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涙は花を伝いし雫となって【非募集】/331


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■: 悲しき鬼 [×]
2017-09-03 18:02:37 




花の咲き乱れる静かな小道

青い瞳の美しい青年 、喪われた記憶の香り

鬼に憑かれ悲しみに沈んだ村の伝説



どうか君だけは、泣かないで──…


【非募集】




1: 悲しき鬼 [×]
2017-09-03 18:07:56


【設定】

優しい妖と一人の少女の物語──…

村の外れ、色とりどりの花咲き乱れる小道を抜けると一軒の屋敷が佇んでいる。
まるで常春のような、幾ら年月を経ても何も変わることのない異様なほどの美しさを放つその場所は妖の住む屋敷と街の大人たちからは恐れられ、昔から子ども達が絶対に遊びに行ってはならないと言われる禁忌の場所だった。

その屋敷に住むのは、深い湖のような碧い瞳に白銀の髪を持つ1人の美しい青年。
何人もの子が好奇心に駆られてその場所を訪れても、彼は優しく子ども達の遊び相手になる。しかしそこでの事が街に知られることも子ども達が覚えていることも無かった。
何故なら、彼が子ども達からそのひと時の記憶を奪っているから。

その美しい青年の正体は『人の悲しみを操る鬼』

その鬼の一族に標的とされた村は悲しみの底に沈み、やがて滅んで行くという噂が古くから残っている。
誰かの悲しみ、涙が鬼の生きる源となる。
本来なら人間の心を操り悲しませ、涙に暮れさせることで生きて行く鬼だが、優しすぎるが故に彼は一族を離れひっそりと身を隠し、1人で生きていた。
夜になれば封じ込めていた鬼が姿を現すが為に、誰も近づく事がないように昼間の記憶をも消す孤独な鬼。

自身の優しさ故に悲しみを得ることのできない鬼は、やがて消え逝く存在。
或いは、彼の意思とは裏腹に悲しみを求めて暴走するかのどちらかだった。

少しずつ彼の身体は蝕まれて行く。

そんな時、身寄りのない1人の孤独な少女が彼の前に姿を現す──

苦しさを癒す為に、たった1人の大切な存在を壊してしまう事を恐れる鬼と、そんな彼を愛する少女。
そんな2人の物語。



2:  [×]
2017-09-03 18:54:24


(/書き込み失礼致します…!
募集板にてお声をかけさせていただいたものです!

こちら側の提供は少女になりますが、性格等などの萌萎はこをざいますでしょうか…??)

3: 悲しき鬼 [×]
2017-09-03 19:39:37


(/ありがとうございます!これからどうぞよろしくお願い致します。

性格に関してはこれといった萎はありませんが、あまり構ってタイプだったり甘えた過ぎる設定と極度の低年齢設定は避けていただけると有り難いです。
こちらの性格などに希望はありますか?)



4:  [×]
2017-09-03 20:06:28


(/こちらとしては、今明るくて人懐っこいけど少しだけ影のある少女を想像しております…!年齢は18〜20前半と考えておりますが、いかがでしょうか…??
んんん、希望は特にございません!主様の思うがままに作って頂けたらな、と思いまする!)

5: 悲しき鬼 [×]
2017-09-03 20:50:08



(/素敵です、プロフィールお待ちしていますね!
こちらのキャラについても承知しました、ありがとうございます。次のレスにプロフィールを貼っておきますね。
変えて欲しいところなどありましたら教えてください!)



6: 悲しき鬼 [×]
2017-09-03 21:19:20




名前:碧 ーあおいー

容姿:透き通るように真っ白な肌に白銀の髪、瞳だけが深い湖のように青く澄んでいる。髪は背中ほどまでの長さの物を涙型の飾りの揺れる簪で緩く留めており、見る者を惹き付ける整った端正な顔立ちをしている。何処となく愁いを帯びた、穏やかな表情をしていることが多い。
いつも深い藍色の着物の上に肩から羽織を掛けており、夜になり鬼化する事で角が生える。鬼化の際には瞳が紅に染まる。線が細く中性的な印象を与えるが、身長は180糎弱ですらりとした痩せ型。

性格:穏やかで人を傷付けることを嫌う、妖らしからぬ性格。表向きは優しく飄々としているものの何処か掴めず初めは相手との間に一定の距離を置いているような接し方をする。
時々ぞっとするほどに冷たい笑みを浮かべることもあり、鬼化する夜は人が変わったような凶暴さを見せる。
大切な物を作ってしまうと、自分で壊してしまう気がして基本的には何事にもあまり関心を持たず愛するという感情もほぼ持ち合わせていない。枯れることなく年中屋敷の周りに咲き乱れる花だけには愛着を持っている様子。少し距離が近くなったり大切にしたいと思うとまた距離を取ろうとする癖があり、その為に屋敷を訪れたものには必ず忘却の術を掛けている。自ら孤独を選びつつも寂しさを抱えている不器用な男。自分の一族に関しては嫌悪感を持っている模様。

備考:悲しみや涙を生の源とする鬼の一族。鬼化には激しい苦痛を伴い、鬼の姿になると凶暴化する。
髪を結う簪の涙型の飾りは、故意に壊す事で持ち主である鬼の存在自体を消すことが出来るのだとか。
生の源が足りず、鬼化が進んできた頃に相手と出会う。



7:  [×]
2017-09-03 22:22:55

名前:すず
年齢:19歳
性格:心優しく、自分の事よりも他人の事を思いやる気持ちが強く、いつもにこにことした笑顔を浮かべており人懐っこい少女。明るくアグレッシブで少しでも気になることがあればすぐに走って言ってしまうような好奇心旺盛な少女。誰か一人でいる人を見れば誰彼構わず声をかけてしまうような子。あまり大きな声を上げて怒るようなことは少ないのだが、家族を馬鹿にされたり誰かが自らを大切にしないような言葉を吐けば普段の彼女からは想像出来ないような声で怒る。案外涙脆いのだが人前で涙を見せることや自分の弱さを見せることが得意ではない不器用さを持ち合わせている。


容姿:普段は赤い組紐でお団子にしているが、降ろすと腰あたりでしっかりと切りそろえられた烏の濡れ羽色の髪は何時でもさらりと指通りが良く、前髪も眉下でぱつんと切りそろえられ大きな目がしっかりと覗くようになっていて。髪色同様瞳の色も黒くぱっちりとした二重が特徴的な瞳。髪色とは対照的に肌の色は普段外に出て仕事をしていたはずが真白で、滑らかな生娘の肌。身長は164センチほどと平均的で、体型は同じ年頃の娘よりも少し細め。赤色の生地に美しい菊が裾あたりに散りばめてあるような刺繍のある着物を着ており、鼻緒の赤い黒下駄がお気に入り。いつも手首に美しく鳴る鈴を赤い紐に通してつけており、これは彼女の母が大切にしていた鈴らしく片時も手放すことなく着けている。

備考:一人称は「私」
18の時に流行病で両親が死に、身寄りがなくなってしまった少女。働くも賃金は安く、自分の食べ物を用意するだけで精一杯。家の金を払う金が無くなってしまいとうとう家すらもなくなってしまい、ふらふらとさ迷っていた時に屋敷を見つける。彼とはそれが初めての出会い。料理などの家事は元々母親を手伝っていたため何も問題は無いのだが、稀に初心者のように魚を真っ黒に焦がしたりという失敗もしてしまう。名前のすず、はその名の通り鈴の転がるような声から名付けられたそう。


(/プロフィール完成いたしました…!
なんだか色々と勝手に作ってしまったのですが、如何でしょうか…??御手数ですがご確認をお願い致します!)

8:  [×]
2017-09-03 22:36:37


(/とても素敵なプロフィールをありがとうございます。すごく世界観に合っていて文句の付け所もありません…!此方のプロフィールにも不備などはないでしょうか?
話の流れとしては迷い込んでしまうところから始めたいのですが、普段なら夕暮れ前に迷い込んだ者たちを村に帰すものの何かしらの不測の事態で夜の間鈴さんを置いておかねばならなくなり、その夜に鬼だとばれるという感じで考えていますがいかがでしょうか?)



9:  [×]
2017-09-03 22:40:49


(/わぁあ、良かったです…!
いえいえ、不備なんてございません!とっても素敵な鬼さんで早く絡みたいなぁとうずうずしております!!

全然大丈夫です!不測の事態…なんでしょう、自然災害とかだと妥当ですかね…??)

10:  [×]
2017-09-03 22:52:13


(/それは良かった、嬉しい限りです!
そうですね、一応鬼の住処には結界が張られていて日が沈んでいる間は人間界と行き来ができないように遮断される、という設定を考えています。
なので自然災害か、後は普段迷い込んだ人間にかける忘却の術がなぜか鈴さんには掛からなかったり、眠り込んでしまって日が沈みきってしまったり、などで日のある時間に人間界に帰せなかった=朝になるまで出られないという感じで!)


11:  [×]
2017-09-03 23:15:20


(/わ、わぁぁぁあ……忘却の術が効かなかった、という説がとても素敵です…!!!私的にとても萌えポイントを抑えられました…!)

12:  [×]
2017-09-03 23:30:14


(/本当ですか!よかったです、ではそれにしましょう!
その先の流れについてはまた追い追いご相談という形にするとして、他に何かご不明点などなければ出会いの初回ロルを回そうかと思うのですが如何でしょうか…!)



13:  [×]
2017-09-03 23:37:29


(/不明な点、ございません!むしろ素敵な設定に溢れかえりすぎててなんだかニコニコしております…!!
それでは、これからよろしくお願い致します〜!!)

14:  [×]
2017-09-03 23:48:17


(/嬉しいです、こちらこそこれからよろしくお願い致します!!)


(柔らかな光が差し込む縁側に一人腰掛け、普段と変わらず書物に目を通していれば不意に、澄んだ鈴の音が聞こえた気がしてふと視線を上げて。耳をすませるようにじっと庭への入り口の方を見つめる彼の横を静かに風が通り過ぎ、その白銀の髪を揺らして簪の飾りがしゃらりと音をたてて。確かに徐々に近づいてくる鈴の音と人間の気配に、人間が此処に迷い込むのも久し振りのことだと思いながら書物をぱたりと閉じてゆっくりと立ち上がり。)



15:  [×]
2017-09-04 00:11:36


…あの、どなたかいませんか?
(色とりどりの鮮やかな花々の囲む小道を抜けた先。そこには決して近寄ってはいけない妖の住む家がある。そんな話を聞いたのはいつ頃の話だっただろうか。リン、と静かな水面に落ちる水滴のように澄んだ鈴の音色を響かせながらようやく小道を抜けると、そこには話の通り一つの屋敷が静かに鎮座していて。もし本当に妖が出てきたらどうしよう。そんな一抹の不安を抱くも、だからと言って村へと引き返しても帰る家も心配する人ももうどこにもないのだから構わないか、とキュッと唇を1度噛み締めたあとに、屋敷へ向けて声をかけて。)

16:  [×]
2017-09-04 00:34:05



…花に誘われて此処までやって来たのかい、?
(肩に羽織を掛け、相手が呼び掛ける声に応えるように庭へと出て行くと驚いた様子もなくそう尋ねながら微笑んで、ゆるりと首を傾げ。想定していたよりも目の前に立つ相手は年長で、尚更迷い込んでしまった子どもたちと比べるとこの年頃の客人は珍しいと考えながら。そよ風が過ぎる度に小気味の良い小さな音を立てる鈴に穏やかな表情で目を細めて)



17:  [×]
2017-09-04 01:02:54


!……貴方、は。
(美しい人。彼への第一印象はただその一言だった。てっきり見るに堪えない恐ろしい妖が出てくるのだとばかり思っていた鈴は、丸い瞳をもっと丸くさせながらぽつりと呟くように言葉を地面に落として。まるで雪のように真っ白で儚げな雰囲気の中に、澄み切った青空のような蒼。思わずその蒼から目を離すことが出来ずに思わず「きれい、」と口から意図せず言葉が紡がれてしまい鈴は咄嗟に両手で口元を抑え。「ごめんなさいっ、男の人に綺麗だなんてッ……」と耳まで夕日に染められたかのように真っ赤にしながら自分の失言を謝罪して。)

18:  [×]
2017-09-04 06:46:13


…君は不思議な子だね。
子どものように純粋な心を持っているみたいだ。
(綺麗、この人間離れした容姿を見てそんな風に言った大人はこれまで居なかった。子供達しか此処での束の間の時間を穏やかに過ごすことはなく、迷い込んだ大人たちは皆恐れ慄いて或いは災いを運ぶと口にしながら逃げ帰るばかり。思わず相手の言葉に青い瞳を丸くするもすぐにそれは柔らかな微笑みへと変わり。恥じらうように頰を染める相手が可愛らしくてくすりと笑いながらも「おいで、こんな所まで歩いて来て疲れただろう。」と声を掛けると誘うように屋敷の中庭に面した縁側まで歩いて行き)



19:  [×]
2017-09-04 09:34:10


純粋な、心。
(大きな瞳をきょとん、と丸くさせながら相手の言葉をぽつりと復唱した後に彼の澄んだ瞳を見つめて。柔らかな微笑みを浮かべる彼は、何処か人間離れした美しさを持っていてその瞳に吸い込まれてしまうのではないかという錯覚に陥るほどで。「え、あ、」と暖かそうに太陽の光が降り注ぐ縁側へとゆったり歩を進める彼に慌ててからからと下駄の音を鳴らしながら着いていき。)

20:  [×]
2017-09-04 13:58:17



花が好きなら此処が一番だ。
(そう言って足を止めると、藤とも桜ともつかない不思議な花を付けた大樹が風にゆったりと揺れていて。まるで桃源郷のような美しい場所、ただ1つ不思議なのは風と木々の揺れる音以外の一切の音がしない点で。優雅な鳥の囀りも聞こえない、心地の良い静寂がその空間を支配しており「気に入ったかい、?」と相手を振り返るとそう微笑んで)



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