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夢小説を作る部屋/1368


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自分のトピックを作る
221: 姫海棠はたて [×]
2013-02-01 22:47:27

そうなんですかー・・・ほんとに大丈夫だったんですか?
スゴいですねー・・・修造もびっくりしちゃいそうだ。←えw
そうですね^^
そんな事ないですよ、私も裏ではあつかましい奴とか言われてますから^^

そりゃ・・・そうですよ何処の親もね(汗
それは良いんじゃないですか?

222: フランドール・スカーレット [×]
2013-02-01 22:51:55

どうだろう、その度に嫌な汗をかいててね…忘れられないの
あれよりは熱くないよ、だって昔「冷たい炎」って言う二つ名をもらったことあるからね。
とりあえずは、情報関係に行きたいから。その勉強出来るところかな。
そう?でも、それでもいいと思うな。

そうなのかな?私のことを1番に考えるんだったらOKしてくれてもいいんだけど。
でもそしたら色々面倒…

ごめん、寝落ちるね。お休み

223: フランドール・スカーレット [×]
2013-02-02 08:35:35

あげておくね。

224: フランドール・スカーレット [×]
2013-02-02 10:34:13

目薬ネタの貼っておくよ。

225: フランドール・スカーレット [×]
2013-02-02 10:36:53


―めぐすりなふたり―



ぽつ
「っぁああああああ」
「・・・・・・前から気になってたんですけど、それ何やってるんですか」
両のまぶたの裏に快い刺激が染み渡って、思わず声が漏れてしまう。記事作成が難航しているときはどうしてもこう、目にクるのだ。鴉天狗だから鳥目なんだろうとか好き勝手言われることはあるがそうではない、むしろ妖怪であるだけに夜目は効く方だ。失礼な憶測で笑いの種にしてお酒を飲むのはやめていただきたい。
とはいえ、目の疲れとかいうやつも、天狗といえど例外ではない。徹夜での作業中、休憩にと外の空気を吸いにいったりすると、たまに視界がボヤけたりもする。いや、重ねて言うが鳥目ではない。
「これは目薬ですよ」
そう言って、片目を開けながら手に持った細長い口のある容器を見せる。持つ場所が伸縮性のある素材でできていて、ここを押したりすることによって容器内の空気を調節して、薬ビンから薬液を吸ったり出したりするわけだ。知り合いの山の河童に頼んだものだが、期待していたよりもよく出来ている。お値段以上とはまさにこれか。
「はあ、めぐすり、ですか」
私が昔書いた記事から顔を上げ、「それ、大丈夫なんですか」と言いたげな顔をしているのが白狼天狗の犬走椛だ。普段私が記事を書くときはたいてい一人での作業になるのだが、最近は必ずこの子がセットで付いてくる。といっても手伝ってもらっている訳ではない。
やりすぎた記事を書かないための見張りというか、良心というかストッパーというか。私の個人的に独断的に自惚れた予想で言わせてもらうと、ぶっちゃけ私に会いに来てくれてるんじゃないかとかそんな感じだ。
ちなみに今じゃ、「文さん」「椛」で呼び合う仲になっている。いや、「文さん」は元から
だったか。普段からしっかりきびきびとした態度でいるにも関わらず、その言動の端々に私を気遣ったり、私への好意が感じられてこれがどうにも可愛らしいのだ。あまりに可愛すぎて「椛ちゃん」と呼び始めたら恥ずかしいのでやめてくださいと即却下され、今に落ち着いている。
「はああ」
それにしてもよく効く目薬だ。ペンを置いた手をだらんと下げて、ついでに体全体の力も抜く。顎をだらしなく上げて、一息。
よし、もう一仕事だ。
「ん」
目を開けると、椛がこっちの様子をずっと伺っているのがわかった。それほどこれが気になるのだろうか。
・・・・・・。
「な、なんですか」
思わずニヤけてしまった。小さな白狼天狗が少し身を引いた。眉間の皺に緊張が伺えるあたり、よからぬことが起こりそうだと感じ取っているらしい。
まあ、間違ってはいない。作業続きで疲れた私の頭はしっかりとおかしな方向へ走り出していた。
「もーみーじー」
特製容器に薬液を吸い込むと、それを片手に怯える子狼に迫る。当然笑顔で、だ。怯えさせてはいけない。
「いや、私いいです、あの、いいですほんとに」
椛は怯えていた。胸の前で両手をばばっと交差させて拒絶の意を示す。
「椛、何も言わなくていいです。ほんと、わかってますから。椛はいつだって私に心配を
かけまいとしていますから。・・・・・・ただ、椛は今、目が疲れています」
「いやっ、別に私」
「いやいや大丈夫! 何も言わなくていいです。わかってますから。言ってたじゃないで
すか『最近すごい目が疲れるわー、山のカラスと文さんを見間違うわー』って」
「いっ、言ってないですよ!! そんな間違え方ありえないですよ!!」
私はかまわず椛に近寄る。
「まあ、そうですね、山の狼には目薬って昔から言うようなもので」
「いやいや言わないですし! だいたいそんな言葉・・・ああっ・・・!」
数秒組み合うが、すぐに押し倒す。
馬乗りにのしかかると、両腕を抑えにかかる。全力で抵抗してこないあたり、椛は私に弱い、らしい。
「観念しましょうか」
左腕全体を使って椛の頭を固定する。ふわふわした感触が素肌にくすぐったくて気持ちいい。
「無理です! 無理無理!!」
「ちょっと目にしみる程度ですから」
そう言って、特製容器を投下地点へと移動させる。
「や、あっ、やです! 目に何か入れるとか信じられません!」
「怖いんですか?」
「怖いですよう!!」
狙いをつけるために顔を近づけているせいで、お互がかなり近い。割とまずい距離だ。椛の少し上がった息を感じる。心臓の大きな鼓動が体越しに伝わってくる。うっすらと上気した頬に、その困った表情にぞくぞくしてしまう。まずい、このままでは何かに目覚めてしまいそうだ。
「・・・・・・怖かったら左手上げてくださーい」
変に高ぶった気持ちを誤魔化すと、「びしっ!」と効果音が付きそうなほどに椛の左腕が天井へ一直線に向けられる。
「はいっ! はい! 怖いです、文さん、私怖いです!」
「なるほどー、椛が怖がっていることがわかりました」
「何のために今手上げさせたんですか!!?」
狙いをつけると、ゆっくりと指に力を加えていく。
「いいから」
「ああ、う」
びくびくする椛に、こっちまでドキドキしてきてしまう。この上「優しくしてください」
とか言われたら私は自制できる自信がない。何を自制するかはまた別の機会に語る必要がありそうだが。
「わかりやすいように数を数えましょうか」
「え、え?」
もはや椛はされるがままだ。
「3つ数えたらいきますよ」
「3つってなんですか!?」
「3つは3つですよ、3つ数えたら目薬をさすって意味ですよ」
「え、ええっと、1ですか!? 0ですか!?」
「・・・・・・?」
一瞬何を聞かれたかわからなくてフリーズしてしまう。
「3、2、1でやるのか、3、2、1,0でやるのかってことですよ!」
・・・・・・ああ。
「そんなのどっちでもいいじゃないですか」
「良くないですよ!? それ決めてもらえないと意味がないですよ!?」
もはや目薬をさされることに疑問も抱いていない。そんなことに気づかないほど余裕のない椛が声を張る。
「じゃあ3、2、1、0でいきますよはい『3』」
「ぁあ・・・ぁ・・・」
椛の体全体がかちこちに固まっている。力いっぱい踏ん張っているのだ。意味はないのに。
「そんなに目閉じてたら難しいですよ、失敗したらもう一回ですからね、『2』」
「・・・・・・っ!」
ふわふわの耳がぴくぴくしている。
文字通り目の前には先の尖った謎の容器。怖くないはずがない。そうでなくとも椛は目薬初体験だ。
「1」

・・・・・・。

「椛って肌綺麗ですよね」
「ちょ、ひっ、一思いにやってくださいよ!!!」
あはははと軽く笑うと、こっちを見る椛の目が真剣に非難の色を示していた。
「いやあだって、本当に綺麗じゃないですか、今度触らせてくださいよ」
「だからって・・・・・・いえその、褒めていただけるのは本当に嬉しいですし、触るのも別に・・・・・・じゃあなくて! 問題はそこじゃないっていうか、ああもう!!」
整理がつかなくて、少し顔を横に逸らしてしまう。
「ほらほら、こっち向いて、次はちゃんとやりますから」
「・・・・・・本当ですか?」
「本当です、約束しますよ。はい『3』」
それを聞いて慌てて椛が上に向き直る。素直すぎて可愛すぎていい子すぎる。
「約束、ですよ」
「はい、約束です、『2』」
怖がりながらも口を一文字に結び、奥歯をぎゅっとかみ締めて耐えている。
「1」

・・・・・・。

「椛って」


226: フランドール・スカーレット [×]
2013-02-02 10:39:00

「もおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」
目をぎゅっと閉じて、泣きそうな声で不満を訴える。
「もう、もう・・・・・・もう!!」
「ごめん椛、ごめんなさい」
「ごめんなさいじゃないですよ!!」
半笑いで謝っても当然許してもらえるわけもない。「約束とはなんだったのか!」といった旨を私に対する憤慨とともにごちゃごちゃと吐き出している。
「ほら次はちゃんと一回でやりますから」
「嘘です! 文さんは嘘しか言いません!」
「本当ですって、今度こそ、一発でやりますから、命を懸けて本当です」
「そんなっ・・・・・・本当ですか?」
一瞬不平を口にしようとして、それを飲み込んだ。命~というフレーズが思ったより効いたようだ。
「大丈夫ですよ、ほら目を開けて」
「聴いてください文さん、先に言っときますよ、私、本当に怖いんですよ」
涙がたまって、瞳が潤っている。正直、もう目薬の必要はないのかもしれないけれど、それはそれ。
「わかっていますよ、それじゃいきます」
「あ、あ、あ」
「三度目の正直」と、「二度あることは三度ある」。どっちが椛の脳裏によぎったかはわからないが、それでも私に従って出来る限り目蓋を上げようとする。
「3」

ぽつ

声にならない悲鳴とはまさにこのことか。
不可解な高音を発しながら、椛は体をよじり続ける。それをこっちも全力で抑え付ける。
「ああああああ、文さん! 文さん! 何かおかしい、ですよ!!」
「どうしたの、どうしたの椛」
椛は、目をこれでもかというほどにぎゅっと瞑りながら、必死の訴えをする。
「さ、3できました! 0でくるはずのものが、3できましたっ!!」
「う、うん、そ、うですね」
こっちはこっちで顔が変形しそうなのを抑え、込み上げる笑いをかみ殺すのにとんでもなく苦戦している。大変なのは椛だけじゃない。いっそ笑ってしまっても、恐らく気づかれないだろうとは思うけど。
「ひどいです、ひどいです」と大声で繰り返す椛に、私は非情にも、もう片方の目の上下に指を添える。首根っこから顔の側面にかけて両肘あたりで挟んで固定する。
「え、え」
「両目にやるものですから、これは。しかも出来る限り同時にやらないと両目とも効果が
なくなるんです」
「本当ですか!? それは本当に本当ですか!?」
「こんなとこで嘘言ってどうするんですか、いきますよ」
人差し指と親指に少しずつ力を加える。
「怖いです! ああ、怖いです文さん! 今度こそはちゃんと」
「ちゃんとやりますってば、はい『3』」

ぽちゃ
「またぁあぁああぁああああぁあぁぁあああああっ!!」
断末魔のような叫び声がひとしきり続いてから、こと切れたように脱力した。四肢を完全に投げ出してぐったりと、そして小さな胸だけが大きく上下している。
「は、はあ」
閉じたまぶたから溢れたのは目薬か涙か、判別のつかない雫が目じりから流れ落ちる。
「よしよし、怖かったですね」
そう言って、できるだけ優しく頭を撫でる。恐怖を与えた元凶は私なわけだが。
「ふ、ふ」
呼吸を整えつつ、椛がゆっくりと、うっすらと目を開ける。留まっていた分の涙がいっせいに流れ落ちて筋をつくる。視点の定まらない瞳は、こっちを視認できているのかもよくわからない。が、少しずつ半開きの目の中に力が宿っていき、その視線が私の目を捉えたのを感じた。吐息がかかる。 喉がごくりと鳴った。
思わず口に手を当てて、顔を逸らしてしまった。ちょっと、この表情は目に毒だと危険を感じたところで、

「うぅ、う」
すんっ

あ、まずい。
「ごめんなさい、椛、ちょっとやりすぎましたね?」
予想していなかっただけに、対処法がわからない。
「うう~」
「ちょっと、椛、泣かないで、ほら」
両腕で抱き起こして、座ったまま赤子をあやすように背中をさする。よーしよしよし。
「ほんとに・・・・・・っ、ほんとに怖かったんですからあ・・・!」
鼻をすする音が言葉に続く。
「怖かったですよね? ごめんなさい、ちょっとやりすぎでしたね?」
「人の、気持ちを、んぐ、もてあそんで~・・・・・・」
甘えたように語尾が伸びる。違う、今はそれを可愛いとか感じてる場合じゃない。
「文さん、酷いです~!」
「うん、ごめんね、ごめんね」
「文さん嘘つきです~!」
「うん、うん」
「文さんなんか嫌いです~!!」
ぐっ
「そ、そうですよね」
「・・・・・・やっぱり違います、それ嘘です~、文さん好きです~」
うっっ
続けざまに急所に入れられて、少しくらっとした。こんなときくらい嫌いと言ったっていいのに、この子は。
・・・・・・まったく、なんでそんなに可愛いすぎるんですかあなたはという問いを心の中で
投げかけたら、答えのかわりに鼻がすんと鳴った。
「よしよし、よし」
返事が思いつかないので、そのままさすり続ける。ちょっとやりすぎだったのは、ちゃんと自覚すべきだ。
「いじわるは、嫌いです」
「うん」
自分がどれだけ幸せ者なのかも、ちゃんと自覚すべきだ。
「よし、よし」
だんだんと落ち着いていく小さな白狼天狗の呼吸を身に感じながら、そうだ、次に目薬をさすときはもっと優しくしようと、少しズレた結論を出したのだった。

おしまい。

227: レミリア・スカーレット [×]
2013-02-02 17:58:32

ごめんなさいpcが狂ってしまってレス返できなかったわ(汗

ほんとに文章力スゴいわね、見習いたいぐらい羨ましいわ。

228: レミリア・スカーレット [×]
2013-02-02 18:01:37

第二話はどんな感じにしようかしら、一応題名は決まってるんだけど・・・

229: パチュリー・ノーレッジ [×]
2013-02-02 18:16:53

大丈夫よ、私もたまにあるものね…

そうかしら?でも、書きたいものを書いた感じね。


230: レミリア・スカーレット [×]
2013-02-02 18:27:42

こうゆう時になるとイラッとくるわよね。←えw

そんな感じなのね、第二話はどんな感じが良いのかしら~・・・

231: パチュリー・ノーレッジ [×]
2013-02-02 18:30:39

そうね、処理落ちと同じくらいイラつくわ…w

まぁ…どうするのかしら?
資料の下りよね。

232: レミリア・スカーレット [×]
2013-02-02 18:34:24

あと、水渓ななみもやっと更新終えた所よ、ふぅ・・・しんどいわね(汗
でも観覧数見てみるといつのまにか6htいってたわ。

とりあえず高校生との対面式ってとこかしら?
そこで登場人物達がふざけあうというね←おいw


233: パチュリー・ノーレッジ [×]
2013-02-02 18:36:31

黒バス目当てが9割だと思うわ。←ェ

そうね、必然的にそうなるわね。

234: レミリア・スカーレット [×]
2013-02-02 18:39:21

そうゆうものなのかしらね、
ギャグ系にするつもりなのにw

あと各学校担当マネージャー発表もかねて、ね。

235: パチュリー・ノーレッジ [×]
2013-02-02 18:40:53

そうよ、きっとそうなのよ。
そうね、きっと見たときに分かるわね…

あぁ、そうね…それもあったわね。

236: レミリア・スカーレット [×]
2013-02-02 18:44:20

でもまだそうとは決まった訳ではないからね(クスッ
良い作品になればいいんだけどね。

そこでもし離れたらロミオとジュリエットやったりしてねw

237: パチュリー・ノーレッジ [×]
2013-02-02 18:46:25

そうね、ホント切実に思うわ……

ロミオw
ギャグねぇ……w

238: レミリア・スカーレット [×]
2013-02-02 18:50:23

私の妄想だからねw大丈夫なのかしらねww

それで鶴姫がほのめに猫耳つけて「今日は一日ずっとこれで活動して^^ね?」と
お願いして、ほのめが恥ずかしながらも猫耳で活動するというのもアリねw

239: パチュリー・ノーレッジ [×]
2013-02-02 18:53:26

大丈夫よ、自信持っていいと思うわ。

よく思いつくわねぇ…
それいいと思うわ。

240: レミリア・スカーレット [×]
2013-02-02 18:55:15

クスッ、そう言ってもらうと勇気をもらえたわ。

そうかしら?普通に妄想したらでてきたんだけど^^
ありがとう。

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