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永音といいま~す★俺でよければ話そうよ~(^^)/~~/8149


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自分のトピックを作る
7754: 朔路 [×]
2014-03-20 20:50:55



綺羅星の空高くいる牛――金牛星、
地の底にはまた大地を担う牛もいるし、
さあ、理性の目を開き二頭の牛の
上下にいる驢馬の一群を見るがよい。




7755: 朔路 [×]
2014-03-20 20:51:29



今日こそわが青春はめぐって来た!
酒をのもうよ、それがこの身の幸だ。
たとえ苦くても、君、とがめるな。
苦いのが道理、それが自分の命だ。




7756: 朔路 [×]
2014-03-20 20:53:34



思いどおりになったなら来はしなかった。
思いどおりになるものなら誰が行くものか?
この荒家に来ず、行かず、住まずだったら、
ああ、それこそどんなによかったろうか!




7757: 朔路 [×]
2014-03-20 20:55:15



来ては行くだけでなんの甲斐があろう?
この玉の緒の切れ目はいったいどこであろう?
罪もなく輪廻の環の中につながれ、
身を燃やして灰となる煙はどこであろう?




7758: 朔路 [×]
2014-03-20 20:56:21



ああ、空しくも齢をかさねたものよ、
いまに大空の利鎌が首を掻くよ。
いたましや、助けてくれ、この命を、
のぞみ一つかなわずに消えてしまうよ!




7759: 朔路 [×]
2014-03-20 20:57:14



よい人と一生安らかにいたとて、
一生この世の栄耀をつくしたとて、
所詮は旅出する身の上だもの、
すべて一場の夢さ、一生に何を見たとて。




7760: 朔路 [×]
2014-03-20 20:57:56



歓楽もやがて思い出と消えようもの、
古き好をつなぐに足るのは生の酒のみだよ。
酒の器にかけた手をしっかりと離すまい、
お前が消えたって盃だけは残るよ!




7761: 朔路 [×]
2014-03-20 20:58:54



ああ、全く、休み場所でもあったらいいに、
この長旅に終点があったらいいに。
千万年をへたときに土の中から
草のように芽をふくのぞみがあったらいいに!




7762: 朔路 [×]
2014-03-20 20:59:57



二つ戸口のこの宿にいることの効果は
心の痛みと命へのあきらめのみだ。
生の息吹きを知らない者が羨ましい。
母から生まれなかった者こそ幸福だ!




7763: 朔路 [×]
2014-03-20 21:00:53



地を固め天のめぐりをはじめたお前は
なんという痛恨を哀れな胸にあたえたのか?
紅玉の唇や蘭麝の黒髪をどれだけ
地の底の小筥に入れたのか?




7764: 朔路 [×]
2014-03-20 21:01:48



神のように宇宙が自由に出来たらよかったろうに、
そうしたらこんな宇宙は砕きすてたろうに。
何でも心のままになる自由な宇宙を
別に新しくつくり出したろうに。




7765: 朔路 [×]
2014-03-20 21:02:55



あることはみんな天の書に記されて、
人の所業を書き入れる筆もくたびれて、
定は太初からすっかりさだまっているのに、
何になるかよ、悲しんだとてつとめたとて!




7766: 朔路 [×]
2014-03-20 21:04:02



まかせぬものは昼と命の短さ、
まかせぬものに心よせるな。
われも君も、人の掌の中の蝋に似て、
思いのままに弄ばれるばかりだ。




7767: 朔路 [×]
2014-03-20 21:04:36



嘆きのほかに何もない宇宙! お前は、
追い立てるのになぜ連れて来たのか?
まだ来ぬ旅人も酌む酒の苦さを知ったら、
誰がこんな宿へなど来るものか!




7768: 朔路 [×]
2014-03-20 21:07:28



おお、七と四の結果にすぎない者が、
七と四の中に始終もだえているのか?
千度ならず言うように酒をのむがいい、
一度行ったら二度と帰らぬ旅路だ。




7769: 朔路 [×]
2014-03-20 21:09:12



土を型に入れてつくられた身なのだ、
あらましの罪けがれは土から来たのだ。
これ以上よくなれとて出来ない相談だ、
自分をこんな風につくった主が悪いのだ。




7770: 朔路 [×]
2014-03-20 21:11:16



天に声してわが耳もとに囁くよう――
ひためぐるこのさだめを誰が知っていよう?
このめぐりが自由になるものなら、
われさきにその目まぐるしさを逃れたろう。




7771: 朔路 [×]
2014-03-20 21:12:21



善悪は人に生まれついた天性、
苦楽は各自あたえられた天命。
しかし天輪を恨むな、理性の目に見れば、
かれもまたわれらとあわれは同じ。




7772: 朔路 [×]
2014-03-20 21:12:56



若き日の絵巻は早も閉じてしまった、
命の春はいつのまにか暮れてしまった。
青春という命の季節は、いつ来て
いつ去るともなしに、過ぎてしまった。




7773: 朔路 [×]
2014-03-20 21:14:01



ああ、掌中の珠も砕けて散ったか。
血まみれの肺腑は落ちた、死魔の足下。
あの世から帰った人はなし、きく由もない――
世の旅人はどこへ行ったか、どうなったか?




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