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小説というより…/11


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4: ムツキ [×]
2014-07-19 14:58:28

白の都。空気が透き通り青々とし山々に囲まれた自然豊かな国。

この国は力が弱く戦をしても負けてしまう。そんな国を美しいお姫様と国王が統治している。レグルス帝王は熟知しておりその軍事力の弱さを利用し、偽の契約書を国王に書かせ刻印を押してしまう。騙された王は腹を立て帝王を倒そうとするが逆に倒されてしまう。

王の訃報に市民や兵士たちはひどく悲しむ。この事は隣国まで広まる。

亡き父にかわって第一王子が即位する。

まだ幼い王を守備するため宮廷王国軍が設立される。
そこに所属するエドゥアルト・アウシュドルクは帝王を恐れ震えるばかり。
一人では心細いので酒場に貼り紙を仲間をだし集める。




謎の部隊による侵攻。それはSF小説に出てくるような鉄の塊。エドワルドとブレイズ少年は進撃を阻止するため立ち向かう。だが装甲はかたく剣では歯が立たない、このことをアストレアに報告し一度撤退をする。彼女は教会で平和への祈りを捧げていたが、謎の軍隊による攻撃で爆撃に巻き込まれる。


白いドレスを身にまとった絵画のように美しい金髪の女性が言う。
「1人の力では世界は変えられない。あなたが石を投げ入れても、川は変わらずに流れ続けるでしょう」 と。


敵の軍隊に対抗してサイバーシティ側も兵を出陣させ、軍を指揮しつつ敵軍を蹴散らし、敵陣に攻める。レグルスは「撤退していくぞ」と強い自分と一時的な勝利によっていたが、見たことのない兵器に驚く。沢山の砲門が取り付けられたソレは終末兵器のようだ。父王が停戦条約を結ぶため帝都へ歩み寄ろうとするが、敵の暗殺部隊が立ちはだかる。

エドゥアルト率いる王立軍は敵と対峙する。

王子は隣国の王女アリア・クラウディア・ファブリッツイーを婚約者としてむかえるために彼女を援護する。

だが彼らも敵の攻略部隊に足止めを喰らっていた。

帝都Xの軍隊が一人、また一人と散って逝く。王立軍も暗殺部隊や攻略部隊に倒され死者多数。

レグルスはまだ戦場に姿を現すどころか贅沢な暮らしを満喫している。

俺が戦に出たら死ぬ。戦いは好きではない。(死にゆく将軍を観ながら目を伏して涙ぐみ)
部下といえ大切な仲間だ助けに行かないと。だが白の軍と王子がいるから戦いは避けよう…。 投石機や大砲の弾が城に投げ込まれる。轟音はレグルスの耳にも響く。


「騒がしいぞ?」
寝ていた彼はやっと起きあがる。 ベッドから降り外を眺めると石が飛んでくる。

体を小さくし石を避けもう一度外を見ると交戦中の部下の姿がみえた。

王子は斬りかかってきた部下を切り落とすと城塞の方を見上げる。


「あれが皇帝…。」
血のように赤い髪と制服の上から羽織る紫マントの人物をあおぐように見る少年。

手中にある頭蓋骨を見て怒りがこみ上げる。そう奴こそが父上を殺害した相手だ。

「バルザック皇帝レグルス・アルベルト、なぜここに。」

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