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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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278: 第三皇子ハインツ [×]
2021-01-21 18:09:31


>>リル=フィシー姫(>>276)

悪い魔女と取引しないんだ?姫は賢いね。
(響きまで涼やかで、それでいて可憐な名を脳内で反芻、兄弟達の誰よりも早くたった一人の姫の名前を知れた事に優越感を抱きながら、彼の姫が泡になった元凶を冗句に乗せ微笑みを幽かに深めて。恐らく自重の半分以上は質量があるであろう姫を抱いて歩行しても一向に疲労は感じず、むしろ徐々に脱力し体重を預けてもらえている事に、偶然拾った警戒心の強い子猫が初めて甘えてくれた時のような高揚感に満たされているうちに医務室は目前に。そこでふと投げられた問いに目線を下げてしまい、視界を染め上げる温度のない美貌が初めて笑みを形作っていたように見えて。一瞬の沈黙の後、その場でゆっくりと減速して立ち止まり「 …そうか。そうだよね。今夜、リル姫は俺が独り占めして良いんだ。 」執着心の獣に歯止めをかけていた兄弟への義理も、今夜だけは忘れて良い。姫の声ひとつで都合よく思考は熱に浮かされ、歩を再開しては医務室の扉を通り過ぎ、ちょうどすれ違いになったメイドへ二、三の言付けを。そのまま赤絨毯の敷かれた階段を登りながら「 ごめん、目的地を変えるね。すぐそこだからもう少し我慢してくれるかな 」拒否をされても引き返す気など毛頭なく。程なくして辿り着いたのは他でもない第三皇子の自室で、部屋の前に控えていた使用人に扉を開けさせ中へ。華美すぎず上品な、けれど確かに高価なもので満たされた部屋の奥、天蓋付きのベッドの縁へ彼女を座らせるように下ろして「 城医に君を診せるのが惜しくなっちゃった。 」対面しながら出会った時のように床へ片膝をつき、その横へ応急処置の道具や飲み物やらを運んできたメイドが必要な道具を揃えては退室して行き。再び静寂に満ちたこの部屋も姫という唯一無二の存在に彩られ、歓喜の滲む面持ちで彼女を見上げて「 足首、いいかな? 」診察の前に断りを入れて)



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