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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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360: 第一皇子ジーク [×]
2021-02-14 00:33:04


>>フィリア姫(>>358)

(昼食を終え自室の書斎にて公務に励んでいても、今日は一向に筆が進まない。それもこれも全て、八人の皇子全員が揃う本日の午餐でヴィルケが公言した"お姫様"の存在が頭から離れないからで。国の健全な経済を守るための貿易公務も勿論大切だが、そもそも魔女とのゲームに勝てなければこの国は終焉を迎えてしまう。であればゲームにおける最重要の駒である姫の存在を無視する事など到底不可能、特に第一の位から最もこのゲームの勝利に責任を感じている長男であれば尚の事で「 ――未だ姿すら拝まない内から、私は既に虜という訳だ。 」万年筆の動きを止めてガラス張りの窓から晴天を見上げては、人によっては苦しげとも判断するような悩ましい笑みを浮かべて。居ても立っても居られず腰を上げて、これといった目的地もなく歩き始める――否、目的地は他でもないお姫様の現在地。ヴィルケの口ぶりによれば王宮から離れるような性質のお姫様ではないらしいが、その情報もどこまで定かか判らない。藁にも縋る思いで、ヴィルケが最初に彼女に出会ったという庭園を、次に庭園の傍の温室を、裏手に回って厩舎を――どこを探してもヴィルケの言っていたような黒髪に給仕服の女性は見つけられず、僅かばかりの焦りが少しずつ胸に湧き始めた刹那、求めてやまなかった黒色に邂逅し「 姫…? 」ぽつんと落ちた小さな言葉は声に出した自覚が無く、ふと彼女が願うような視線を向ける窓へ自分も倣い「 もしあんな風に空を飛べたら、もっと早く貴女を見つけられたかもしれませんね。 」姫の背後に位置する階段を数段残して登り切らぬところで足を止め、平素の穏やかさの中に遂に姫を見つける事が出来た喜色を隠しきれず今の今まで彼女を求めて彷徨っていた事実を滲ませながら「 初めまして、黒百合の姫君。昨夜は弟がお名前も聞かず、失礼を致しました。 」階段のズレ分の差異がある事で身長差は縮まり、此方から見下ろすような形にならなかったのは僥倖だろう。口許には柔らかな笑みを浮かべたまま、眉尻だけを下げて身内の非礼を詫びた後、コツコツと上等な革靴の跫音を響かせ頂上まで登り切り「 第一皇子、ジークと申します。――少々顔色が優れないようですが? 」恭しく胸に手を添え洗練された一礼を。ゆっくりとした所作で顔を上げ、消えない隈に縁どられた己が言うには些か皮肉と取られても仕方のない台詞を心の底からの善意で心配そうに告げて)


( / ご指名の選択、そして絡みやすい文章の先出しまで有難うございますー!とても助かりました、早速ご指名に預かった第一皇子にてお迎えに上がらせて頂きました!第七皇子とはかなりギャップのある優男テイストなジークとの交流を是非楽しんで頂ければ幸いです、指名変更や展開のご相談はいつでも承りますので何かあれば遠慮なくお声掛け下さいませー! / 返信不要)



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