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 いとしきのぞみ。 /46


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自分のトピックを作る
21: 牧野慶 [×]
2015-02-12 20:17:55

…………ッ、ひ!?
う…ぁ、え…と……目が覚めたら知らない所で、でも何かしなきゃって思って今に至る感じです…。
(またいつもと同じだ。自分が低い体勢になるのは今に始まった事じゃないし、寧ろ弟が、相手が目の前に居るから余計に身体を強張らせてる。思わずヒュッと息を呑んでガチガチになり口の中がカラカラに乾ききった状態で、恐る恐る相手に視線を合わせながらポツリと話し出し)

あの…宮田さん。つかぬ事をお伺いしたいんですがお時間よろしいですか…?
(相手が食べ終えた食器を盆に載せて一つ息を吐くと今度はちゃんと自分の意志で話したいんだ、という瞳を携えて相手を見て)



(/背後もまきのんの生存率には頭が上がりませんがっ…!いえいえ本当にご無理せず主様のペースで返していただけたら本望です、はい。)

22: 宮田司郎 [×]
2015-02-18 20:54:18

知らない場所にしちゃ随分馴染んでましたけどね。(ほとんど睨むように相手を見つめ返しながら再び湯呑みを傾け中身を流し込み、ちらりと足元を見遣ってからため息をつく。しかし縮こまりつつも今度は此方に聞きたい事があると聞けば、食卓に乱雑な仕草で手の中のお茶を置き、「別に構いませんよ。どうぞ。」と低い声で促し。)


(/ありがとうございます。では暫く牛歩なペースではありますあがお付き合い頂けると幸いです。それでは本体は再び引っ込みますね!)

23: 牧野慶 [×]
2015-02-19 15:12:12

……えっとそれは、まぁ…馴染まないことには何も始まらないと思いまして。
(随分とだなんて余りにも、と思いながら渋々目を伏せて相手の姿ちらちら横目に、反射的に震える身体をどうにか落ち着かせながらその重たい口を開く)

あの…宮田さんは何を覚えていらっしゃいますか?
(目覚めてから自分に会うまでに思い出したこと、記憶、質問は先に自分からしたくそう述べて。相手の覚えている事がもし自分にも当てはまるものだとするなら、ここは夢幻の世界ではなく実在する世界、強いて言えば羽生蛇村と似て異なる世界。自分が最後に抱いていた記憶は相手と対峙して色々な思いを交差させた場所のこと。あの後から記憶が無いとすれば知っているのは相手のみ。答えてくれるとは思ってないが、今一番聞きたいのは目覚めてから自分に出会うまでの思い出と言う名の記憶を探ろうとして)

24: 宮田司郎 [×]
2015-02-26 22:48:39

何を、と言いますと…。
(困惑の表情で眉根を寄せ、もごもごと語尾を濁して上記を口にすると辺りを見回す。誰の物とは明らかでないが、何の変哲もない日本家屋。目覚めた時の勘違いのように羽入蛇村内の一軒と言われても違和感がない。しかし白衣は着ていると言えど手ぶらな現在、往診にやってきた可能性は低く、そうなれば手がかりは一つもない状態だ。「今日は…何をしていたのか。いや、昨日も…。――くそ、何でまたこんなに意識がはっきりしないんだ?」とりあえず思ったままを言ってみようと口を開くと、ぼんやりとした頭が僅かに整理され、現在どころか昨日、さらにはそれ以前の記憶すら靄がかかっている事に気が付く。思わず頭を抱え腹立たしげに顔を歪めれば、苛立ちを露わにした声音で吐き捨てて。)

25: 牧野慶 [×]
2015-02-27 11:17:58

……あっ、その、ええと、すみません。ざっくばらんすぎましたよね。
(尋ねたい事があると質問した最中ハッと我に返る。先ず自分から先に話をしなければ相手はますます怪訝な表情で自分を疑いにかかると直感的に自分からと言ったものの、相手の苦悩にも近い呟きは途端に自分の胸が窮屈になり。ああまたやってしまった、苦しめてしまった、と自負しながらそっと相手の直ぐ傍に寄り、頭を抱える姿そのままをぎゅっと抱きしめて。
「…ごめんなさい、不安させてごめんなさい。私は……――」ふるふると小刻みに首を振るとその後小さく“私が頼りない兄で、ごめんなさい”と相手に聞こえたかどうか定かではないが呟き。そっと相手から離れると食べ終えた食器を片付けに台所へと戻り、新しく茶を沸かすと静かな足取りで戻ってきて自然と湯飲みに茶を注ぐと相手の前に置き)

26: 宮田司郎 [×]
2015-03-02 00:14:50

――…!何を、
(不意に腰を上げた相手を横目で捉え、その動きを追うように顔を上げる間もなく身体を抱かれる。言いかけた言葉に続く“するんですか”は耳元で囁かれた謝罪によって喉の奥に留まったまま、自分を覆う自分以外の体温にただ胸を締め付けられ、それ以上何も言えずに瞼を下ろして。最後に小さく聞こえた再びの“ごめんなさい”に、この人は他人を慰める時でさえ謝るんだな、と頭の片隅で思っているうちに熱源は離れて行き、何となく名残惜しさを感じつつ胡坐をかいた膝に頬杖をつく。胸中を占める形容し難い感情を送り込むかのように畳へ視線を落とし、その中で僅かに記憶への執着が自身の中から薄れていくのを感じて。そして湯呑みが卓上に置かれると丸めた背中を少しだけ伸ばし、「俺はあなたと一緒にいる事にします。牧野さん。」と相手を真っ直ぐ見据えて宣言するが、すぐに目を伏せお茶へと手をかけて。)

27: 牧野慶 [×]
2015-03-03 18:18:58

……えっ、え!?
(このまま自然に離れた方がいい、と相手の口からてっきり出るものだと思っていたので、すっかり思考は一旦停止し相手の言葉を何度も頭の中で繰り返し再生してみる。間違いではないのかと視線を逸らす相手をチラッチラ見ては後に続く言葉が無いと知って、本当なんだと納得せざるを得なく。つまり誰もいない経った二人きり屋根の下で暮らす――と思考が変な方向に向かうが、ある意味願ったり叶ったりな思いを持っていたのは事実で。「あ、ありがとうございます宮田さん!私一生懸命頑張りますから!」と何を頑張るのか自分でもそこは永遠の課題として、急に表情が明るくなると目を細めてふんわりと微笑んで)

28: 宮田司郎 [×]
2015-03-05 04:46:55

お礼を言われるような事はしてません。
(湯呑みの縁を唇に軽く当てつつ上目遣いで相手の様子を伺うと、柔らかなその表情に若干の眩しさを覚え再び目を逸らして。そのままもう一口お茶を啜った後、今まで張りつめていた気が緩んできたせいか、この空間で仕事着を身に纏った状態に少しのおかしさを覚える。まず湯呑みを置いてから、特に断りもなく相手に背を向けて白衣を取り去ってゆき、脱ぎ終わったそれを大雑把な手つきで畳んで半ば放り投げるように傍へと下ろしては、ふう、と軽いため息ついて。)

29: 牧野慶 [×]
2015-03-05 23:48:03

いいんですいいんです!
私がお礼を言いたいだけなんですから。
(そうきっぱり即答されてしまうとやや苦笑めいた表情を浮かべながらも、彼らしいなと思って受け止めておく。突然白衣を脱いで放る姿に視線が釘付けになるが内心で「よし!」と思ったのか、立ち上がり放った白衣が畳まれていようが、さっと腕に掛けて。緩やかな笑みを浮かべると「洗濯しておきますねこれ。それと…宮田さん起きたばかりですから家の周りとか散歩してみてはどうですか?」と半ばお世話係になった気分で言い、相手には散歩を勧めて自分は真っ直ぐ脱衣所の方へと足を伸ばして)

30: 宮田司郎 [×]
2015-03-09 00:55:47

ああ、すみません。いつから着ていたんだか…お願いします。――散歩、か。
(自身よりも窮屈そうな格好をしておきながらも、すっかりこの家に慣れているらしい相手の気遣いに礼を述べると軽く頭を下げる。そして相手の方から家の外へ視線を移しぽつりと繰り返した後、不意に振り返って「牧野さんは、もう外の様子は見に行かれたんですか?」と脱衣所に向かった相手へ大きめの声で呼びかけ。)

31: 牧野慶 [×]
2015-03-10 17:51:32

はい、ピッカピカで真っ白な白衣に仕上げますね!
(ふんぞり返りこれが二人で過ごす本当で当たり前な日常になるのかと思うと自然と足はスキップで。洗剤を投入し洗いを開始する直前に相手の声が聞こえ、一旦手作業止めて出戻りながら「実は私、家の周囲しかまだ見てなくて……家から外には出ていないんです。」と、相手より先に目覚めた割には自己防衛が働いてしまったのかどうか定かではないものの、“家の周囲ではなく『外』に出る”と言った行動そのものに不安や恐怖がこみ上げてきて。「あっ、続きやってきます。特に門限は無いですし……でも、ちゃんと帰ってきてくれますよね宮田さん。」洗濯の続きでもと我に返るが、もしかして外に出たら相手とはこれっきりになってしまうのでは、と不安めいた声で。そもそも自分と暮らすなんて最初から出来っこないんだ、と今にも涙ぐみそうな震えた声を押し殺し振り返り脱衣所に戻って)

32: 宮田司郎 [×]
2015-03-12 23:00:42

…まあ、今のところはそのつもりです。
(心配の色をありありと滲ませた相手の声音に嗜虐心を刺激され、あえて曖昧な返答で終わらせこちらも腰を上げる。頭が重いのは相変わらずだが仕事着を脱いだ体は少し軽く感じられ、先程よりはまともな足取りで家の中を暫く歩いて玄関に辿り着き。その土間にはさも当たり前のように見慣れた自分の靴が並べられており、また苦虫を噛み潰したような表情を作る。自分の意志で俺はここに来たのか、はたまた第三者が靴だけ用意して去って行ったのか定かではないが、どちらもおかしい状況である事には変わりない。しかし理解し難い事だらけの現状、動かなくては何も始まらない、と本来の予定通り怪しい靴を履いて玄関の扉を開けて。“いってきます”などと声をかけようかと思ったものの、外に出る事を勧めた相手に改めて告げる必要もないか、と前へ向き直り、未だ見覚えのない風景の中に一歩踏み出して。)


(/二人の行動が別々になり出してしまいましたが、これからどうしましょうか。牧野さんは家の中でお洗濯、先生は散策の様子を続けて回すのも、飛ばして先生が帰って来たところから始めるのもありだと思いますが、牧野さん本体様はどうでしょう?)

33: 牧野慶 [×]
2015-03-12 23:36:45

(もう少し自分も素直になって真っ向から色々と話を振ればよかった、なんて脱衣所で立ち尽くしながら後ろの方で聞こえた相手の声に「いってらっしゃい!」と元気良く挨拶をしてやれば洗濯を再開して。鼻歌も自分が何を歌っているのか分からないが、何となくこのメロディの記憶を探ってみる――が、やはり誰が歌っていたものか記憶は曖昧のようで。そのまま庭に出て物干し竿前まで歩めば、ハンガーに白衣を掛けてぶら下げて。ぼんやりと空を眺め“このまま静かに暮らせればいいな”とポツリ本音を漏らしながら、相手が帰ってくる頃にはきっとお腹も空いているだろうと思い急ぎ外から台所へと向かう足は、気持ち的に小走りとなって)


(/そうですね、頭に浮かんだのはちょっとSIRENの世界にしてはファンタジィ過ぎるかなと思ったんですが一つの案として失礼します。宮田先生が外に出掛けた=今居る場所とは違う場所に出る(例えば商店街とか森の中とか記憶にあったであろう場所)、同じ時として台所に向かっていた牧野も宮田先生の移動と共に背景やら周囲の景色ががらりと変わって「ここどこ?」な展開に。一時的にまた引き離されるけれど双子は惹かれ合って合流…。その後は…うーん、オチが思い浮かびませんでした…申し訳ない;)

34: 宮田司郎 [×]
2015-03-17 23:27:12

(どうやら自分達のいた一軒家の周りに他の建物はないらしく、人の気配を探していたつもりが、薄暗い景色の中好き放題に茂ったような木々が立ち並ぶ小道へと入ってきてしまう。自分の勘の鈍さに内心呆れつつ道を戻る事も憚られ、折臥ノ森の方も日が差す時間帯だというのにいつも薄暗かったな、などと羽生蛇村を思い出しながら気味の悪いだけで特に変わった点は何もない森の中を歩き。)

――ぐ、ぁ…あ、(そのうち最後にあの辺りに行ったのはいつだったか、というところに思考が及ぶと、脳裏に一瞬何らかの光景が浮かんだかと思えば再び強い頭痛に襲われ、無意識に体を預ける物を求めて手近な木の幹に手をつき、それに抗って。)


(/アイデアありがとうございます!離れ過ぎると無理やり引き戻されるような、どうしても切り離せない二人の関係を表しているようで面白いですね。とりあえず作中に出て来た場所と関連付けて森の方に進めてみました。宮田先生のフラッシュバックのタイミングで牧野さんが強制ワープするようなイメージで回してみたのですが如何でしょうか?)

35: 牧野慶 [×]
2015-03-19 11:20:44

っ、ひ…ぁ、あ。
(何だかんだで血の繋がった弟と一緒に暮らせる(?)と思うだけで胸一杯嬉しさこみ上げ次は何を食べて貰おうかなと兄と言うより家政婦、母のような感覚で調理に励もうと新しく野菜を畑へ採りに行き裏戸を開いた瞬間に、キィンとした耳鳴り不意に意識が何処かへ奪われたように瞼をきつく閉じて脳内をクリアにしようと次に目を見開いた時に表れた周囲の景色。何度も瞬きを繰り返したり、目を擦ってみたりして今の状況を把握しようと試みるが急に不安な表情に一変、この状況は思い出したくないと勝手に脳内転換されガタガタ体を震わせ「宮田さん!?何処に……!」散歩なんて勧めなければ良かったと思いながら景色が森の現状から立ち直る事すら出来ずその場にへたり込んで)


(/強制ワープしてみました。不安なんですの再来です。この後は少しずつ距離を詰める間に記憶も少しずつ形を取り戻していくっていう感じもありかもと思われます。どのタイミングで合流するかはお任せしても良いですか?)

36: 宮田司郎 [×]
2015-03-21 03:19:51

(頭の奥を突き刺すような鋭い耳鳴りと、その間に挟み込まれる瞬きに似たフラッシュバックにひたすら体力を削られる。永遠にも思えるその苦しみはやがて薄れて恐る恐る瞼を開けると、強く目を瞑っていた為に視界には黒や緑色の幾何学模様が浮かんでいたが、暫くするとそれも消えて。)

――何なんだ一体…。(とりあえずばくばくと鳴る胸を押さえ、肩で息をしながら辺りを見回し。先程の現象は外的要因ではないらしい事を確認すれば、もうこれ以上歩き回る余裕が今の自分にはないと判断して元来た道を戻ろうと後ろを振り返る。しかしその先に、確かに森の外に続いている明るさのような物があったかつての小道はなく、暗い景色の中無限に続く頼りない線があるだけで。滅多な事では動じないタイプだと自負しているが、流石に今歩いて来た道が別物に置き換わっているなど俄かには信じられず、声を失い唇を僅かに開いて道を視線でなぞる事しか出来ずにいて。)


(/了解しました!
というか今更で本当に申し訳ないんですが、ED後の記憶持ちでの絡みという前提なのに宮田先生が記憶喪失ですみません。時系列的にED後ではあって、頭の中に記憶は存在するんだけども無意識に思い出す事を拒否していたら面白いな、という思い付きで初回から設定をぶっちぎってしまいました。自分の中では記憶を保有しているつもりであったので、記憶喪失と大差ない事に気付くのが遅れてしまいごめんなさい。
これからも思い付きでで設定や余計な描写を付け足したり、そのせいで矛盾や不都合が起きたりという可能性はあると思うので、分かり難い箇所や取り下げてほしい物があればお気軽に仰って下さい。)

37: 牧野慶 [×]
2015-03-21 10:51:14

宮田さーん?
(このまま蹲っているだけで行動しない自分が無意識に手繰り寄せている記憶からどんどん浮かび上がって“恐怖”しかなく、口に出るのは彼の名前。一人で心細くて、それでも必死にもがこうと思って。それでも何かと抗いたいが為に動こうと体を奮い立たせようとするが記憶の中にあるもう一人の自分が行動を抑制していて“動く”ことに対して躊躇ったままいて)


(/あっ、そんな事でしたら全然色々と捻じ曲げてしまって大丈夫ですb ふとした瞬間に「こうしてみようかな?」ってもっと深くSIRENを知るみたいで楽しいですし、私の方も思いついたら実行してみようかなーと思ったりあるかもなので、矛盾や不都合と考えずに色々と予測不可能な行動もやっていけたらいいなと思ってます! 牧野は初期設定の通りで暫く貫き通します、このまま3日間放置されても何とか生き延びる自信はありますので(笑)

38: 宮田司郎 [×]
2015-03-24 21:19:30

顔が…。
(不意に嫌な汗が背中を伝った感触を覚え、今自分が酷く汗をかいている事に気が付く。薄く霧の出てきた森の中は肌寒い程だが、頭だけが猛烈に熱く汗が止まる気配は見受けられない。仕方無くシャツの袖に留まったボタンを外し腕まくりをした後、一応来た道だと思っている方へ歩き出し。あまり深くまでは入ってきていないはずなのに景色はどんどん暗くなり、永遠に出られないような気さえする。そんな中思い浮かぶのはあの家で待つ兄の事で、彼はまだあそこで洗濯に勤しんでいるのだろうか、きっと自分と食べる夕飯の献立でも考えているはずだ、などと現実逃避をしているうち「兄さん、」と無意識に口をついて出て。その直後に己が何を言ったか悟ると思わず足を止め、あまりの情けなさに信じられない思いで天を仰ぎ。)


(/ご配慮ありがとうございます。本当に至らなくてすみません…。流石丸腰で屍人がうろつく羽生蛇村を闊歩した猛者、頼もしい限りです。先生は相棒ネイルハンマーがいないという逆境の中ですがどうにか頑張ります/笑
それでは再び本体は失礼致します。この度はお心遣いありがとうございました!)

39: 牧野慶 [×]
2015-03-26 10:32:47

……冷静に、冷静に……ならなきゃ。
(見たことのある景色、ずっと続く深い闇。耳鳴りか頭痛の痛さかそれは分からない。しかし色濃く染まる脳裏に浮かんでいるのは“あの時”の映像。人ではない人の形をした異形が村をうろつくあの光景、忘れたくても忘れようの無い“事実”。
「…宮田、さーん?」何度も呼びかけているのはきっとその辺に居るからだと勝手に確信しているから。自分に冷静になれと言い聞かせ、此処はあの場所とは違うんだと自分を錯覚させるように少しずつ体を動かし彼が居るかもしれない気持ちだけで前へ前へと進んで行き)

40: 宮田司郎 [×]
2015-04-04 02:39:17

(数メートル歩く度に鋭い頭痛を伴うフラッシュバックに襲われ、その間隔は歩き続ける程に短くなっていく為に常に眉間に皺を寄せている。浅い呼吸を繰り返し、脂汗をかきながらひたすらあってないような道を進んで。蘇る光景に浮かぶのはおそらく恋人と思われる女性の怯えた顔、そしてその表情とは打って変わって力無く四肢を投げ出しどこかに横たわる彼女。その間に時折挟み込まれる双子の片割れの姿は小学生であったり中学生であったり、とにかく今より幼い見かけで、それらがどんな意味を持つのか、喉元まで出かけている正解を何故か必死に押し込めてひたすらに足を動かす。)

――いま、
(幾重にも続く木立の向こうから人らしい声が聞こえた気がすれば、誰に伝える訳でもないのに口を開き、辺りを見回してどこかの影に誰かが潜んでいないかと確かめ始め。)


(/お返事遅くなってしまい申し訳ありません。蛇足かもしれませんが最後に聞こえた人の声は牧野さんのもののつもりです。)

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