耳に入らずふらふらとした足取りで寺子屋に帰って。
(翌朝、酷い二日酔いで目を覚ますが記憶はしっかり残っており布団から起き上がる気力が起きず寝返りを打つ。と同時に襖が開き、兄が湯呑を手に入ってきて。
『あ、目覚めた?これ、生姜湯。二日酔いにはいいよー』
「…悪い」
『いいって。…今日は休んだら?』
「…二日酔いで休むとか笑えない」
『でもそんなんじゃ授業にならないでしょ。…まだお酒の臭い残ってるし』
(兄の言葉に自分の不甲斐なさに俯いては昨夜の事も含め今一度謝罪し、湯浴びして身体を流した後、せめて何かしようと兄の目を盗んで子供達の教材を探しに貸本屋に向かって。
(子供達の為と託けたが本当は何かしていないと相手の事でどんどん悲観的になり卑屈になるのが嫌だからで、下を向き歩いていると突如前方を何者かに立ち塞がれ、顔を上げればそこには笑顔の叔父がいて。
『ナギ君!よかった今会いに行こうと思ってたんだよ。…ん?なんか元気ないな』
「…あ…えっと、大丈夫です。…何の用でしたか」
『何の用じゃないだろ?縁談の話の返事がちっとも来ないから此方から来たってわけさ』
「…ああ…。すみません。仕事が立て込んでいて」
『そうかそうか。で、今ちょっと時間あるか?今日も良い子紹介しようと思って色々持ってきたんだ』
(この人話聞いてたかなと思いつつ、断れる雰囲気では無かった為そのまま近くの食事処に連れられ、周囲にあからさまに分かる声の大きさと態度で縁談の話が進められ無碍にも出来ず愛想笑いで応える。周囲は『菊先生もついに縁付きかぁ』『嫁を貰うのかね?それとも婿入りかしら』と色めき立っていて。
3338:
参加希望 [×]
2014-10-22 13:43:11
(/途中参加は可能ですか?)
3339:
菊 露草 [×]
2014-10-22 13:43:23
>黒田
(眠気は残るが相手の前では其れを感じさせてはいけないといつも通り微笑んでは「おはよ」と挨拶し返す。
不思議と相手の顔を見ているだけで疲れは吹っ飛び、この後行く所を説明しながらひとまず寺子屋まで来て。
(その後早々に出かける準備を済ませ年少の少女をおぶっては丘に向けて寺子屋を出る。
『お姉ちゃん。僕が守ってあげるから手、つなごう!』
『とかいって、お姉ちゃんと手繋ぎたいだけの癖にー』
『燐姉ぇは私と一緒にお弁当食べようね。姉ぇは自分のお弁当持ってきたの?』
(子供達は早速相手の取り合いをはじめており、その頬やましい光景に頬を緩めつつ最後の少女の問いかけは自分も気になると思わず相手を見る。
相手の弁当は一応持ってきているが相手の作った弁当も気になるしあわよくば食べてみたいなと思っていて。
3340:
風間地 花 [×]
2014-10-22 14:09:54
>笹縫
あ…(相手に腕を強く引かれると少しよろけ転びそうになるがなんとか小走りで着いていき、また相手の家に入ると少し距離を取ろうとするがピタリと身体が動かなくなってしまい何事かと少しオロオロすると相手が自分を抱き締めたことに嫌な予感がして、だが逃げようにも身体が動かなく相手に接吻をされても抵抗出来ず
>菊
…(今にも流れ落ちそうな涙を必死に堪えながら微笑みを浮かべ芸を続けると次に行こうとした瞬間突然の煙玉にビクッと身体を揺らした瞬間突然体がヒョイっと浮き今度はなに、とでも言うような表情を浮かべると普段とは違う相手の姿が見え一瞬誰?となり。
空き家に入れられると部屋の隅の方に行き相手が自分に羽織をかけ頭を撫でると少し顔を上げ空き家から出る相手の背中を見つめており。
しばらくして扉の前に行くとソッと扉を開けて外をキョロキョロと見渡し相手は大丈夫だろうか、と心配し
>霧ヶ暮
あ…す、すみません…(相手に起こしてもらい髪を撫でられるとまた恥ずかしそうに下を向いてしまい。
話をしている二人をキョトンとしながら見つめると男が視線に気づいたのか自分の肩に手を乗せ後ろから抱きつくような体制になり『まー…いいやとりあえず仕事の話したいんだけど』なんて言われ顔をあげ。
「あ…またやるの?」
『うん、よろしく』
「う、うん…」
と少し困り顔で頷き
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