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オリジナルキャラなりきりチャット
自分のトピックを作る
2681:
白夜 澪 [×]
2014-09-18 07:06:42
>菊
(家につけば既に母の手料理が並んでる状態で少しだけ食べるも相手のことしか考えられずボーッとして残してしまいもう寝ると父と母に言えば自室にて布団に潜り込んでもまた相手のことを考えては自然と涙が溢れて
>霧ヶ暮
(自分の家じゃないから余計なのかなかなか寝付けずにいて。相手はまだ起きてるかなと考えれば相手の部屋に静かに向かい
>黒田
………うん。いいよ(自分からあげるのに断るわけないとすぐ小さく頷いて団子を食べる相手のことを見て
2682:
菊 露草 [×]
2014-09-18 08:50:12
>霧ヶ暮
(相手の口端から僅かに溢れた血を見逃すはずもなく訳を聞こうとするが、自分の手からすり抜けるように離れていく相手に胸が軋む。
接吻を拒む程隠しておきたい事なのか。自分では頼りないのか。…青年には言えるのに。
どうしようもない嫉妬に捉われ自分から聞けば良い物を、相手から打ち明けて欲しいという感情が芽生え後を追えずに居て。
会場内に流れる音楽を遠くに感じながらテラスの柵に凭れ相手を待っていると再び長男が近づいて来て
『彼と一緒ではないんだね』
「…まだ何か?」
『明日から呑んでもらう試薬の前に一応君がどれだけ耐性あるか確認しておこうと思って。試薬で死なれたら困るしね』
(死んでも良いと思ってる癖にと思いつつ黙って薬を受け取ると内ポケットにしまい、長男が去れば深く溜息を吐いては帰りの遅い相手を心配し手洗い場に向かって
(其のころ男達は相手が一人になったのを見逃さずしつこく相手の後を追い、手洗い場の壁際に相手を囲む様にしては拳銃をつきつけていて
外では音楽に加え花火も上がり始め、撃っても外の者には気付かれにくい状況。
男達は口端を上げて相手を壁に押し付け唇をなぞると『大人しくついてこい』と脅し。
>黒田
…本当に大丈夫?……何か助けられるなら助けるけど
(大丈夫という相手の様子は明らかに焦燥の色が見られ、このまま放っておいたら相手の美しい容姿なら本当に悪い輩に連れ去られかねない。子供の前では人に優しくを心掛けている為相手の顔色を窺うように微かに首を傾け、控えめだが穏やかな声色で問うてみて。
もちろん相手の過去など知らないため相手の微かな動揺の訳までは知り得ぬが、相手の視線の先が表通りの人ごみに向けられている事は分かり憶測が浮かび訝しげな表情を相手に向け
…もしよかったら人通りの少ない道、知ってるけど。どこ行きたいか教えてくれれば案内するよ
(不思議そうに相手を見る子供達の肩に手を置き、圧を掛けぬよう相手から視線を逸らしては普段ならあまり焼かないお節介を。
>白夜
(拠点に着くと男達に面白げな笑みを向けられ部屋に通される。
今すぐにでも叩き斬ってやりたいが殺しをすれば他の組織も黙ってはいないだろう。
ぐっと堪えれば男達を向き合い、自分が裏から手を引かないのを条件に相手やその周囲の者達を傷付けないことを約束させて。勿論、いつかは裏から手を引く気でいるためその場しのぎではあるが男達の己に対する反感が高い今、事を荒立てぬよう妥協も必要かと。
拠点を後にして渡された依頼の紙に目を落とし、結局自分は何も変われないのかと紙をグッと握る。過去の自分、裏に染まる前の自分が相手の存在を知っていたなら裏に関与することもなかったのか。そう思い、今更そんな後悔をしても相手は救えないと邪念を払うように目を閉じると月を背に家路を行き
2683:
白夜 澪 [×]
2014-09-18 16:17:55
>菊
(その夜母が自室に自分の様子を見にきて寝ると言ってたのに寝ていなかった自分を見れば自分に何か話しかけてるのはわかったが母の言葉は頭に入ってこなく布団の中に頭まで潜ってそのまま眠りにつき。
(翌朝目を覚ましたのは昼過ぎで。ボーッと自室の窓から見える青い空を見れば窓の戸を閉めて。布団の上でボーッとして
2684:
笹縫 調 [×]
2014-09-18 16:35:38
>月読
(面倒だという本心は顔に出していないつもりだったのだが雰囲気や態度で勘付かれたのか短い曲を選んでくれたようで。招かれるがままに座れば離れて座る相手を見て少しは信用しても良い奴かもしれないと思って。其処らの厭らしい考えしか持たない男はこんな夜に己を自分の家に招きこめたらもっとべたべたとくっついてくるに違いない。女ではないとはいえ、一応綺麗な三味線の音にひかれて此処まで来たのだから真剣に聞いてやろうと目を閉じては耳を傾けて。)
>白夜
…本当?
(本気で言ってくれているのか今の己を宥めようと優しい言葉を掛けてくれているだけなのか、ずっと近くに居てくれるなんて。今まで気に入った女に片っ端から手を出して心にぽかんと空いた寂しさを埋めていたのだが欲を言えばもっと誰かにずっと近くに居て欲しい。朝起きる時も、食事をする時も、出掛ける時も、何もしていない時だって傍に居てくれたらどれだけ気持ちが軽くなるだろう。「…どんな時でも一瞬も離れずに居てくれる?」と撫でる手を止め、相手の手を握れば見つめながら返答を待って。)
>霧ヶ暮
(少しからかってみただけなのに予想以上の反応を見せてくれる。周りの人から見ればいつもとあまり変わらないと言うかもしれないが無表情で動じない普段の相手と比べれば早口になったり僅かに焦ったような姿が己には大きな変化に見えて其れが嬉しい。何とも思ってないのに見合いすれば承知しないなんて我儘というか素直じゃないというか。くすくす笑っていると不意に引き寄せられ更に念押しされ、近い距離に少し恥じらいを持ちながら手を掴み「…貴方もしないでね…約束よ、爛。」なんて視線を合わせないように他所を向き、振りをしていた時に“調”と呼んでくれたお返しに相手の名前で呼んでみて。)
>菊
(己の本心に店主の女は困ったように眉を下げるだけ。優しくて己の気持ちを分かってくれている此の人なら本心に対する答えか其れに近いものを教えてくれるはずだと思っていたのに。急に怒りが込み上げ“どうして何も言ってくれないのよ!”と大声で叫びそうになったところ、目の前には何処かへ行ってしまっていた孤児荘の女と共に少女と相手の姿が視線に入って。あまりの出来事に何も言えずにいると少女が涙目で抱きついてきて更には消されたはずの記憶も戻っているようで。ついこの間までは少女に帰ってきて欲しいと考えていた、しかし今の己の心に嬉しさなどは微塵も込み上げてこない。己はあの時、命を落とすよりも大きな決断で相手に少女の記憶を消すように頼んだ。それなのにこんなにあっさりと記憶が戻って、これでは必死の決断も今まで寂しさや悲しみを必死に耐えていた努力も踏み躙られる気分。少女の問いに何も返さず、表に出た相手の前まで歩み寄り「…巫山戯ないで。数日間あの子が居なくなれば何か解決すると思ったの?」と叫びはしないものの今にも爆発しそうな怒りを現すように睨みつけ相手の胸倉を強く掴んで。)
>黒田
…それなら良いんだけど。
(怪我はないようで本人も大丈夫だと言っているので其の点は安心出来た。しかし、差し伸べた己の手に相手が掴むことはなく、嫌われただろうかと思ってしまうが結局能力を使えば今の相手の気持ちなど関係ない。せっかく見つけた良い女を簡単に手放すなんて己には有り得ない選択肢で。相手の手を掴み、此方へ引き寄せれば「貴女遠くから見るととっても綺麗だけど近くで見ると可愛いわね」と笑みを向けながら述べ、いきなり接吻しようと口を近付けて。)
2685:
白夜 澪 [×]
2014-09-18 20:50:07
>笹縫
………うん。本当(小さく頷き。「………もちろんだよ!」と笑顔で言い。ここまで言って風呂等の時は仕方ないと思っていたが思い出せば相手とはすでに一緒に風呂に入ったことがあり次からはもう恥ずかしくない…かな…?と考えていて
2686:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-18 22:11:30
>黒田
(相手の動揺具合に何か合ったのは明確で相手の手が伸びる刀に無意識に目を向ける。
鋭く光る刃先を見詰め相手の手をグッと掴んでは怯えた様な表情に目を向ける。
途端に変わった己の表情は弱い小動物を嬲る様な冷ややかな視線を向けては相手の腕を掴み上げ壁に押しやる。
逃げ場を無くす様に片足の膝を壁に付けては片方の手で相手の顎をクイッと持ち上げ「あんたに俺が斬れるか?」と耳元で囁いて。
“無理だろ”とでも言う様に口角を上げ相手の腕を掴む力に僅かに力を入れては相手を見下ろして。
>白夜
(煙管を置き、中々寝付けずに居ると障子に掛かった陰に立ち上がり障子を開ける。
月明かりに煌めく黒髪を靡かせ立って居たのは相手の姿。
夜中にどうしたのだ、と言う驚きと共に相手の登場に素直に喜んでる己が居て。
相手を部屋に招き入れては「どうした、眠れないのか」と相手を覗き込む様に首を屈めては相手の頭に手を乗せて。
>菊
(己を取り囲む男達を面倒そうに見詰めては噛んでいた布を捨て男達の後を歩く。
流石に会場は通れないと判断したのか狭い通路を通って行けば外へと連れ出されて。
未だに感じる鉄の味に顔を顰めながら男達に銃を突き付けられる。
『御前の様な人材を諦めるなんて出来なくてね』
『言う事を聞かなければ今此処で御前の頭を撃ち抜こう』
「…何がしたいんだ」
『何、少し仕事を頼まれてくれれば良いのさ』
『見世物、ホストバーテン、金になる仕事なら沢山有るんだ』
「……………御前等の金蔓って事か」
『御友達の顔はかなりの物だしな、彼奴にも頼みたい所だ』
『あの中性的な顔立ちなら男でも女でも相手出来るだろう』
「彼奴に手を出すな」
(冷ややかに言うもずっと耐えて来た睡魔が一気に襲い掛かり其の場に崩れ落ちては意識を失って。
男達が嘲笑う様に己を抱え上げては何処かへ運んで。
(車の中、会場からはずっと離れた場所で男達に頬を叩かれ目を覚ます。
広い車の中で身を拘束されてる事に気付いては舌打ちするも「あんた等の条件には返事しただろうが、早く帰してくれ」と言って。
>笹縫
(名前を呼ばれた途端一気に頬が火照るのが分かり颯爽と自室に向かう。
己の部屋にも詰まる見合い写真を何気無く見るもやはり相手に適う程の女は居らず鼻でせせら笑っては焼却炉に写真を運べば再び訪れた近所の女に腕を引かれる。
『爛君、見合いの話は何時なら良いのさ』
「俺女出来たんで」
『そんな事言ったって婚約者では無いでしょう』
「そりゃ…」
『明日良い所の御嬢さんに此処に来る様に伝えてるから、爛君の事気に入ってるみたいだし仲良くして上げなさいな』
「迷惑な話だな」
『そう言いなさんな』
(女は機嫌良さげに去っていくが己は不機嫌極まり無く深い溜息を付いて。
2687:
巫 終夜 [×]
2014-09-18 23:19:05
…………
(相手を見て、自分の能力が聞いていないと分かれば、演技を始めて「うわっ!ひ、人がいたなんて………ごめんなさいっ!その……綺麗な音が聞こえたから……」と自分くらいの年の少年が言いそうな言い訳を考え焦ったように言って。)
>月読
……………
(相手の言葉に、少し拗ねたようになるが、相手の行動に少し驚きそのあと子供のように笑って。
食事が終わり片付けを手伝っていると少女たちが来て。いつもどうり、笑顔で対応していると、相手が来て。相手の言葉に苦笑して)
>菊
あ、すみません
(相手と話していると、丁度店にきた客に呼ばれ上記を言うとそちらへ向かって)
>澪
やっぱりな
(男たちの思惑がわかりため息をついて。「でももう決めた、もう戻れない、もとには戻れない」自分にそう言い聞かせ相手のもとへと向かい。相手を見つけると相手は寝ていて驚くが別にいいかと思い近づいて)
>爛
おや……………
(相手がきたことに驚くが表情には出さずいつもどうりに「いらっしゃい」と言って)
>調
迷ったようならご案内しましょうか?
(相手の曖昧な答えに少し考えて上記を言って。「あぁ、それとお節介かもしれませんが……一人でこんな人通りの少ないとこはいないほうがいいかもしれません」と言って)
>黒田
2688:
菊 露草 [×]
2014-09-19 00:11:09
>白夜
(眠れぬ夜を明かし朝日が昇るのを見れば寺小屋の準備をせねばと気だるい身体を動かす。頭の中は相手の事でいっぱいで、当り前のように相手がお昼を作りに来てくれていたことが遠い記憶に思えて。相手が渡してくれた大切な物を片手にぼんやり眺めながら相手はちゃんと休めているだろうかと。
(其のころ相手の家では両親が相手に無理をさせぬよう気を使いつつ、相手が家から出ないよう見張っていて
>笹縫
(表で壁に寄りかかり話が終わるのを待っていると突然相手が出てきて胸倉を掴まれ言われた言葉に瞠目する。相手と目が合い曖昧だった記憶が想起すれば、より相手の心を踏み躙り傷付けてしまったことを自覚し、微かに唇を噛んでは目線を斜め下に逸らし。
相手を傷つけた事実がある以上、今何を言っても、何を明かしても言い訳にしかならない。
そう思えば目を逸らしたまま何も言葉は出てこずに沈黙してしまうが、何も言わないわけにもいかず小さく口を開き「…分からない」と馬鹿にした一言だと分かっていても今は其れしか言えず目を伏せて。胸倉を掴む拳から痛いほど憤りを感じれば「…すまない」と小さく呟き殴っても構わないというように力を抜いて
>霧ヶ暮
(手洗い場付近まで来ると遠くに不審な動きが見えたため目を凝らして見ると男達に拳銃を突きつけられ外に連れ出される相手の姿が。
背筋がゾワリとし、すぐに後を追おうとするが酔っ払いに絡まれ其れを阻まれる。
すぐに酔っ払いを払いのけるがその一瞬の隙に相手を見失ってしまい、苛立ちを抑えきれず拳をテーブルに叩きつける。
周囲の視線を一気に浴びるがその中の一人が心配そうに『”どうかしたか?”』と聞いて来て。
本当の事を言える筈が無かったが、相手を連れ去った男達が着用していた服の紋章を思い出せば焦る気持ちを抑え問いただし、男達の素性を知ると礼を言う間もなく会場を後にして車を捕まえては男達の拠点に向かって
(其の頃、男達は相手の言葉を無視し薄暗い路地にある見世物屋の裏口から相手を乱暴に堅い床に放り投げて
『おいおい。丁寧に扱えよ。一応商品なんだからよ』
『少しくらい平気だ。此処の見世物屋には物好きが多いからな』
(男は相手の髪を掴むと顔を上げさせ舐めるように見て『早速働いて貰おうか』と相手の首に無理矢理電流計と繋がった鉄線を巻き付け、水を頭からかけては相手に見世物やの壇上に上がるよう目配せして『声は我慢しなくて良い。その方が客も喜ぶからな』と厭な笑みを浮かべて
2689:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-19 00:46:01
>巫
(人の気配に目が覚めゆっくり目を開いては見覚えの有る姿に顔を上げる。
自分を殺す様な冷ややかな相手の視線に胸が痛むが相手との事は切ったでは無いかと己に言い聞かせ視線を落としては「俺を殺しに来たのか」と静かに言って。
相手の腕を引き乱暴に木に押し付けては相手を押した反動で一瞬傷が痛んだが表情には出さずに嘲笑う様に相手の前髪を掴む。
御前見たいな餓鬼に俺が殺せるのか
(冷たい言葉を並べるも胸が傷む。
歳はそう変わらないが敢えて馬鹿にした様な言い方で相手を煽っては鼻で笑い相手の腕を掴む力を強めて。
>菊
(拘束された身体じゃ抵抗も出来ずに男達に無理矢理壇上に上がらせられては其のまま投げ飛ばされる。
水浸しの服と鉄線に顔が青冷め声も出せずに居れば男達が電流計の操作をしようとするのが見え「巫山戯んな!!!」と叫ぶが男達は鼻で笑う様に己を見詰める。
薄いシャツが身体に張り付き傷が透けるも見世物会場に集まる変態共には興奮を煽る材料にしかならず好奇の目で見詰められる。
拘束を解こうと必死になる中、嫌な音が聞こえ目前が真っ白になる。
傷みとも言えない熱さとも言えない猛烈な痺れに堪らず声を上げるも耳に響くは興奮混じりの嫌な声。
一度止められ再び流されを繰り返しては何かが壊れた様にガクンと白目を向いては其のまま瞳を閉じ倒れ混む。
死なぬ程度の苦痛とは正に此れの事だろうか、痙攣する身体を起こし男達が『まだまだ行けるだろう??』と問い掛ける。
首を横に振るも男達は面白がる様に電流計の元に向かう。
己が静止の悲鳴を上げるも観客席の者達は瞳をギラつかれ此方を見詰めて居て。
2690:
菊 露草 [×]
2014-09-19 02:06:56
>巫
(何も言わず苦笑するだけの相手を見ては屈めていた腰をすっと正し「…俺はあんたにずっと居てほしいけどな」と独り言のように小声で零せば何事もなかったように子供達の後を追い寺小屋の玄関に向かって。そしてそっと振り返ると「あんたも早く来いよ」とそれが当たり前のように言い緩い顔を浮かべて
>霧ヶ暮
(拠点に着くなり運賃を車の中に放り、店のガードマンの制止を振り切って店内に入る。
扉を乱暴に開けると壇上で男達が、拘束され小刻みに震える相手を取り囲む光景が目に入り全身が憎悪で震撼する。
瞬間的に狂気の人格が目を覚まし抜刀すると見物する輩共の間を走り抜け、片手を付き壇上に飛び乗って。
頭の中には男達との友好関係の話など全く無くただ狂気に染まれば、驚愕する男達に声を上げさせる事無く喉元を斬り裂いていて。
しんと静まり返る店内、震える客達に”口外するな"と鋭い眼光を飛ばせば悲鳴と共に客達は散っていく。
それを見る間もなくすっと正気に戻れば刀を鞘に納め、相手の元に駆け寄るとその痛々しい身体を抱き起こし安心させるよう「もう大丈夫だから」と微笑んで。
憎悪でどうにかなりそうだったが相手の首に巻きつく鉄線や拘束を解くとその身体を背負い近くの病院まで運んで
(ただならぬ来客に医師に驚かれるも懇願することで受け入れて貰う。
治療を全て終え薬で眠る相手の年相応の顔立ちを見ては胸がズキリと痛む。
あの時、自分が相手の不調をもっと気遣えばこんなことには…。
心の中で何度も謝り相手の名を呼んでは、電流による火傷で包帯が巻かれる手をグッと握り額を押し付けるようにして
2691:
笹縫 調 [×]
2014-09-19 03:03:08
>白夜
…ありがとう。
(笑顔の返答につられるように己も笑みを零して。正直こんなことを頼むなんて恥ずかしくて情けないのだが今の己にとって相手は必要不可欠な存在になりつつある。一人になりたくない、寂しい。そんなことが頭に過ぎって眠れない日もあったが相手がずっと傍に居てくれるなら其れは安心出来るか。相手の頬に触れ、軽く接吻すれば「…絶対何があっても離れないでね」と。)
>霧ヶ暮
(仕返しのつもりで名前を呼んでみたのだが改めて考えてみると我ながら恥ずかしいことをしてしまったと若干後悔する。しかし、頬を赤く染める相手の顔が一瞬でも見れたのだから心の中に保存しておいて今は其れで納得しておこうかと。己の見合い写真は全て処分してくれたが相手にも同じく大量の見合い写真が届いているはず、これからも増え続けるであろう其の全てにただの“振り”だけで何処まで対処が出来るのか。今日の女だって恋仲が居たという事実だけでは諦めていなかった、恐らくあの女だけの話では済まないだろう。“振り”以上のことをすれば解決するかも、なんて考えながら近寄ってきた少女達の頭を優しく撫でていって。)
>巫
…ごめんなさいね、何度も。
(最近初めて会ったというのに何故か様々な理由で何度も来てしまい顔まですっかり覚えてしまった。相手はあまり驚いた表情も見せず何度も来たことを感じさせないような表情で接客をしていて上記を述べておくも続け様に「良い着物が欲しいの」と此処にきた目的を完結に伝え。隣でくっつく女の頭を撫でながら女に合う着物を探す為に店内を見渡して。)
>菊
(言い訳ぐらいするのかと思えば相手の口から出たものは“分からない”と謝罪の短い言葉だけ。溢れ出しそうになっていた怒りは色々と通り越して最早どうでも良くなってくる。悪いのは相手だけではない、寧ろ己の方が悪い点が多いぐらいだ。相手はただどうしようもなくなった己と少女を再び繋げようとしてくれただけ。分かってはいても残念ながら納得は出来ない。己は一度少女を捨てた。少女がどう思っていようが其の事実は変わらないし、再び一緒に居ても同じことの繰り返しになるかもしれない。元々は一人だったのについつい欲を出してしまったからこんな悲劇が訪れる。冷静さを取り戻し相手の胸倉を離せば「貴方なんて殴る価値もないわ」と吐き捨てて。家の中へと戻ると涙を溜めたまま抱き着いてくる少女を引き離し「…もう貴女とは居られない。私には大切な人が出来たからね」と告げれば女店主に抱き着いて。)
2692:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-19 04:36:52
>菊
(目が覚めたのは真っ白なベッドの上、一面白の部屋から病院で有る事は直ぐに把握出来ゆっくりと上体を起こす。
まだズキズキと頭が痛む中、相手はどうしてるのだろうかと立ち上がっては火傷の残る身体に深い溜息を付く。
未だに少しの痺れを感じ、ベッドに腰を下ろしては勢い良く開いた扉から青年が血相を変えて駆け寄って来て。
「アカか…どうして此処に居るんだよ、菊は今何処に」
『さっき薬貰いに看護婦さんに連れてかれたよ、其れより兄さん大丈夫??』
「…………」
『やっぱり何処か痛いの??』
「………馬鹿みてぇだな、あんな野郎共に掴まって…笑える」
『はぁ…兄さん今回は流石に仕方無いんじゃないの??』
「………菊に、完璧に見られた」
(“情けない所を”と続けると青年が呆れた様に見詰める。
『今回の事連絡したらさ、凛此方に戻るってさ』と溢す青年の言葉にまた周りに迷惑を掛けて仕舞ったかと俯きながら小さく反省して。
『………ちょっと兄さん、あーんってしてくれない??』
「何で」
『良いから』
(口内の傷をすっかり忘れ口を開いては青年が顔を顰め『うっわ!!痛そう…兄さん犬歯で噛んだでしょ…、さっきチラッと見えたんだよね』と。
思い出しながら室内の洗面台でうがいをしては先程よりは治った物のやはり深く噛んでしまったな、と呑気に考えては中々戻らない相手に疲れを切らし此方から会いに行こうかと考えるも情けない姿を見られ後ろめたい気持ちも有り。
『兄さん思ってる事顔に出てる、俺の前だと無表情無くなるよね』
「煩せぇな」
(青年の声を払いながらも扉の前で項垂れては困った様にしゃがみ込んで。
>笹縫
(翌日の昼頃、やはり女の言った通りに良家の娘が孤児荘を訪れては孤児荘の少年に案内され己の部屋に通される。
此処迄来られて仕舞えば帰すのも中々難しく何時もの無表情で女を自室に居れては何かを話す訳でも無く少女の運んで来た茶を啜って。
『あの、霧ヶ暮様…御名前で呼んでも宜しいでしょうか』
「…別に構わねぇけど…俺女居るから見合いするつもりは…」
『恋人がいらっしゃるのは我慢しますわ、私がして欲しいのは恋人では無く婚約者です』
「……………だから」
『其の恋人と婚約を考えておられる訳では無いのでしょう??…ならば私を爛さんの御嫁にして頂きたいの』
(約束も何も相手との関係は全て振り、己が相手をこんなにも考えて居る間も相手は何て事無いのかもしれない。
何せ相手程の美しさ、己の様な餓鬼が釣り合う事も無い上に不良浪士に思われがちな此の容姿。
暫し投げやりな気持ちになっては「話は保留にしてくれないか」と。
女を玄関口迄送り届けては変わらぬ無表情で有るが僅かに迷いと困りが混ざっており。
2693:
菊 露草 [×]
2014-09-19 07:05:03
>笹縫
(相手から吐き捨てられた言葉は何となく予想出来ていただけに当然かと、相手が去った後自嘲の笑みが零れる。それでも自分の思う以上に相手を傷つけた罪悪感を抱いているのか相手の言葉は胸にズシリと重たい鉛を残して。
(家の中では少女が相手の言葉に涙し『…私はお姉ちゃんのこと大切だよ』と言い残し部屋を駆け出してしまい。その後を孤児荘の女が相手に一礼してから追い、部屋には再び相手と店主と二人だけになって。店主は相手の背中を撫でていたが『本当にいいの?』と控えめに尋ねて『まあ…私はあなたの傍にいるつもりだから』と微笑み言葉を続け。
(結局少女は孤児荘で預かることになり、其れが相手の本心でないにしても相手が殺しに手を染めず店主といることで少しでも心が落ち着け、あわよくば店で働けるようになるならそれも良いかと思って。何より急ぎ過ぎた。相手の胸の痛みが時間の経過が癒してくれるかは分からないが今は休息が必要なのかもしれないと、考え込む様にすれば全く気のりはしないが今宵の裏の仕事をすべく準備を始め
>霧ヶ暮
(相手の事になるとすぐ気が振れてしまう。先刻我を失い刀を振るってしまった事を後悔しつつ、相手から一時も離れたく無かった為、さっさと薬の説明を受けると病室に戻る。
病室の前に来て相手の声が聞こえればすぐに扉を開こうとするが、会話の内容を聞いて思わずその手を止めて。
青年の“あーんして”の声に素直に応える相手の様子。そして続く青年の言葉。
自分には怪我を隠して青年には躊躇いなく見せる。…解せない。何故相手がそんな態度を取るのか。
嫉妬に震えていると、突如背後から手が伸びてきて病室の扉が開かれ
『ナギ、どうして入らないの?……あ、霧ヶ暮さん、こんばんは。怪我大丈夫?』
「な、なんであんたまで此処に居るんだよ」
『ふふ。病院の人に騒がれたら面倒だから根回ししに来たのよ』
「…あんたって何者なの」
『ナギの幼馴染よ!あ、私、用は此れだけだから。悪いけどナギ送ってって?』
「でも…」
(まだ相手と一言も話していない。一緒にいたい。そのはずが何故か目を合わせられず「…依頼の件はこっちで片すからちゃんと療養しろよ」と堅い言葉しか言えず。
本心では嫌だが青年にその場を任せると幼馴染に手を引かれ病室を後にして。
(ホテルで一人、着替えていると内ポケットから長男から渡された麻薬が出てきて、此れもあったかと小さく息を吐く。
咄嗟に相手に嘘を吐いてしまったことを後悔しているが、更に言い出しにくい状況になってしまった今、一人でやるしかないと思えば効能を知っておく為にも麻薬を水で流しこむ。
軽い眩暈はするが相手の痛みに比べれば何て事はない。
その後も相手を想うと寝付けず、一部始終を幼馴染が覗き見ていたとは全く気付かずに静かな部屋で一人窓の外を眺めていて。
2694:
黒田 燐 [×]
2014-09-19 07:10:04
菊さん»
…ほ、本当…ですか…?(/まだ会ったばかりで相手のことを信用しているわけではないがそれでも本当に人通りの少ないを知っているならそのほうがいい。相手は行きたい場所に案内してくれると言っていたがしばらく外に出ていなかった己にとって何処に何があったか覚えていないためとりあえずは何か食べ物が売っている場所に行きたい。
…な、何か食べ物売ってる場所…行きたいです…(/己の行きたい場所を正直に伝えては相手を少しだけ見てみて。
笹縫さん»
…!(/別にこれぐらいなら大丈夫なのだと思っていれば相手に手を握られだけでもびくりとしてしまうのに引き寄せられたことに余計怖くなってしまい口を近づけてくる相手を一瞬睨んでしまい口が己に触れる前に己の能力を使い人の姿から少し大きめの狐の姿に変えては力付くで相手の両肩を押し距離を開けて。その場から逃げ去ろうとするが己の後ろには人通りが多い道、目の前には相手がいて通るのは己には無理だ。そうなるとあまり気が乗らないが屋根の上を伝って行くしか方法がなく仕方なく登れるところから屋根の上に移動して相手を見下ろし。
霧ヶ暮さん»
…っ…(/腕を掴まれ壁に押しやられ抵抗しようとするも相手への恐怖心が増しただけ。男である相手は力が強く抵抗も無意味に終わり。顎を持ち上げられ耳元で囁かれたことにびくりとして囁かれた相手の言葉には何も言えずに強く唇を噛んで。相手の己の腕を掴んでいる手が強くなったのを感じながら離さないように刀を強く握っていた手にうまく力が入らずに刀を落としてしまい。
巫さん»
…お、お願いします…(/確かに迷ったという表現なら何処に何があるのかよくわからない己にはそれに当てはまる。そうお考えればここは案内してもらったほうがいいだろうと素直にお願いして。
…き、気を付けます…(/確かに此処にいるのは己だけだと不安なところもある。だからと言って人混みの中を歩くのも怖い。少し人がいる程度なら大丈夫か。そう考えながら気を付けると言い。
2695:
巫 終夜 [×]
2014-09-19 07:15:41
そんなこと言っても刀はぬかないんだな
(相手を見上げ上記を言うと狂ったように笑い。本当はこんなことを言いたくない。だが相手ともう関わらないにはこれしかないんだ、と思い「何?前の俺と今の俺をかさねて刀抜けないの?あ、刀じゃなく化け物のような能力で俺を食い殺すか!?」そこまで一息に言うと相手の手をふりほどき、離れて「ほら!早く、早く……!早くっ!早く刀を抜けよぉっ!!」と叫び。その姿はまるで殺して、と希望しているようで。)
>爛
!?
(相手の言葉に驚いてポカン、となりながら「今……」と呟いて。相手の呼び掛けにハッとなり相手のもとへと向かって)
>菊
いい着物……ですか
(相手の言葉に少し考えて。「それは今すぐのほうが宜しいですか?お作りしなくても?」とたずねて)
>調
2696:
白夜 澪 [×]
2014-09-19 07:44:26
>霧ヶ暮
………うん…眠れない…(小さく頷きながら言い頭に手を乗せられたのがわかれば少し嬉しくなり小さく微笑んでギュッと抱きついて
>巫
……あ、うん(客と話している相手を見ては凄いなぁなんて思って見ていて
>菊
(家から出ないどころかまだ自室の布団からさえも出ておらず。ずっと相手のことを考えていて親から話し掛けられても自分は何も話すこともなくボーッとして過ごして
>笹縫
………約束ね(接吻されては僅かに頬を赤らめて言いまた抱き締めて
2697:
菊 露草 [×]
2014-09-19 08:02:12
>黒田
それ良い。子供達も喜ぶよ。…良かったなー、まだ綺麗な姉さんと居られるよ
(食べ物が売ってる場所というざっくりした物言いに一瞬きょとんとしてしまうもすぐに緩く笑み頷いては、相手に一目ぼれしてしまった少年の頭を撫でて上記を言い顔を上げた後「こっちだよ」と相手の先を行き歩幅を合わせつつ抜け道を行き開けた道に出て。
こっちが八百屋とか魚屋の食材。あっちが茶屋とか酒屋の食べ処。
でもたぶん姉さんが行くなら向うかな
(頬笑みはそのままに簡潔に説明をすると最後は人の少ない商店通りを指差し相手のほうをチラリと見て。内心相手の端正な容姿ならどこに行っても目立ってしまうだろうなと。影のある瞳も気になりつつ再び道に視線を戻して「甘味処なら今から行くけど姉さんも来てみる?」と何の気なしに特に期待することもなく誘ってみて
>巫
(つい相手と居るのが嬉しく当り前のように呼んでしまったがそう言えば相手も呉服屋という立派な仕事をしていることを思い出し「…そう言えばあんたも仕事あったな」と苦笑混じりに言えば「…あんたの仕事が終わるころ、迎えにいってもいいか?」と此処に相手がいることを此方から願うような言い方で言い、若干の照れから目を逸らし
2698:
笹縫 調 [×]
2014-09-19 17:45:43
>霧ヶ暮
(翌日、朝から孤児荘の少女を数人連れて街に出向いていて。頭に差している相手から貰った簪に少し触れては何もなくても頭の中に相手が浮かんで笑いが零れてしまう。見合いを誘う者も初めは何人か居たがすぐに少女達が追い払ってくれてそのうち今日は無理だと噂でも回ったのか近付いてくる男達は減っていき。其の後、少女達と着物や櫛を見たり団子を食べたりして存分に楽しみ。昼が越えた程で孤児荘へと戻ってくれば入れ違いで良家の女が出て来て軽く会釈を交わす。何故こんな女が孤児荘に来るのか、頭に浮かぶのは相手との見合い、其れを誘いに来たに違いない。玄関口には僅かに困った表情の相手が居て、その予想が更に当たっていると確信しながら今の相手の表情な己には酷く困った姿に見えて「…どうしたの?」と眉を下げながら問い掛けて。)
>菊
(少女が涙を溜めて駆け出していく姿は再び今朝の夢と重なり異常なまでの罪悪感にかられる。少女自体は何も悪くない、記憶を無くした日のことも恐らく何も覚えていないのだろう。今までずっと一緒だったのに数日間だけ離れていただけで捨てられるなんて少女からすればたまったもんじゃないはず。「…いいのよ、此れで。」己だって少女は大切な存在で涙を流す姿なんて見てられず、すぐにでも抱き締めてあげたいが其れはあの子にとって結果的に迷惑が掛かることになる。少女はまだ小さいからこそ今のうちに別れておくべきで、 どうしようもなくなりそうだった己の心は女店主と居れば癒えてくるだろうと考えていて。「…私、貴女の所で働くわ。そうすれば貴女とずっと傍に居られるから…」とこんな状況でも笑みを向けて優しい言葉を掛けてくれる女店主に離れたくないと示すように抱き締める強さをぎゅっと強めて。)
>黒田
(最初の怯えようを見れば拒否されることはある程度分かっていたのだが少しぐらいなら無理矢理能力でどうとでもなるの思っていて。しかし、予想以上の力で押されふらつきながら尻餅を着きそうになるのを耐え、上を見上げてみると其処には恐らく能力で狐になった相手の姿が。驚いた表情は見せずに「…そんなに私と接吻するのが嫌だったの?」と苦笑いを向けて。これは色々と事情がありそうなので売り物にするのは難しそう、だがせっかく良い女を見つけたのだからせめて遊び相手ぐらいにはなって欲しい。とりあえず仲を深める為には先程から感じる相手の怯えの原因を分かってやることが得策かと考えれば「…貴女は何に怯えているのかしら」と直接聞いてみて。)
>巫
…作って頂戴。
(先程は着物屋の娘に頼まれたから布だけを買ったが、今回の女は別なので作ってもらわないと困る。我ながらややこしいことをしているのは分かっているが、偶々こうなってしまったので分かってもらうしかない。上記を述べて相手の前まで女を行かせれば続け様に「大きさは此の子に合わせてね」と。)
>白夜
(再び抱き締めてくれる相手の頭を優しく撫でながらこんな時間が永遠に続いてくれればいいのに、なんて思ってしまう。女衒をやめることにしてこれから色々と考えなくてはならないが相手の傍に居ると其の一時だけは全て忘れることが出来る。そんな相手がずっと一緒に居ると言ってくれているのだ、怖いものなど何もない。そう考えが纏まり今日一日の疲れを癒す為に「…お風呂入りましょうか。」と。)
2699:
霧ヶ暮 爛 [×]
2014-09-19 23:50:55
>菊
(二、三日の入院を命じられ外国風の病室の中寝付ける事も無く青年の話に大人しく耳を傾ける。
…と言っても内容は全て相手の事、其れでも静かに聞いてくれる青年に感謝しながら一方的に話を続ける。
『兄さんが格好付けるからじゃないの、俺の前ではそうやって普通にしてられるんだから俺にしたら??』
「格好付けるも何も…今更彼奴にベタ付いても気色悪りぃだろうが」
『…うーん、兄さんの話聞かされてる俺の立場も考えてよね』
「御前には話し易いんだよ」
『俺今のちょっと照れた』
(深夜、空も僅かに白じむ頃に突然に扉が開いては其処に居る幼馴染みの姿に驚きを露にする。
此方に駆け寄り己の肩を掴んでは『…麻薬組織の友好を深める為に貴方達に託された条件って何』と切羽詰まった様に問われて。
素直に相手に言われた事を話せば幼馴染みは眉を潜め『………そんな簡単な条件…有り得ない』と溢す。
続け様に『…でも霧ヶ暮さんと上手く行ってない見たいだったし…まさかナギ自分の意思で………でもナギに限って有り得ない筈よね』と呟いては爪を噛み困った様に此方を見詰める。
「何が合ったんだよ」と問い掛けるも幼馴染みは何も言わずに病室を出て行って仕舞い。
>黒田
(落ちた刀を拾い上げては相手の腰の鞘に納めてやり掴んで居た腕を離す。
流石に初対面の女に此れはやり過ぎか、と反省しては相手から一歩距離を取り其の美しい顔を覗き込む。
…女が簡単に刀なんか出すな
(静かに言っては少し乱暴に相手の髪を撫でる。
何時までも路地裏に居るのも可笑しいと、相手の腕を引いては街に出て。
華やかな街の中でも目を引く相手の容姿に男達は振り替えるが追い払う様に睨みを聞かせては特に理由も無く相手の買い物に付き合って。
>白夜
(無邪気な相手に己の理性が苦しめられる。
深夜の男の部屋に無防備に訪れる相手を疑うが己を信用してくれての事かと思うと照れ臭くなり抱き締め返しては背中をポンポンと撫でて。
共に布団に入れば温め合う様に抱き締め髪を撫でたまま寝かし付ける様にして。
>巫
(騒ぐ相手の胸倉を掴み木に押し付けては顔すれすれに拳をぶつける。
何故己が愛しく思う人間を殺さなければならないのだ。
冷ややかに相手を見詰めては「御前を殺して俺の手を汚せってのか」と嘲笑う様に言って。
本当はそんな事を言いたいんじゃない、…でもこうするしかない。
…御前なんか殺す価値すら無ぇよ、もう俺に関わるな
(心とは反対の言葉を言えば相手を力任せに突き飛ばし其の場を去ろうと踵を翻して。
>笹縫
(娘と入れ違いに此方に駆け寄る相手にハッと正気に戻れば相手の手を引き自室に連れ込む。
どうせ報われない思いなら、と相手を畳に強く押し倒しては親指で唇をなぞって。
噛み付く様に相手の唇を奪い着物の襟を掴んだ其の時、此れでは相手を戒めた男達と変わらない事を思い出し手を離しては「………悪い」と小さな声で謝罪をして。
相手を怖がらせない様に距離を取っては視線を落としながら「…嫁を貰う事になったんだ」と言って。
「振りだったとしても…悪くなかった、相手があんたで良かったよ」と吹っ切れた様な爽やかな声色で言っては相手に恐る恐る手を伸ばし「怖い思いさせて悪かった」と。
2700:
菊 露草 [×]
2014-09-20 00:40:24
>白夜
(昼、相手が来る事が当たり前になっていただけに相手が居ないことがひどく空虚に思えて。それでも時間は過ぎ夕刻になれば子供達を家まで送り、夜になれば昨夜渡された依頼を遂行して。これをあと何度繰り返せば裏から身を引け、相手と向き合えるのか。
裏に身を置いている以上、相手と顔を合わせられないと思えば自分から相手の元へは行けず、それでも相手との思い出を求めて相手と出会った大樹へと自然に足が向かって
>笹縫
(密売の仕事を終え口元を隠す布を首元まで下げ月夜を仰ぎ見る。
ここ最近、少女や相手の事で日々追われていたせいか夜が酷く静かに感じるも心中全く穏やかでない。少女の先の幸せを考えれば現状が一番、なのかもしれないが相手と別れた後、部屋に引き籠り涙する少女を想うと胸が痛む。少女と離れることが相手にとって苦肉の選択であり優しさなのだと少女に伝えるには幼すぎる。何にしても自分はもう相手と合わす顔がないし自分が蒔いた種なのだから自分が何とかしなければならない。なんだか丸投げされ、少々我儘ではないかと思うがそうさせたのも自分。心のどこかでまだ相手が少女を受け入れてくれると期待しつつ、家路を行き。
(翌日、寺子屋にて少女や相手の事で集中出来ぬまま授業をする頃、店主が相手を店に案内していて。他の女店員達は相手を見るなり頬を染め、その艶やかな髪や色白の肌を羨ましがって『調さんみたいな方と働けて嬉しいわ。…これお店で着る着物よ』と相手と年の変わらぬ女が淡い黄緑の生地に黄色や桃色の小花柄の可愛らしい着物を相手に差し出し、仕事内容を丁寧に教えていて。
>霧ヶ暮
(翌朝、隣に居ない相手に女々しくも寂しいと思いつつ着替えと朝食を済ませホテルを出る。
長男から渡された薬はさほど身体に影響がなく、この程度なら大丈夫かと呑気に構え。
邸宅に着き、適当に相手がいない事情を説明するとメアリーは納得いかない様子だったが長男は『構わないよ』と全て見透かしたような微笑みを向けて来て
長男に個室に通され、向き合う形で席に付けば丁寧に紅茶を出される。
『さすがだね。昨日渡した薬も結構強かったんだけど、平静でいられるなんて』
「…御託はいい。さっさと話を進めてくれ」
『随分と偉くなったね。まあいいよ。…君には麻薬の効果を記録する為にも2,3日ここに泊って貰うから』
(笑顔で言う長男にそんな話は聞いてないと眉を潜める。
相手は丁度入院中。見舞は手が離せなかったと後から言い訳はできるが問題は青年と幼馴染。自分がホテルを空ければ確実に怪しまれる。
「…知り合いにこの事は伏せて、別件で此処に泊ることを伝えて欲しい」
(兄が此方に向かっていることは知らぬ為、青年と幼馴染に嘘の伝達を頼んで。
こんな事をするのは、療養中の相手に無理をさせたくない想いもあったが、相手が青年には言えて自分には言えない何かを抱いている事が許せなく、自分だって隠し事をしても罰は当たらないだろうと。
そんな嫉妬を抱きつつ試薬のために部屋を変えると言われ、黙ってその後をついていき
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