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物語載せていきます///88


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81: 鳴海 [×]
2012-08-22 18:32:10

※ユウト目線ではありません
~その日の夜中~
真夜中の住宅街を走る少女がいた。
少女は赤と黒がモチーフの本を携えて、何人もの男達に追いかけられていた
-少女の名前はユウカ、親に見捨てられた挙げ句、借金さえ押しつけられ、現在は借金取りから逃げ回る日々
ユ「いつか絶対…報われる日が来る…来る…!」
ユウカは祈る事しか希望が見えず、祈り、逃げている
ちっとも嬉しくは無いが、逃げ回ったおかげでここ付近の裏道は知っている
◆◆◆◆◆◆◆◆
どうやら撒けたらしい…
ふぅとため息をつき、抱えていた本をめくった
しかし、この本は全て白紙のページ、タイトルすら分からない
何故大事なのかと言うと、この本は亡くなってしまった、大好きだった祖母の唯一の形見だからだ
何故かめくると祖母と一緒だった時間が脳裏に蘇るのだ
本を閉じ、空腹を抑えるために食料を探しに行く
しかし真夜中だ、店どころか家すらも明かりが無い
ふらふらと重い足取りで道路を渡る
ユ「いっ…!!」
車道を渡る途中、突然の頭痛がユウカを襲った。
そこに二筋の光が見えた。しかし幻なんかではない
光はこちらへと迫ってくるトラックのヘッドライトのものだ

82: 鳴海 [×]
2012-08-22 18:56:25

トラックはスピードを変える事なく、迫ってくる
運転手は居眠りをしていて気づく素振りも見せない
ユウカは必死に逃げようとした。しかし、頭痛に空腹、疲労によって逃げる力すら無くなっていた
ユウカは悟った…このまま楽になってしまおうかと
その反面で必死に生きようとする自分もいる
自分自身と葛藤している間にも迫るトラック
あと20m程、運転手はやっと気づき、とっさにブレーキを踏む。しかし時既に遅く、ユウカへと突っ込んでいく
ユウカには、もう目を瞑る事ぐらいしか出来なかった
トラックは轟音をたてて止まろうとする。そして、ユウカを通り過ぎ壁へと激突する
しかし、ユウカは痛みを感じなかった
おそるおそる目を開けると、真後ろには何故か真っ二つになったトラックがあるだけ
自分には怪我一つ無い。もう一度前を見ると、そこには居なかったはずの6人の人影があった
?1「輪廻の書、契約確認」
よく分からない単語を聞く中、名前らしき言葉が聞こえる
?1「我、修羅道なり…」
?2「我、天道…」
?3「我、餓鬼道…」
?4「我、畜生道…」
?5「我、人間道…」
?6「我、地獄道…」
修「我ら、輪廻の狭間に潜む六道の守護者なり」
◆◆◆◆◆◆

83: 鳴海 [×]
2012-08-22 19:19:01

ユ「り、輪廻…?六道…」
修「主の携えている本、それこそが輪廻の書です」
やはり聞いたことの無い言葉に少し戸惑う
修「きっと、今まで開かれた時には白紙だったでしょう…しかし、今は違います。開いてみて下さい」
ユウカは言われたままに本をめくる。すると白紙だったページに見たことのない字がびっしりと書かれていた
天「これらは主が輪廻の書との契約によって生まれた絶対的な力です」
ユ「絶対的…」
天「主が望めば、この世界の理すら変えることもできますよ♪」
修「いつも書の中から、主の生活を見守る事しか出来ませんでした…しかし今からは主を護る守護者として…忠誠を誓います」
しかし、ユウカは話の展開についていけず、さらに日々の疲労によって眠っていた
修「今日はごゆっくりして下さい…」

~土曜日夜中~終了

84: 鳴海 [×]
2012-08-22 20:03:06

※上の訂正…土曜日× 金曜日○
※ユウト目線に戻ります
日曜日・朝~
TV『昨日の深夜、トラックが壁に激突し、運転主の……』
ユ「あ、この場所近いな…」
朝食を食べながら、朝のニュースを見て言った
ノ「しかし不自然ですね」
ノアがそう思うのも無理はない…トラックが半分に裂けてるからだ
ハクア「刀でスパーッとみたいな?」
確かにそうとも言えるが、普通の人間には無理だろう、ならば…
ユ「またデストラクター…か?」
それぐらいしか思いつかないからな
ノ「可能性は高いです、しかし現場へ行った訳では無いので断言はできません」
ハ「まあ良いじゃん♪ねぇ、休みだしどっか行こうよ!!」
えぇ~、また~?ダルいな…
ユ「今日は遠慮し「行きましょう、私も楽しみです」
久々に来たぞ、言葉かぶせ…
ハ「よっしゃー!じゃ、支度してくる~」
既に決定事項だったらしい。ノアはニヤニヤしながら俺を見ていた
どうやら勝ち誇っているようだ…クレハだったら迷わず殴ってしまうぐらいイラッとした

85: 鳴海 [×]
2012-08-23 14:04:26

そんなこんなでデパートに着いた俺らだが…
ユ「あ、財布忘れた…」
ノ「マヌ…災難ですね」
ハ「どうするの?」
ユ「仕方ない…ある程度近いし取ってくる。その間、お前等で楽しんでおいてくてくれ」
ノ「もちろんです」
コイツ…俺をいじるのに慣れてきやがった…
ユ「んじゃ…」
軽く手を振り、家へと戻る。でも、そんなに行こうと思ってなかったから急ごうとは思わなかった
たまには景色でも眺めて疲れ、傷ついた心を癒そう
景色を眺めながら歩く俺。…なんて見慣れた風景なんだ…
…ん?…橋の下に…人が…あ、倒れてる。俺は橋の下まで行き、無事を確かめに行った


86: 李良 [×]
2012-08-28 14:09:59

おもしろい♪
続きがはやく読みたいな~

87: まっくろくろすけの親 [×]
2012-08-31 17:49:12

眠いー

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