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アニメ・マンガ・ドラマ・小説・特撮ドラマなどの名言&名文を伝える/310


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自分のトピックを作る
261: 土佐人 [×]
2015-04-28 15:40:55

ギルバート・デュランダルという役のオファーをいただいた時、最初、引き受けていいものかどうか考えました。当時、『機動戦士Ζガンダム』の劇場版という仕事もありましたので、同じガンダム作品ということで「いいのかな」という気持ちがあったんです。

(略)

デュランダルはいわゆる国家元首ではあるわけですが、たとえば現代社会においても、国家のトップと話せる人間は限られています。しかし、デュランダルはアスランやシンのような若者たちの言葉にも積極的に耳を傾けます。そういう彼の存在を通じて、もしかしたら監督は、可能性というのでしょうか、今の若い人たちにも、どうせ国のやることだから、自分たちには関係ないと諦めるのではなく、君たちが参加すれば変えられるかもしれない、話せば聞いてくれる人がいるかもしれない、というメッセージを伝えたかったのではないでしょうか?

(略)

ですからデュランダルの最期についても、僕自身はあれで良かったと思います。男が野心を持ってなにかやろうと思い、結果的には頓挫(とんざ)してしまうわけですが、それを潔く受け入れる。デュランダルはそういう男なんだと思います-----というか、僕は彼をそういう男にしたかったかな。死ぬ間際で「まだ俺はやるぞ」「まだ**ない」と吠えるような男ではなく、ああいう散り方は好きですね。
レイがデュランダルを撃ったことについても、これで良かったと僕は演じていました。最初、タリアに「撃ったのは、きみか?」と訊ねますが、そうじゃないと言われて、レイに撃たれたと知ります。そして、それがわかった時に一言「そうか」とだけ言うんです。その「そうか」は、「そういうことか。でもあいつだったらいい」----という意味合いで僕は演じたつもりです。「なんであいつが!」という意味合いでは演じませんでしたね。彼も覚悟のうえであって、それで撃ったのがレイだったら許せる。そういう終わり方にしたかったのかな。意識はしていませんが、あのシーンには自然にそういう感じで演じられました。


アニメ『機動戦士ガンダムSEED Destiny』小説 第五巻 選ばれた未来 あとがき ギルバート・デュランダル役 声優 池田秀一 より

262: 土佐人 [×]
2015-04-29 20:43:34

その様子を呆然と眺めていた白鳥は、ぼんやりと佇んでいた。だがやがて大声で言った。
「しまった。ウサちゃんの遺体をエーアイするの忘れてた」
その瞬間、誰よりもエーアイセンターのセンター長にふさわしいのは白鳥ではないか、と俺はしみじみと感じた。
警察一行が姿を消し、部屋にはショスタコーヴィチの交響曲が流れている。
ティンパニの華やかな打突が、シンフォニーの終幕を高らかに歌い上げる。
俺は窓の外を見ようとして、ここが地下室だったことに気がつき、目をつむる。
脳裏いっぱいに、友野君の笑顔が浮かんで、消えた。

海堂尊『アリアドネの弾丸』37章 ミス・ファイヤー 本文 より

263: 土佐人 [×]
2015-04-30 16:24:27

ふんふ〜ん〜♪

あら、ケータくん?

ねえねえ、ケータくん♪さっきトイレで大の方をしてたでしょう♪ニコッ♪

え!?ええ〜!フミちゃん、なんでそんなこと言うの〜!?

アニメ『妖怪ウォッチ』ケータ フミちゃん より



264: 土佐人 [×]
2015-05-01 06:35:34

そこには一部の人だけが作った写真がありました。それを見た本田宗一郎は言いました。

“なんだ!これは!一部のエリートだけが作ったのか!?エリートだけが作れないなら作らなくていい!掃除のおばちゃんや他の人たちはどうした!”

宗一郎は権威を嫌い一部のエリートだけを嫌いました。職場で働く者たちはみな平等でした。


NHK『先人たちの知恵泉』本田宗一郎編 最強のチームを作るには 回想場面 ナレーション より

265: 土佐人 [×]
2015-05-01 07:40:37

進藤!ごめんな。はちゃめちゃな野球をしてすまなかった。
でも、わかってるよ。お前の方が俺より野球選手として何倍もつええ。
これでお前に勝ったなんて思ってない。

だったらなんでここまで勝ちにきた。結果を出して俺より強いと言いたかったんじゃないのか。

……。渚は俺の変化球練習にいつも付き合ってくれた。カルマや磯貝の反射神経とか、みんなのバントの上達ぶりとかスゴかったろ。
でも結果を出さなきゃそれは伝わらない。
まあ、ようはさ自慢したかったんだ。
むかしの仲間に。いまの俺の仲間のこと。

ふっ。おぼえておけよ杉野。今度は高校だ!

おうよ!(高校まで地球があればな……)

アニメ『暗殺教室』第12話 球技大会の時間 杉野 進藤 より

266: 土佐人 [×]
2015-05-02 17:50:57

「突入角度調整、排熱システム、オールグリーン……自動姿勢制御システムオン、BCSニュートラルへ……」
シンの指はせわしなくキーボードを叩いていた。顔に滲みはじめた汗をぬぐおうとして、彼は無意識に手を挙げ、ヘルメットに阻まれて憮然とした表情になる。“インパルス”の機体は灼熱し、コックピット内の温度もじわじわと上昇しつつあった。だがもともと、単体で大気圏降下を可能とする機体だ。シンの操作により、“インパルス”は安定した突入姿勢に入っていた。
「あの人は……?」
気になっていたのはアスラン・ザラの“ザク”だ。スペック上では“ザク”も、大気圏突入時の高熱に耐えうる装甲をもつはずだ。だがもしあれに乗って地球に降りてみるかと訊かれたら、正直誰もがごめんこうむると答えるだろう。しかもアスランの“ザク”は損傷している。この高温の中、果たして保つだろうか。
シンは熱で干渉を受けている計器を調整し、僚機の位置を懸命に戻る。
-----いた!かなり離れている。下方だ。
アスランの“ザク”はやはり降下姿勢を取り、“インパルス”より下方を降下している。
機体に異常はなさそう----いまのところは。
「アスラン……アスランさんっ!」
シンは必死に呼びかけながら、機体を操って“ザク”に近づこうとする。高温に耐えているが、問題はこのあとだ。“ザク”のバーニアではこの降下スピードを殺せまい。このまま降下していけば海上に着水ということになりそうだが、減速できなければ、水面に叩きつけられた衝撃で、モビルスーツなど粉砕されてしまう。
<----シン……きみか!?>
呼びかけに気づいたらしいアスランの声が、ひどいノイズに混じって届いた。シンは少し安堵する。彼は無事だ。
「待ってください!いまそっちに……」
彼はスカイダイビングの要領で“ザク”に向かって降下する。だがアスランは彼の努力に対して叫び返す。
<よせ!……くら“インパルス”の……でも、二機ぶんの降下エネルギーは……>
シンはまたもその台詞に苛立ちながら、無視して目の前に迫った機体をとらえた。“ザク”を両腕に抱えるようして姿勢を制御し、バーニアを全開しながら、彼は怒鳴った。
「どうしてあなたは、いつもそんなことばっかり言うんですか!?」
ようやくクリアになったモニターの中に、アスランの顔が映る。彼は苦笑しながら聞き返した。
<じゃ、なにを言えばいいんだ?>
シンは少し考えた。
「……『俺を助けろ、コノヤロー』とか」
<…………その方がいいねか?>
馬鹿正直に相手がたずねるので、シンはむっつりと言い返した。
「いいえ!ただのたとえですっ!」
アスラン・ザラはたしかに『伝説のエース』と呼ぶにふさわしい男だった。でもそれがなければ、ただの大馬鹿ヤローだ。

アニメ『機動戦士ガンダムSEED Destiny』小説 第一巻 本文 シン・アスカ アスラン・ザラ より

267:  [×]
ID:d4bd61e89 2015-05-02 22:44:09

お前の踵は使い物になんねぇ
俺を使え!使うんだ!使うといってくれ!

ドラゴンリゾットより

268: 土佐人 [×]
2015-05-03 16:21:13

「以前国を焼いた軍に味方し、懸命に地球を救おうとしてくれた艦(ふね)を撃て、か……」
軍本部からの指示が伝えられたとき、オーブ護衛艦隊の指揮をを執るトダカ一佐が漏らした言葉はそういう言葉だった。昔気質の軍人で、少々癖のある人物だが、人望は厚い。
それを聞いて副官も、同情の視線を窓外の戦艦に投げた。“ミネルバ”は寡兵(かへい)にもかかわらず健闘していた。が、すでにあちこちに被弾し、滑らかな装甲は穿(うが)たれて黒煙を上げている。あれを修理したのはモルゲンレーテだと聞いた。自分たちが直したものを、自分たちが破壊するとは、皮肉だ。
「こういうの、恩知らずって言うんじゃないと思うんだがねぇ、俺は」
トダカは気難しけな顔に、静かな憤慨の表情を浮かべ、嘆かわしいというように首を振る。
「----政治の世界にはない言葉かもしれんが」
彼はまさに皮肉を口にしたあと、兵士に命じた。
「警告開始、砲は“ミネルバ”の艦首前方に向けろ。----絶対に当てるなよ」
「は?----はい」
命令を受けた武器管制が戸惑いの声を上げ、副官は驚いて反論する。
「司令!それでは命令に……」
命令では警告が受け入れられなければ攻撃、と、はっきり言われている。が、トダカは偏屈そうに鼻を鳴らした。
「知るか。俺は政治家じゃないんだ」

アニメ『機動戦士ガンダムSEED Destiny』小説 第一巻 本文 トダカ一佐 副官 より

269: 土佐人 [×]
2015-05-04 04:42:28

忍者戦隊カクレンジャー!ニンジャレッド サスケだ

忍風ハリケンジャー!ハリケンレッド 椎名鷹介だ
サスケ先生 鷹介先生 よろしくお願いします

まず忍術修業の前に忍者とはなにか考えてみろ

そんなのわかってるぜ!忍者たるものおそれるべからず悩むべからず侮るべからずだろ

それも大事だけど!ちょっとちがうな

ちょっとちがう

人に隠れて悪を斬るっ!それが忍者だ

え……

人も知らず世も知らず影となりて悪を斬る それが忍者だ

忍びなれど忍ばない。そんなことでは本物の忍者にはなれないな

(略)

あの赤い忍者なら過去で倒してやったぞ!

いや俺は信じない

そうです。妖怪の言うことなんて!

待て!

ここは俺たちが!!全部俺たちの責任だ

ここは俺たちが……!

いてっ〜!?

じゃじゃ〜ん!!

なんでだ?

やられたんじゃなかったのか

勝手に殺すなよ。身代わりの術を使ったんだよ。さっき教えてくれただろ!

身代わりの術?

まったくできてなかったじゃないか!?

オレ、本番に強いタイプだから!

(略)

超超肉球ボンバーっ!!

ハッ!(爆発)

なんだと〜!?

オレは実戦向きだってわかったろ!

ああ、お前がおとなしく待ってられるやつじゃないのはよくわかった

まったくだ

おのれ〜!

前を見ろ!!

(略)

忍びなれども忍ばないか……

そんな忍者がいてもいいのかもな

お前たちもそうだっただろう

いや、アッハッハ〜

そうでしたっけ?

すまんな。孫たちが一人前になるまでしばし辛抱くれ

当然だ。我々スーパー戦隊はこうやっていままでいくつものスーパー戦隊を見守ってきたのだ

特撮『手裏剣戦隊ニンニンジャー』忍びの七 春のニンジャ祭り! ニンニンジャーの面々 伊賀崎(父) ニンジャレッド・サスケ ハリケンレッド・鷹介 伊賀崎好天 妖怪ネコマタ より

270: 土佐人 [×]
2015-05-04 15:00:47

「“ミネルバ”を堕とせとのご命令は、最後まで私が守ります」
ユウナは唖然と目を見ひらく。ようやくトダカの意志に気づいたようだ。トダカは彼を睨みながら、さらにたたみかけた。
「艦、および将兵を失った責任も、すべて私が」
「え?」
間近で見るユウナの目に。ちらと計算高い色がよぎったのをトダカは見逃さなかった。同時にユウナの方も、こちらの顔に浮かんだ嫌悪に気づいたのだろう。その表情に怯えが混じる。死を覚悟した者を押さえつけるには、権威と建前では不十分だ。
だがトダカは相手を殴りたい気持ちを押し殺し、その体を乱暴にドアの方向へ押しやるにとどめた。
「これでオーブの勇猛も、世界じゅうに轟くことでありましょう!」
「ひいいっ!」
捨ゼリフとともに突き飛ばされたユウナは、踏みとどまることもできずに盛大にしりもちをつく。背後にいた将兵は誰一人として彼を受け止めようとせず、むしろさりげなくよけた。

アニメ『機動戦士ガンダムSEED Destiny』小説 弟三巻 本文 ユウナ・ロマ・セイラン トダカ一佐 より

271: 土佐人 [×]
2015-05-05 14:32:01

女王陛下…あの方たちは

三世(サード)の友人たちよ 失礼のない様にね
今、中では太陽星団3大巨頭会議が行われているのですからね

はあ?

多くの兵や国民がコーラスを信じて死んでいった…
コーラスはこの地でだけで満足している この2千年、他国へは足を踏み入れたこっもない どうしてそっとしておいてくれないんだろうか…

邪心や権力欲以外でも戦争は起こります
国民が自分の国に愛着と誇りを持つのは当り前ですが…
行きすぎた誇りはえてして他国を低く見てしまうことがあるようです。そんな行きすぎた思いが国民全体に行きわたったり… 国民がそのおごりに気づかなくなった時 他国とうまくかみ合わなかったりして 他国への不理解となりわだかまりや偏見が生まれ敵意が芽生える
相手国から見ればそれは不当な圧力と見え、反発が生まれることがあるかもしれません
それとは別に、生きがいや愛情の対象を見つけられなくなった人間は、はけ口を求め行きすぎた考えをもつようになるかもしれません
そういったことのないよう誰かがコントロールするのではなく一つ一つの国家も一つ一つの家族のように 世界という一つの町内の中でうまく生活していけるように生ればよいのですが…

そうはいっても 人間はバカだからな
こーゆーオレたちをどこかで面白がって見てる奴がいるんだぜ

確かに今のジョーカーは末期的だ
自分の歩く道が見えにくくなっている

でも僕らは神のおもむくままに全力をあげて良い方向へもってゆくしかないと思います
愚かな人間たちの行為は 全て時間と歴史の中に記憶され はるかなる未来に何者かの失笑をかうでしょう

漫画『ファイブスター物語』第三巻 第1部第2話 運命の3人の女神パート2・クローソー レディオス・ソープ(天照の帝) ボード・ヴェラード(ミッション・ルース大統領) コーラス三世(サード) リザード・マイスナー 衛士たち より

272: 土佐人 [×]
2015-05-05 19:50:02

星団最高のMHが、もうすぐ生まれるっていうのに!

ラキシス姉様!姉様!姉様! こわい!こわい!私、こわい!

言って ごらんなさい?どうしたの?

みんなが見てる!みんなが話しかけるの!見えるの…

何が…見えるの?… 私に話してごらんなさい…

コーラス陛下が… ……死ぬの…

クローソー…あなた…陛下を…

……好き マスターじゃない!でも好きなの!

ふびんな子…
ごめんなさい クローソー 私には何も言ってあげられない
----運命を受け入れることしか私たちにはできない それを変えることもできない…
すべては歴史の光の中に消えていく炎---- 私たちはその中で走り、歌い踊り、泣く
悔いを残してはだめよ たとえ…それがどうしようもなくても
あなたの思いをぶつけなさい 陛下に…

----でも…でも…エルメラ王妃やウリクルが…

----おまえも私がやったようにできればね リトラーやアイシャその他多くの女たちを飛びこえて あの人の所へ行ったように……
かわいそうなクローソー おまえも一生懸命陛下を思っているのに

いいんです 私…それで…そばにいても何の役にも立たないし…
私…私なりに精一杯表現してみます… 少ない時間の中で…

----そう じゃあジュノーンの所に行きなさい

姉様…で…でも 私MHを…動かせない

あなたがなぜMHを恐れているのか 私にはよく解らないけれど でもね ジュノーンはもっともっとこわがっているわ

----!…どうして?

あの子はまだ生まれたばかりなのに ウリクルを失って重傷を負って… それに体の大部分を改造されて 恐ろしい未知のエンジンをつけられたのよ
それも 自分が好きなコーラス陛下じゃなくて 天照の帝に… わかるでしょう?
ジュノーンはこわがっているの こわい… こわいって… 聞こえるでしょう? ほら

だめだ!わからない!

仕方ないよ… 私とソープ君でもわからないとなると…中止だね

さ、お行きなさい

クローソー!

…こわいの?大丈夫…心配することないのよ
私がいてあげる ずっと…ずっとそばにいてあげる
だから 安心して偉大な王のために エンジンを回してあげて

……鳴りが…止った…

バイパスが開いた!
イレーザーが 始動する!やった!
ジュノーンが 目を覚ます!

コーラスの民よ 長らくまたせてしまったことを 申し訳なく思う!
無益な戦いに 終りをつげよう! アトキへ向え!ハクーダを追い落とせ!
我が王朝は 全軍をもって 迎え撃とう!全MHを 今より送り出す!

コーラスに栄光を!

漫画『ファイブスター物語』第三巻 第1部第2話 運命の3人の女神パート2・クローソー レディオス・ソープ ファティマ・ラキシス コーラス三世(サード) ファティマ・クローソー より

273: 土佐人 [×]
2015-05-06 06:32:14

私の負けです!

死に場所を探してここにやって来た。生きろというのか。

(略)

なにをなさいます!?我らの心の拠り所を!

こんな柱など拠り所にしてはいけません。この米沢の地こそが我らのあたらしい拠り所なのです。

(略)

奪ってよい命などひとつもございません。
徳川の人間の命。上杉の人間の命。
どこの人間の命も 等しく 尊いものです。

NHK木曜時代劇『かぶき者慶次』前田慶次 北川次衛門 越後屋主人 より

274: 土佐人 [×]
2015-05-06 14:32:50

ファティマでも悲しいの?妹がこうなって?

まあ!男供がむらがりそうなきれいな子ね あなたって
ところで あなたに子供が生めて?

時が来れば生みます

…… それは…また意外な言葉よ
あなた… もしかしてまだ女になっていないの?抱いてもらっていないの?

私…まだ子供ですから

そうかしら?
コーラスが言っていたけど… あなた 女王だって

夫が死んだのに ずい分 楽しそうといいたい顔ね
そうゆ 私、今とてもうれしいの
見て…

わ…赤ちゃん…

コーラスよ ね? あの人 ここにいるの
私の所にもどってきたの…… ほら 動いてる

おかしいでしょう
騎士になって
ファティマと恋をして 王様になっていても

結局また私のおなかの中に帰ってきて…
「だしてください」ってたのんでいるのよ

何てことかしら…
それで出してあけて
一生懸命育てても
またいたずらするのよ
女の子泣かせたり
わるいこと、いっぱいして…

おかしいね
それで「王様だ」っていばるのよ
女のおなかの中では
なーんにも
できないくせにね

あの人…死んでない
ここにいるもの…
悲しくないわ…

コーラスは生きているの…

お妃様…

いい?ラキシス
男ってみんなこんなもの…
天照にふられちゃだめよ…あの人きっとすごい女泣かせよ
男なんてふり回してるくらいが一番いいの
だから安心して追っかけさせてやりなさい
逃げて逃げて そうね
数千万年くらいね

はい

という訳よ クローソー
安心してお眠りなさい
その間 私たち女も ファティマも 元気でやっているわ

そのうち私のコーラスを取りにいらっしゃいね
安心してね その時私は もういないでしょうから…

国を守ってくれてありがとう…
王にかわって感謝するわ

おやすみなさいクローソー…

漫画『ファイブスター物語』第三巻 第1部第2話 運命の3人の女神パート2・クローソー ファティマ・ラキシス エルメラ・コーラス より

275: 土佐人 [×]
2015-05-06 19:31:37

…………うーーーーん… 天照の言ってることってその通りなんだよね

ち、ちょっとラベル こっち来なサイ!

あんたねえ!!
自分が何言ってんのか わかってんの? ア〜マテラスの言うことにうなずいてドーすんのョ!

ごめんよ でも手段がどうあれ結果はこの通りだ
過去の行為にこだわるよりも 今と未来を考えなくてはいけないのは、どちらも同じってことさ
ただ、いまだに反乱分子をを武力で圧倒するのはまちがいだね
皆がA.K.Dに忠誠を誓えるわけないもの
彼は退位すべきなんだ 今までの行為は許されものではない…
そんな人間に この世界を治める権利はないよ だからぼくはパルチザンに 身を置いている
彼を倒す時までね

……う〜〜〜〜 あんたって口うまいのョ…

やっぱり血はかくせんな

何か来る!速い! あすこ…

エア・ヘッドだ!ディジナ 皆に!ゴーズだ!

ゴーズじゃないっ!あのマーク!!ミラージュ!ミラージュナイト!!

F・E・M・C!(ファ-・イースト・ミラージュ・コーア)ミラージュだって!?

ほ…本物かよ?あ…あれが…
す、す すげえ 何て迫力だ

さすがA・K・Dのおひざ元…
ち、ちきしょう す、すごいぜ やっぱり

本当にいたのね…ミラージュって

No.33…アラート・エックス?

ミラージュ… 何十年ぶりだ… 姿を現したのは----
はい… 我々は最も強力な敵の存在を忘れてしまっていました

位置が…バレたのか? 今のは…

いいえ!単にあいさつでしょう…ぼくたちを殺す気ならば…我々は生きていませんよ…
あんな距離から見つけるなんて… 血の十字架をしょった騎士たち… 彼らがぼくの父母を----殺した!

漫画『ファイブスター物語』第三巻 第1部第2話 運命の3人の女神パート2・クローソー ラベル・ジューダー(コーラス6世) ディジナ・マイスナー フィルモア卿 レジスタンス達 より

276: 土佐人 [×]
2015-05-07 15:02:42

ジーン少尉のザクの左手が、デニム中尉のザクの肩に触れた。ザクの装甲が伝える振動を利用した通話て『お肌の触れ合い』会話という。ノーマルスーツ(そう、モビルスーツの概念が出来上がったことにより、人が着る宇宙服をこう呼びならわすようになった)のヘルメット同士でもやることだ。
「デニム中尉、蜘蛛の巣です」
デニムは一瞬怒鳴るのを忘れて、ジーンのザクの示す方向を見た。なるほど、見事な蜘蛛の巣が左上の隅にあった。ジオンのコロニーは昆虫に対して厳格で、蜘蛛などは昆虫博物館でしかみる事はできない。
「ザクを降りて触ってみたいものであります」
「戦争に勝ったら、まっ先にここに来ようぜ」

アニメ『機動戦士ガンダム』小説 第一巻 PART1 サイド7 本文 デニム中尉 ジーン少尉 より

277: 土佐人 [×]
2015-05-07 16:07:03

ムサイに帰還したシャアは、ブリッジに上がった。ドレン中尉が愛想笑いをうかべて言った。
「恐るべきモビルスーツです。よくも連邦の連中は…」
シャアは手でそれを制して、フロント・ウインドー越しに、木馬が去ったと思われる光景を見つめた。
ルナツーが、地球の光亡から外れて、半月状に輝いていた。
基本的な作戦が間違っているとは思えなかったが、情報収集の仕方のすべてが完璧だったとはいいかねた。まして、シャアにとって、サイド7のコロニーで、妹のアルティシアと再会したのは、想像外の事件だった。
ややもすると私情にとらわれそうな自分に、シャアは強いて作戦上のミスを反芻してみて、一人、呟くのだった。
「認めたくないものだな。若さ故の過ちというものを……」

アニメ『機動戦士ガンダム』第一巻 PART2 サイド7脱出 本文 シャア・アズナブル ドレン中尉 より

278: 土佐人 [×]
2015-05-08 08:21:30

格言7 母は強し

この作品は、唯一気を遣った。私は女性の気持ち、どうにも理解できないからだ。しかもテーマは妊娠という繊細な問題。現役の現在進行形の妊婦がいるのは心強かったが、この妊婦が一般的な感覚の持ち主かどうか断言できなかった。

(略)

原稿が仕上がっていなかったからではない。Gさんの出産日とほとんど一致していたからだ。しかもその回は複数のお産場面を描く回で、幸せな出産ばかりではなかった。

(略)

この物語は大変な幸運に恵まれている。私は産婦人科は専門ではないので、細部に不安を抱いていたが、偶然、かつての同僚な助産師Mさんと街で再会した。これ幸いとゲラを渡し、専門領域を手直してもらった。いくつか参考になるアドバイスを受けた。何てご都合主義な展開だ、と思われるが事実なので仕方がない。

(略)

ちなみに私は女性のファッションについてもからきしダメなので、この点については担当Nさんに大変お世話になった。

海堂尊『ジェネラル・ルージュの伝説』B 自作解説 7「ジーン・ワルツ」の項 より 本文 抜粋 より

279: りりめろ@悪魔ちゃん [×]
2015-05-08 14:08:47

見た目は子供頭脳は大人その名も名探偵コナン

280: 土佐人 [×]
2015-05-08 15:12:28

だが、展望デッキを出たところで、二人の前にトールが立ちはだかった。
「……何やろうとしてんだ、おまえ!」
トールの顔は硬かった。キラは苦しげに顔をそむける。
「黙って行かせてくれ。トール……僕は嫌なんだ。こんなの」
トールはしばらく黙ってキラを見つめた。やがて、にっと笑う。
「----まっ、女の子人質に取って逃げるなんて本来悪役のやることだかんな」
キラが驚いて見ると、こつんとその頭をごつく。
「手伝ってやるよ」

(略)

「これ着て。その上からで……」
----いいです、と言いかけて、キラの目はラクスのロングスカートにとまる。このスカートの上からでは難しいような気がする。
ラクスはキラの視線に気づき、にっこりする。肩のストラップを外し、するりとスカートの部分から足を引き出した。それでもドレスの身頃の部分が、ミニスカートのくらいの長さで残っているのだが、思わずキラは赤くなって目をそらした。
スカートをつめこんで、ぽっくりふくれた船外作業服の腹部を見たトールは、つい、
「……いきなり何ヵ月?」
とつぶやいた。だが自分以外の二人が、どこか似通ったぼやんとした顔で首をかしげるのに気づいて、忘れろ、と手を振った。


アニメ『機動戦士ガンダムSEED』小説 第一巻 キラ・ヤマト ラクス・クライン トール・ケーニヒ より

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