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■:
ギャリー [×]
2014-03-05 07:51:35
美術館で一人の少女(と言う名の幼女)と出会ったあの日。辛い思いも、悲しい思いもしたけど、アタシはあの子に出会えて本当に良かったと思う。もしもあの場所で出会っていなかったら、きっと戻って来る事なんて出来なかったわ。友達って言うには、年も離れてるけど、大切な人である事に変わりはないわ。大好きよ、イブ。
───と、言っていたのが十一年前の話。
幼かったあの子はすっかり成長して、随分可愛くなっちゃって、彼氏なんかも出来て……。って、いつの間にそんな事になってたのかしら。子供の成長って早いのね。親離れする娘を持つ父親って感じだわ。……寂しくなるわね。
───と、言っていたのが六年前の話。
あの子に会わなくなってからどれぐらい経ったかしら。まだ一年、二年ってところね。メールをしても返信はなし。元気にしてるのかしら……。少し危なっかしいところがあるから、不安だわ。でも、あの子はもうアタシが思う程子供じゃないのかもしれない。
───と、言っていたのが二年前の話。
>2 現在
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まだ書き込まないで頂戴ね。
1:
ギャリー [×]
2014-03-05 08:08:15
「何でまた来ちゃったのかしらね、こんなところに。」
ゲルテナ展。ワイズ・ゲルテナが作り上げた数々の狂気的で魅惑的な作品が展示される場所。そして、あの子とアタシが初めて出会った場所。もう四年も会ってないわ。あの子はどうしてるのかしらね。
「此処に来れば、また会えるとでも思ったのかしら。」
そんな訳ないじゃない。態々こんな場所にあの子がもう一度来るなんて思えないし。それを解った上でこんな場所に来てるんだから、アタシも馬鹿ね。
「───イヴ。」
貴方に、また会いたいわ。けど、こんな形で会いたくなかった。
黄金色の額縁に飾られた一枚の絵画。タイトルは「薔薇が花を散らす時」。
そこにはあの子によく似た少女が描かれていた。手には、茎だけとなってしまった赤い薔薇を持って。最後に会った、四年前の姿で。あの子はそこにいたの。悪い夢だと思いたかったわ。けど、あの子がアタシを呼ぶのよ。
オイデ ヨ ギャリー
行かない訳、ないじゃない。だってあの子がアタシと呼んでるのよ。
───アタシはもう一度、狂気の世界に足を踏み入れた。
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