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 ​─── 忘れられない1日を。 【 指名制 】/32


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21:   匿名 [×]
2018-04-30 19:19:13




>羽鳥様

( 眠りから目が覚めたような感覚。随分長いこと眠っていたような気がするし、逆に数分の昼寝だったような気もする。裏返った蝉、鬱蒼と茂る雑草、俯いた幼馴染の剥き出しになった手足、自分が着ている分厚いブレザー。全てがすんなりと受け入れられていく。俺の時間だけが、半年前から止まっている。飲酒運転の車に跳ねられて頭を打って、丁度6ヶ月。暑さも寒さも感じない体は膝から下が蜃気楼のように揺れていた。さながらアニメで見る幽霊のようで、可笑しくも悲しくもある体はどうやら他人には見えていないらしい。本当に死んだんだな。なんて何処か他人事のまま、聞こえないのも承知でゆらりゆらりと幼馴染に話しかけた。)
玲衣、相変わらず目付き悪いなぁお前。


( / 絡み文完成したのですが、如何でしょう……?細かい点や場所については自由に描写していただいて構いません! )




22: 小松 玲司 [×]
2018-04-30 20:17:19




>20 早川 時雨様


(午前中は気持ちよく晴れていたのに、それから段々と雲が増えていった空は、そのうち泣き出すだろうと思っていた。ただでさえ、この時期は雨が降りやすい。出歩くなら傘は必携だと分かっていたし、だから、家を出た時にはきちんと持っていたのに……どういうわけか、今、手元にあるのは愛用三年目にして馴染みきり、くたびれかけた高校の通学カバンだけで。どこかに置き忘れてしまったらしい傘を恨めしく思いながらも、雨宿りできる場所はないかと周囲に気を配れば、目についたのは駅舎らしき古びた建物であり。暫し、逡巡したが、その時、丁度光った空と鳴り響いた雷音により、急かされるように決心を固めては、素直に視線の先へ駆け出して。入って良い建物なのかは分からなかったが、本当に駅舎であれば開放されているのが当然だろうし、もし、立ち入り禁止の場であっても、ほんの数刻、軒下を借りるぐらいなら罪にはならないだろうと内心、言い訳じみたことを考えながら足を踏み入れると、果たして、中は思いの外に静かでひと気がなく。やっぱり、入ってはいけない場所だったのか……いや、しかし、他に人がいないのなら、雨宿りには好都合かもと息をつくと、突如、かけられた声に振り向いて。その声の主が高く見積もっても中学生くらいの子供であることを認識すれば、一瞬、生じた緊張もすぐに和らぎ、ただ意外そうに)

あれ? 先客がいるとは思わなかったな…。君も雨宿り?


(/心情過多で冗長したロルをすみません(汗) 主様のロルには何の問題もないですよ…! 情景が伝わってくる美しくて読みやすいロルで素敵です// こちらは逆に初回だから、状況説明を加えた分、長くなった嫌いがあります(汗) この後はもう少し短く収めたいと思います)




23: 羽鳥 玲衣 [×]
2018-04-30 21:06:55



>主様


( けたたましい蝉の声に叩き起こされる日々。只でさえ気温が日に日に上昇しているのに、更に温度が上がったように感じた。堪らず冷凍庫から二本取り出したアイスキャンディの内の一本を咥えて、窓際に腰を下ろしながら手元を見つめる。食べる予定の無い二本目は、子供の頃から一緒にいた幼馴染の分。あれから6ヶ月はあっという間に過ぎていったけど、簡単に受け入れられるはずがなかった。もしかしたら何処かで生きているかもしれない、なんて本当は頭で理解出来ててもそんなことを思ってしまう。それもこれも、きっと毎年この家に集まっているから。年を重ねていくと会える時間があまりなくて、それでも唯一集まる事が出来た親戚の家。此処に来ると会えると思ってしまうし、会いたいと願ってしまう。だから聞こえてしまったのかもしれない、聞こえてはいけない声が。反射的に顔を上げたら、会いたいと願っていた幼馴染が確かに其処にいて。やっとの思いで出した声は震えていた。 )
──な…つき…。


(/絡み文ありがとうございます。全く問題ありません!お返事させて頂きましたが、訂正など気になる点があればご指摘ください。)




24:   早川 時雨 [×]
2018-04-30 21:22:10




>小松様

うん。あまやどり、かな。
( 濡れた様子がないビニール傘を握ったまま意味もわからず鸚鵡返しをして。屋根の外はいよいよ暗くなり、時折轟くような低音が下腹部を揺らす。雷鳴と同時に大きく亀裂が入った椅子から立ち上がると、雨粒の跡が残る彼の制服を見つめ、「高校生?」と尋ねた。高校がどんなものなのかは知らないけれど、高校生という人がいるのは知っている。濃緑のブレザーを着た学生を見たのはもう数十回になるだろうか。糊の効いたシャツに包まれた腕を後ろ手に組みながら、何処か楽しそうに、朗らかに、凡そ天候とは相応しくない、しかし何故かほの暗さを感じる表情で紅い唇が弧を描く。どおん、と雷鳴が響いた。)
雨、しばらくやまないよ。お話しない?


( / いえいえそんな、細やかで丁寧な言い回しが綺麗なロルです!気になる点も御座いませんので、改めまして、絡み開始とさせていただきます。1週間よろしくお願いします。)




25:   佐々川 那月 [×]
2018-04-30 21:36:14




>羽鳥様

( あっという間に溶けだしたアイスキャンディーが誰のものなのか、それを尋ねるほど馬鹿ではない。未だ自分のことを考えている幼馴染に、嬉しさと悲しさと、色々な感情が混ざってわけが分からなくなる。ぎゅっと唇を噛もうとした瞬間、その幼馴染がふるえた声で自分の名前を呼んだ。聞き間違いかと思う程か細い声だった。久しぶりに聞く響きだった。ゆっくりと顔を見つめると、幼馴染​──、玲衣は、しっかりと自分を見つめている。黒目がちな瞳に間抜けな顔をした自分が映り、喉元でせき止められたように声が出ない。見えている。玲衣に、自分が。こんな再会は望んでいなかった。それでも、半年ぶりに呼ばれた名前にじわりと涙が滲んで。)
なんで、お前、見えんだよ……。


( / 気になる点は御座いません、寧ろ心情や状況描写が丁寧で大変読みやすく素敵なロルです……!
それでは絡み開始とさせていただきます。1週間よろしくお願いします。)





26: 小松 玲司 [×]
2018-04-30 22:12:51




>24 早川 時雨様


そっか、なら仲間だね。良かった。
(問いかけに対する相手の返答は曖昧であったが、深く考えず好意的に解釈すると安心したように微笑んで。続いて、相手から視線を逸らし、通学カバンに入れてあったハンカチを取り出せば、顔についた雨粒を拭い。そこで再び相手に話しかけられると、そちらに視線を戻し「おう。緑ヶ丘高校の三年生」と返して。同時に相手の手元に雨宿り中の人間が持つには相応しくないもの―…ビニール傘があることに気付けば、少し疑問に思って一瞬だけ眉を寄せるも、すぐに穴でも開いているのかと自己完結し表情も平常通りに戻して。手も軽く拭いた後にハンカチを仕舞えば、丁度外からはまた雷音が響き、否応なく"これは少し長い雨になるかも"と思わされてしまい。暇になりそうだと考えたタイミングで、相手からこちらにも好都合な申し出を受けると、嬉しそうに笑顔で)
そりゃ、ありがたい誘いだな。"僕"は中学生かい?



(/拙いロルに勿体ないお言葉を有難うございます…! こちらこそ、宜しくお願いします)



27: 羽鳥 玲衣 [×]
2018-04-30 22:40:13



>佐々川様



( 聞き慣れた声と見慣れたはずの姿、会いたいと何度も願っていた幼馴染が目の前に居る。それなのに、嬉しさを感じる一方で心がざわつくのは、膝から下にかけてあるはずのものが無くなってしまっているからか。あるいは何かを感じ取ってか、どちらにせよ今すぐになんて答えが出ない。突然の事に頭が追い付かなくて、咥えていたアイスキャンディはみるみるうちに咥内の熱で溶けていった。そのまま棒のみ残った状態で口元から落ちていくのに気付いてないわけじゃない、ただ自分にとってはあまりにも些細な事だった。亡くなったはずの幼馴染が其処にいて、あの頃のように名前を呼んでくれて、目尻には涙が浮かんでいる。その理由は分からない、なんで此処にいてはいけない幼馴染が──那月が此処に居るのかも分からない。けど、今は何だって良かったんだ。那月にもう一度会う事が出来た、それだけでいい。いつの間にか膜を張っていた涙はきっと嬉しさだけじゃない、それでも今はいいんだ。ゆっくりと立ち上がって頭部へと右手をそっと伸ばしたけど、きっと触れる事は叶わない。そうだとしても、泣いている幼馴染を放っておくなんて私には出来なかったから。 )
分かんないよ…分かんないけど、私は私だし。那月は、那月じゃんか。



(/お褒めのお言葉をありがとうございます!主様のロルも心を奪われるほどしっかりとした描写で、とても勉強になります。
此方こそ、よろしくお願い致します。)




28:   早川 時雨 [×]
2018-05-01 19:46:28




>小松様

中学生?……ふふ、そう見える?
( みどりがおかこうこう、という聞きなれない言葉に曖昧に頷いた後、相手の問いかけにくすりと笑って上記を述べ。生憎、中学校はおろか小学校すら行ったことがないのだが、そう言われて悪い気はしない。ふんふんと上機嫌で椅子に腰掛けると、背もたれから埃が弾け散った。空と同じように鉛色をした埃がふわふわ揺れる。埃の臭いが一層強く鼻腔をくすぐる。まるで使われた気配のない、薄ら白くなった椅子を子供らしく小さな手でパンパンと叩いて穴の空いた革が露わになると、立ったままの相手に座って、と勧めた。座り心地は最低に近いが、立ちっぱなしよりはマシだろう。至る所から綿がはみ出た椅子の、これまた塗装がはげた膝おきに頬杖をついて、相変わらずの笑みを浮かべたまま相手が座るのを待つ。濁ったところの無い澄んだ瞳は、残酷なほど真っ直ぐにただ彼を映していて。)





29:   佐々川 那月 [×]
2018-05-01 19:46:59




>羽鳥様

( からん、と音を立ててアイスキャンディーの棒が落ちる。それっきり音が消えてしまった。ぐるぐると考えを巡らせたってわからない、この出来事は常識も現実も全部無視した滅茶苦茶な出来事なんだから。それでも嬉しいのは、涙が堪えきれないのは、他の誰でもない玲衣に会えたからだろうか。玲衣の右手が頭部へ伸びてするりと通り越していく。熱も感触も無いことに、改めて自分が死んでいることを思い出す。瞬きをすれば零れてしまいそうな涙を拭って、下手くそに笑いながらお返しとばかりに自らの右手を玲衣の頭にのせた。ふわふわとした感触、傷んだ毛先。生きていた頃よりも少し短くなった気がする髪に、氷のように冷たい手を伸ばす。その顔には半年前とまるで変わらない、無理をしているような笑顔が浮かんで。)
……そうだな。久しぶり、玲衣。




30: 羽鳥 玲衣 [×]
2018-05-01 20:57:23



>佐々川様


( 頭部へと伸ばした右手がなにかに触れる事はなくて。音もなく滑り落ちていく右手に、本当に死んでしまったんだと改めて痛感した。あの日から6ヶ月経った今でも、信じたくなくて、信じられなくて。幾度と否定してきていた真実は、あまりにも悲しいもので。込み上げてくる想いを、ゆっくりと下ろしたその手に込めるようにグッと握り締めた。溢れ出しそうな想いも閉じ込めるように、強く、強く。それなのに、不器用に笑った那月が頭部に右手をのせた途端、ただそれだけの事なのに。嬉しくて、それでいて切なくて、目尻から零れ落ちていく涙を乱暴に拭った。那月が笑っているのに、一人だけ泣くわけにはいかないから。その笑顔が本心からのものじゃない事も、本当に泣きたいのは誰なのかも、分かってる。それを口にする事はしない、その代わりに同じぐらい下手くそな笑顔を浮かべた。少ししんみりとしてしまった空気が少しでも変われば、と軽い冗談も交えて。 )
…久しぶり、那月。──ていうか、誰が目付き悪いって?




31: 小松 玲司 [×]
2018-05-02 02:05:17




>28 早川様


お、サンキュ。
(遠い昔に読んだ漫画に出てきた話だったろうか。20代も後半になると、大抵の人は実年齢より少し若く見られた方が嬉しいらしい。しかし、20歳前後の人なら、ただ実際の年齢に近く見られることが一番で、もっと若い人……例えば、自分よりも年下ぐらいの子供なら、ちょっと大人に見られた方が喜びやすいんだとか。真偽のほどは定かではないが、今まで試してみたところ、あながち間違っているとも思えない。本心では"小学生かな?"と思ったが、敢えて"中学生かい?"と尋ねてみたら、相手はやっぱり少し嬉しそうにした。――可愛いじゃん。多分小学生だな、なんて勝手な確信を抱いてしまうが、口には出すまい。古びた椅子を叩く手の大きさも動きも子供っぽく、見ていると微笑ましい気がしてしまうが、着席を勧められれば、素直に礼を述べて。どっかりと腰を下ろした椅子は硬く、座り心地は悪い……でも何だか、そのちぐはぐな感触はユーモラスにも思えるし、雨の日に見ず知らずの相手とそんなスペースを共有しているという事実の奇妙さを引き立ててくれ、不快になるどころかフッと笑ってしまって、そのまま機嫌も良さそうに相手へ視線を移すと)
ねぇ、名前なんて言うの?




32: 小松 玲司 [×]
2018-05-07 18:25:20

>>主様

(/私の認識違いであれば申し訳ありませんが、今日で最初の絡みから1週間です。放置されてしまったものと考えて間違いないでしょうか。返しにくいロルを回してしまったのであれば、済まなく思いますが、他にも素敵なロルで返信なさっている参加者様もいらっしゃるのに、この対応は残念です。今日までお付き合いを有難うございました)



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