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その他のテーマ
自分のトピックを作る
■:
狼少年。* [×]
2013-12-11 07:32:28
‐ 自己の満足の為の小説です ‐
まずは皆様,初めまして。
つい最近,せいちゃっとでびゅ‐を果たしました,
狼少年です。
此方のトピでは主に恋愛系の話しを書いています。
趣味で書いています←
多々,「え? どうして?」みたいな展開,あるかと思いますが,読んでいただけると幸いです。
>>1 伽羅繊細
‐ 裏話or雑談とぴ http://www.saychat.jp/bbs/thread/386091/
1:
狼少年。* [×]
2013-12-24 16:28:08
>>1
夏川 優季
ナツカワ ユキ
16y/ ♀
本とぴ小説 主人公.
想大 翠
ソウダイ スイ
16y/ ♂
吾妻 利音
アズマ リオン
16y/ ♀
その他大勢の友人,先生方.
2:
狼少年。* [×]
2013-12-24 21:20:00
> .
ねぇ,皆はそ‐だ水,
飲んだこと,ある?
口の中でしゅわしゅわって弾けて,
とっても美味しい飲み物.
私ね,そんなそ‐だ水にある日,
恋 しちゃったの.
この物語はそんな恋する私,夏川優季と
そ‐だ水の一夏の恋物語.
最後まで読んでいってね _?
私がそ‐だ水に初めて会ったのは...
確か,部室に行くまでの長い廊下で _...
3:
狼少年。* [×]
2013-12-24 21:39:04
> .
その日は最悪の気分だった.
朝から母親と喧嘩して,友達
に癒してもらおうとしたらその子は自慢話
ばっか持ちかけてきて.
それに弁当の時間なんて,隣の席食べてた男子の
お茶がすか‐とにかかってびしょ濡れ.
険悪む‐どで部活までの長い時間を過ごした
私の顔は悪魔だった.
ひとつため息をついて部室までの長い廊下を静静歩く.
どん...!
誰かに不意にぶつかった.
身体がよろけて...
あ,地面. 思いっきりぶつけそう.
痛いだろうな,泣くだろうな.
私は目を瞑る.
何秒経っただろうか.
目を瞑っていた私の身体は何故か地に浮いていなかった.
え _?
頭にはてなを並ばせる.
目を開く,と,そこにはいけめんな白馬の... !
な,訳なかった.
残念男子,
いや?残念じゃないかも?よくよく見れば結構...イケてる?
まじまじと見る私に困惑したのか相手は顔を赤くした.
と,ふと思い出したように相手が私に言う.
「 あ,大丈夫ですか? 」
どうもこうもこのザマよ,
なんて言うとでも思った?
言う訳ないじゃない,
普段のあたしなら言うかもだけど,
助けてもらった彼,結構良いんだもん.
「 あ,はい! お陰様で‐ ! 」
にこやかな笑み.うふ顔を最後につける.
うん,イチコロ(
な訳ないんだけど,相手も微笑んでくれた.
私はふと思う.
この体制,きつい.
彼が私の腰ぐらいのところに
手を回して腕一本で私の全体重を
支えている.
そして私の方に顔を近づけ見つめている.
私はその彼の腕に頼り,後ろに全体重をかけ
ふんぞり返っているので腰が痛い.
うん,本当に痛い.なんなんだろう,て位痛い.
そんな感情が顔に出たのかとっさに彼が
私を立たせてくれた.
私はぺこり,と一礼.それを見終えれば彼は
ひとつ笑みを見せれば反対方向に去っていった.
...彼,中々.
いい感じの雰囲気の人.
名前,なんていうんだろう,
てか,学年は?
案外一緒だったりしてさ,
そしたら _...
どんどん空想が広がる.
もしも彼と... もしも彼が...
今じゃそんな自分が気持ち悪くてしょうがない.
そこにそんな空想を打ち切る様な
コトが脳裏を駆け巡った.
‐ 部活 ‐
急いで部室に向かう.
走り走ってもう先生にぶつかっても関係なし!
汗だくで部室のドアを開ける... _
と,後輩先輩同級生全員からの白い視線が
沢山送られたのだった.
4:
狼少年。* [×]
2013-12-25 21:16:00
> .
部活が終わり私はまたひとつため息.
所属している部活は写真部.
特に有名な訳ではないけれども
そこそこ部員もいるし画期的な部活だ.
そんな部活の書記,であるこの私,
優等生一筋で通している私,が
大遅刻をしてしまったのだ.
先輩同級生からの視線がめちゃくそ
色色な意味で...
痛い(
何,一人でりあ充ぽい事してんだよ,
ずるいぞ!みたいな視線.
まるで先程までのとある少女漫画じみた光景を見られていたような
感じがした.
なんとか今までの性格,功績で軽く受け流してもらえたが
自分の今までの優等生ぶりをめためたにされた気分だった.
だから,といって彼を恨むわけじゃない.
むしろその日は遅れて良かったような気がする.
その日は二年生と三年生の口論があったようで
一年生はどちらの味方か‐,なんてこれまた
面倒くさい立場に立っていたようなのだった.
て,いうかそうそう.
あの人,あの人.
あの白馬の王子!
あの人の事,もっと知りたい.
もっと深く深く.
今のところひとつも情報はない.
ただ単に少し顔が良い,優しい,ということだけ.
彼の腕にいた時,ちょぴり私,照れてたな.
普段なら頬をべちん!ッは当たり前だったんだけど...
なんて理不尽な私.
自転車だと言うのに,私はもう少し彼の事に
ついて思っていたかったのだろう.
なぜか乗らずに押して帰っていた.
家につく.ただいま,のただ,まで言いかけた瞬間
私は口をキュッと摘むんだ.
そうだ,今,喧嘩中なんだった.朝からずっとばばあってたのに
もう忘れる私って...。
取りあえず,無言で靴を揃え二階の自室に行く.
途中,母親が此方を一睨みしてきたけど気づかない振りして
やっとこべっとに腰をかけた.
...私,気持ち悪い.
家にきてまで,まだ彼のコト...
彼,私の頭にずっとつきまとってる.
ヤダ,私,変なの.
今までに味わったことのないドキドキ感
彼の事をもっと知りたいという欲望.
変なの,私.
その日は夕食時も一切母親と口を聞かず寝るまでの間
永遠に携帯をぱーとなーとしていた.
そうじゃなきゃ,孤独 ... みたいでしょ _?
夜11時ごろ,べっとに入り静かに目を閉じ寝る...
ん‐,羊が一匹,羊が二匹...
彼が45匹,彼が46匹... ッてえ?
彼,彼!?
ユメにまででる彼.何,私,変 !!
5:
狼少年。* [×]
2013-12-25 21:43:08
> .
「うっへ‐,最悪ッ!」
昨日の私は夜11時に横になったというのにそれから三時間も
ずっと彼の事が頭の中をぐるぐるしていて寝れなかった.
結局,寝不足.
普段から美容に気をつけていた訳ではないが,
さすがにこのクマはやばい.
かなりやばい.
どこぞのメイク塗りたくったギャルだよ!ぐらい
気持ち悪い.
「ん‐でも珍しいね.優季が寝不足で
そんなでかいクマ出して来る事.」
苦笑しつつ半分爆笑している隣の女子.
この子は私の...親友.
吾妻 利音.
通称 あず,りお.
利音は幼馴染でもあり,もう一度言うけど親友.
登下校はもちろんクラスも同じなのでずっと一緒にいる.
「てかさ,あのメールの人.彼 ... だっけ?
そんなイケメン,いたっけな, ?」
首を傾げる利音.利音も見たことないらしい...
「うん,いたんだよ!先輩,かなあ?
結構身長高くてさ,しかも美形!」
私は少々興奮気味で話しをすすめる.
そんな興奮気味な私を宥めながら利音は話しを
聞く.
「特徴とかさ,ないの‐?
そういうのあったら,この情報通利音様が
相手を特定して教えてあげるわよんッ」
どこにしまってあったのか,メガネを取り出す利音.
そして自ら情報通,と名乗り出る利音.
此方が言うまでもないが,まぁ,利音は
情報通だ.色色な事をもう学校相手,クラス学年関係無し
に知っている.
なんでここまで知ってるの?とか時々思う.
密着しなければわからない事だってなんだって知っている.
あるいみ,凄い,やつ.
「特徴?う‐ん,特徴か‐.
なんか,美形だった.そして長身.
黒縁メガネがついてたし鼻が高かった!
髪は‐...茶色っぽかったかな?短いし...
後はう‐ん...う‐ん...」
私が無能な脳みその記憶を絞り込んでいるのにも
かかわらず利音はのんきに「そいつ,わかったわ.」なんて
一言...
ッてえっ!わかった!?
すごいよ利音,優季,感動しちゃう!
で,誰,誰!
「そいつはぁ...!
ずばり,1年1組,想大翠!
通称そ‐だ水.8月30日生まれ.
優しく穏やかで何事ものんびり.
他通称,かめ.そうだ.」
は?そ‐だ水?はい?
それ,飲み物だよね?
思わずプククっと吹き出す私.
変な愛称つけられてさぞかし
嫌だろうな‐.
え,待って.
私,何か他の事,見落としてる...
そうだ,学年!そしてクラス...
彼,そ‐だ水君は1年1組...
ちょ,それ.私のクラス!
え,て事は一緒?
なんで,なんで私,昨日まで彼の事
知らなかったの?どういうこと?
まるっきり覚えていなかった.
私,よくよく思えば,そうだ.
昨日までの一週間,ずっと風邪で休んでた.
と,いう事は転校生?
え,嘘...,だから知らなかったのかな?
(‐ 次, 続き)
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