テレビやゲームが好きで、好んで視聴したり遊んだりしていた。これらがあるとそればかりをしてしまうために、1年の内の多くを過ごしていたロサンゼルスでは「(日本のテレビ番組が放送されないため)音楽ぐらいしかやる事が無く、集中できるために音楽を作るには適した環境」と語っていた。テレビ番組の中では特にお笑い番組が好きで、当時人気を誇っていた「ダウンタウンのごっつええ感じ」などがお気に入りであり、ダウンタウン(特に松本人志)のファンでもあった。また、スーパーファミコンソフト『スターフォックス』にはまっていたために、デビューシングルの『EYES LOVE YOU』のPVではそこから得たアイディアを取り入れている。
晩年期の音楽的嗜好としては、ナイン・インチ・ネイルズ、ミニストリー、マリリン・マンソン、ホワイトゾンビ、ジェーンズ・アディクション、ストーン・テンプル・パイロッツ、ダムド、オブリヴィオン・ダスト、Cocco、少年ナイフ、コーネリアス、COALTAR OF THE DEEPERSなどが挙げられる。また今井寿と藤井麻輝と雑誌で対談した時に意気投合し、当時今井と藤井が組んでいたSCHAFTとコラボレーションをする方向で話が盛り上がった(実現こそしなかったが、zilchのリミックスアルバムにSCHAFTが参加することで希望は叶えられた。)。オルタナティブロック等のジャンルに囚わない幅広い音楽傾向が、ソロ活動の作曲面に寄与していたものと思われる。