俺は空を見上げてたんだ。そうしたら、突如としてイナゴと蛙の雨が降ってきたんだ。もう大喜びで傘をもって外を走り回ったさ。皆も一度くらいやったことがあるだろう?
それから、俺が大喜びで走ってるところに、前進に蛇と縄を巻いた黒服がやってきてこう言うんだ。『センチメンタルクオリティ!』って。つい言い返してしまったさ、『そこはサカナパラッパクオリティだろ!』ってな。皆も俺の言ってること分かるだろ?
そこからは泥仕合さ。縄を引っ張りあい蛇を引っ張りあい、果てはギギガ様の尻尾まで引っ張りあったな。とうぜんギギガ様には怒られたさ。『あなたにはピクルスコーラの刑だ』といわれた時の俺の絶望感は筆舌に尽くしがたい。
ピクルスコーラから逃げるために、俺は山にこもった。Yamagomori in the mountainという奴だ。最近はやりの室内競技だね。
それからというものの、俺はひたすら山ごもりに打ち込んだ。つらいことはあったけれど、ある一つの事実に気づくことができたんだ。
『これ書いてる奴、頭おかしいんじゃねぇのか?』ということに気づいた。気づいてしまった。
つまりはそういうことだ。