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大江戸乱舞物語/4230


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自分のトピックを作る
2821: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-26 01:21:21



>白夜

(相手の頭を撫で手を取れば「可愛い顔してんだから隠すなよ」と。
子供達が遊びに駆けてく中相手の頭に乗る花冠の位置をちゃんと正してやり子供ながらの不器用さからか解れた場所を軽く直してやる。
不意に落ちた花を拾っては相手の薬指に巻き付けて。

他の男に、譲るなよ
(微笑しながら相手の髪を耳に掛けてやり薬指にそっと口付けを落としては「よし、飯作るか」と。


>菊

(裏仕事をする際に相手の裏の通り名での噂を聞くが相手が再び子売りを始めたと言うにわかに信じがたい話に眉を潜めては相手が帰って来ている事を知らない故に人違いだと言い聞かせる。
日本に帰り数日立つが相手の姿等見てないし毎日港に通ってるのに相手が帰って来た姿は見ていない。
腰の刀に手を添え同じ事を繰り返してる故に治らない風邪に溜息を付きながら依頼へと向かう。
相手への未練を振り切る様に仕事漬けにしてたからか最近仕事の手際も良く、今宵もあっという間に暗殺を済ませ報酬を受け取っては何時もの如く港へと向かって何度か着いた船から相手の姿を探して。
やはり見当たらない相手に“今日も駄目だったか”と気落ちしながらふと丘に向かえば赤子の泣き声が聞こえ足を止め辺りを見回す。
寒空の中、薄い着物に包まれ泣き喚く赤子を見付けては放っとく事等出来る筈も無く赤子を抱き上げては己の上着に包み背中をトントンとし宥める。
落ち着いた様な赤子の着物に挟まれる手紙に此れから此の子の親か何方かが来るのだろうと解釈しては赤子の体温を守る様に抱き締める。
鼻を啜りながら赤子をあやしては小さく笑う赤子に己も微笑み、誰にも見せない様な屈託の無い笑顔で赤子に「寒かっただろ、…まぁちっと暖まって来たか。…俺もさっき迄港に居たから冷たくて悪いな」と話し掛けては小さな手にそっと触れて。
早く保護者が来ないだろうか、と辺りを見回しながら何度かくしゃみをするも赤子に移っては行けないと余所を向いて。

2822: 菊 露草 [×]
2014-09-26 02:15:38


>白夜

(朝早くから病院に趣き、看護師に無理を言っては相手の病室に通して貰う。
寝台の横にある椅子に腰かけて、あどけない表情でうずくまって眠る相手の寝顔を見つめ「…可愛い」と思わず小さく零せば頬笑みじっと起きるまで見つめていて



>霧ヶ暮

(丘に着き紙に記された場所に向かうと思いもかけない人物が赤子を抱えているのが目に入り慌てて木の後ろに隠れ息を潜める。
久々に見る相手は自分でも滅多に見ない優しい微笑みを赤子に向けていてその美しさに思わず息を呑む。
しかし顔色は優れなく何度もくしゃみする様に性懲りもなく心配して。
それにしてもこの状況。どうしたものかと内心頭を抱える。
相手と顔を合わせるなど今は考えられず相手が赤子を孤児荘に連れ帰ってくれることを願い簪が鳴らぬよう気配を消して丘を下って。

(依頼を先延ばしにしてもらった翌日、やや気不味い関係の幼馴染の家に向かって
『あらナギ。……どうしたの?』
「…頼みが、ある。多分、孤児荘に赤子がいるから引き取りに行ってくれないか」
『え。自分で行けばいいじゃない。帰国したこと言ってないんでしょ?』
「…俺が帰ったことは言わないで、この事もあんたの里親探しの仕事って事にして欲しい」
『人の話聞こうよ。……こういう時だけ頼るんだから』
「あと此れも渡して欲しい」
『風邪薬?しかも良い奴。………あなたね。………もういいわよ。分かったわ。ただし今度一緒に街で何か奢ってよね』
「…ああ。恩に着る。……俺の事は言うなよ」
『はいはい。………でもナギがその気なら私だって…』
「…?」
(幼馴染が何か言うが良く聞き取れず首を傾げるも、今は相手の風邪や赤子の件が心配でそれどころではなく幼馴染に念を押しては、また後で落ち合う約束をし寺小屋に向かって


2823: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-26 03:00:09



>菊

(結局保護者らしき人物は訪れる事無く終わり何時までもこうして居ても赤子の身体に障ると考え渋々孤児荘に連れ帰っては毛布に寝かせ己も隣で眠る。
帰ったのは朝方、睡眠時間もまともに取れぬまま客人だと少女に起こされては乱れた着物を軽く直し部屋に通す。
久し振りの幼馴染みの姿に一瞬きょとんとするが帰国を告げられては「御帰り、あんたも大変だったな」と。
すやすやと寝息を立てる赤子に目を向けては思い出した様に幼馴染みは口を開く。
『私ね…其の子を引き取りに来たのよ、素敵な里親も見付かって』
「あんたの仕事だったのか」
『そうそう、待ち合わせ場所に其の子の親が来なかったから焦ったわ』
「丘に置き去りにされてたぞ」
『あ…あら、最低ね』
(赤子を抱き抱え幼馴染みに受け渡しては「良かったな」と赤子に囁いて。
チラリと幼馴染みを見詰めてはずっと聞きたかった事を問い掛ける。
「あの…帰国は、あんた一人か」
『…ナギの事を聞きたいのかしら』
「や…そういう訳じゃ…」
『素直じゃ無いわね、全く。…帰国は私一人よ』
「そっか、…嫌、深い意味は無いんだ」
(誤魔化す様に寝癖だらけの頭を掻いては不意に幼馴染みに突き付けられた袋に目を向けて。
『風邪でしょ??…一体何してたらそんなにくしゃみ出るのよ』
「気付いてたのか、…ってか此れ結構上等な薬だな。あんたが買ってくれたのか??」
『へ??…あ、…え、えぇ。そうよ』
「悪いな、有り難く貰うよ」
(何故か余所余所しい幼馴染みを疑問に思ったが問い掛ける事はせずに赤子を抱く幼馴染みを街迄送る。
不意に通り掛かった船着き場の男が慣れ親しむ様に己に駆け寄っては『よぅ、あんた何時もの兄さんだろ??銀髪だから直ぐに分かったよ』と己の肩を叩いて来て。
『あんた何時も高台で何してんだい??海が好きなのは良いが何時も鼻水ズルズルくしゃみ連発じゃないか、最近は寒いから深夜の海は諦めた方が利口だぜ』
「…分かってる、もう行かないさ」
(僅かに緩んだ無表情で返しては船着き場の男と別れ幼馴染みを送り届けては孤児荘に戻って。


2824: 笹縫 調 [×]
2014-09-26 03:03:36


>月読

(天候があまり良くないからか、いつもより女の数も少なく声を掛けてみてもなかなか捕まらない。たまにはこういう日もあるかと思いつつ街中を歩いていると目の前には荷物を積んだ男の姿が現れ。何故そんなに纏め買いするのかと疑問に思いつつ前が見えているかどうか微妙なところだが今は気分も良くないので勝手に気付いて避けてくれるだろうと判断すれば自分からは避けずに立っていて。)

>巫

ありがとう。
(この前の女に大きさは合わせているので己も着られないし、わざわざこの着物に大きさが合う女を探すのも面倒なのでどうせ捨てられるだけの着物を受け取れば笑みを向けて上記。すると予想通りの問いを掛けられて何か悟られないように笑みは崩さぬまま「…あの子は今、体調を崩しているのよ。だから取りに来るのも遅くなっちゃったの。」なんて適当な嘘で返しておき。)

>菊

(相手は店主を呼びにいくことはなく近くに居てくれて、一人じゃないと分かれば次第に心も落ち着いてきて涙目ながらも其れが零れることはなくなり。己の言うことなんて聞かずに走って店主を呼んで来れば全て店主任せに出来るのでその方が楽で面倒ではないのに此処に居ることを選んでくれたのは相手の優しさか、もしくは店主に怒られるのが怖かっただけなのか。不意に言われた悪口とも取れる言葉に一瞬むっとした表情を浮かべるが今の状態から見ても全くその通りで言い返しようがないのでただ沈黙を続けて。己の寂しさを埋める為に話題を作ろうとしてくれているのか相手の口から次に出たのは少女のこと、しかも記憶を消したことについて。理由を聞いて怒らない自信はないし確かに聞きたくもない。しかし”俺なんか”という言葉は心に引っかかり「…ちゃんと聞くわよ。少なくとも男の中なら一番信用してるんだから…」とやや小さめの声で呟いて。)

>霧ヶ暮

(相手にしつこく婚約を迫ったという事実だけでこの女は悪い奴だと心の中で勝手に考えていたのだが一緒にしばらく居てみると悪いところ等見つからず寧ろとても良い人でこういう女なら相手と婚約しても良かったかもしれないなんて思ってしまう。着物屋の中、流行に合わせて色とりどりの着物を眺めながら「貴女も顔立ちが綺麗だからどんな着物でも似合うわよ」と決してお世辞ではない褒め言葉を掛け、己の分の代金まで払ってくれた着物を受け取れば嬉しそうに微笑んで。女と遊ぶのは楽しい。大抵話が合うし、お揃いの着物を着たり女同士出来ることがたくさんある。しかし、女と遊ぶ時は相手と一緒に居る時のように胸の鼓動が激しくなることはない、接吻する感覚も何処か違う。無意識に相手に似合いそうな着物に視線が行っていたことに気付けばすぐに女へ戻して。)

>白夜

あら、そう?
(多少好き嫌いは誰にでもあるだろうに己の作るものなら何でもいいなんて言われれば多少大げさでも嬉しく感じる。何を作るか考えながら米を炊いてしまえば定番ではあるがおにぎりでも作ろうと考えも纏まって「…一緒にお結び作りましょう?」と提案してみて。)



2825: 白夜 澪 [×]
2014-09-26 06:29:48

>霧ヶ暮
(撫で受ければ小さく頷いて相手を見て冠の位置を正してくれたりすれば「……ありがとう」と言い。相手の言葉に頷いて「……そんなことしないもん!」と言い「……うん!作る!」と笑顔で言い


>菊
(しばらくしてゆっくりと目を覚ますが少し眠いのか目を擦り相手をぼんやりと見つめながら「……にぃさん…おはよう」と言い小さく微笑んで相手に触れたい気持ちがあり相手に手を伸ばし相手の手を握り

>笹縫
……うん!(まだ相手の作った料理を食べたのは少ないが何より美味しいということがわかっていて。おむすびと聞いては「……うん!おむすび作る!!」と嬉しそうな笑顔で言い

2826: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-26 11:38:36



>笹縫

(孤児荘に戻るも幼子達に『団子が食べたい』とせがまれ結局街に戻る羽目になるが最近茶屋にも連れてやって無かったな、と素直に了承する。
子供達に手を引かれると言う己の容姿からは想像出来ない光景だが見慣れてる町民は微笑みながら声を掛けて来てくれて。
茶屋に入っては看板娘の女が子供達には温めの御茶を運んでくる。
『あら、何か元気が無いわね』
「そうか??」
『爛兄ちゃん私此れ!!!』
(子供達の言葉にさっさと注文しては外を見詰めて。

2827: 菊 露草 [×]
2014-09-26 12:22:56


>霧ヶ暮

(昼過ぎ、寺子屋に幼馴染が赤子を抱えやって来て、ホッと安堵し礼を言って赤子を受け取るも相手の様子がどうだったか気になり無言で幼馴染を見てしまい。
『……はぁ。そんなに気になるなら何で直接行かないのよ』
「……」
『風邪、随分拗らせてるみたいだった。……港に毎日通ってるみたいよ。何でかしらね』
(意味深げに幼馴染に言われ、まさかとは思うがすぐに首を横に振る。
相手が自分を待つなんてあり得ない。誰か待っているとしたら別の誰かだ。自分ではない。
『で…その赤子。どうするの?』
「……悪い。言えない」
『でしょーね。………茶屋にも一緒に行ってよね』
「あ、ああ。分かった。」
(呆れかえったかと思えば自分の返答に嬉しそうに微笑む幼馴染を不思議に思いつつ相手は一体港で何をしているのかと。

(その宵、師範に赤子のおもりを頼み別件の麻薬の仲介の仕事に行く。
久々とは言え刀も抜かない話を聞くだけのような仕事の為、早々に終わらすと家路を行く。
しかし途中、相手が港に通っていると聞いた事を思い出せば懲りずに淡い期待を抱き港へ向かい船着き場から少し離れた場所で身を潜めて顔を覗かせ。
相手の姿は来ていないのか物陰に隠れ見えないだけなのか確認出来ない。
その時、丁度船が着いて人が降りてきて。
人が来ると面倒だしもう帰ろうとした時、到着した人の中にあの夜見た銀髪の女の姿が見え目を見開く。
そして相手はこの女を待っていたのかと勘違いすれば少しでも自分を待っていてくれたのかもを期待した事に自嘲の笑みを零しその場を去って。




2828: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-26 22:49:21



>白夜

(相手と夕食を作る最中、少年に客人だと呼び止められては渋々そちらに向かい玄関口迄来る。
其処に居たのは以前有った事の有る裏仕事の仲間で会うのは久し振り故に変わらぬ無表情で目前の女に向き直って。
『ね、夜一緒に出掛けましょうよ』
「いきなり何だよ」
『久し振りじゃない、私達良い仲じゃないの』
「聞こえが悪い、…分かったよ、夜だな」
『楽しみにしてるわ』
「酒飲みに行くだけだろ、奢れよ」
(無愛想に行っては女と別れ台所に向かい再び料理を作り初めて。


>菊

(行かないと言った癖に未練がましく港に来ては高台に腰を降ろし何度か着く船から乗客を見詰め相手の姿を探す。
薬を飲んでいても同じ事の繰り返しを続けて居る為治る筈も無く日に日に悪化してく風邪に嫌気が差しながらも足は習慣の如く港へと向かって。
鼻を啜りながら今日も駄目だった、と肩を降ろし高台から飛び降りては不意に背後から何者かに抱き締められ驚きながらも振り替える。
『だーれだ』
「…は??御前…てか何で日本語…」
『喋れないと思ってたんでしょ、私生まれは日本よ??』
「………兎に角俺帰るから」
『あら、会いに来たのに??』
「言っただろ、あんたは仕事の都合で付き合ってただけだ」
『あんなに愛してくれたのに??』
「演技だよ、上手いだろ」
(女の腕を振り払っては今日の分の船はもう来ない為に身震いし上着を着直しては孤児荘へと戻って。

(翌日、痛む頭に耐えられず幼馴染みから貰った薬を飲むが直らない事を理解してる己も居ては無駄な事だと自嘲気味に笑みを溢す。
しかし幼馴染みの誠意を無駄にする訳にも行かない。
熱い茶で苦い薬を流し込んでは街に出て“お菊”と言う源氏名の女に情報を分けて貰うべく茶屋の奥の席、小声で話をして。
遊女で有る事を隠し街娘の変装をして居るにも関わらず顔立ちだけは誤魔化せて無くて。

2829: 白夜 澪 [×]
2014-09-26 23:24:18

>霧ヶ暮
(客人のところに行った相手を待っていて戻ってきた相手を見れば何かあったのかと不安になり「………何かあったの…?」と少し控えめに聞いてみて

2830: 菊 露草 [×]
2014-09-27 00:22:24



>笹縫

(相手の言葉に小さく目を見開き床に視線を落とすと、もっと早くにその言葉を聞きけていたらと微かに苦笑を浮かべて。
それに改まってちゃんと聞かれると不明瞭な理由なだけに言い出しにくい。

(あの時、少女の記憶を消さずに自分がしようとしている事を明かし相手に少女と待っていて貰うか、他所に少女を預けようとも考えた。しかし、相手には一度“何とかする”と言って断られていたし、今にも自害をしそうだった相手があの極限状態の中、相手を敵視してもおかしくない自分が“信じて待ってほしい”と言ったところで戯言とお情けにしか聞こえないだろうと。ならば相手が本心でなくとも“忘れて”と言うなら一時でも少女を守る為のその意気を呑んだ上で事を実行しようと。また、少女が記憶を残したまま相手と離れられるとは思えなかった。相手は辛いだろうが終りが良ければ其れで良いと安易に考えて…。しかし相手が“生きる”と条件を呑み、一人涙するのを見た時点で引き返し真実を明かすべきだったのかもしれない。だが今更…と自分の矜持が邪魔をして言えなくなり……。長い沈黙。そんな事を思うがやはり全ては言えないなと小さく息を吐き

あの子の記憶を消したのは…あの子のためだ。…ただ俺があんたを信用して全て話していれば必要のないことだったし、あんたを傷付ける事もなかった。
(だいたい大見えを切って“守る”なんて気恥しい事を言える訳がない。と幾多の交差する感情を思いつつ口に出したのはたったの2行だけ。しかも未だに自分が行った事を口には出せず曖昧に言葉を濁らせて述べれば「……悪かった」と静かな声色で謝って。



>白夜

(目を覚まし病院だというのに自分に普通に挨拶してくる相手を見て少し可笑しくなり「おはよう。…寝ぼけてるのか?」と微笑んでは握られる手を握り返し頬にそっと口付け、悪戯に耳に息をふぅと吹きかけて


2831: 菊 露草 [×]
2014-09-27 00:25:48


>霧ヶ暮

(翌日、昨夜の銀髪の女の件で目覚めの悪い朝を迎えては、髪を高く結い普通の黒棒簪を挿して幼馴染と合流し茶屋に向かう。
いつになく小奇麗に着飾る幼馴染に「茶屋に行くだけだろ…」と心ない一言を無自覚に浴びせつつ茶屋の入口まで来て。
其処で普通なら気付かないものを、相手の事となるともはや人並み外れて鋭敏になっており店の奥で相手と見た目は違うがいつか写真で見た女が親しげに話しているのに目がいって。
「……場所を変えよう」
『え?…あ、ああ…。うん、いいわよ』
(小さな街。鉢合わせなんて当たり前だがこうも相手が女誑しだとは思わなかった。
失望の中、幼馴染が腕を絡めて来るのに作り笑顔で応えては茶屋の前を離れて。

(幼馴染と別の茶屋で一服し、街で帯留めを買い与えては夕刻まで時間を共にし家まで送って。
その後、寺子屋に戻り袴に着替え首元に布を巻いては簪を腰に差し、赤子を抱えて売人の元に向かう。
この売人は裏組織の中でも子供を悪質な輩に売りつけると悪名高いが、実際は私生活を切り詰めてまで子供の良い里親を見つける良心的な売人で。
ただ事実が知れると売人は動きづらくなるため、悪名を売り真相を隠している。
そんな売人の住居まで時折声を上げる赤子をあやしつつ路地裏を辿って来て。
『また勿か。…最近多いね。』
「…悪いな。この手ではあんたしか頼れる人間がいないんだ」
『まあ善処するよ』
(玄関口で短く小声で会話し、赤子と金を交換するとどこに人目があるかも分からぬため振り返る事無くその場を後にする。
風が吹き肌寒さを感じれば首元の布を高く上げ、時々カランと音立てながら路地を行く足を速めて。


2832: 白夜 澪 [×]
2014-09-27 00:40:27

>菊
(相手の微笑みに嬉しくなり「………寝ぼけてないよ」と言い頬に口付けられては頬を赤く染め。耳に息を吹き掛けられてはされるとは思ってなかったためか少しビクッとして耳を抑えて「………うぅ……に、にぃさん……」と言ってから黙り込み恥ずかしさを隠すようにギュッと相手に抱きついて

2833: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-27 01:31:55



>白夜

あ??…嫌、知り合いが来ただけ
(相手の頭を軽く撫でては特に深くも考えて無かったからか女の事は告げずに。
食卓を囲み何時にも変わらずに美味い相手の料理を堪能し再び相手と片付けを済ませては自室にて出掛ける準備をする。
迎えに来た女に「付き合ってやるんだから裏の情報寄越せよ」と言い肩を並べ街に出て。


>菊

(女郎と言う立場を立てに取った女の情報は実に有力で礼を言っては御互いの情報を分け茶屋を出る。
街の中、ズルズルと鼻を啜り夕飯の材料を買いに行き味見と色々な物を渡されるが鼻詰まりにより全く味がせずに。

(夜、とある大きな家の二階に転がる血塗れの躯から書類を抜き取ってはくしゃみを一つして躯を蹴り上げる。
血に濡れて仕舞った事を有り裏路地を通り港に向かっては高台に昇り船から降りる人々に目を向ける。
ふと疲れと睡魔が襲い掛かりコクリコクリと居眠りをしてはふと体制を崩し見事に海に転落して仕舞う。
やっちまったな、と暗い海を泳ぎ陸に上がっては帰らないと行けないのは分かってるのにもし相手が帰って来たらと考えると素直に帰れない己も居て。
結局最後の便迄残っては大人しく孤児荘への道を辿る。
其の時、夜中にも関わらず幼馴染みに出くわしては一瞬驚くも「何してんだよ」と問い掛けて。
『何って…仕事よ、其より其のびしゃびしゃな着物は何??道が出来てるじゃないのよ』
「居眠りしてたら海に落ちた」
『あら、行かないんじゃ無かったの??』「………」
『馬鹿ね、また風邪悪化するわね』
「明日は孤児荘で大人しくしてる」
(静かに言っては重みを増した着物を引き摺り孤児荘への帰路を辿って。


2834: 菊 露草 [×]
2014-09-27 02:16:28


>白夜

(相手を抱きしめ返しては「ん?どうした」と惚けたように笑い相手の肩を軽く押して身を離すと白い頬を朱に染める相手の顔を覗きこみ。それから頭を撫でると少し真剣な表情になり「親から何か聞いてるか?」と控えめに静かな声色で尋ねて


>霧ヶ暮

(寺子屋への帰路、銀髪の女の事や女郎の事を思い出しては相手の人間性を疑うと共に酷く気落ちし俯いて歩いていて。
そんな時、夕刻別れたはずの幼馴染が前方から気難しい顔で近づいてきて
『帰り、遅かったのね』
「…仕事だよ。何か用か?」
『もういい加減素直になったら?…霧ヶ暮さんが可哀想になってきたわ』
「…なんで、…あいつの味方するんだよ」
『そんなんじゃないわよ!…あの人こんな寒いのにまだ港に行ってるみたい』
「……なんだ、まだ他にも居たのか」
『ナギが何を思ってるかしらないけど、このままじゃ霧ヶ暮さん……』
「…なんだよ」
『なんでもない。後悔しても知らないから』
(また最後まで言わずに涙目で去っていく幼馴染に眉を潜めつつ、相手はまだ他の女と会っているのかと。それで風邪をこじらせるなんて自業自得だ。知ったことではない。
どこか心に引っ掛かりを覚えつつ、そう言い聞かせては寺子屋に向かって。
重い足取りで丁度、孤児荘と寺子屋に行く為の道が交差する地点突如横道から手が伸びてきて引っ張り込まれ。
「…凛!?…どうしたんだよ」
『帰りが遅いから迎えに来ちゃった。…あれ?なんかあった?不機嫌そうな顔してる』
「…別に。」
『嘘だね。……爛のこと?』
(そう言われた瞬間、相手が女達や青年と仲良くする姿が脳裏を過ぎり、カッと怒りと失望が湧き上がり投げやりな気持ちになれば、兄を壁に押し付けあの時よりも深く兄を求めるように口付けて。


2835: 笹縫 調 [×]
2014-09-27 05:49:31


>白夜

(炊き終わった御飯を団扇で冷まし手で持てる熱さになったのを確認すれば具材になりそうなものをいくつか用意しておき「じゃあ始めましょう」と作り始めて。おむすびなんて簡単で時間も然程掛からないので一人でさっさと作ってしまればいいのだが、相手と一緒に作るとそんな短い時間でも其れが楽しみに変わり、朝から幸せだと思いながら笑みを零して。)

>霧ヶ暮

(お揃いの着物を身に付け、女と共にくっついて街中を歩いているととある茶屋の中で子供達と居る相手の姿を見つけて。先程の疑問をはっきりさせる為に直接聞いてみようと考えるが隣にいる女は相手に直前で婚約を断られている。今裏切られた人に会わせるのは可哀想かと。しかも孤児荘の子供達も居るので抜け出した己に戻ってきて欲しいと言われたら困ってしまう。それに疑問の答えはなんとなく予想がついていて相手の口から現実を突きつけられるのも辛い。そう考えれば気付かなかった振りをして其の場を離れようとして。)

>菊

(もういっそ相手と少女についてことを全て忘れてしまいたい。己と少女の記憶を相手に全て消してもらえば少女の父は一応自害という形で死んでいるのだから記憶がなければ己がやったとは分からないだろうし今のような状況にまでなることは必ずないだろう。失った客等は返ってこないが店主の元で働かせてくれるのならそんなことはどうでもいい。其の願いが叶えば己は店主に恋したまま看板娘として茶屋で働き続けて幸せになれるのか、こんな辛い思いをしなくても済むのか。曖昧な言葉を聞けばもしかして相手も同じことを考えているのでは、と思ってしまって。どうせ相手の能力は無闇矢鱈に使えない為、不可能なのは十分に理解している。「…もう何でもいいわよ。私はあの人さえ傍に居てくれれば何でも耐えられる…。」少女が傍に居てくれても心は安らぐが店主と少女、これからどっちと一緒にいたいかと問われると迷わず店主を選ぶ。なぜなら一緒にいない方が少女にとって幸せに繋がり誰よりも己が幸せになって欲しいと考えているからで「今までのことはどうでもいいから…あの子を幸せにしてあげて欲しい…。」と結局相手に頼ることしか出来ず。)



2836: 白夜 澪 [×]
2014-09-27 06:27:32

>霧ヶ暮
(食事をすませた後何も言わずに出掛けて行ってしまった相手に少し胸が痛むのを感じていて。孤児荘の子供たちが眠ったのを良いことにそっと孤児荘から出る。しばらく夜の町の中を一人でのんびりと歩き一度家に戻り布団の上に寝転がりボーッと天井を見つめて


>菊
………何も聞いてないよ?(抱き締め返してくれたことに嬉しくなるも身を離され相手から聞かれたことに小さく首を傾げて左記を述べ。自分に聞くということは相手は親に何か言われたのかな…と不安に思い

2837: 白夜 澪 [×]
2014-09-27 07:08:02

>笹縫
(おむすびを作る相手を見てやっぱり上手だなぁ…と思いながら自分も相手のためにと楽しそうに結びをにぎって

2838: 霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-27 09:06:22



>菊

(早朝の孤児荘、体温の厚さに着ていた着流しを僅かに乱し布団の上で瞳を閉じては激しい頭痛に眉を潜める。
年長の少女が額の手拭いを変えに来ては己の額に手を乗せ『兄さん、此れ絶対に四十度近く有るわよ』と小さく言って。
ぼんやりと少女を見ると「移るから出てけよ」と言い少女を部屋から出すと掛け布団に抱き付く様にして寝息を立てて。

(其の頃、孤児荘内では朝、いきなり玄関口の籠に寝かせられてた赤子の存在に困った様に悩んで居て。
『…捨てられちゃったのかしら』
『でも兄さん知らないっぽいよ??…其れに今はゆっくり休ませてあげたいんだよね』
『困ったなぁ…取り合えず…ってあれ??此の子手紙みたいなの持ってるよ』
(“未発達だが能力付き、高値で買い取る者を探せ”と書いてある手紙を見てはどういう事だ、と更に頭を悩ませるが悩んだ挙げ句結局己の部屋に連れて来て。
事情を聞き手紙を受け取ると瞬時理解するが今依頼を出来る身体でも無く己が買おうと勝手な判断をしては多額の金が包まれた風呂敷を部屋の隅に用意し再び寝息を立てて。
此の赤子の情報に多くの組織の者が動き出すが其れを理解してか赤子は二階の奥の部屋に置き世話をして。

(再び扉が開いては幼馴染みが呆れた様に薬を枕元に置く。
幼馴染みの隣に居た青年は己の額に手を当てると『俺が見てるから良いよ』と幼馴染みに告げて。
『…そう』
『うん、大丈夫』
(大きな溜息を付いては出て行く幼馴染みを見送り寝息を付く己に『兄さん馬鹿だね、…まだ諦められて無いんじゃん』と呟いては俯いて。

2839: 菊 露草 [×]
2014-09-27 09:09:09


>笹縫

(相手には蔑まれても良いと思っていたが“何でもいい”の言葉に少々驚かされる。
まあ相手には一度“価値なし”と評価されているしおかしくはないかと一人納得しつつ後述には小さく苦笑を漏らし

それを聞いたらあいつ、喜ぶだろうな。
……でもあいつが居なかったらどうするつもりだったんだよ。
(相手の背中を見ながらしみじみと静かに前述を呟き、間を開けてからやや分かり切ったことを責める訳でもなく茶化すような口調で言った後「…やっぱりちょっと調子良いよな」と視線を横に反らしボソリと軽く悪態吐いて。
続く言葉には、自分の過ちをどうでもいいと流してくれるのは有り難いが、相手の行いを全く恨んでないわけではない為あまりお座なりにして欲しくないと思う。しかしこれ以上引っ掻き回すのは自分自身気分を悪くするだけなので、小さく溜息を吐いては「…善処するよ。…まあ少しは協力して貰うけどな」と自信はないがそれを感じさせぬよう穏やかな声色で告げて。続けて「…しがない話を聞かせて悪かったな。聞いてくれて感謝するよ」と床に視線を落とし素直に言うもすぐに照れが生じれば「…あいつ遅すぎ」と毒吐いて。


>白夜

そっか…。
(不安そうにする相手の頭を撫でつつ少し言いにくそうに目を伏せて。それから間を開けて昨日父に話されたことを素直に告げては「…澪はどう思う?」と赤い瞳を見つめて、ゆっくりでもいいからと言うようにつなぐ手を優しく握って


2840: 白夜 澪 [×]
2014-09-27 10:00:02

>菊
(相手から伝えられた話を聞いては俯いて「………私は…にぃさんとずっと一緒にいるんだもん…」と言い相手に優しく握られた手を見ては離れるのが嫌という気持ちが溢れては涙が溢れギュウッと離れないように相手に抱きついて

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