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日常の崩壊迄、後一時間。 {nl →/6


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2: 主、 [×]
2013-08-03 23:21:27

どこか聞き覚えがあるけれど、今はそれどころじゃあない。後ろに伏せている匳にぃの肩を数回叩いた。「...どうした?」「あ、鉋ー!!!おまえ、実習生会議サボッただろー!!」煩いあの人はほうっておいて、僕はまだの外を指差す。それと同時に大きい破壊音。悲鳴、僕は、何か悪い夢を見ているのかもしれない、のに、全然今の状況が信じられない。人が人をタベテル?あり得ないじゃないか、良くある映画でもあるまいし、ここは現実だ。保健室の窓から見えたのは、ここまで、だけど、僕の足は僕の心とは比例して、かたかたと小刻みに震えていた。「...なんなんだ、これ。」「...人が、人を食べてる?」隣に何時の間にか来ていた日向先生は、外を見つめて茫然としていた。無理もないと僕は思う。彼は如何にも日向隼人。僕の受け持っているクラスの担任だ。それと同時に響いた放送。ここから僕達の悪夢は広がった。)
( 鉋 碧 / カンナ-ミドリ / 夕津 匳 / ユウツ レン / 日向隼人 / ヒュウガ ハヤト )
>大人の先生達の恋愛。
「..ッ先輩ッ!!大丈夫ですか!?」
その日は何時もより晴れていて、気持ちの悪いくらいの晴天だった。僕は小さく溜め息を吐き出して、近くの本をノ-トに挟む。そしてゆっくりと立ち上がって、結局、この日は宇宙の本を借りた。僕は正直、自分で言ってしまえば悪いかもしれないけど、天才だ。人より優れていて、人より物ができる。ただそれだけ。僕の興味をもう果たせるのは宇宙しかないのかもしれない。手元のパンフレットを紙飛行機に追って、空へ放り投げた。すると、後ろからの2つの足音。...うわ、来たよ。「くーはは!!あずさ、みーっつけた!!!!」ぎゅう、と僕の首辺りに巻きつかれる腕。ね、やっぱり。「..翼、何?」彼は、僕の従兄弟の、急舟翼。くはは、とか言う口癖の男。「..あずさ、なにか、きこえる。」「...だよね、僕も奇遇なんだけど。」そしてその隣に居るのが、春継色彩。ふ、と校舎の外に目を写した。....なに、これ。周りを見渡すと、学園の周りをうろつく、生気の無い、人間。なにこれ、映画なの。違う、これは列挙とした事実なんだ。「...なんだ、これ。」「.....ひとが...」同じように周りを見渡す二人は、僕と同じようだった。そんな二人の手を取って、僕は走り出した。
( 傷皮 梓 / キズカ アズサ/ 急舟 翼 / キュウク ツバサ / 春継 色彩 / ハルツグ シキ )
(次もレス禁です。)

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