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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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362: フィリア [×]
2021-02-14 03:58:18





      >>第一皇子様( >>360 )


( 私もあの鳩の様に自由に飛べたら、きっと何も縛られる事なくあの大空を飛び回っていたことだろう。そんな幻想を抱きつつ向けていた羨望の眼差しはとある一つの言葉が聞こえると共に一瞬困惑の色を宿し胸の内に咲いた違和感に右手で胸部の服を軽く握りしめて。嗚呼、まただ。第七皇子様に" 姫 "と言われた時と同じ、謎の違和感。双眸を閉じぎゅう、と胸の内に咲く違和感を抑え込むかのように今一度胸部の服を握り締めていた手を強め後に離した後に下ろして。そっと再び開いた双眸は落ち着きの色を取り戻し、一拍を置いた末にゆるりと背後へ振り向くと「 ───飛べなくとも、こうして出逢える運命だったのかも知れませんよ? 」視界に映るのは艶やかな黒髪に、御世辞でも健康的だと言えないくらいの色白の肌そして己を捉えて離さないその桃色の双眸───第一皇子様である、ジーク様の姿。甘く鼓膜を揺らす声に柔和な笑みを浮かべその言葉に答えて。まるで絵画から出てきたような姿に浮かぶ文字は綺麗と言う一つの言葉につきる。「 第七皇子様のヴィルケ様、でしょうか?……いいえ、私は使用人と言う立場ですので然程気にしておりません。 」と、非礼を詫びる皇子様へ放念の言葉を一つ。先日の第七皇子様との出来事が思い出されるも非礼と言う非礼が思い当たらず、寧ろ此方が詫びなければいけないと言うもの。眼前に佇む麗人を見上げ「 御逢いできて光栄で御座います、第一皇子様。私は使用人のフィリアと申します。────御気遣い痛み入ります。…ですが、 」先程から気になってしまう、第一皇子様の隈。その隈も彼の美貌を引き立てる一部なのであろうが己には彼の方が顔色がよくないと感じてしまい、失礼ではあるものの其を承知で黒百合が咲く手を伸ばし頬へと触れて。「 第一皇子様もお顔が優れない様に見えます。もっとお身体を大事になさってくださいませ 」一度するりと親指の腹で撫で、甘く囁いて。先日の姫と言われた時から、何時もより誰かに触れていたいと言う気持ちが強くなっている気がする。失礼を百も承知で触れていられるのは、その気持ちが強いからか、はたまた" 姫 "と呼ばれている間は眼前に佇む皇子様に触れられる事が出来る権利が己には有るのだと感じているからなのか。何にせよ、己が触れた人物との間に愛される未来があるのならばどちらでも構わない、そうがむしゃらに何かを求める獣のようにも取れるその姿勢は崩す事なく己を見つめる双眸を見つめ返し、内に秘める獣を隠そうとばかりに微笑んで。 )





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