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愛しきプシュケの式日に、ルサンチマンは嘯いた__指名式、BNL/560


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273: ヴォルフラム [×]
2021-01-20 11:23:05




>263 第四皇子

おや失礼――、驚かせてしまいましたか。然し大したことではないのです、人より少しばかり自由が利くというだけのこと。(先の仕草に彼を驚かせる意図が無かったことは言うまでもなかったが、実際その反応には幾らか気を良くしていた。不可解なものを目の当たりにした時、実は案外大人の方が先行して恐れの感情を抱いてしまうものである。然し彼は違う、手品に喜ぶ子供のように興味を向けられる心地良さは同時に彼に対する興味をもまた掻き立て、何事も新鮮な方が良いとばかりに遠慮無く観察の眼差しを送り。何分胡散臭さと縁の濃い為人であることは承知済み、であるだけに特段の疑いも無しに接近を試みる彼の姿勢にこれは面白いと内心くつくつと喉を鳴らす思いで微笑むと、「皇子直々の誘いとあっては、例え烏滸がましいのを承知の上であろうとも頷かぬ訳にはまいりませんな。」水気を含んでしっとりとした肌の艶めかしさにすうと目を細めつつ、品定めするような心持ちを気取られぬよう、あくまで愛想の良い口振りで応え。躊躇いなく距離を詰める彼を拒むでもなく、寧ろ暖かそうなガウンを羽織っているとは言えみすみす夜風に晒すにはあまりに畏れ多いその体を囲うように両翼を畳むと、「姫…これはまた随分と似つかわしくない呼び名を選び取られたものだ、我輩がそう呼ばれてしまってはあまりに勿体無い。貴方の口からそう呼ばれたい女性はこの世に一体どれほど居るのやら――代わりにこう呼んでは頂けませんか、ヴォルフラム、と。」困ったように笑いながら暗に"姫"と呼ばれたことへの困惑を示しながら視線をかちりと彼の瞳へと合わせ、同じ色、ややもすれば何処か似通った輝きすら宿す琥珀色の瞳を瞬き一つせずに見詰めると「もしもそう呼んで頂けるのならば、こんなに光栄なことはありません。」と添えて)




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